第2世代 AMD Ryzen 7 3700Uを搭載した15.6インチ・コンバーチブルPC『HP ENVY x360 15-ds0000 パフォーマンスモデル』の性能や動作温度、バッテリー駆動時間などを検証しました!
■目次(ページ内リンク)
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【ベンチマークについて】
◆HP ENVY x360 15-ds0000(AMD Ryzen 7 3700U搭載)の特徴&スペック
◆ベンチマークの設定・使用するソフトついて
【プロセッサー】
◆「AMD Ryzen 5 3500U」プロセッサーの仕様・性能について
◆CINEBENCH R15 ベンチマーク
◆PCMARK10 ベンチマーク
【メモリ】
◆DDR4 メモリの仕様・容量について
【ストレージ】
◆ストレージの仕様について
◆SSDの実際に使える容量・リカバリーメディアの作成について
◆256GB SSD (PCIe NVMe M.2) のベンチマーク
【グラフィックス】
◆「AMD Radeon Vega 8 グラフィックス」の仕様について
【3D MARK ベンチマーク】
◆Fire Strike (DirectX 11 ベンチマーク:フルHD)
【ゲームベンチマーク】
◆ファイナルファンタジーXV(FF15)
◆PSO2 キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4
◆ドラゴンクエストX
【バッテリー駆動時間】
◆バッテリー駆動時間のテスト(YouTubeのフルHD動画を1時間再生)
【動作中の温度・消費電力】
◆Webサイト閲覧、動画の視聴、ベンチマーク中の温度・消費電力について
◆冷却ファンの制御アプリ「HP Command Center」/ファンの動作音について
【ベンチマークテストまとめ】
◆インテルよりもグラフィックス性能の高さが魅力の「AMD Ryzen 7 3700U」
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【ベンチマークについて】
◆HP ENVY x360 15-ds0000(AMD Ryzen 7 3700U搭載)の特徴&スペック
◆ベンチマークの設定・使用するソフトついて
【プロセッサー】
◆「AMD Ryzen 5 3500U」プロセッサーの仕様・性能について
◆CINEBENCH R15 ベンチマーク
◆PCMARK10 ベンチマーク
【メモリ】
◆DDR4 メモリの仕様・容量について
【ストレージ】
◆ストレージの仕様について
◆SSDの実際に使える容量・リカバリーメディアの作成について
◆256GB SSD (PCIe NVMe M.2) のベンチマーク
【グラフィックス】
◆「AMD Radeon Vega 8 グラフィックス」の仕様について
【3D MARK ベンチマーク】
◆Fire Strike (DirectX 11 ベンチマーク:フルHD)
【ゲームベンチマーク】
◆ファイナルファンタジーXV(FF15)
◆PSO2 キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4
◆ドラゴンクエストX
【バッテリー駆動時間】
◆バッテリー駆動時間のテスト(YouTubeのフルHD動画を1時間再生)
【動作中の温度・消費電力】
◆Webサイト閲覧、動画の視聴、ベンチマーク中の温度・消費電力について
◆冷却ファンの制御アプリ「HP Command Center」/ファンの動作音について
【ベンチマークテストまとめ】
◆インテルよりもグラフィックス性能の高さが魅力の「AMD Ryzen 7 3700U」
HP ENVY x360 15-ds0000(AMD Ryzen 7 3700U搭載)の特徴&スペック
ENVYシリーズの15.6インチモデル「HP ENVY x360 15-ds0000」は、コストパフォーマンスが高くとても人気がある製品です。精悍な印象のカラー&スタイリッシュなデザインで、ボディには質感が高いアルミニウムが採用されています。
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13.3インチワイドのディスプレイの画面解像度はフルHD(1920x1080)で、視野角が広いIPSパネルを採用。表面処理は「光沢」です。キャリブレーションツール「Spyder5 Elite」で測定したsRGBカバー率は66%(※スクリーンショット)でした。正確な色味が必要な用途には不向きですがそれなりにキレイに見えます。
ディスプレイが360度回転可能な2in1コンバーチブルPCなので、シーンに合わせて5つのモード(ノートブック、テント、メディア、タブレット、フラットなど)に変形可能です。(※上の画像はタブレットモード)
ディスプレイはタッチやペン入力に対応しています。製品パッケージにはペンは同梱されていませんが、オプションでN-Trig系の「Spectre アクティブペン」が用意されています。
ディスプレイはタッチやペン入力に対応しています。製品パッケージにはペンは同梱されていませんが、オプションでN-Trig系の「Spectre アクティブペン」が用意されています。
右側面にWebカメラを物理的にON/OFFできる「プライバシースイッチ」を備えています。カメラに見られている感じが気になる方にとってはうれしい機能です。
今回のテストでは、第2世代の最新モバイルプロセッサー「AMD Ryzen 7 3700U」を搭載したパフォーマンスモデルの性能をチェックします。
HP ENVY x360 15-ds0000 パフォーマンスモデル のスペック | |
OS | Windows 10 Home (64bit) |
プロセッサー | AMD Ryzen 7 3700U (2.30GHz-4.00GHz、2MB L2キャッシュ、4コア8スレッド) |
