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リアルタイムレイトレーシング対応GPU「NVIDIA GeForce RTX 2070 with Max-Q Design」 を搭載した日本HPのゲーミングノート「OMEN by HP 15-dc1000TX ハイパフォーマンスプラスモデル」で実機ベンチマークを行いました。

この記事ではGTX 1070 with Max-Qを搭載した従来モデル(※OMEN by HP 15-dc0000)と比較しながら、最新モデルの性能が「どれくらい向上したのか?」を検証しています。
 


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■目次(ページ内リンク)
下記のリンクをクリックすると目的の場所にジャンプします。

【ベンチマークについて】
◆ベンチマークで使用する「OMEN by HP 15-dc1000TX」について
◆ベンチマークの設定・使用するソフトついて
◆冷却ファンの設定はゲーム向けの「パフォーマンスモード」を選択

【プロセッサー】
◆インテル Core i7-8750H プロセッサー(Coffee Lake)の仕様・性能について
・最大動作周波数は1~2コア動作時4.1GHz、5~6コア動作時は3.9GHz
◆プロセッサーのベンチマーク(CINEBENCH R15)

【メモリ】
◆メモリの仕様・容量について(16GB DDR4-2666MHz)

【ストレージ】
◆ストレージの性能テスト(256GB SSD + 2TB HDD)

【グラフィックス】
◆GPUの仕様・性能について(NVIDIA GeForce GTX 1070 with MAX-Q Design)

【3D MARK ベンチマーク】
◆Port Royal(DXRベースのレイトレーシングベンチマーク)
◆Time Spy Extreme(DirectX 12 :4K)
◆Time Spy(DirectX 12 :WQHD)
◆Fire Strike Ultra(DirectX 11 ベンチマーク:4K)
◆Fire Strike Extreme(DirectX 11 ベンチマーク:WQHD)
◆Fire Strike (DirectX 11 ベンチマーク:フルHD)
◆Night Raid (DirectX 12 ベンチマーク:フルHD)

【ゲームベンチマーク】
◆ファイナルファンタジーXV(FF15)
◆ファイナルファンタジーXIV::紅蓮のリベレーター
◆PSO2 キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4
◆F1 2018(Steam版)

【VRベンチマーク】
◆VR(仮想現実)対応システムのためのベンチマーク

【Battlefield V】
◆映り込みの描写がすごい「リアルタイムレイトレーシング」 ※3/28追記

【動作中の温度・消費電力】
◆Webサイト閲覧、動画の視聴、ベンチマーク中の温度・消費電力について

【ベンチマークテストのまとめ】
◆OMEN by HP 15-dc1000 はグラフィックスの性能が大きく向上!
 



ベンチマークで使用する「OMEN by HP 15-dc1000TX」について

 
OMEN by HP 15-dc1000_カーボンファイバーのテクスチャ_01z



■「OMEN by HP 15-dc1000TX ハイパフォーマンスプラスモデル」の製品特徴

日本HPのゲーミングブランドOMENシリーズの「OMEN by HP 15」は、ステルス戦闘機から着想を得たデザインが特徴的なゲーミングノートです。ボディにはカーボンファイバーのようなテクスチャが施されています。

2019年2月27日より販売開始された新モデルの「OMEN by HP 15-dc1000TX」は、レイトレーシングに対応した「NVIDIA GeForce RTX 2070 with Max-Q Design グラフィックス」を搭載しています。

【販売価格】

¥252,780(税込)~ ※2019年4月27日の時点

【メーカー製品詳細ページ】
◆OMEN by HP 15 シリーズ 製品詳細icon
◆OMEN by HP 15-dc1000TX(スペックPDF)

OMEN by HP 15-dc1000_0G1A5102-3

■新モデル「ハイパフォーマンスプラスモデル」と従来モデルの違い

新モデルのハイパフォーマンスプラスモデル(15-dc1000)と従来モデル(15-dc0000)の違いはメモリの構成とグラフィックスの2点で、外観やデザイン、インターフェイスなどは同じです。

・メモリがシングルチャネル(16GB×1)からデュアルチャネル(8GB×2)へ変更
・グラフィックスがGTX1070 with MAX-Q →RTX2070 with MAX-Qへ変更
 
※外観・デザインは下記のレビューをご覧ください。
◆15.6インチ・ゲーミングノート「OMEN by HP 15-dc0000」の外観・デザイン

OMEN by HP 15-dc1000_0G1A4547b
 
■「リフレッシュレート144Hz」対応ディスプレイを搭載!

