この記事では、HPノートパソコン、タブレットPC、ゲーミングノートのプロセッサー性能を比較しています。
■目次(ページ内リンク)
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◆HPノートパソコンのプロセッサー性能比較について
◆プロセッサーの型番末尾の記号(アルファベット)の意味について
◆CINEBENCH R15 ベンチマークの実機テスト結果
【第8世代インテル Core プロセッサー搭載モデル】
◆「H」シリーズ:ゲームやクリエイティブ向けの高性能モデル
◆「G」シリーズ:AMDグラフィックス搭載モデル
◆「U」シリーズ:モバイルPC向けの省電力モデル
【AMD Ryzen モバイル・プロセッサー搭載モデル】
◆第2世代 AMD 「Ryzen 3」「Ryzen 5」プロセッサー搭載モデル
◆まとめ
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◆HPノートパソコンのプロセッサー性能比較について
◆プロセッサーの型番末尾の記号(アルファベット)の意味について
◆CINEBENCH R15 ベンチマークの実機テスト結果
【第8世代インテル Core プロセッサー搭載モデル】
◆「H」シリーズ:ゲームやクリエイティブ向けの高性能モデル
◆「G」シリーズ:AMDグラフィックス搭載モデル
◆「U」シリーズ:モバイルPC向けの省電力モデル
【AMD Ryzen モバイル・プロセッサー搭載モデル】
◆第2世代 AMD 「Ryzen 3」「Ryzen 5」プロセッサー搭載モデル
◆まとめ
HPノートパソコンのプロセッサー性能比較について

HPノートパソコンのプロセッサー性能比較は、PassMarkのベンチマークスコアと当サイトで行った実機テストの結果を掲載しています。
同じ型番のプロセッサーを搭載していても「冷却性能の違い」により少し異なる結果が出る(冷却が十分でない場合は本来の性能を発揮できない)場合があります。あくまでも目安としてご覧ください。
・実機テストのデータがない機種はPassMarkのスコアのみ掲載。
・PassMarkのスコアは変動する場合があります。
・CINEBENCH R15は当サイトで行った実機テストのスコアです。
・「6C12T」という表記は6コア12スレッドという意味です。
・PassMarkのスコアは変動する場合があります。
・CINEBENCH R15は当サイトで行った実機テストのスコアです。
・「6C12T」という表記は6コア12スレッドという意味です。
プロセッサーの型番末尾の記号(アルファベット)の意味について
プロセッサーの「型番末尾に記号」には下記のような意味があります。
「HK」・・・高性能モデルで倍率ロックフリー(※オーバークロック対応)
「H」・・・高性能モデルでオーバークロックは不可
「HQ」・・・高性能モデルでオーバークロック不可(※現在は使われていない)
「G」・・・AMDグラフィックスを搭載したモデル
「U」・・・消費電力を抑えたモバイルPC向けの省電力モデル
「Y」・・・「U」よりもさらに省電力に特化したモデル
「H」・・・高性能モデルでオーバークロックは不可
「HQ」・・・高性能モデルでオーバークロック不可(※現在は使われていない)
「G」・・・AMDグラフィックスを搭載したモデル
「U」・・・消費電力を抑えたモバイルPC向けの省電力モデル
「Y」・・・「U」よりもさらに省電力に特化したモデル
CINEBENCH R15 ベンチマークの実機テスト結果
当サイトで行ったCINEBENCH R15のテスト結果をまとめました。同じプロセッサーを搭載しているモデルがありますが、その場合は最も良いスコアを掲載しています。
マルチスレッドのテストは「コアの数の違い」がスコアに大きく影響します。上記の実機テストでは3つのグループに分かれました。
■6コア12スレッドのCore i7-8750H(スコア:1200)
負荷が高い最新3Dゲームをプレイするためのゲーミングノートや、高い処理能力が求められる画像処理や写真編集、動画編集向けのクリエイター向け高性能モデルに搭載されるプロセッサー。「マルチスレッド性能がずば抜けて高い」ことが大きな特徴で、マルチスレッドのテストでは4コア8スレッドのプロセッサーよりも6~8割くらい大きくスコアを伸ばしています。
■4コア8スレッドのプロセッサー(スコア:550~760)
型番末尾に「U」が付くモデルはモバイルPC向けで性能を抑えていますが、「インターネットやオフィスソフトなどを十分快適に作業できる性能」を備えています。本格的にクリエイティブな用途で使用するには少し物足りないかもしれませんが、ちょっとした画像処理や写真編集などは余裕でこなせます。
■2コア4スレッドのプロセッサー(スコア:200~330)
コアの数が少ないのでスコアは伸びませんが「インターネットや動画の視聴、オフィスソフトなどを十分こなせる性能」を備えています。本格的に画像処理や写真編集などに取り組む場合はかなり非力に感じますが、年賀状の作成程度なら問題なく作業できるくらいの処理能力はあります。
第8世代インテル Core プロセッサー「H」シリーズ
第8世代インテル Core プロセッサーは第7世代よりも「コアの数」が増加し、マルチスレッドの性能が大きく向上している点が大きな特徴です。特に高性能モデルの「H」シリーズはマルチスレッドの性能が高く、負荷が高い3Dゲームやクリエイティブな用途に適しています。
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OMEN by HP 15-dc1000 RTX 2070 MAX-Qを搭載した15.6インチ・ゲーミングノート | |
モデル名 | CPU | PassMarkスコア マルチコア/1コア | CINEBENCH R15 マルチコア/1コア |