チップセット | Ryzen SOC |
メモリ | 16GB (8GB×2) DDR4-2400MHz (最大16GB) |
ストレージ | 512GB SSD(PCIe NVMe M.2) |
グラフィック | AMD Radeon RX Vega 10 グラフィックス (プロセッサーに内蔵) |
電源 | 65W ACアダプター |
ベンチマークの設定・使用するソフトついて
この記事のベンチマークテスト(3DMARK、CINEBENCH R15、ゲームベンチなど)は下記の設定で行います。
【Windows10のバージョン】
・バージョン 1903
・OS ビルド 18362.175
【Windows10の電源プラン】
・電源モード(接続):高パフォーマンス
【AMD グラフィックスドライバーのバージョン】
・18.41.20.01-190111a-338265C-HP(※スクリーンショット)
※OSやドライバのバージョンや電源プランの設定が異なる場合は、当サイトと同じような結果が出ない可能性があります。
※ベンチマーク中の温度や消費電力などの計測は下記のツールを使用しています。
【Windows10のバージョン】
・バージョン 1903
・OS ビルド 18362.175
【Windows10の電源プラン】
・電源モード(接続):高パフォーマンス
【AMD グラフィックスドライバーのバージョン】
・18.41.20.01-190111a-338265C-HP(※スクリーンショット)
※OSやドライバのバージョンや電源プランの設定が異なる場合は、当サイトと同じような結果が出ない可能性があります。
※ベンチマーク中の温度や消費電力などの計測は下記のツールを使用しています。
ベンチマークで使用するソフト | |
CrystalDiskInfo | HDD/SSDの基本情報を確認できるソフト |
CrystalDiskMark | ストレージの速度を測定するベンチマークソフト |
CPU-Z | CPUの詳細な情報を表示するソフト |
GPU-Z | グラフィックカードの詳細情報を表示するソフト |
HWMonitor | PCパーツの温度を測定するソフト |
HWiNFO64 | PCパーツの温度を測定するソフト ※HWMonitorよりも詳細な情報を表示 |
Fraps | ゲーム中のフレームレートを表示できるソフト |
ワットチェッカー REX-BTWATTCH1 | 消費電力の測定で使用 |
※デスクトップPCの消費電力はディスプレイを含みません。 ※ノートPCの消費電力はディスプレイを含む数値になります。 ※ノートPCや液晶一体型PCなどのディスプレイの輝度は100%に設定。 |
「AMD Ryzen 7 3700U」プロセッサーの仕様について
HP ENVY x360 15-ds0000は2モデル展開で、スタンダードモデルは「AMD Ryzen 5 3500U」、パフォーマンスモデルは「AMD Ryzen 7 3700U」を搭載しています。
・AMD Ryzen 5 3500U ※スタンダードモデル
(2.10GHz-3.70GHz, 2MB L2キャッシュ、4コア8スレッド)
・AMD Ryzen 7 3700U ※パフォーマンスモデル
(2.30GHz-4.00GHz, 2MB L2キャッシュ、4コア8スレッド)
(2.10GHz-3.70GHz, 2MB L2キャッシュ、4コア8スレッド)
・AMD Ryzen 7 3700U ※パフォーマンスモデル
(2.30GHz-4.00GHz, 2MB L2キャッシュ、4コア8スレッド)
プロセッサーの仕様(CPU-Z)
CPU-Zで表示される「AMD Ryzen 7 3700U」モバイルプロセッサーの詳細。コアやスレッド数はRyzen 5 3500Uと同じ4コア8スレッドですが、最大ブーストクロックは少し高めの4.0Hzに設定されています。
プロセッサーのスペック比較 | ||||
Ryzen 3 3300U | Ryzen 5 3500U | Ryzen 7 3700U | ||
CPUコア数 | 4 | 4 | 4 | |
スレッド数 | 4 | 8 | 8 | |
GPUコア数 | 6 | 8 | 10 | |
ベースクロック | 2.1GHz | 2.1GHz | 2.3GHz | |
最大ブースト クロック | 3.5GHz | 3.7GHz | 4.0GHz | |
L2キャッシュ | 2 MB | 2 MB | 2 MB | |
L3キャッシュ | 4 MB | 4 MB | 4 MB | |
TDP | 15 W | 15 W | 15 W | |
最大温度 | 105°C | 105°C | 105°C |
CINEBENCH R15 ベンチマーク
グラフィックカードとCPUの性能テストを行い、コンピュータのパフォーマンスを評価します。
◆MAXON CINEBENCH ダウンロード
![]() | ||
■OpenGL カーチェイスによる複雑な3Dシーンを使って、グラフィックカードのOpenGLモードでの性能を調べます。 ■CPU 3Dレンダリングを行いプロセッサパワーのすべてを使う性能テスト。 ■CPU(Single Core) 1コアのみで行うプロセッサ性能テスト。 | ||
CINEBENCH R15 プロセッサー性能比較 ※()内はCore i5-8265Uとの比較 | |||
プロセッサー | CPU (マルチコア) | CPU (シングルコア) | CPUパッケージ の最大消費電力 |
HP Spectre x360 15-df0000 Core i7-8750H (最大4.1GHz, 6コア12スレッド) | 1143b (207%) | 175 cb (108%) | 約67.5W (225%) |