15.6インチワイドのディスプレイは1秒間に144回の描画ができる「リフレッシュレート144Hz」に対応しているので、動きが速いFPSやアクションゲーム、レースゲームなどを「滑らかな動きで」プレイすることができます。


【ゲーム向けのフルHD(1920×1080)の画面解像度】
FPSやレースゲームは「フレームレート」が重要になります。フルHDは4Kのように高精細(ドットが緻密)ではありませんが、現在のグラフィックスの性能でそれなりに「キレイな画面」で「高フレームレート」でプレイするには最適な解像度です。

【視野角が広いIPS方式】
斜めから見ても色味の変化が少ないことが大きな特徴で発色もキレイです。ゲームだけでなく画像処理や写真編集のような用途にも適しています。

【非光沢の表面処理】
光の反射や映り込みが少ないので、長時間の作業やゲームプレイ時の目の疲労が軽減されます。

【sRGBカバー率】
今回テストした機種のsRGBカバー率は以前にテストGTX 1070搭載機とほぼ同じです。ほんの僅かの違いは個体差だと思われますが、いずれのディスプレイも発色が良くきれいな色味で映像やゲームを楽しむことができます。

・OMEN by HP 15-dc1000(GTX 2070 Max-Q):sRGBカバー率 96%※画像:測定結果
・OMEN by HP 15-dc0000(GTX 1070 Max-Q):sRGBカバー率 97%(※画像:測定結果

 
1080_OMEN by HP 15-dc1000_キーボード_190327_01a


■キーボードは26キーのロールオーバーとアンチゴースト機能を搭載!

キーボードは日本語配列テンキー付きで、ゲーム向けの「26キーのロールオーバー」、「アンチゴースト」機能を備えています。LEDは4つのゾーン(※参考画像)で変更可能です。 キーストロークはモバイルPC(約1.3~1.5mm)より少し長めの約1.8mmで、打ち心地が良い適度な弾力性(クリック感)があります。

【26キーのロールオーバー】
ロールオーバーとは複数のキーを同時に押した場合、その全てのキー入力が認識される機能です。このモデルの場合は「26キーを同時押し可能」になります。

【アンチゴースト】
複数のキーを同時に押したときの「誤入力を防ぐ」機能。
 
525_OMEN-by-HP-15-dc1000_左側面_インターフェース_01a

   
525_OMEN-by-HP-15-dc1000_右側面_インターフェース_01a

 
525_OMEN-by-HP-15-dc1000_背面_インターフェース_01a

■インターフェース

インターフェース類は従来モデル(※GTX 1070 MAX-Q搭載)と同じです。左側面には使用頻度が高い端子類やSDカードスロット、右側面は「右手でマウスを操作すること」を前提としているので必要最低限の端子のみ搭載。背面は頻繁に抜き差ししない外付けHDDやディスプレイなどを接続するのに適しています。

OMEN by HP 15-dc0000_0G1A5296-2b
■冷却機構

回転時の摩擦を軽減する「流体動圧軸受けベアリング」や、細かく回転を制御することができる「3段階駆動モーター」を採用した大型の冷却ファンを2基搭載。
 
OMEN by HP 15-dc0000_0G1A4771d

■NVIDIA GeForce RTX 2070 with Max-Q Design グラフィックスを搭載!

