当サイトで行ったSteam版「F1 2019」のベンチマーク結果(RTX 2080、RTX 2080 Max-Q、GTX 1070 Max-Q、GTX 1050)をまとめました。
最終更新日:2019年12月9日
■目次(ページ内リンク)
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◆コードマスターズ 「F1 2019」 について
◆PC(Steam)版 F1 2019の推奨スペック・必要最低スペック
◆ベンチマークテストの設定について
【F1 2019 実機ベンチマーク】
◆15.6インチ・ゲーミングノート(Core i7-8750H, GTX 1070 Max-Q)で全コースをテスト
◆17.3インチ・ゲーミングノート(Core i7-9880H, RTX 2080)
◆15.6インチ・2画面ゲーミングノート(Core i7-9880H, RTX 2080 Max-Q)
◆27インチ・液晶一体型PC(Core i7-9700T, GTX 1050)
【まとめ】
◆新作「F1 2019」はGTX 1070 Max-Q で快適にプレイ可能
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◆コードマスターズ 「F1 2019」 について
◆PC(Steam)版 F1 2019の推奨スペック・必要最低スペック
◆ベンチマークテストの設定について
【F1 2019 実機ベンチマーク】
◆15.6インチ・ゲーミングノート(Core i7-8750H, GTX 1070 Max-Q)で全コースをテスト
◆17.3インチ・ゲーミングノート(Core i7-9880H, RTX 2080)
◆15.6インチ・2画面ゲーミングノート(Core i7-9880H, RTX 2080 Max-Q)
◆27インチ・液晶一体型PC(Core i7-9700T, GTX 1050)
【まとめ】
◆新作「F1 2019」はGTX 1070 Max-Q で快適にプレイ可能
コードマスターズ 「F1 2019」 について
コードマスターズの最新F1ゲーム『F1 2019』 は、キャリアモードが大きく進化しました。F1の下位カテゴリー「F2」からキャリアをスタート。憎たらしいライバルが登場し競い合うことになります。
途中からレースが始まるシナリオ形式(マシントラブル、接触でFウイング交換し追い上げるなど)のレースを合計2回、最終戦は通常の形式で1レース(※周回数は設定可)を行います。F1で良いチームに行けるかどうかはF2の成績次第ですが、チャンピオンを獲ることができればF1トップチームと交渉ができるようになります。
マシンの挙動はアシスト全オフの場合は「レースシム」に近い動きです。不用意にアクセルをオンにすると簡単にスピンしますし、前作(F1 2018)よりも縁石の使い方がシビアになった印象があります。
ゲームシステムは前作から大きく変更はありません。本物のF1の世界を再現しているので多数のルールがありますが、そのようなことを気にしなくても遊べるようになっています。
【製品詳細ページ】
◆PC版 F1 2019 (Steam版)
PC版(Steam) F1 2019 の推奨スペック
F1 2019の推奨スペックは下記のとおりです。
F1 2019 推奨スペック ※64bitのプロセッサーとOSが必要です。 | |
OS | 64 bit のWindows 10 |
プロセッサー | Intel i5 9600k / AMD Ryzen 5 2600x |
メモリー | 16 GB RAM |
グラフィック | Nvidia GTX 1660ti / RX590 |
DirectX | Version 12 |
ネットワークネットワーク | ブロードバンドインターネット接続 |
ストレージ | 80GB 利用可能 |
サウンドカード | DirectX Compatible Soundcard |
F1 2019 必要最低スペック ※64bitのプロセッサーとOSが必要です。 | |
OS | 64 bit Versions of Windows 7, Windows 8, Windows 10 |
プロセッサー | Intel i3 2130 / AMD FX4300 |
メモリー | 8GB RAM |
グラフィック | Nvidia GTX640 / HD7750 |
DirectX | Version 11 |
ネットワークネットワーク | ブロードバンドインターネット接続 |
ストレージ | 80 GB 利用可能 |
サウンドカード | DirectX Compatible Soundcard |
ベンチマークテストの設定について
ベンチマークテストは下記のグラフィックス設定で行います。テストはスタートから1周で、最高値、最低値、平均値を計測します。あくまでも目安としてご覧ください。