HP ENVY x360 15-ds0000 NEW! AMD Ryzen 7 3700U (最大4.0GHz, 4コア8スレッド) | 682 cb (124%) | 147 cb (90%) | 約13.3 W (44%) |
HP Spectre x360 13-ap0000 Core i7-8565U (最大4.6GHz, 4コア8スレッド) | 637 cb (115%) | 181 cb (111%) | 約29.9 W (100%) |
HP ENVY x360 13-ar0000 AMD Ryzen 5 3500U (最大3.7GHz, 4コア8スレッド) | 620 cb (112%) | 142 cb (87%) | 約13.3 W (44%) |
HP Spectre x360 13-ap0000 Core i5-8265U (最大3.9GHz, 4コア8スレッド) | 550 cb (100%) | 162 cb (100%) | 約29.9 W (100%) |
Core i7-8565Uよりもマルチコア性能が高い「AMD Ryzen 7 3700U」
第2世代「AMD Ryzen 7 3700U」モバイルプロセッサーは、マルチコアテストでインテル製プロセッサーを上回るスコアを記録。
Core i5-8265Uと比較した場合は約24%、Core i7-8565Uと比較した場合は約7%高性能です。体感で違いがわかるほど大きな性能差ではありませんが、マルチコアを利用するアプリ(画像処理や動画編集など)を使用したときは、インテルよりも「Ryzen」の方が少しアドバンテージがあります。
シングルコアテストではややスコアが伸びずCore i7-8565Uの約81%くらいのスコアでしたが、Webサイト閲覧やオフィスソフトなどは十分快適に使える性能です。
インテルプロセッサーと「AMD Ryzen」の消費電力の違いについて
インテルプロセッサーのCore i7-8750H(6コア12スレッド)は性能重視のプロセッサーなので消費電力が高いのは当然ですが、モバイル向けのCore i5-8265UやCore i7-8565UなどもAMD Ryzenよりも高い消費電力(約2.2倍)を記録しています。
このような違いは、インテルプロセッサーが一時的に消費電力を高くして(30Wまで上げて)
性能を向上させることができる「ターボブースト機能」を搭載していることが影響していると考えられます。
ベンチマーク中の動作温度(Tctl / Tdie) 【室温 28℃】 | |||
パーツ名 | 最大温度 | 平均温度 | CPUパッケージの 最大消費電力 |
AMD Ryzen 7 3700U プロセッサー ※マルチコアテスト時 | 75.5 ℃ | 68.3 ℃ | 13.3 W |
AMD Ryzen 7 3700U プロセッサー ※シングルコアテスト時 | 78.4 ℃ | 71.6 ℃ | 7.7 W |
AMD Radeon RX Vega 10 グラフィックス ※OpenGLテスト時 | 58.0 ℃ | 53.9 ℃ | 8.6 W |
※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境などで変動する場合があります。 |
今回テストでは「AMD Ryzen 7 3700U」の動作温度は70℃台中盤~後半で収まっていました。シングルコアテスト時の方が温度が高めなのはテスト時間が長め(4分40秒)であることが影響していると思われます。(※マルチコアテストは1分5秒程度)
PCMARK10 ベンチマーク
「PCMark 10」はパソコンの総合的な性能を評価するベンチマークです。テスト内容はWebサイトの閲覧、ドキュメントの作成、表計算ソフト、写真や動画編集など。
![]() | PCMARK10 | |
スコア:3795 | ||
Essentials:7187 Productivity:5765 Digital Content Creation:3582 |
PC MARK 10 性能比較 ※()内はRyzen 5 3500Uとの比較 | |||
プロセッサー | スコア | ||
Intel Core i5-8565U (最大4.6GHz, 4コア8スレッド) | 4005(114%) | ||
AMD Ryzen 7 3700U NEW! (最大4.0GHz, 4コア8スレッド) | 3795(108%) | ||
Intel Core i5-8265U (最大3.9GHz, 4コア8スレッド) | 3761(107%) | ||
AMD Ryzen 5 3500U (最大3.7GHz, 4コア8スレッド) | 3486(100%) |
「PCMark 10」のテストでは、AMD Ryzen よりもインテル製プロセッサーの方が良いスコアを記録しています。
AMD Ryzen 7 3700Uはグラフィックス性能が高いので、Digital Content Creation(デジタルコンテンツの作成)ではCore i5-8565Uよりも約17%くらい良いスコアを出しているのですが、Essentials(PCの基本性能を測定)では約87%、Productivity(文書作成アプリ使用時の性能測定)などのテストでは約82%くらいのスコアになっています。
ベンチマーク中の動作温度(Tctl / Tdie) 【室温 28℃】 | |||
パーツ名 | 最大温度 | 平均温度 | CPUパッケージの 最大消費電力 |
AMD Ryzen 7 3700U プロセッサー | 82.4 ℃ | 64.3 ℃ | 12.9 W |
AMD Radeon RX Vega 10 グラフィックス | 63.0 ℃ | 54.7 ℃ | |
※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。 |
テスト時間が長い(約28分)なので最大温度は80℃を少し超えていますが、温度の105℃までにはかなり余裕があるので特に問題はありません。
