2019年6月19日より、日本HPが第2世代 Ryzenを搭載した新製品「HP ENVY x360 15」の販売を開始!この記事では新製品の特徴や、旧製品との違いなどを簡潔にまとめています。
■実機ベンチマークはこちら↓
◆AMD Ryzen 7 3700U を搭載したパフォーマンスモデルの性能を検証!
■目次(ページ内リンク)
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◆15.6インチ「HP ENVY x360 15-ds0000」の製品特徴
◆新モデルの主な変更点
◆新旧モデルスペック比較
◆利用シーンに合わせて変更できる5つのモード
◆ディスプレイの特徴や色域(sRGB)について ※8/14追記
◆WebカメラをON/OFFできる「プライバシースイッチ」について
◆インターフェース・各部名称
◆第2世代 Ryzen APU(Picasso)の性能について
◆65W スマートACアダプター(ダックヘッド付き) ※8/15追記
◆HP ENVY x360 15-ds0000の付属品 ※8/15追記
◆まとめ:最新APUを搭載し、より洗練されたデザインになった新モデル
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◆15.6インチ「HP ENVY x360 15-ds0000」の製品特徴
◆新モデルの主な変更点
◆新旧モデルスペック比較
◆利用シーンに合わせて変更できる5つのモード
◆ディスプレイの特徴や色域(sRGB)について ※8/14追記
◆WebカメラをON/OFFできる「プライバシースイッチ」について
◆インターフェース・各部名称
◆第2世代 Ryzen APU(Picasso)の性能について
◆65W スマートACアダプター(ダックヘッド付き) ※8/15追記
◆HP ENVY x360 15-ds0000の付属品 ※8/15追記
◆まとめ:最新APUを搭載し、より洗練されたデザインになった新モデル
15.6インチ「HP ENVY x360 15-ds0000」の製品特徴
コスパが高くとても人気があるENVY シリーズから、15.6インチモデル「HP ENVY x360 15-ds0000」が新登場!スタイリッシュなデザインはより洗練されたものになり、第2世代 Ryzen(Picasso)を搭載することでパフォーマンスが向上しています。
■HP ENVY x360 15-ds0000 シリーズの製品特徴
・2019年6月19日より販売開始
・第2世代 Ryzen 搭載
・スタイリッシュなデザイン
・2in1コンバーチブルPC(※ディスプレイを360度回転可能)
・質感が高いアルミニウム削り出しのボディ
・大画面の15.6インチワイド・フルHD光沢・IPSタッチディスプレイを搭載
この新製品は2モデル展開で、スタンダードモデルはAMD Ryzen 5 3500U、上位モデルのパフォーマンスモデルはAMD Ryzen 7 3700Uを搭載しています。・2019年6月19日より販売開始
・第2世代 Ryzen 搭載
・スタイリッシュなデザイン
・2in1コンバーチブルPC(※ディスプレイを360度回転可能)
・質感が高いアルミニウム削り出しのボディ
・大画面の15.6インチワイド・フルHD光沢・IPSタッチディスプレイを搭載
メモリのタイプはDDR4-2400MHzで、容量はスタンダードモデルは8GB(オプションで16GBを選択可)、パフォーマンスモデルは16GBメモリを搭載。メモリはマザーボード直付けされているので換装や増設などはできません。
M.2 SSDはデータの転送速度が高速な規格「NVMe」を採用。スタンダードモデル、パフォーマンスモデルともに512GBを搭載しています。
インターフェースはHDMI 2.0 出力端子×1、従来のUSB機器が接続できる「USB 3.1 Type-A」、最新規格の「USB 3.1 Type-C」、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポートなどを備えています。13.3インチモデルはmicroSDカードスロットですが、この15.6インチモデルはSDカードスロットになります。オプティカルドライブ(DVDやブルーレイ)は非搭載です。
15.6インチワイドのディスプレイは画面解像度はフルHD(1920x1080)、表面処理は「光沢」、視野角が広い「IPSパネル」を採用。タッチやペン入力に対応しています。※オプションでSpectre アクティブペン(電池式)、Spectre アクティブペン2(充電式)が選択可。