今回テストするモデルの注目ポイントは、リアルタイムレイトレーシングに対応した「NVIDIA GeForce RTX 2070 with Max-Q Design グラフィックス」です。従来のGPUよりもリアルで美しい表現が可能になっていますが、この記事ではレイトレーシングに対応していないベンチマークで「従来モデル(※GTX 1070 MAX-Q搭載)よりどれくらい性能が向上しているか?」を重点的にチェックしています。

インテル Core i7-8750H プロセッサーやデュアルストレージ構成の 256GB SSD(PCIe NVMe M.2)と2TB HDDなどは従来モデルと同じですが、大容量の16GBメモリ(DDR4-2666MHz)の構成は8GBx2(デュアルチャネル)に変更されています。

※従来モデルは16GB(DDR4-2666MHz)16GBx1の構成。
 
スクリーンショット_HWiNFO_スペック

テストで使用する OMEN by HP 15-dc1000 のスペック
OSWindows 10 Pro(64bit)
プロセッサーインテル Core i7-8750H プロセッサー
(2.2GHz - 4.1GHz、6コア12スレッド、TDP45W)
チップセットモバイル インテル HM370 チップセット
メモリ16GB (8GB×2) DDR4-2666MHz (最大32GB)
ストレージ256GB SSD(PCIe NVMe M.2) + 2TB HDD(5400回転)
グラフィックNVIDIA GeForce RTX 2070 with Max-Q Design グラフィックス
※ドライバーのバージョン:419.35
電源200W ACアダプター




ベンチマークの設定・使用するソフトついて

 
OMEN by HP 15-dc0000_0G1A5461

この記事のベンチマークテスト(3DMARK、CINEBENCH R15、ゲームベンチなど)は下記の設定で行います。

【Windows10のバージョン】
・バージョン 1809
・OS ビルド 17763.379

【Windows10の電源プラン】
・電源モード(接続):高パフォーマンス

※設定が異なる場合は当サイトのような結果が出ない可能性があります。
※ベンチマーク中の温度や消費電力などの計測は下記のツールを使用しています。
 
ベンチマークで使用するソフト
 CrystalDiskInfoHDD/SSDの基本情報を確認できるソフト
 CrystalDiskMarkストレージの速度を測定するベンチマークソフト
CPU-ZCPUの詳細な情報を表示するソフト
GPU-Zグラフィックカードの詳細情報を表示するソフト
HWMonitorPCパーツの温度を測定するソフト
HWiNFO64PCパーツの温度を測定するソフト
Frapsゲーム中のフレームレートを表示できるソフト
ワットチェッカー REX-BTWATTCH1 消費電力の測定で使用
 
※デスクトップPCの消費電力はディスプレイを含みません。
※ノートPCの消費電力はディスプレイを含む数値になります。
※ノートPCや液晶一体型PCのディスプレイの輝度は100%に設定。




冷却ファンの設定はゲーム向けの「パフォーマンスモード」を選択

 
OMEN コマンドセンター_04_パフォーマンスモード

 「OMEN コマンドセンター」で下記のような設定が可能です。設定できる項目は機種によって異なります。今回のテストでは、冷却ファンのコントロールをゲーム向けの「パフォーマンスモード」に設定しています。

 
【システムモニター】
CPUやGPUの温度やメモリの使用率、ネットワークの速度などを見ることができます。

【ネットワーク】
帯域幅の使用状況を確認することができます。有線LANと無線LANを併用している場合は、アプリケーションの優先順位を設定することができます。(例:ゲームは有線LAN、他のソフトは無線LANに設定)

【LEDコントロール】
4つのゾーン(※スクリーンショット)のカラーを変更することができます。

【パフォーマンスコントロール】
冷却ファンの設定は3つのモードが用意されています。冷却重視の「パフォーマンスモード」は、内部の温度が高くなると高回転で冷却ファンが回転し、プロセッサーやグラフィックスなどを冷やします。

【Game Stream】
OMENホストPCから他のPC(リモート クライアント)にストリーミングでゲームを配信できるモードです。リモート クライアントが非力なノートPCでもOMENホストPC(ゲーミングPC)のパフォーマンスでプレイすることができます。
 



インテル Core i7-8750H プロセッサー(Coffee Lake)の仕様・性能について

 
525x110_OMEN-by-HP-15-dc1000_プロセッサー_190327_02a

OMEN by HP 15-dc1000は、従来モデル(※OMEN by HP 15-dc0000)と同じ「インテル Core i7-8750H プロセッサー」を搭載しています。
 