メモリの仕様・容量について
・8GB (4GB×2) DDR4-2400MHz
※スタンダードモデル
・16GB (8GB×2) DDR4-2400MHz
※スタンダードモデル、パフォーマンスモデル
メモリ搭載量はスタンダードモデルが8GB(※オプションで16GBを選択可)、パフォーマンスモデルは16GBです。※スタンダードモデル
・16GB (8GB×2) DDR4-2400MHz
※スタンダードモデル、パフォーマンスモデル
パフォーマンスモデルの場合は8GBx2の構成(合計16GB)なので、メモリのデータ転送速度が向上する「デュアルチャネル」で動作します。
メモリスロットを2つ備えていますが製品の仕様(◆スペックPDF)では「製品のメモリは増設・交換できません」と記載されています。
■メモリ搭載量について 8GBのメモリで、インターネットや動画の視聴、オフィスソフトなどは十分快適です。ちょっとした画像処理や写真編集なども可能ですが、大容量のデータを取り扱う場合や大量にメモリを使う処理を行う場合は16GBのメモリを搭載したモデルの方が快適に作業することができます。 ◆どれくらいパソコンにメモリを搭載すればよいのか? | ||||
ストレージの仕様について
・512GB SSD(PCIe NVMe M.2)
※スタンダードモデル、パフォーマンスモデル
SSDは「PCIe NVMe」という規格を採用した高性能タイプです。容量はスタンダードモデル、パフォーマンスモデル共通で、いずれのモデルにも512GBのSSDが搭載されています。※スタンダードモデル、パフォーマンスモデル
パフォーマンスモデルに搭載されているSSDのメーカーは「SAMSUNG」で、型番は「MZVLB512HAJQ-000H1」、ファームウェアは「EXA73H1Q」です。
※ストレージのメーカーは販売時期やモデルによって異なる場合があります。13.3インチモデルの場合は、2019年7月の時点でスタンダードモデルとパフォーマンスモデルに異なるメーカーのSSDが搭載されていました。
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SSDの実際に使える容量・リカバリーメディアの作成について
512GBのSSDの実際に使用できる容量は476GB(そのうち30.5GBを使用)です。使用済み容量は使用状況(OSのアップデートの状況など)によって異なります。
■リカバリーメディアの作成について
以前のモデルには「15GBくらいのリカバリー領域(※参考画像)」がありましたが、2018年の11月以降に発売されたモデルはそのような領域は廃止され、下記のように仕様が変更されています。
・「HP リカバリーマネージャ」を廃止し、OSの機能を使用して回復やバックアップを行う
「USB回復ドライブ」の作成方法は下記の記事をご覧ください。※機種は異なりますが手順は同じです。
◆USBメモリで「Windows 10の回復ドライブ」を作成する
以前のモデルには「15GBくらいのリカバリー領域(※参考画像)」がありましたが、2018年の11月以降に発売されたモデルはそのような領域は廃止され、下記のように仕様が変更されています。
・「HP リカバリーマネージャ」を廃止し、OSの機能を使用して回復やバックアップを行う
「USB回復ドライブ」の作成方法は下記の記事をご覧ください。※機種は異なりますが手順は同じです。
◆USBメモリで「Windows 10の回復ドライブ」を作成する
256GB SSD (PCIe NVMe M.2) のベンチマーク
「CrystalDiskMark」というベンチマークソフトで、ストレージの性能をチェックします。
![]() | ベンチマークでは、Seq Q32T1の連続読み込みで約3374MB/s、連続書き込みで約1964MB/sを記録。起動時間が速く、操作時のレスポンスも良好です。 | |
■CrystalDiskMark 6.0.0 x64 ベンチマーク(https://crystalmark.info/) * MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s] * KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes Sequential Read (Q= 32,T= 1) : 3374.611 MB/s Sequential Write (Q= 32,T= 1) : 1964.121 MB/s Random Read 4KiB (Q= 8,T= 8) : 764.420 MB/s [ 186626.0 IOPS] Random Write 4KiB (Q= 8,T= 8) : 327.868 MB/s [ 80045.9 IOPS] Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) : 230.639 MB/s [ 56308.3 IOPS] Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) : 328.940 MB/s [ 80307.6 IOPS] Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) : 36.468 MB/s [ 8903.3 IOPS] Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) : 96.057 MB/s [ 23451.4 IOPS] ■ベンチマークをした時のSSDの温度(室温26℃) 42℃(ベンチマーク前)→最大温度 約92℃(平均72℃) ■起動時間(電源スイッチを押してからデスクトップ画面が表示されるまで) 10~11秒で起動 ※高速スタートアップ有効(初期設定) ※PCの環境(OSやBIOSのバージョン)や設定の違いにより起動時間が長くなる場合があります。 | ||||