ディスプレイの色域はスペックPDFには記載されていませんが、15.6インチモデルの展示機を見ると「sRGBの色域が100%に近いSpectre シリーズ(※関連記事)のような鮮やかさ」はありませんでした。正確な色域は機械で測定しないとわかりませんが、見た印象はPavilion 13(※実機レビュー)に近い感じだったので色域は70%前後くらいかもしれません。◆関連項目:ディスプレイの色域(sRGB)について
キーボードは日本語配列で、バックライトの明るさは2段階調節できるようになりました。15.6インチモデルは「テンキー」が付いています。
HP ENVY x360 15-ds0000 シリーズ | |||
ナイトフォールブラック | |||
スタンダードモデル | パフォーマンスモデル | ||
Windows 10 Home (64bit) | |||
AMD Ryzen 5 3500U | AMD Ryzen 7 3700U | ||
8GB / 16GB メモリ DDR4-2400MHz (最大8GB) | 16GB メモリ DDR4-2400MHz (最大16GB) | ||
512GB SSD(PCIe NVMe M.2) | |||
AMD Radeon Vega 8 Graphics | AMD Radeon RX Vega 10 Graphics | ||
15.6インチワイド・フルHDブライトビュー・IPSタッチディスプレイ (1920×1080 / 最大1677万色 ) | |||
HP Wide Vision HD Webcam (約92万画素) ※プライバシー スイッチ対応 | |||
HDMI 2.0 出力端子×1 USB3.1 Gen1 ×2 (うち1ポートは電源オフUSBチャージ機能対応) USB Type-C 3.1 Gen1 ×1 (電源オフUSBチャージ機能対応、Power Delivery3.0) ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 | |||
SDカードスロット | |||
指紋認証センサー | |||
IEEE802.11a/b/g/n/ac、 Bluetooth 4.2、機内モードオン/オフボタン付き | |||
バックライトキーボード(日本語配列、テンキー付き) | |||
約 359×245×17(最薄部)- 18(最厚部)mm 約 1.98 kg | |||
バッテリー駆動時間: 最大 13時間 | |||
¥80,300(税込)~ | ¥96,250(税込)~ |
新モデル「HP ENVY x360 15-ds0000」の変更点
新モデル「HP ENVY x360 15-ds0000 」と旧モデル「HP ENVY x360 15-cp0000」の違いを簡潔にまとめました。新モデルは外観ヒンジ部分がシンプルな形状になり「ENVY」のロゴが目立つようになりました。アクセントとして採用されていた「ダマスカス鋼の模様」は廃止され、スッキリとした印象になっています。
【新モデルの主な変更点:外観・デザイン・機能面】
・ヒンジ部分のデザインを変更。
・後部の「ダマスカス鋼の模様」を廃止
・側面が内側を斜めに削ったような形状になりディスプレイを開きやすくなった
・底面の吸気口の幾何学模様のようなデザインを採用
・Webカメラを物理的にOFFにできる「プライバシースイッチ」を搭載
・ダークアッシュブラック→ナイトフォールブラック ※色味はほぼ同じ
・両側面に内部の熱を放出する「排熱口」を設置(※旧モデルは左側面のみ)
・キーボードバックライトが2段階調節可
・ヒンジ部分のデザインを変更。
・後部の「ダマスカス鋼の模様」を廃止
・側面が内側を斜めに削ったような形状になりディスプレイを開きやすくなった
・底面の吸気口の幾何学模様のようなデザインを採用
・Webカメラを物理的にOFFにできる「プライバシースイッチ」を搭載
・ダークアッシュブラック→ナイトフォールブラック ※色味はほぼ同じ
・両側面に内部の熱を放出する「排熱口」を設置(※旧モデルは左側面のみ)
・キーボードバックライトが2段階調節可
新モデルのキーボード(日本語配列)はバックライトが2段階調節可能になりました。キーストロークやキーピッチの仕様は変更ありません。キーの感触はSpectre シリーズと同じような「適度なクリック感」がある打ち心地です。
■HP ENVY x360 13-ar0000 ※新モデル
