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HP Spectre x360 13-ap0000 ベーシックモデルに搭載されている256GB SSDを大容量の1TB SSDに換装しました!この記事ではSSDを換装する手順や、使用したツールなどをご紹介しています。

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 この記事で使用する「HP Spectre x360 13-ap0000」について

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この記事では、「HP Spectre x360 13-ap0000 ベーシックモデル」の256GB SSD (PCIe NVMe M.2)を大容量の 1TB SSD (PCIe NVMe M.2)に交換し、Windows 10の「USB回復ドライブ」でOSをインストールするまでの手順をご説明しています。
 
■この記事で使用するモデル
・HP Spectre x360 13-ap0000 ベーシックモデル

【実機レビュー:ポセイドンブルー】
◆外観・デザイン徹底レビュー:モダンで斬新な印象の「ポセイドンブルー」
◆ベーシックモデル(Core i5-8265U搭載)の性能・消費電力をチェック!



 本体の分解やSSD交換時の注意点
 
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■パソコンの分解や内部のパーツを交換する際は下記の点にご注意ください
 
●静電気にご注意ください
メモリやストレージを増設する前に、どこか金属に適当に触って 静電気を放電してから作業を行ってください。

●電源コードを外した上で作業してください
感電の恐れがありますので電源コードを外してから分解・増設作業を行ってください。

●マザーボードや配線などを傷つけないようにする
工具などでマザーボードや部品、配線類を傷つけないようにご注意ください。

●怪我にご注意ください
本体内部には金属製の部品や鋭利な部分がありますので、怪我には十分お気を付けください。

本体の分解は保証対象外となりますので、あくまでも自己責任の下で行ってください。この記事を参考にして破損、故障などが起こったとしても当方は一切責任を負いませんので、あらかじめご了承ください。



 分解時に必要なツール
 

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HP Spectre x360 13の「底面カバーの取り外し」で使用したのは、ヘラのようなもの、精密プラスドライバー、精密マイナスドライバーの3点です。今回使用する精密ドライバーは限られていますが、セットで用意しておくといろいろな状況に対応できるので便利です。

・精密プラスドライバー(#1)
※底面を固定しているネジ(6本)を外すときに使用

・精密マイナスドライバー
※粘着シートで固定されているゴム脚を取り外すときに使用

・ヘラのようなもの(※ボディをなるべく傷めない樹脂製)
※底面カバーのハメ込みを外すときに使用

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◆修理ツールキット 修理パーツ部品 開腹/交換/分解用ツール セット
※上記の精密プラスドライバー、マイナスドライバーは含まれていません

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精密プラスドライバー(#000)は、M.2 SSDを固定しているネジを取り外すときに使用します。SSDのカバーはハメ込み式になっているのでツールは必要ありません。

・精密プラスドライバー(#000)
※SSDを固定用のネジを取り外すときに使用。



 交換するSSDは「SanDisk Extreme PRO」
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SanDisk Extreme PRO / M.2 NVMe 3D SSD のスペック
使用可能容量1TB1TB500GB
シーケンシャル 読取り(最大)3,400 MB/秒3,400 MB/秒
シーケンシャル 書込み(最大)2,800 MB/秒2,500 MB/秒
ランダム 読取り(最大)500K IOPS410K IOPS
ランダム 書込み(最大)400K IOPS330K IOPS
TBW(総書き込み容量)600300
インターフェースPCIe 3.0 x4 NVMe
フォームファクタM.2 2280
外形寸法80.52 mm x 21.84 mm x 1.98 mm
保証期間5年間

今回の記事で使用したM.2 SSDは、サンディスク製の3D TLC NAND チップを採用した「サンディスク エクストリーム プロ M.2 NVME 3D SSD」です。PCI Express接続・NVMeに対応している高性能な製品で、安心の5年間長期保証が付属しています。

・64層の3D TLC NAND チップを採用
・転送速度は「NVMe対応 SSDの中ではトップクラス」の性能(※公称スペック)
・保証期間が長めの「5年間」

◆SanDisk Extreme Pro 1TBのベンチマーク
 
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SanDisk 内蔵SSD M.2-2280 / 1TB / SSD Extreme Pro / PCIe Gen3 NVMe / 5年保証 /SDSSDXPM2-1T00-J25
※価格は2019年4月18日の時点で3万円(税込)前後。



 SSDを換装する手順(大まかな流れ)

「HP Spectre x360 13-ap0000」のSSDを交換する手順は下記のような流れになります。
 
■HP Spectre x360 13-ap0000のSSDを交換する手順

1)回復USBドライブの作成(◆「Windows 10 回復ドライブ」を作成する手順

2)底面カバーの取り外し(◆HP Spectre x360 13 を分解する手順

3)SSDの換装(標準搭載のSSDを取り外し、新規のSSDを取り付ける)