AMD Radeon RX Vega 10 グラフィックスの仕様について
![]() | ![]() | |
・AMD Radeon Vega 8 グラフィックス
※スタンダードモデル(AMD Ryzen 5 3500U)
・AMD Radeon Vega 10 グラフィックス
※パフォーマンスモデル(AMD Ryzen 7 3700U)
プロセッサー内蔵グラフィックスはモデルによって異なります。パフォーマンスモデルのAMD Ryzen 7 3700Uには「AMD Radeon RX Vega 10 グラフィックス」が搭載されています。※スタンダードモデル(AMD Ryzen 5 3500U)
・AMD Radeon Vega 10 グラフィックス
※パフォーマンスモデル(AMD Ryzen 7 3700U)
グラフィックス のスペック比較 | ||||
グラフィックス | Radeon RX Vega 10 | Radeon Vega 8 | ||
GPUコア | Picasso | Picasso | ||
シェーダ数 | 640 | 512 | ||
テクスチャユニット(TMUs) | 40 | 32 | ||
ROPユニット(ROPs) | 16 | 16 | ||
ベースクロック(MHz) | 200 MHz | 200 MHz | ||
ブーストクロック(MHz) | 1400 MHz | 1200 MHz | ||
メモリクロック | 1200 MHz | 1200 MHz | ||
メモリ容量 | メインメモリと共有 | メインメモリと共有 | ||
メモリバス幅 | 128bit | 128bit | ||
メモリ帯域幅(GB/s) | 38.4GB/s | 38.4GB/s | ||
DirectX | 12 (12_1) | 12 (12_1) |
「Radeon RX Vega 10」はRadeon Vega 8よりもシェーダ数やテクスチャユニットなどが25%多く、ブーストクロックは約16%高くなっています。
ベンチマーク(3D MARK:Fire Strike)
「Fire Strike」はDirectX 11レベルのグラフィックス機能を用いたゲーミングPC向けの負荷が高いテストで、解像度はフルHD(1920x1080)になります。
※総合スコアは各スコアの平均になります。
※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
※Physics Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。
※Combined Score ・・・CPUとGPUを利用したテスト。
◆3DMark-v1-3-708 ダウンロード
※総合スコアは各スコアの平均になります。
※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
※Physics Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。
※Combined Score ・・・CPUとGPUを利用したテスト。
◆3DMark-v1-3-708 ダウンロード
![]() | Fire Strike | |
スコア:2433 | ||
Graphics Score :2675 Physics Score :9235 Combined Score :875 |
「AMD Radeon RX Vega 10 グラフィックス」は、インテル UHD 620 グラフィックスよりも高性能でGraphics Scoreは約2.2倍も高いスコアを記録。ただし、フレームレートは10~13FPS 程度で「画面はぎこちない動き」に見えます。美麗なグラフィックスの3Dゲームを快適にプレイするには厳しい性能です。
■Fire Strikeテスト時のフレームレート(AMD Radeon RX Vega 10)
グラフィックステスト1・・・12.92 FPS
グラフィックステスト2・・・10.58 FPS
◆インテル UHD 620 グラフィックス(Core i5-8265U)のベンチマーク
【スコア:1101】Graphics Score :1208、テスト1:5.73 FPS、テスト2:5.27 FPS
【スコア:1101】Graphics Score :1208、テスト1:5.73 FPS、テスト2:5.27 FPS
ベンチマーク中の動作温度(Tctl / Tdie) 【室温 28℃】 | |||
パーツ名 | 最大温度 | 平均温度 | CPUパッケージの 最大消費電力 |
AMD Ryzen 7 3700U プロセッサー | 78.5 ℃ | 63.9 ℃ | 9.9 W |
AMD Radeon RX Vega 10 グラフィックス | 63.0 ℃ | 58.2 ℃ | |
※計測値はあくまでも目安としてご覧ください。 |
プロセッサーの最大温度は78.5 ℃。グラフィックスは少し低めで最大温度でも60 ℃台前半~中盤くらいで動作していました。
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION (ファイナルファンタジー15)ベンチマークで、今回テストするPCがどの程度快適にプレイできるのかをチェック。テスト中のフレームレートはFrapsで計測しています。
◆ファイナルファンタジーXVベンチマーク:ダウンロード
◆ファイナルファンタジーXVベンチマーク:ダウンロード
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:軽量品質 フルスクリーンモード | |
スコア:1892 | ||
評価:動作困難 |