キーピッチ : 約18.7×18.7mm、キーストローク : 約1.5mm、JIS標準準拠 [105キー]
■HP ENVY x360 15-ag0000
キーピッチ : 約18.7×18.7mm、キーストローク : 約1.5mm、JIS標準準拠 [105キー]
キーピッチ : 約18.7×18.7mm、キーストローク : 約1.5mm、JIS標準準拠 [105キー]
■HP ENVY x360 15-ag0000
キーピッチ : 約18.7×18.7mm、キーストローク : 約1.5mm、JIS標準準拠 [105キー]
タッチパッドは横に長いサイズ(120mm x 60mm)で、中央ではなく少し左寄りに配置。表面処理はガラス面のようなスベスベではなくサラサラとした手触りで、超微細な凹凸感があります。指が乾いている状態で操作した場合は特に問題を感じないのですが、指が濡れている状態で操作すると抵抗感が強くなります。
「指紋認証センサー」をキーボードの右下に搭載。
新モデルは右側面の「音量調整ボタン」が廃止され、WebカメラのON/OFFを切替できる「プライバシースイッチ」を追加。付箋でカメラを隠す必要はありません。
スイッチを左側にスライドさせるすると「WebカメラがOFF」の状態になります。回路が物理的に遮断されてハッキングが不可能になるので安心です。
底面の吸気口にはジオメトリック(幾何学模様)なデザインを採用。とてもモダンな印象に見えます。ボディカラーは光の当たり方や環境によっては「少しブラウンっぽく」見える場合があります。
新旧モデルのスペック比較
この項目では新旧モデルのスペックの違いをまとめています。
【新モデルの主な変更点:スペックについて】
・第2世代 Ryzen APU(Picasso)を搭載
・旧モデルよりもコンパクトなサイズ(奥行と最薄部が短縮)
約 359(±0)×245(-1mm)× 17(-2.0mm)- 18mm
・旧モデルよりも130g軽量化
質量1.98kg(-0.13kg)※旧モデルは2.11kg
・右側面の「音量ボタン」が廃止され「プライバシースイッチ」を搭載
・顔認証センサーから指紋認証センサーに変更
・バッテリー駆動時間が最大10時間→最大13時間
新モデルのカラーは「ナイトフォールブラック」と名付けられていますが、名称が変更されただけで色味は旧モデルとほとんど同じです。光が当たると少しブラウンっぽく見えるブラックです。・第2世代 Ryzen APU(Picasso)を搭載
・旧モデルよりもコンパクトなサイズ(奥行と最薄部が短縮)
約 359(±0)×245(-1mm)× 17(-2.0mm)- 18mm
・旧モデルよりも130g軽量化
質量1.98kg(-0.13kg)※旧モデルは2.11kg
・右側面の「音量ボタン」が廃止され「プライバシースイッチ」を搭載
・顔認証センサーから指紋認証センサーに変更
・バッテリー駆動時間が最大10時間→最大13時間
新モデルはAPUが異なる2モデル(スタンダードモデルとパフォーマンスモデル)が用意されています。旧モデルのストレージはSSDと1TB HDDのデュアル構成でしたが、新モデルはSSDのみ搭載。
Webカメラは顔認証ができないタイプになり、画素数は約200万→約92万にスペックダウンしています。
バッテリーの容量増加と省電力ディスプレイを採用することで、旧モデルよりもバッテリー駆動時間が約30%長くなりました。
新旧モデルスペック比較 | |||
HP ENVY x360 15-ds0000 NEW! | HP ENVY x360 15-cp0000 | ||
ナイトフォールブラック | ダークアッシュブラック | ||
Windows 10 Home (64bit) | Windows 10 Home (64bit) | ||
AMD Ryzen 5 3500U AMD Ryzen 7 3700U | AMD Ryzen 5 2500U | ||
8GB / 16GB メモリ | 8GB / 16GB メモリ | ||
256GB / 512GB SSD (PCIe NVMe M.2) | 256GB SSD (PCIe NVMe M.2) + 1TB HDD | ||
Radeon Vega 8 Graphics Radeon Vega 10 Graphics | Radeon Vega 8 Graphics | ||
15.6インチワイド フルHDブライトビュー IPSタッチディスプレイ (1920×1080 / 最大1677万色) | 15.6インチワイド フルHDブライトビュー IPSタッチディスプレイ (1920×1080 / 最大1677万色) | ||