・インテル Core i7-8750H プロセッサー
(2.2GHz - 4.1GHz、6コア12スレッド、TDP45W)



インテル Core i7-8750H プロセッサーの仕様

 
Core i7-8750H_CPU-Z_01Core i7-8750H_CPU-Z_CPU-Z_03
 
CPU-Zで表示されるインテル Core i7-8750H プロセッサーの詳細。チップセットは「モバイル インテル HM370 チップセット」が搭載されています。
 
Core i7-8750HCore i7-8705GCore i7-8550U
開発コード名Coffee Lake
(第8世代)
Kaby Lake G
(第8世代)
Kaby Lake R
(第8世代)
プロセス14 nm14 nm14 nm
コアの数644
スレッド数1288
ベース動作周波数2.20 GHz3.10 GHz1.80 GHz
ターボ・ブースト時の
最大周波数
4.10 GHz4.10 GHz4.00 GHz
キャッシュ9 MB8 MB4 MB
TDP45W
65W15 W
 



最大動作周波数は1~2コア動作時4.1GHz、5~6コア動作時は3.9GHz

 
XTU_Core i7-8750H

「インテルXTU(※関連記事)」はプロセッサーをオーバークロックするためのツールで、CPUの電圧や設定などの詳細を見ることができます。

 
XTU_02_t_s2_最大動作周波数

インテル Core i7-8750H プロセッサーはオーバークロックができない(倍率がロックされている)ので、1~6コア動作時の最大動作周波数のみチェックします。

動作周波数は1~2コア動作時が最大になり、同時に動作するコアが多くなるにつれて低くなっていきます。倍率を変更する項目を見ると、1~2コア動作時は4.1GHz、3~4コア動作時は4.0GHz、5~6コア動作時は3.9GHzと表示されています。
 
Intel Turbo Boost Technology有効時の動作クロック
Core i7-8750H(※6コア12スレッド)
1コア動作時4.1 GHz
2コア動作時4.1 GHz
3コア動作時4.0 GHz
4コア動作時4.0 GHz
5コア動作時3.9 GHz
6コア動作時3.9 GHz




プロセッサーのベンチマーク(CINEBENCH R15)

 
スクリーンショット 2017-03-07t

グラフィックカードとCPUの性能テストを行い、コンピュータのパフォーマンスを評価します。

◆MAXON CINEBENCH ダウンロード



CINEBENCH R15_02t
■OpenGL
カーチェイスによる複雑な3Dシーンを使って、グラフィックカードのOpenGLモードでの性能を調べます。

■CPU
3Dレンダリングを行いプロセッサパワーのすべてを使う性能テスト。

■CPU(Single Core)
1コアのみで行うプロセッサ性能テスト。
  
CINEBENCH R15 プロセッサー性能比較
※()内はCore i7-8565Uとの比較
プロセッサーCPU
(マルチコア)
CPU
(シングルコア)
CPU パッケージ
の最大消費電力
Core i7-8750H
(最大4.1GHz, 6コア12スレッド
1204 cb
189%
172 cb
(95%)
約85.5W
(285%)
Core i7-7820HK
(最大4.4GHz, 4コア8スレッド)

※オーバークロック
921 cb184 cb約68.7W
Core i7-8705G
(最大4.1GHz, 4コア8スレッド)
798 cb168 cb約50.0W
Core i7-8565U
(最大4.6GHz, 4コア8スレッド)
637 cb
(100%)
181 cb
(100%)
約29.9W
(100%)

 

マルチコア性能が高いインテル Core i7-8750H プロセッサー

 
Core i7-8750Hは6コア12スレッドのプロセッサーなので、マルチスレッドの性能が4コア8スレッドのプロセッサーよりも圧倒的に高性能です。オーバークロックしたCore i7-7820HKと比較した場合は約30%、モバイル向けのCore i7-8565Uと比較した場合は約90%も高いスコアが出ています。