「AMD Radeon Vega 8 グラフィックス」は「インテル UHD グラフィックス 620」の約2.2倍のスコアを記録しましたが、FF15は非常に重いベンチマークなので平均フレームレートは20FPSを切りました。画面の動きには「ぎこちなさ」が感じられます。
■FF15ベンチマーク時のフレームレート(AMD Radeon RX Vega 10)
最高フレームレート:23 FPS
平均フレームレート:17 FPS
最低フレームレート: 13 FPS
※フレームレートは「Fraps」で計測。
◆インテル UHD 620 グラフィックス(Core i5-8265U)のベンチマーク
【スコア:834】評価:動作困難、最高:11FPS、平均:8FPS、最低:4FPS
【スコア:834】評価:動作困難、最高:11FPS、平均:8FPS、最低:4FPS
ベンチマーク中の動作温度(Tctl / Tdie) 【室温 28℃】 | |||
パーツ名 | 最大温度 | 平均温度 | CPUパッケージの 最大消費電力 |
AMD Ryzen 7 3700U プロセッサー | 77.6 ℃ | 66.1 ℃ | 10.6 W |
AMD Radeon RX Vega 10 グラフィックス | 66.0 ℃ | 62.1 ℃ | |
※計測値はあくまでも目安としてご覧ください。 |
プロセッサーの動作温度は最高で70℃台後半に収まっていました。
PSO2 ベンチマーク(キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4)
『ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4』には、お使いのPCでどれくらいPSO2が快適にプレイできるかを点数で評価してくれるベンチマーク機能が付いています。
◆ベンチマーク ダウンロード
◆ベンチマーク ダウンロード
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:簡易描画設定3 フルスクリーン表示 | |
スコア:7369 | ||
評価:快適 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:簡易描画設定6 フルスクリーン表示 | |
スコア:1828 | ||
評価:重い |
PSO2は「Fire Strike」や「FF15」などと比較すると負荷が軽めですが、「ドラクエX」よりはやや重いベンチマークです。簡易画質設定【6】(最高画質)でもある程度動きますが、簡易画質設定【3】にして負荷を軽くすると、平均フレームレートが78まで向上し快適に動作するようになりました。簡易画質設定【3】のスコアはインテル UHD 620 グラフィックスと比較すると約2.37倍になります。
■ベンチマーク時のフレームレート(AMD Radeon RX Vega 10)
簡易画質設定【3】スコア:7369、最高:104FPS、平均:78FPS、最低:45FPS
簡易画質設定【6】スコア:1828、最高:51FPS、平均:39FPS、最低:27FPS
※フレームレートは「Fraps」で計測。
ベンチマーク中の動作温度(Tctl / Tdie) 【室温 28℃】 | |||
パーツ名 | 最大温度 | 平均温度 | CPUパッケージの 最大消費電力 |
AMD Ryzen 7 3700U プロセッサー | 73.4 ℃ | 61.4 ℃ | 10.4 W |
AMD Radeon RX Vega 10 グラフィックス | 62.0 ℃ | 57.6 ℃ | |
※計測値はあくまでも目安としてご覧ください。 |
プロセッサーの最大温度はで73.4 ℃でした。FF15よりも3~4℃くらい低めの温度になります。
ドラゴンクエストX ベンチマーク
※このベンチマークのフレームレートは240FPSが最高値になります。中盤以降のキャラクターがたくさん出てくるシーンでフレームレートが大きく下がりますが、画質設定を軽くしても最低フレームレートはあまり向上しません。
◆ベンチマーク ダウンロード
◆ベンチマーク ダウンロード
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:最高品質 フルスクリーン表示 | |
スコア:7424 | ||
評価:とても快適 |
ドラゴンクエストXは軽めの部類のゲームベンチマークです。AMD Radeon RX Vega 10 グラフィックスでも最高設定で「とても快適」という評価が出ています。インテル UHD 620 グラフィックスと比較した場合は約1.46倍のスコアになります。多数のキャラクターが出てくる場面では動作が重くなりますが、ほとんどのシーンでは滑らかに動作していました。
■ドラクエXベンチマーク時のフレームレート(AMD Radeon RX Vega 10)
最高フレームレート:125 FPS
平均フレームレート: 68 FPS
最低フレームレート: 29 FPS
※フレームレートは「Fraps」で計測。
◆インテル UHD 620 グラフィックス(Core i5-8265U)のベンチマーク
【スコア:5080】評価:快適、最高:95FPS、平均:51FPS、最低:25FPS
【スコア:5080】評価:快適、最高:95FPS、平均:51FPS、最低:25FPS
ベンチマーク中の動作温度(Tctl / Tdie) 【室温 28℃】 | |||
パーツ名 | 最大温度 | 平均温度 | CPUパッケージの 最大消費電力 |
AMD Ryzen 7 3700U プロセッサー | 72.5 ℃ | 62.2 ℃ | 9.4 W |
AMD Radeon RX Vega 10 グラフィックス | 61.0 ℃ | 58.2 ℃ | |
※計測値はあくまでも目安としてご覧ください。 |
プロセッサーの最大温度はで72.5 ℃でした。PSO2テスト時に近い温度です。
バッテリー駆動時間(YouTubeのフルHD動画を1時間再生)