HP Wide Vision HD Webcam (約92万画素) ※プライバシー スイッチ対応 | HP Wide Vision フルHD Webcam (約200万画素) / IR カメラ | ||
HDMI 2.0 出力端子×1 USB3.1 Gen1 ×2 USB Type-C 3.1 Gen1 ×1 ヘッドフォン出力/ マイク入力コンボポート×1 | HDMI 2.0 出力端子×1 USB3.1 Gen1 ×2 USB Type-C 3.1 Gen2 ×1 ヘッドフォン出力/ マイク入力コンボポート×1 音量調整ボタン付き | ||
SDカードスロット | SDカードスロット | ||
指紋認証センサー | 顔認証センサー | ||
IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth 4.2 | IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth 4.2 | ||
Audio by Bang & Olufsen デュアルスピーカー | Audio by Bang & Olufsen デュアルスピーカー | ||
日本語キーボード (日本語配列、テンキー付き) | 日本語キーボード (日本語配列、テンキー付き) | ||
約 359×245×17-18mm | 約 359×245×19-20mm | ||
約 1.98 kg | 約 2.11 kg | ||
バッテリー駆動時間 最大 13時間 | バッテリー駆動時間 最大 10時間 | ||
スタンダードモデル (Ryzen 5 モデル) ¥80,300(税込)~ パフォーマンスモデル (Ryzen 7 モデル) ¥96,250(税込)~ | キャンペーンモデル ¥90,200(税込)~ ※完売御礼 |
※価格は9月27日時点のものです。新モデルは標準価格、旧モデルはキャンペーン価格になります。
利用シーンに合わせて変更できる5つのモード
2in1コンバーチブルPCの「HP ENVY x360 15-ds0000」はディスプレイが360度回転することができるので、利用シーンに応じた使い方が可能です。
![]() | ■ノートブックモード 通常のノートPCのように使えるモード。ENVY x360はディスプレイの可動範囲が広いので、クラムシェル型のノートよりも「自分の見やすい角度に合わせやすい(寝かせた角度で使える)」ことが大きな特徴です。 |
![]() | ■テントモード 省スペースで設置ができるモード。手前にキーボードがないので動画の視聴に適しています。 |
![]() | ■メディアモード 動画の視聴に適しているモード。キーボード面が下になりますが、設置面積が広いので安定感があります。 |
![]() | ■タブレットモード ディスプレイを360度回転させるとタブレットのように使えます。約 1.28 kgの重さを手で持ち続けることはできないので、テーブルや膝の上で使うことを推奨。 |
![]() | ■フラットモード ディスプレイをフラットの状態(180度)にして利用するモード。テーブルを囲んで会議をするような場面に適しています。 |
ディスプレイの特徴や色域(sRGB)について
■HP ENVY x360 15-ds0000 に搭載されているディスプレイの特徴
・画面サイズ:15.6インチワイド(幅 344mm、高さ 194mm)
・ベゼル(黒い部分)の幅:上側 約9mm、横側 約7mm、下側 約32mm
・フルHD(1920×1080ドット)
・視野角が広い「IPSパネル」
・表面処理は「光沢」
・タッチ、ペン(N-trig)に対応(※アクティブペンは別売)
15.6インチワイド・ディスプレイの画面解像度は標準的なフルHDですが、13.3インチよりも「大きい画面で映像を楽しんだり、文書作成や画像処理などの作業ができること」がメリットです。13.3インチのフルHDディスプレイを「スケーリング100%」に設定すると少し文字が小さく感じるのですが、画面が大きい15.6インチなら100%でも十分使えます。
・画面サイズ:15.6インチワイド(幅 344mm、高さ 194mm)
・ベゼル(黒い部分)の幅:上側 約9mm、横側 約7mm、下側 約32mm
・フルHD(1920×1080ドット)
・視野角が広い「IPSパネル」
・表面処理は「光沢」
・タッチ、ペン(N-trig)に対応(※アクティブペンは別売)