CPU(Single Core)テストは1コア動作時の最大クロックが重要

 
1コアのみの性能を測定するテストでは、Core i7-8750H(最大4.1GHz)よりも最大動作周波数が高いプロセッサーの方が良いスコアが出ていますが、大きな差ではないので体感で違いはわからないと思います。


マルチコアテスト中の動作周波数や温度

 
テスト時間は「処理能力が高いプロセッサーほど短い時間」で完了します。Core i7-8750Hの場合は約40秒くらいになります。テスト開始から終了まで6コア動作時の最大動作周波数の3.9GHzを維持していました。

マルチコアテスト時の最大温度は92℃(平均79℃)で、サーマルスロットリングは1コアのみ発生。長時間負荷をかけ続ける場合は全てのコアでサーマルスロットリングが発生する可能性がありますが、今回のように1分くらいで完了するテストでは大きな問題はありませんでした。
 
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 23℃】
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、
アイドル時の温度はベンチマーク前の数値を記載しています。
※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。
インテル Core i7-8750H プロセッサー
プロセッサーの温度最大温度92℃
平均温度79℃
アイドル時39℃
NVIDIA GeForce RTX 2070with Max-Q Design グラフィックス
GPUの温度最大温度50℃
平均温度47℃
アイドル時40℃
GPU コアクロック最大885.0 MHz
アイドル時300.0 MHz
GPU メモリクロック最大6000.1 MHz
アイドル時405.0 MHz
GPUクーラーのファンスピード最大- RPM
アイドル時- RPM
ビデオメモリ使用量499 MB ※OpenGL時
ベンチマーク中の最大消費電力(ディスプレイを含む)
CPUテスト(マルチコアテスト時)最大 141 W ※PC全体
(プロセッサーのみ 約85.5 W)
CPUテスト(1コアテスト時)最大 77.5 W ※PC全体
(プロセッサーのみ 約27.6 W)




メモリの仕様・容量について(16GB DDR4-2666MHz)

 
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OMEN by HP 15-dc1000は大容量の16GBメモリ(DDR4-2666MHz)を搭載。
 
・16GB (16GB×2) DDR4-2666MHz (最大32GB)

メモリ搭載量について

 
大容量の16GBのメモリは、インターネットやメール、文書作成、オフィスソフトなどの用途では十分すぎる容量です。画像処理や写真編集なども可能ですし、16GB推奨のゲームもプレイすることができます。
 

メモリの仕様

 
Core i7-8750H_CPU-Z_CPU-Z_04
■メモリの規格
DDR4-2666 (PC4-21300)

■レイテンシ
CL-19
※メモリのデータを転送する時の待ち時間

■メモリの構成
16GB(8GBx2)
※デュアルチャネル
 
■デュアルチャネルについて

デュアルチャネルとは、同じ規格・容量のメモリを2枚1組で使うことによりデータ転送速度を高速化する技術です。OMEN by HP 15-dc1000のメモリ構成は16GB(8GBx2)なので「デュアルチャネル」で動作します。高い性能が求められるゲーミングPCに適している構成です。



ストレージの性能テスト(256GB SSD + 2TB HDD)

 
525x110_OMEN-by-HP-15-dc1000_ストレージ_190327_02a
 
ストレージの構成は従来モデル(※OMEN by HP 15-dc0000)と同じで、データの転送速度が非常に速いSSD(PCIe NVMe M.2)と2TB HDDを搭載。容量のカスタマイズは用意されていません。
 
・256GB SSD (PCIe NVMe M.2)+ 2TB HDD (SATA, 5400回転)

ストレージの実際に使用できる容量

 
ローカルストレージ_容量s

SSDやHDDの実際に使用できる容量はスペックで表記されている数値よりも若干少なくなります。(※Windowsのバージョンやアップデートの内容によって使用容量が変わる場合があります。)

【実際に使用できる容量】
256GB SSD・・・238GB(そのうち 37.8GB 使用済み)
2TB HDD・・・1.81TB(そのうち 198MB 使用済み)