4)底面カバーを元の状態に戻す

5)ACアダプターを接続し「回復USBドライブ」をPCに挿す

6)「電源スイッチ」を押してPCを起動する

7)回復USBドライブで新規SSDにOSをインストールする



 1)回復USBドライブの作成

USBメモリ_0G1A4535

先ずは、パソコンをリカバリー(初期の状態に戻す)するときに必要な「USB回復ドライブ」を作成します。USB回復ドライブの作成方法や、使用可能なUSBメモリは下記の記事をご覧ください。

◆HPパソコンの「Windows 10 回復ドライブ」を作成する



 2)底面カバーの取り外し

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HP Spectre x360 13-ap0000の底面カバーを取り外すには、「ヘラのようなもの」、「精密プラスドライバー(#1)」「精密マイナスドライバー」などが必要になります。

1)粘着シートで固定されているゴム脚2本を取り外す
※ゴム脚の粘着部分をきれいに外すには「精密マイナスドライバー」のようなものが必要。

2)精密プラスドライバーでネジ6本を取り外す。

3)ヘラのようなもので底面カバーのハメ込みを少しづつ外していく。

4)底面カバーを取り外す。

Spectre x360 13はシンプルな構造になっているので底面カバーの取り外しは難しくないのですが、初めて作業するときは慎重になるので、ゴム脚やハメ込み、底面カバーを取り外す作業で少し手間取るかもしれません。カバーを取り外す手順や必要なツールは下記の記事をご覧ください。

◆HP Spectre x360 13(2018年10月モデル)を分解する手順



 3)SSDの換装:標準のSSDを取り外し、新規のSSDを取り付ける

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金属のカバーで覆われているM.2 SSD。1本のネジで固定されています。


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精密プラスドライバー(#000)でネジを取り外します。


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ネジはとても小さいので紛失しないようにご注意ください。


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次はSSDの金属カバーを取り外します。カバーは「ハメ込み式」になっているのでツールは必要ありません。手でカバーを上に持ち上げるようにすると外れますが、初回はハメ込みが少し固いかもしれません。

※見やすくするために手を省いた状態で撮影しています。

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M.2 SSDはネジで固定される側を少し持ち上げながら取り外します。

※見やすくするために手を省いた状態で撮影しています。
 
HP-Spectre-x360-13-ap0000_SSDの換装_06a_SSDカバーのハメ込み
SSDを取り外した状態。SSDの金属カバーを固定するための「ハメ込み」部分は5箇所あります。


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次は新規のSSDの取り付けです。手順は取り外すときと逆になります。SSDの端子側をコネクタに差し込みます。

※見やすくするために手を省いた状態で撮影しています。
 
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金属カバーをハメ込み部分(5か所)に取り付けます。

 
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金属カバーとSSDをネジで固定して完了です。SSDの交換はそれほど難しい作業ではありませんでした。



 4)底面カバーを元の状態に戻す

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SSDの換装作業が済んだら「底面カバー」を取り付けて元の状態に戻します。何かあった場合にカバーをすぐに開けられるように、ネジ止めをしないで次のOSのインストール作業を行いました。

※カバーはハメ込むだけでもある程度固定できます。



 5)回復USBドライブで新規SSDにOSをインストールする

新規SSDを起動_190402
■この項目はインストール作業には関係ないので次に進んでください

ここからは「回復USBドライブで新規SSDにOSをインストールする作業」に入りますが、新規のSSD(OSが入っていない状態の)を起動するとどうなるか試してしてみました。

当然ながらWindows10が 立ち上がることはありません。英語のメッセージで「起動ドライブが見つからない。OSをストレージにインストールしてください。」と表示されます。

この作業は確認のために行っただけなので、設定などは行わず電源スイッチをOFFにしました。
 


Spectre x360 13-ap0000_回復ドライブの作成_0G1A4557c
ここから「USB回復ドライブ」で新規SSDにOSをインストールする作業に入ります。

1)ACアダプターを接続して「USB回復ドライブ」をPCに挿します。

2)電源スイッチを押してPCを起動します。

※PCを起動すると黒い画面でHPのプレミアムロゴが表示されます。


キーボードレイアウトの選択_01b_s
3)キーボードレイアウトの選択

「Microsoft IME」が選択されていることを確認して「Enter」を押す。

※選択するときに画面をタッチ(またはタッチパッドでタップ)した場合は「Enter」を押す必要はありません。

※Microsoft IMEは標準状態で選択されています。


オプションの選択_01b_s
4)オプションの選択

カーソルで「トラブルシューティング」を選択して「Enter」を押します。

※選択するときに画面をタッチ(またはタッチパッドでタップ)した場合は「Enter」を押す必要はありません。

※エラーメッセージ(※参考画像 )が出た場合は「今すぐ再起動する」を押してPCを再起動して、最初からやり直します。


トラブルシューティング_01b_s
5)トラブルシューティング

「ドライブから回復する」を選択して「Enter」を押します。

※選択するときに画面をタッチ(またはタッチパッドでタップ)した場合は「Enter」を押す必要はありません。


ファイルの削除のみ行う_01a_s
6)ドライブから回復する

カーソルで「ファイルの削除のみ行う」を選択し「Enter」を押します。

※選択するときに画面をタッチ(またはタッチパッドでタップ)した場合は「Enter」を押す必要はありません。


ドライブから回復する_01a_s
7)ドライブから回復する(削除メッセージ)