当サイトの環境ではF1 2019(DirectX 12 Windows 10 only)を起動するとクラッシュしてしまうので、「DirectX 11」でベンチマークテストを行っています。
リフレッシュレートはディスプレイによって異なります。今回使用しているゲーミングノートOMEN by HP 15-dc0000(※実機ベンチマーク)は、144Hz対応ディスプレイを搭載しているので「143Hz」と表示されています。
■F1 2019 ベンチマークの設定
解像度:1920x1080
表示モード:フルスクリーン
Vsync:オフ
アンチエイリアス:TAA
異方性フィルタリング:16x
解像度:1920x1080
表示モード:フルスクリーン
Vsync:オフ
アンチエイリアス:TAA
異方性フィルタリング:16x
■アドバンス設定(グラフィック)
詳細プリセット:超高
詳細プリセット:超高
15.6インチ・ゲーミングノート(Core i7-8750H, GTX 1070 Max-Q)で全コースをテスト
F1 2019 ベンチマークテスト 画面解像度:フルHD(1920x1080) グラフィックス:超高(DX 11) F1 2019 バージョン:1.03(539003) NVIDIAドライバー:430.86 | ||||||
グランプリ名 | 晴天 | 豪雨 | ||||
最低 | 平均 | 最高 | 最低 | 平均 | 最高 | |
オーストラリア | 60 | 75 | 94 | 69 | 78 | 87 |
バーレーン | 72 | 86 | 96 | 63 | 73 | 82 |
中国 | 69 | 88 | 102 | 71 | 82 | 90 |
アゼルバイジャン | 63 | 73 | 82 | 69 | 77 | 86 |
スペイン | 70 | 83 | 97 | 70 | 79 | 87 |
モナコ | 50 | 69 | 89 | 68 | 78 | 93 |
カナダ | 58 | 75 | 92 | 70 | 78 | 88 |
フランス | 72 | 85 | 102 | 73 | 84 | 94 |
オーストリア | 69 | 81 | 96 | 68 | 77 | 88 |
イギリス | 71 | 89 | 103 | 72 | 84 | 94 |
ドイツ | 69 | 83 | 100 | 73 | 81 | 92 |
ハンガリー | 67 | 83 | 100 | 75 | 83 | 91 |
ベルギー | 60 | 81 | 95 | 72 | 81 | 92 |
イタリア | 62 | 72 | 84 | 69 | 76 | 83 |
シンガポール | 61 | 83 | 94 | 62 | 72 | 81 |
ロシア | 68 | 84 | 102 | 71 | 83 | 93 |
日本(鈴鹿) | 66 | 83 | 97 | 72 | 83 | 91 |
メキシコ | 68 | 78 | 96 | 72 | 80 | 88 |
アメリカ | 73 | 88 | 99 | 74 | 85 | 93 |
ブラジル | 55 | 78 | 93 | 72 | 79 | 89 |
アブダビ | 62 | 75 | 89 | 69 | 78 | 88 |
■Core i7-8750H プロセッサー、GTX 1070 Max-Q グラフィックスを搭載したゲーミングノートは、フルHD「超高」でプレイ可能ですが、特定の状況では60FPSを切る場合があります
「F1 2019」の平均フレームレートは晴天時で69~89FPS、豪雨時で72~85FPSくらいでした。最高フレームレートは晴天時の方が伸びますが、最低フレームレートは豪雨時よりも晴天時の方が低めです。平均フレームレートが70以上なら十分快適にプレイ可能ですが、下記のような混雑しがちな市街地サーキットや木々が密集している場所で瞬間的に60FPSを切ることがありました。
モナコ・・・ヘアピン付近
カナダ・・・木々が多いターン5(緩やかな右カーブ)付近
ブラジル・・・ホームストレートのスタートライン付近
前作「F1 2018」の平均フレームレートは晴天時で73~95FPS、豪雨時で67~80FPSくらいで、新作「F1 2019」も大体同じくらいのフレームレートが出ています。前作がプレイできているなら新作も問題なくプレイできそうです。(DX 11の場合)
【実機レビュー】
◆速攻レビュー:OMEN by HP 15-dc0000の製品特徴や性能、新旧モデルの違いについて
◆15.6インチ・ゲーミングノート「OMEN by HP 15-dc0000」の外観・デザイン徹底レビュー!
◆ベンチマーク:OMEN by HP 15-dc0000(Core i7-8750H、GTX 1070 with MAX-Q)の性能を検証!