ハイパフォーマンス プラス | Core i7-8750H (4.1GHz、6C12T) | 12477/2356 | 1204cb/172cb |
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OMEN by HP 15-dc0000 GTX 10シリーズを搭載した15.6インチ・ゲーミングノート | |
モデル名 | CPU | PassMarkスコア マルチコア/1コア | CINEBENCH R15 マルチコア/1コア |
ハイパフォーマンス パフォーマンス | Core i7-8750H (4.1GHz、6C12T) | 12477/2356 | 1205cb/171cb |
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OMEN by HP 17-an100 GTX 1060 / GTX 1070を搭載した17.3インチ・ゲーミングノート | |
モデル名 | CPU | PassMarkスコア マルチコア/1コア | CINEBENCH R15 マルチコア/1コア |
ハイパフォーマンス パフォーマンス | Core i7-8750H (4.1GHz、6C12T) | 12477/2356 | - |
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HP Pavilion Gaming 15-cx0000 スタイリッシュなデザインの15.6インチ・ゲーミングノート | |
モデル名 | CPU | PassMarkスコア マルチコア/1コア | CINEBENCH R15 マルチコア/1コア |
ハイパフォーマンス パフォーマンス クリエイター | Core i7-8750H (4.1GHz、6C12T) | 12477/2356 | 1149cb/174cb |
スタンダード | Core i5-8300H (4.0GHz、4C8T) | 9491/2295 | - |
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HP Spectre x360 15-df0000 4Kディスプレイ&高性能なCPUを搭載したクリエイター向けモデル | |
モデル名 | CPU | PassMarkスコア マルチコア/1コア | CINEBENCH R15 マルチコア/1コア |
15-df0009TX | Core i7-8750H (4.1GHz、6C12T) | 12477/2356 | 1143cb/175cb |
![]() | OMEN X by HP 17-ap000 オーバークロック可能なプロセッサーを搭載したゲーミングノート |
モデル名 | CPU | PassMarkスコア マルチコア/1コア | CINEBENCH R15 マルチコア/1コア |
エクストリームモデル | Core i7-7820HK (3.9GHz、4C8T) | 9991/2083 | 764cb/152cb |
第8世代インテル Core プロセッサー「G」シリーズ
型番末尾に「G」が付くCore i7-8705Gプロセッサーには、GTX 1050とGTX 1050Tiの間くらいの性能「Radeon RX Vega M GL グラフィックス」が搭載されています。
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HP Spectre x360 15-ch000 4Kディスプレイを搭載した15.6インチモデル | |
モデル名 | CPU | PassMarkスコア マルチコア/1コア | CINEBENCH R15 マルチコア/1コア |
15-ch011TX | Core i7-8705G (4.1GHz、4C8T) | 9883/2219 | 798cb/168cb |
第8世代インテル Core プロセッサー「U」シリーズ
型番末尾に「U」が付くプロセッサーは、モバイルPC向けの省電力モデルです。消費電力を抑えるためにTDP(消費電力の目安)が低めの15Wに設定されています。
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HP Spectre x360 13-ap0000 エッジが効いたデザインの13.3インチ・プレミアムPC | |
モデル名 | CPU | PassMarkスコア マルチコア/1コア | CINEBENCH R15 マルチコア/1コア |
パフォーマンス プロフェッショナル スタンダード | Core i7-8565U (4.6GHz、4C8T) | 9000/2360 | 637cb/181cb |
ベーシック | Core i5-8265U (3.9GHz、4C8T) | 8024/2138 | 550cb/162cb |
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HP Spectre 13-af000 セラミックホワイトが上品なプレミアムモバイルPC | |
モデル名 | CPU | PassMarkスコア マルチコア/1コア | CINEBENCH R15 マルチコア/1コア |
パフォーマンスプラス パフォーマンス | Core i7-8550U (4.0GHz、4C8T) | 8293/2141 | 519cb/155cb |
スタンダード | Core i7-8250U (3.4GHz、4C8T) | 7678/1939 | 514cb/142cb |
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HP Pavilion 15-cs0000 上質デザインのスタンダード・15インチノートPC | |
モデル名 | CPU | PassMarkスコア マルチコア/1コア | CINEBENCH R15 マルチコア/1コア |