「バッテリー駆動時間」のテストはディスプレイの明るさ(輝度)を30に設定し、フルHDのYoutube動画を1時間視聴したときのバッテリーの減り具合をチェックします。
【YouTubeのフルHD動画を1時間再生したときのバッテリー残量】88%
※1時間で約12%消費するので、バッテリー残量が0になるまで8時間20分くらい視聴できる計算になります。
※1時間で約12%消費するので、バッテリー残量が0になるまで8時間20分くらい視聴できる計算になります。
バッテリーの駆動時間は下記の条件で行っています。
・YouTubeのフルHD動画を1時間再生
・動画はフルスクリーンで表示
・ディスプレイの明るさ(輝度)を30%に設定
・インターネット接続はWi-Fi経由
・WebブラウザはMicrosoft Edge (マイクロソフト エッジ) を使用
・バッテリー節約機能ON
・キーボードのバックライトをOFF
・音量は10に設定
■バッテリーの持ちを良くするには下記のような設定が有効です
・ディスプレイの輝度を下げる
・電源プランを「省電力(バッテリーを節約)」に設定する
・キーボードのバックライトを「OFF」にする
・ディスプレイの輝度を下げる
・電源プランを「省電力(バッテリーを節約)」に設定する
・キーボードのバックライトを「OFF」にする
動作中の温度や消費電力について
この項目ではインターネットや動画視聴時、ベンチマーク時の動作温度や消費電力などをまとめています。
インターネット閲覧中の消費電力・温度(室温28℃) | |
プロセッサーの温度 | 44~62℃ |
グラフィックスの温度 | 42~48℃ |
消費電力 | 10~42 W前後 |
インターネット時は負荷が低いのでプロセッサーやグラフィックスの動作温度は低めになります。冷却ファンの音は静かです。
※消費電力や温度はMicrosoft Edgeで日本HP公式サイトを閲覧した時の数値。 ※閲覧するWebサイトによっては計測した数値と異なる場合があります。 ※このテストではディスプレイの輝度を100%に設定。 ※グラフィックス電源プランは「バランスモード」に設定。 ※ACアダプタを接続してテスト | ||||
YouTubeの動画を約30分視聴したときの消費電力・温度(室温28℃) | |
プロセッサーの温度 | 最大58℃ 【平均46℃】 |
グラフィックスの温度 | 最大45℃ 【平均43℃】 |
消費電力 | 12~34 W前後 |
YouTube動画視聴時はベンチマーク時よりも低めの温度で動作します。PC内部の温度が少し高くなると冷却ファンの音が多少聞こえる場合がありますが、冷却ファンの音は大体において静か(音声にかき消される程度)でした。
※消費電力や温度は、Microsoft Edge でYouTubeの動画を視聴した時の数値です。 ※音量は10に設定。 ※YouTubeのフルHD動画を30分再生 ※動画はフルスクリーンで表示 ※このテストではディスプレイの輝度を100%に設定。 ※グラフィックス電源プランは「バランスモード」に設定。 ※ACアダプタを接続してテスト | ||||
ベンチマーク時のPCパーツの最高温度(室温28℃) | |||
AMD Ryzen 5 3500U プロセッサー | 最大温度 | 82.4℃ (平均温度 64.3℃) ※PCMARK10 | |
アイドル時 | 約 42℃ 前後 | ||
AMD Radeon Vega 8 グラフィックス | 最大温度 | 66.0℃ (平均温度 62.1℃) ※FF15 | |
アイドル時 | 約 42℃ 前後 | ||
ベンチマーク中の消費電力(ACアダプタ接続時、モニターを含む) | |||
電源OFF時 | 0.16 W 前後 | ||
スリープ時 | 0.1 W 前後 | ||
アイドル時 | 8.5 W 前後 | ||
起動時 | 約 52.8 W(瞬間最大) | ||
ベンチマーク中の最大消費電力 ※PC全体 | 約 50.6W ※CINEBENCH R15 | ||
※消費電力はPCの使用環境によって違いが出る場合があります。 ※ディスプレイの輝度は100%に設定。 ※ACアダプターを接続した状態で計測。 |
「PCMARK10」テスト時にプロセッサーの温度が最も高く(82.4℃)なりましたが、テスト時間が長い(約25分)ことが影響していると思われます。PCMARK10を除いた場合は「CINEBENCH R15(1コア)」テスト時の温度が最も高く、最大で77.9℃(平均温度 70.9℃)でした。
内部の空間に余裕がある15.6インチモデルは大型の冷却ファンを2基搭載し(※米HP分解資料:PDF英語版)、エアフロー(空気の流れ)も良いので、13.3インチモデルよりも冷却性能に優れています。
プロセッサーの性能が異なるので単純な比較はできませんが、15.6インチモデルは上位グレードのプロセッサーを搭載しながら、下記の13.3インチモデルよりも数℃ほど低い温度で動作していました。
AMD Ryzen 5 3500U を搭載したHP ENVY x360 13-ar0000(※実機ベンチマーク)は、最大で83.8℃(平均温度 78.1℃)で動作していました。
高負荷時に温度が高くなる場所(※測定時の室温は約28℃)
ゲームやベンチマークなどを行うとパソコン内部の温度が高くなるので、キーボード面もそれなりに熱さが感じられる温度になります。手で触れる部分では下記の場所の温度が高めになります。
■動作中に温度が高くなる場所
・キーボードの中央付近
※特に内部に上側(7、8、9、0キー周囲)の温度が高くなりやすい。(プロセッサーが搭載されている部分)
・左右側面の排熱口付近
・ボディの底面など
・キーボードの中央付近
※特に内部に上側(7、8、9、0キー周囲)の温度が高くなりやすい。(プロセッサーが搭載されている部分)
・左右側面の排熱口付近
・ボディの底面など
動作時のキーボードの表面温度(室温28℃)