 
■リカバリメディア作成について

OMEN by HP 15-dc1000は、Windows 10の「回復ドライブ作成機能」を利用してリカバリメディアを作成します。

長い間、HPのパソコンには「HP リカバリマネージャ」というリカバリメディアを作成するためのアプリケーション(※参考画像)がインストールされていましたが、2018年の終わり頃に発売されたモデルはそのようなアプリが廃止されています。

◆USBメモリでHPパソコンの「Windows 10 回復ドライブ」を作成する方法

256GB SSD(PCIe NVMe M.2)のベンチマーク

 
CrystalDiskMark でストレージの性能を測定することができます。

OMEN by HP 15-dc1000に搭載されているSSDのメーカーはSAMSUNGで、型番は「MZVLB256HAHQ-000H1」、ファームウェアは「EXD70H1Q」です。※ストレージのメーカーは販売時期によって異なる場合があります。(※SSDの詳細:CrystalDiskInfo スクリーンショット
 

 
SSD 256GB_Bench_02PCI Express/NVMeに対応したSSDは、SATA3のSSDよりもデータの転送速度が非常に高速です。

ベンチマークでは、Seq Q32T1の連続読み込みで3385MB/s、連続書き込みでは1476MB/sを記録しました。
  
CrystalDiskMark 6.0.2 x64
Crystal Dew World : https://crystalmark.info/

* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes

   Sequential Read (Q= 32,T= 1) :  3385.191 MB/s
  Sequential Write (Q= 32,T= 1) :  1476.536 MB/s
  Random Read 4KiB (Q=  8,T= 8) :   582.233 MB/s [ 142146.7 IOPS]
 Random Write 4KiB (Q=  8,T= 8) :  1365.221 MB/s [ 333305.9 IOPS]
  Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) :   454.052 MB/s [ 110852.5 IOPS]
 Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) :   393.159 MB/s [  95986.1 IOPS]
  Random Read 4KiB (Q=  1,T= 1) :    42.603 MB/s [  10401.1 IOPS]
 Random Write 4KiB (Q=  1,T= 1) :   113.117 MB/s [  27616.5 IOPS]

■ベンチマークをした時の温度(室温23℃)

41℃(ベンチマーク前)→最大温度 約57℃(平均温度53℃)

■起動時間(電源スイッチを押してからデスクトップ画面が表示されるまで)
約11秒。

2TB ハードドライブ (SATA, 5400回転)のベンチマーク

 
OMEN by HP 15-dc1000に搭載されているHDDはシーゲート製で、型番は「ST2000LM007-1R8174」、ファームウェアは「RDM4」です。※ストレージのメーカーは販売時期によって異なる場合があります。(※HDDの詳細:CrystalDiskInfo スクリーンショット
 

 
2TB HDD_Bench_01HDDはSSDよりも転送速度が遅いのですが、容量が大きいので多数の画像や動画などを保存するのに適しています。

ベンチマークではSSDとの速度差が一目瞭然ですが、5400回転のHDDとしては標準的な速度です。
 
CrystalDiskMark 6.0.2 x64
Crystal Dew World : https://crystalmark.info/

* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes

    Sequential Read (Q= 32,T= 1) :   121.629 MB/s
  Sequential Write (Q= 32,T= 1) :   109.972 MB/s
  Random Read 4KiB (Q=  8,T= 8) :     1.261 MB/s [    307.9 IOPS]
 Random Write 4KiB (Q=  8,T= 8) :     1.268 MB/s [    309.6 IOPS]
  Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) :     1.230 MB/s [    300.3 IOPS]
 Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) :     1.371 MB/s [    334.7 IOPS]
  Random Read 4KiB (Q=  1,T= 1) :     0.484 MB/s [    118.2 IOPS]
 Random Write 4KiB (Q=  1,T= 1) :     1.337 MB/s [    326.4 IOPS]

■ベンチマークをした時の温度(室温23℃)

31℃(ベンチマーク前)→約39℃(最大温度)



GPUの仕様・性能について(NVIDIA GeForce GTX 1070 with MAX-Q Design)