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17.3インチ・ゲーミングノート(Core i7-9880H, GTX 2080)
![]() | ■OMEN by HP 17-cd0000 ・Windows 10 Pro(64bit) ・インテル Core i9-9880H プロセッサー ・モバイル インテル HM370 チップセット ・32GB (16GB×2) DDR4-3200MHz ・1TB SSD (PCIe NVMe M.2) ・GeForce RTX 2080 (8GB,GDDR6) ・電源330W ACアダプター |
F1 2019 ベンチマークテスト DX11・フルHD(1920x1080)・最高画質(超高) | ||||||
グランプリ名 | 晴天 | 豪雨 | ||||
最低 | 平均 | 最高 | 最低 | 平均 | 最高 | |
モナコ | 94 | 118 | 154 | 101 | 125 | 157 |
イギリス | 100 | 139 | 172 | 97 | 129 | 153 |
シンガポール | 113 | 142 | 163 | 99 | 121 | 137 |
日本(鈴鹿) | 105 | 138 | 162 | 107 | 134 | 152 |
アメリカ | 111 | 143 | 172 | 103 | 136 | 161 |
フレームレートが出やすい傾向(または伸びない)サーキットをいくつかピックアップしてベンチマークを行いました。
高性能なCore i9-9880H、RTX 2080 を搭載している OMEN by HP 17 は、「F1 2019」をフルHD・超高(DX11)の設定でとても快適にプレイ可能。平均フレームレートは、晴天でも豪雨でも120FPS以上出ています。
15.6インチ・2画面ゲーミングノート(Core i7-9880H, GTX 2080 Max-Q)
F1 2019 ベンチマークテスト DX11・フルHD(1920x1080)・最高画質(超高) | ||||||
グランプリ名 | 晴天 | 豪雨 | ||||
最低 | 平均 | 最高 | 最低 | 平均 | 最高 | |
モナコ | 83 | 101 | 128 | 94 | 110 | 130 |
イギリス | 91 | 116 | 136 | 92 | 115 | 129 |
シンガポール | 83 | 118 | 136 | 89 | 102 | 115 |
日本(鈴鹿) | 94 | 119 | 138 | 99 | 115 | 131 |
アメリカ | 101 | 125 | 146 | 99 | 119 | 131 |
世界初の2画面ゲーミングノートは、省電力仕様の RTX 2080 with Max-Q を搭載しているのでRTX 2080(無印)ほどフレームレートが伸びませんでしたが、「F1 2019」を快適にプレイできる性能を備えています。
【2020年1月2日更新】
GTX 2080と比較するとスコアが低すぎる印象があったので、グラフィックスドライバを更新して再テストを行いました。再テスト後は2割ほどスコアが向上しています。
【実機レビュー】
◆価格も性能もヤバイ!2画面ゲーミングノート『OMEN X 2S 15』の外観や機能性を徹底レビュー!
◆OMEN X 2S 15(Core i9-9880H、RTX 2080 Max-Q)のベンチマーク
◆所有感が高まる「OMEN X 2S 15」の専用化粧箱&付属品
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◆OMEN X 2S 15(Core i9-9880H、RTX 2080 Max-Q)のベンチマーク
◆所有感が高まる「OMEN X 2S 15」の専用化粧箱&付属品
27インチ・液晶一体型PC(Core i7-9700T, GTX 1050)
F1 2019 ベンチマークテスト DX11・フルHD(1920x1080)・最高画質(超高) | ||||||
グランプリ名 | 晴天 | 豪雨 | ||||
最低 | 平均 | 最高 | 最低 | 平均 | 最高 | |
モナコ | 20 | 27 | 34 | 28 | 32 | 38 |
イギリス | 28 | 36 | 40 | 30 | 35 | 37 |
シンガポール | 23 | 34 | 38 | 22 | 29 | 33 |
日本(鈴鹿) | 27 | 34 | 39 | 30 | 34 | 38 |
アメリカ | 27 | 33 | 38 | 31 | 35 | 38 |
液晶一体型PC「HP ENVY All-in-One 27」に搭載されているGTX 1050は、ローエンドのGPUなのでフレームレートが30FPSを切る場合があります。快適にプレイするには画質の調整が必要です。
モナコ(晴天)で画質をミディアムに設定した場合は、最高78FPS、平均63FPS、最低53FPSになり、そこそこ快適にプレイできるようになります。
「F1 2019」はGTX 1070 Max-Q で快適にプレイ可能
今回テストで、GTX 1070 Max-QはフルHD・超高の設定でプレイできることを確認しました。
1.2倍くらいスコアが高いGTX 1660ti(推奨グラフィックス)や、さらに高性能なGPUを搭載したゲーミングPCならより快適にプレイすることが可能で、RTX 2080は平均フレームレートが120FPS以上、RTX 2080 Max-Qは80FPS以上出ています。
ローエンドのGTX 1050は最高画質でプレイするには厳しい性能ですが、画質をミディアムくらいに下げるとそこそこ快適にプレイできるようになります。
■レビューについて
※商品仕様/価格については2019年12月9日時点のものです。
※測定値はPCの使用状況や環境によって異なる場合があります。ベンチマークの結果を保証するものではありませんので、あくまでも目安としてご覧ください。
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