15.6インチワイド・ディスプレイの画面解像度は標準的なフルHDですが、13.3インチよりも「大きい画面で映像を楽しんだり、文書作成や画像処理などの作業ができること」がメリットです。13.3インチのフルHDディスプレイを「スケーリング100%」に設定すると少し文字が小さく感じるのですが、画面が大きい15.6インチなら100%でも十分使えます。
【ディスプレイの明るさについて】
輝度(画面の明るさ)についてはスペックPDFに記載されていませんが、インターネットや動画視聴などのような作業をするには十分な明るさです。最大輝度でまぶしいという印象はなかったので、あくまでも推測になりますが300nitくらいだと思われます。
【斜めから見た場合】
視野角が広いIPSパネルなので斜めから画面を見ても色味の変化が少なくキレイです。ただし、見る角度が大きくなると画面が少し暗めに見える場合があります。
【ギラつき感について】
感じ方や見え方には個人差がありますが、「画面のギラつきは少ない」ように見えます。
輝度(画面の明るさ)についてはスペックPDFに記載されていませんが、インターネットや動画視聴などのような作業をするには十分な明るさです。最大輝度でまぶしいという印象はなかったので、あくまでも推測になりますが300nitくらいだと思われます。
【斜めから見た場合】
視野角が広いIPSパネルなので斜めから画面を見ても色味の変化が少なくキレイです。ただし、見る角度が大きくなると画面が少し暗めに見える場合があります。
【ギラつき感について】
感じ方や見え方には個人差がありますが、「画面のギラつきは少ない」ように見えます。
【映り込みは?】
表面処理が「光沢」なので光の反射や映り込みなどがあります。(※オプションで非光沢のフィルムが用意されています。)
表面処理が「光沢」なので光の反射や映り込みなどがあります。(※オプションで非光沢のフィルムが用意されています。)
キャリブレーションツールの「Spyder5 ELETE」でディスプレイの色域を測定しました。
sRGBカバー率66%
【赤い三角形】このノートPCに搭載されているディスプレイの色域
【緑の三角形】sRGBの色域:Web 作業のグラフィックの標準
HP ENVY x360 15-ds0000 パフォーマンスモデルのディスプレイは「sRGBカバー率66%」でした。ぱっと見はそれなりにキレイに見えるのですが、色域(赤の三角)が狭いのでsRGBカバー率100%のディスプレイと比較すると発色(鮮やかさ)は「少しくすんだような感じ」になります。【赤い三角形】このノートPCに搭載されているディスプレイの色域
【緑の三角形】sRGBの色域:Web 作業のグラフィックの標準
色域が狭くてもバランスが良い(緑の三角に近い形になっている)のなら少し違った印象になるかもしれませんが、このディスプレイの色域は「黄緑~黄色~オレンジ」の部分が広めなので、Netflix (ネットフリックス) の赤いロゴが少し朱色(少しオレンジ色っぽい赤)に見えます。
色味をあまり気にしない方はわからないかもしれませんが、色味にこだわりがある方や画像処理や写真編集をしていて色の見極めができる方が見ると「sRGBカバー率100%と66%の違い」がわかると思います。
※製品には個体差があるので、当サイトと同様な結果が出ない場合があるかもしれません。
※13.3インチモデルのHP ENVY x360 13-ar0000 スタンダードモデルとパフォーマンスモデルのディスプレイは「sRGBカバー率100%」でした。
【関連記事】
◆スタイリッシュでコスパに優れる「HP ENVY x360 13-ar0000」
※13.3インチモデルのHP ENVY x360 13-ar0000 スタンダードモデルとパフォーマンスモデルのディスプレイは「sRGBカバー率100%」でした。
【関連記事】
◆スタイリッシュでコスパに優れる「HP ENVY x360 13-ar0000」
WebカメラをON/OFFできる「プライバシースイッチ」について
ディスプレイ上部に搭載されているWebカメラは約92万画素です。このモデルにはカメラを物理的にON/OFFすることができる「プライバシースイッチ」が採用されています
右側面に搭載されている「プライバシースイッチ」を左側にスライドさせると「カメラがOFF」の状態になります。
スイッチを切り替えると「画面上にWebカメラの状態を示すアイコン」が表示されます。
インターフェース・各部名称
【左側面のインターフェース】
・電源コネクター
・USB 3.1 Gen1
・ヘッドフォン出力/ マイク入力コンボポート