パフォーマンス | Core i7-8550U (4.0GHz、4C8T) | 8293/2141 | - |
スタンダード | Core i7-8250U (3.4GHz、4C8T) | 7678/1939 | - |
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HP Pavilion 13-an0000 SAKURA 淡いピンクが素敵な13.3インチ・ノートPC | |
モデル名 | CPU | PassMarkスコア マルチコア/1コア | CINEBENCH R15 マルチコア/1コア |
スタンダード | Core i5-8265U (3.9GHz、4C8T) | 8024/2138 | 535cb/156cb |
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HP Spectre Folio 13-ak0000 ボディに本革を採用した13.3インチ・プレミアムモバイルPC | |
モデル名 | CPU | PassMarkスコア マルチコア/1コア | CINEBENCH R15 マルチコア/1コア |
スタンダード | Core i7-8500Y (4.2GHz、2C4T) | 4032/1468 | - |
ベーシック | Core i5-8200Y (3.9GHz、2C4T) | 4206/1426 | 259cb/129cb |
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HP ENVY 12 x2-g000 4G LTE対応の12.3インチ・タブレットPC | |
モデル名 | CPU | PassMarkスコア マルチコア/1コア | CINEBENCH R15 マルチコア/1コア |
スタンダード | Core i5-7Y54 (3.2GHz、2C4T) | 3599/1376 | - |
ベーシック | Core m3-7Y30 (2.6GHz、2C4T) | 3552/1282 | - |
第2世代 AMD 「Ryzen 3」「Ryzen 5」プロセッサー搭載モデル
AMD Ryzen モバイル・プロセッサーは「コストパフォーマンスが高い」ことが大きな魅力。HPでは高コスパで人気がある「ENVY シリーズ」に搭載されています。
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HP ENVY x360 15-cp0000 コストパフォーマンスに優れる15.6インチ・コンバーチブルPC | |
モデル名 | CPU | PassMarkスコア マルチコア/1コア | CINEBENCH R15 マルチコア/1コア |
スタンダード | AMD Ryzen 5 2500U (3.6GHz、4C8T) | 7342/1676 | - |
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HP ENVY x360 13-ag000 高コスパでスタイリッシュなデザインの13.6インチ・コンバーチブルPC | |
モデル名 | CPU | PassMarkスコア マルチコア/1コア | CINEBENCH R15 マルチコア/1コア |
パフォーマンス スタンダード | AMD Ryzen 5 2500U (3.6GHz、4C8T) | 7342/1676 | - |
ベーシック | AMD Ryzen 3 2300U (3.6GHz、4C4T) | 6151/1570 | - |
まとめ
2018年頃からプロセッサーのコアが増加し高性能化が進み、型番末尾に「H」が付くモデルは6コア12スレッド、型番末尾に「U」が付くモバイルPC向けの省電力プロセッサーでさえも4コア8スレッドになっています。
・ゲームやクリエイティブな用途なら6コア12スレッド
・モバイルPC向けは4コア8スレッドまたは2コア4スレッド
特に高性能モデルに搭載されている6コア12スレッドの「Core i7-8750H 」プロセッサーは、2017年で高性能な部類だったデスクトップPC向けのCore i7 -7700Kを約20%も上回る性能を発揮するようになりました。
モバイルPC向けPCには4コア8スレッドのプロセッサーが搭載されていることが多いのですが、一部のモデルは2コア4スレッドのプロセッサーを搭載している場合があります。インターネットや動画の視聴、オフィスソフトなどが主な用途なら2コアでも十分こなすことができますが、画像処理や写真編集などの用途では非力なので、購入時の際は「自分の使い方に適しているか」を十分に検討する必要があります。
・ゲームやクリエイティブな用途なら6コア12スレッド
・モバイルPC向けは4コア8スレッドまたは2コア4スレッド
特に高性能モデルに搭載されている6コア12スレッドの「Core i7-8750H 」プロセッサーは、2017年で高性能な部類だったデスクトップPC向けのCore i7 -7700Kを約20%も上回る性能を発揮するようになりました。
モバイルPC向けPCには4コア8スレッドのプロセッサーが搭載されていることが多いのですが、一部のモデルは2コア4スレッドのプロセッサーを搭載している場合があります。インターネットや動画の視聴、オフィスソフトなどが主な用途なら2コアでも十分こなすことができますが、画像処理や写真編集などの用途では非力なので、購入時の際は「自分の使い方に適しているか」を十分に検討する必要があります。
■レビューについて
※商品仕様/価格については2019年6月8日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※ベンチマークの測定値は目安です。使用状況や環境によって変わる場合があります。
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