【アイドル時の温度】33~34℃
アイドル時(しばらく放置したとき)は、手で触れると「ほんの少し暖かさが感じられる」くらいの温度です。
【インターネットや動画視聴時】34~37℃
プロセッサーの負荷が低い処理なのでベンチマーク時ほど温度は高くなりません。キーボード表面は「少し暖かく」感じられる程度です。
【Fire Strike ベンチマーク時】36~39℃
高負荷のベンチマー時は、最も温度が高くなりやすいキーボードの中央付近が約39℃まで上がりました。そこから外側に行くにつれて温度が2~3℃くらい下がります。
≪ベンチマークやゲームなどをしていない状態でも温度が高くなる場合≫
バックグラウンドで処理が行われているとプロセッサーの負荷が高くなるので、下記のような状況では通常よりも少し熱を持つ場合があります。
・充電しながら使用する場合
・オンラインストレージでファイルの同期(ファイルのアップロード&ダウンロード)
・OSのアップデート(バックグラウンドでダウンロード&インストール)
・バックグラウンドでファイルをダウンロードしながら使う
・バックグラウンドでウイルススキャンが動作している場合など
バックグラウンドで処理が行われているとプロセッサーの負荷が高くなるので、下記のような状況では通常よりも少し熱を持つ場合があります。
・充電しながら使用する場合
・オンラインストレージでファイルの同期(ファイルのアップロード&ダウンロード)
・OSのアップデート(バックグラウンドでダウンロード&インストール)
・バックグラウンドでファイルをダウンロードしながら使う
・バックグラウンドでウイルススキャンが動作している場合など
冷却ファンの制御アプリ「HP Command Center」/ファンの動作音について
標準でインストールされている「HPコマンドセンター」というアプリケーションで冷却ファンの制御方法を変更することができます。制御方法は4種類用意されていて「HP推奨モード」、「パフォーマンスモード」、「快適モード」、「静音モード」から選択可能です。
通常は「HP推奨モード」で問題ありませんが、プロセッサーの温度が高くなりそうな作業をするときは「パフォーマンスモード」、静かな場所で使いたい場合は「静音モード」が適しています。
■冷却ファンの音について
インターネットや動画視聴時などCPUの負荷が低いときは「ファンの音は静か」ですが、ベンチマークやゲーム時などは内部の温度が高くなるのでファンの回転音や風切り音などはそれなりに大きくなります。
回転数が低いときは「サー」とか「シャー」というような感じの音ですが、高回転時はファンの音が大きくなり少し金属音(耳障りというほど甲高くはないのですが)も混ざった感じの音になります。
インターネットや動画視聴時などCPUの負荷が低いときは「ファンの音は静か」ですが、ベンチマークやゲーム時などは内部の温度が高くなるのでファンの回転音や風切り音などはそれなりに大きくなります。
回転数が低いときは「サー」とか「シャー」というような感じの音ですが、高回転時はファンの音が大きくなり少し金属音(耳障りというほど甲高くはないのですが)も混ざった感じの音になります。
ベンチマークテストまとめ
【総評】インテルよりもグラフィックス性能の高さが魅力の「AMD Ryzen 7 3700U」
「AMD Ryzen 7 3700U」を搭載したHP ENVY x360 15-ds0000 パフォーマンスモデルのテスト結果を簡潔にまとめました。
・AMD Ryzen 7 3700Uは、CINEBENCH R15のマルチコアテストでCore i7-8565U を約7%上回るスコアを記録!
・AMD Radeon RX Vega 10 グラフィックスは、Fire StrikeやFF15ベンチマークでインテル UHD 620よりも約2.2倍も高いスコアを記録!
・起動やレスポンスが速いM.2 SSD (PCIe Gen3x4 NVMe)
・画像処理や写真編集などを快適にこなせる16GBメモリを搭載
・バッテリー駆動時間は約8時間20時間(※YouTubeのフルHD動画の再生)
「AMD Ryzen 7 3700U」は、PCMARK10の性能テスト(インターネットや文書作成などの性能測定)ではCore i7-8565Uに一歩及びませんでしたが、CINEBENCHのマルチコアテストでは数%上回るスコアを記録しています。・AMD Radeon RX Vega 10 グラフィックスは、Fire StrikeやFF15ベンチマークでインテル UHD 620よりも約2.2倍も高いスコアを記録!
・起動やレスポンスが速いM.2 SSD (PCIe Gen3x4 NVMe)
・画像処理や写真編集などを快適にこなせる16GBメモリを搭載
・バッテリー駆動時間は約8時間20時間(※YouTubeのフルHD動画の再生)
インターネットや文書作成、動画視聴がメインの用途ならインテルでもAMDでも大きな違いはありませんが、グラフィックスに関してはインテルよりもAMD Radeonの方が圧倒的に高性能です。それでもゲーム向けGPU全体と比較すると低い部類になるので、美麗な3Dゲームを最高設定でプレイすることは難しいのですが、軽めのゲーム(今回のテストではドラクエX、PSO2など)ならそれなりに快適に動かせる性能を備えています。
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※商品仕様/価格については2019年8月12日時点のものです。
※PCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
※ベンチマークの結果、温度、消費電力などの測定値はPCの使用状況や環境によって異なることがあります。あくまでも目安としてご覧ください。
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