・SDカードスロット
※USB3.1ポートは「従来のUSB機器」を接続することが可能。
・電源コネクター
・USB 3.1 Gen1
・ヘッドフォン出力/ マイク入力コンボポート
・SDカードスロット
※USB3.1ポートは「従来のUSB機器」を接続することが可能。
【右側面のインターフェース】
・プライバシースイッチ
・USB 3.1 Type-C Gen1
・USB 3.1 Type-A(電源オフチャージ対応)
・HDMI 2.0
※DVDドライブは非搭載。
※外部ディスプレイは最大3840×2160 / 最大1677万色の表示が可能ですが、解像度やリフレッシュレートは接続するディスプレイに依存します。また、ディスプレイによっては表示できない解像度・リフレッシュレートがある場合があります。
・プライバシースイッチ
・USB 3.1 Type-C Gen1
・USB 3.1 Type-A(電源オフチャージ対応)
・HDMI 2.0
※DVDドライブは非搭載。
※外部ディスプレイは最大3840×2160 / 最大1677万色の表示が可能ですが、解像度やリフレッシュレートは接続するディスプレイに依存します。また、ディスプレイによっては表示できない解像度・リフレッシュレートがある場合があります。
SDカードスロットで利用できるのは、SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカードなどです。
※SDメモリーカードの著作権保護機能やセキュリティ機能などは非対応。
※SD I/Oカードは利用不可
※SDHC・SDXCメモリカードの高速転送規格「UHS-I」は非対応。
※SDメモリーカードのセキュリティ機能に対応した機器で暗号化されたデータは使用できません。
※SDメモリーカードの著作権保護機能やセキュリティ機能などは非対応。
※SD I/Oカードは利用不可
※SDHC・SDXCメモリカードの高速転送規格「UHS-I」は非対応。
※SDメモリーカードのセキュリティ機能に対応した機器で暗号化されたデータは使用できません。
第2世代 Ryzen APU(Picasso)の性能について
第8世代のインテル Core i5-8265U プロセッサーとの比較(HP調べ:CINEBENCH R15)では、Ryzen 5 3500Uは117%、Ryzen 7 3700Uは119%も高いスコアを記録しています。
Ryzen(Picasso)のグラフィックス性能は、インテルプロセッサー内蔵グラフィックスよりもかなり高性能です。インテル UHDグラフィックス 620と比較した場合、Radeon Vega 8 Graphicsは179%、Radeon Vega 10 Graphicsは274%も良いスコアを記録しています。(※日本HP調べ:3D Mark-Fire Strike ベンチマーク)
上記のベンチマークではRyzen 5とRyzen 7のCPUの性能差はほとんどありませんが、グラフィックスは1.5倍くらいの違いがあります。軽めのゲームを少しでも快適に楽しみたいのならGPU性能が良い「Ryzen 7」を選ぶメリットがありますが、ゲームをしないのなら「Ryzen 5」で十分だと思います。
【実機ベンチマーク】
◆AMD Ryzen 7 3700U を搭した「HP ENVY x360 15-ds0000」のベンチマーク
【実機ベンチマーク】
◆AMD Ryzen 7 3700U を搭した「HP ENVY x360 15-ds0000」のベンチマーク
65W スマートACアダプター(ダックヘッド付き)

HP ENVY x360 15-ds0000には「65W」のACアダプターが付属しています。サイズやデザインは13.3インチモデル(※参考画像)に付属しているものと同じです。
【ACアダプターのサイズ・質量】
・サイズ:53mm(幅)×97mm(奥行き)×21mm(厚さ)
・質量:約190g
◆Notebook PC シリーズ - AC アダプターおよび電源コードの取り扱いについて
【ACアダプターのサイズ・質量】
・サイズ:53mm(幅)×97mm(奥行き)×21mm(厚さ)
・質量:約190g
◆Notebook PC シリーズ - AC アダプターおよび電源コードの取り扱いについて
パソコンとコンセントまでの距離が長い場合に便利な電源コードも付属。端子部分を保護するキャップが付いています。
【電源コード】
・全長:約1m ※端子部分を含む
・質量:約104.5g
【電源コード】
・全長:約1m ※端子部分を含む
・質量:約104.5g