削除の警告メッセージがでたら「回復」を選択して「Enter」を押します。

※選択するときに画面をタッチ(またはタッチパッドでタップ)した場合は「Enter」を押す必要はありません。


このpcを回復しています_01a
8)回復が始まります

ここからはOSのインストールが完了するまで何もする必要はありません。

※途中で何回か自動的に再起動します。

コルタナ_01a
9)OSのインストールが完了しコルタナが起動します。

※インストールにかかった時間は約30分でした。ここからは画面(コルタナ)の指示に従って設定を進めます。


セットアップ完了_01a
設定が終了するとデスクトップ画面が表示されます。これでOSのインストール作業は全て完了です。



 「HP Spectre x360 13-ap0000のSSD換装」まとめ

SSDの交換まとめ
 
◆本体の分解やパーツの交換は保証対象外となりますので、あくまでも自己責任でお願いします。

今回は「HP Spectre x360 13-ap0000 ベーシックモデル」の256GB SSD (PCIe NVMe M.2)を、大容量の 1TB SSD (PCIe NVMe M.2)に交換しました。SSD換装後の動作は今のところ問題なく動作しています。感想や注意点は下記のとおりです。

・粘着シートで固定されているゴム脚をはがすときや、底面カバーを取り外すときに少々手間取りました。(◆底面カバーの取り外し方

・適切な道具で丁寧に作業すれば、一度分解しただけでボディが傷だらけになることはないと思います。今回は樹脂のヘラを使って作業したのでボディを傷めることなく底面カバーを開けることができました。

・SSDの換装は金属のカバーとネジ1本を外すだけなので簡単でした。

・SSDの規格にご注意ください。この機種のSSDのフォームファクタは「M.2 2280」、インターフェースは「PCIe 3.0 x4 NVMe」になります。

・回復USBドライブの作成(◆USBメモリで回復ドライブを作成する)や、OSのインストール作業などは特に問題なく作業を進めることができました。

購入時に「必要な容量のSSD」を搭載したモデルを選んだ方が良いと思いますが、保証対象外になってしまうことや、多少ボディを痛めてしまうリスクを受け入れことができるのなら「SSDの交換は可能」です。
 
【メーカー製品詳細ページ】
◆HP Spectre x360 13-ap0000 (2018年10月モデル) 製品詳細icon
◆HP Spectre x360 13-ap0000 スペックPDF

【トラブルシューティング・ドライバー・使用方法など】
◆HP Spectre 13-ap0000 x360 Convertible PC サポートページicon
◆ユーザーガイドPDF(取扱説明書:コンピューターの概要・使い方)
◆HP クラウドリカバリツールの使用(Windows 10、7)

【実機レビュー:アッシュブラック】
◆外観・デザイン徹底レビュー:精悍な印象の「アッシュブラック」
◆パフォーマンスモデル(Core i7-8565U搭載)の性能・消費電力をチェック!

【実機レビュー:ポセイドンブルー】
◆外観・デザイン徹底レビュー:モダンで斬新な印象の「ポセイドンブルー」
◆ベーシックモデル(Core i5-8265U搭載)の性能・消費電力をチェック!

【付属品のレビュー】
◆専用化粧箱&付属品(アッシュブラック、ポセイドンブルー)

【関連記事】

◆HP Spectre x360 13(2018年10月モデル)の製品特徴・新旧モデル比較
◆sRGBカバー率100%、Spectre x360 13(2018年10月モデル) のディスプレイ
◆Spectre シリーズ(2018年10月モデル)の性能・使い勝手を比較
◆HP Spectre x360 13-ap0000のちょっと気になるところ(ACアダプターについて)
 
【設定に関する記事】
◆Windows10の高速スタートアップを有効(または無効)にする
◆USBメモリで「Windows 10の回復ドライブ」を作成する
◆BIOS(UEFI)画面の入り方、ファンクションキーの変更方法

【本体の分解・SSDの換装】
◆底面カバーの取り外し方&内部のレビュー
◆HP Spectre x360 13-ap0000のSSDを換装する手順
 


■レビューについて
※商品仕様/価格については2019年4月2日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
 
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