電源端子の横に付いているランプは充電状況を示すものです。充電中は「オレンジ色」、充電が完了すると「白色」に点灯します。
【ポートの横にあるランプ】
・充電中:オレンジ色に点灯
・充電完了:白色に点灯
【ポートの横にあるランプ】
・充電中:オレンジ色に点灯
・充電完了:白色に点灯
HP ENVY x360 15-ds0000の付属品
付属品は下記の内容になります。Spectre アクティブペンは同梱されていません。(オプションで選択可能です。)
・65W スリムACアダプター
・ダックヘッド(コンセント直付け用)
・電源コード(保護キャップ付き)
・セットアップ手順(クイックガイド)
・速効!HPパソコンナビ特別版(Windows 10対応 改訂版)
・冊子・パンフレット類
※梱包箱はシンプルな作りで、13.3インチモデルのものをそのまま大きくしたイメージになります。(※梱包箱のイメージ:13.3インチモデル)
・65W スリムACアダプター
・ダックヘッド(コンセント直付け用)
・電源コード(保護キャップ付き)
・セットアップ手順(クイックガイド)
・速効!HPパソコンナビ特別版(Windows 10対応 改訂版)
・冊子・パンフレット類
※梱包箱はシンプルな作りで、13.3インチモデルのものをそのまま大きくしたイメージになります。(※梱包箱のイメージ:13.3インチモデル)
まとめ:最新APUを搭載し、より洗練されたデザインになった新モデル
新モデルの「HP ENVY x360 15-ds0000」は、旧モデルのスタイリッシュなデザインをそのまま引き継いでいますが、「ダマスカス鋼の模様」が廃止され、ヒンジ部分がシンプルな形状になったことで、従来製品よりも洗練された印象になりました。性能面では、「 第2世代 Ryzen(Picasso)」を搭載することでパフォーマンスが向上しています。
機能面では、指でログインできる「指紋認証センサー」、WebカメラをOFFにすることができる「プライバシースイッチ」などを新たに搭載し利便性が向上しています。
15.6インチモデルのメリットは「ディスプレイが大きいこと」です。大画面で撮った写真や映像を楽しみたい方、大きく見やすい画面で作業したい方に適しています。タッチやペン入力(※アクティブペンは別売)に対応しているので「家族、または誰かと一緒にコンテンツを楽しむ」といったシーンでも活躍しそうです。
デメリットは13.3インチモデルよりも「サイズが大きく重い」ことですが、質量は2kgくらいなので室内での移動は余裕ですし、しっかりとしたバックパック(※HP 15.6 プレミアムアーバンバックパックのレビュー)があれば外へ持ち運ぶことは可能です。
ディスプレイは視野角が広いIPSパネルで発色はそれなりにキレイに見えるのですが、展示機を見る限り「sRGBの色域があまり広くない」ように見えたので、正確な色味が必要な画像処理や写真編集などの用途には不向きかもしれません。正確な色味が必要な方にはsRGBの色域が100%に近いSpectre シリーズ(※関連記事)をおすすめます。その点を除けば、ENVY x360 15はコストパフォーマンスが良く優れた製品だと思います。
◆13.3インチモデル「HP ENVY x360 13」のレビューはこちら
【メーカー製品詳細ページ】
◆HP ENVY x360 15(AMD) 製品詳細

◆HP ENVY x360 15-cp0000(スペックPDF)
【トラブルシューティング・ドライバー・使用方法など】
◆HP ENVY x360 15-ds0000 サポートページ
◆ユーザーガイドPDF(取扱説明書:コンピューターの概要・使い方)
【実機レビュー】
◆AMD Ryzen 7 3700U を搭載したパフォーマンスモデルの性能を検証!
■レビューについて◆HP ENVY x360 15(AMD) 製品詳細
◆HP ENVY x360 15-cp0000(スペックPDF)
【トラブルシューティング・ドライバー・使用方法など】
◆HP ENVY x360 15-ds0000 サポートページ
◆ユーザーガイドPDF(取扱説明書:コンピューターの概要・使い方)
【実機レビュー】
◆AMD Ryzen 7 3700U を搭載したパフォーマンスモデルの性能を検証!
※商品仕様/価格については2019年9月18日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
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