 
525x110_OMEN-by-HP-15-dc1000_グラフィックス_190327_02a

OMEN by HP 15-dc1000は、NVIDIA Turing アーキテクチャを採用した最新GPU「NVIDIA GeForce RTX 2070 with Max-Q Design グラフィックス」(以下、RTX 2070 Max-Q)を搭載! リアルな描写ができる「レイトレーシング」に対応しています。
 
・NVIDIA GeForce RTX 2070 with Max-Q Design グラフィックス
※ハイパフォーマンスプラスモデル(15-dc1000TX)


・NVIDIA GeForce GTX 1070 with Max-Q Design グラフィックス
※ハイパフォーマンスモデル(15-dc0077TX)

・NVIDIA GeForce GTX 1060 グラフィックス
※パフォーマンスモデル(15-dc0076TX)

NVIDIA GeForce RTX 2070 with Max-Q Design の仕様

 
RTX 2070 Max-Q_GPU-Z_01
左の画像はGPU-Zのスクリーンショットです。スペックの詳細(GPUコアや動作周波数、メモリバス幅など)を見ることができます。
 
NVIDIA GeForce RTX 2070 with Max-Q Design のスペック
製品名RTX 2070
with Max-Q Design
 GTX 1070
with Max-Q Design
GTX 1070 Laptop
※GPU-Z
GPUコアTU106Pascal (GP104)Pascal (GP104)
CUDAコア(シェーダ)数230420482048
テクスチャユニット(TMUs)144128128
ROPユニット(ROPs)646464
ベースクロック(MHz)885 MHz1215 MHz1443 MHz
ブーストクロック(MHz)1185 MHz1379 MHz1645 MHz
メモリタイプGDDR6GDDR5GDDR5
メモリクロック1500 MHz2002 MHz2002 MHz
メモリ容量8GB
(8192MB)
8GB
(8192MB)
8GB
(8192MB)
メモリバス幅256bit256bit256bit
メモリ帯域幅(GB/s)384.0GB/s256.3GB/s256.3GB/s
DirectX12 API with
feature level 12_1
12 API with
feature level 12_1
12 API with
feature level 12_1
最大温度87.0℃
※参考画像
91.0℃
※参考画像
91.0℃
※参考画像
 
RTX 2070 Max-QのコアはTuringアーキテクチャの「TU106」で、CUDAコアやテクスチャユニットなどは前世代のGPU(Pascal)よりも増加し、ブーストクロックはやや控えめな設定になっています。メモリは高速化と消費電力低減を両立した「GDDR6」が採用されています。
 
GeForce GTX 1070 with Max-Q Designについて

NVIDIAが提唱する薄型ゲーミングノート向けの仕様。最高性能よりも「電力効率の良さ」を重視した設定なので、高負荷時の発熱や消費電力などを抑えることができますが、MAX-Q Designと表記されていない無印のグラフィックスと比較すると少しパフォーマンスは低くなります。
 
◆日本HPのノートPC「グラフィックス性能比較表」

 

Port Royal(DXRベースのレイトレーシングベンチマーク)

 
スクリーンショット_Port Royal

「Port Royal」はDXRベースのレイトレーシングベンチマークです。画面解像度はWQHD(2560x1440)。当サイトではSteamで販売されている有料版(◆Steam:3D MARK)を使用。
 
 
※総合スコアは各スコアの平均になります。
※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
CPU Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。
 
 
Port Royal ベンチマーク
Port Royal_03GTX1070Max-Q_Port Royal_01
RTX 2070 with MAX-Q DesignGTX 1070 with MAX-Q Design
 
 スコア:3648
 Graphics Score :3648
 Graphics test:16.89 FPS
 
 
 スコア:0
 Graphics Score :0
 Graphics test:0.00 FPS
 

RTX 2070 MAX-Qはグラフィックステストで「20FPSを切る状態」でした。画面の動きは少しぎこちない感じになります。
 

「Port Royal」はDXRに対応したドライバを備えるのはGeForce RTXシリーズのみなので、最新バージョンのOSやドライバを入れてもGTX 1070 MAX-Q搭載モデルは動作しませんでした

◆OMEN by HP 15-dc0000(GTX 1070 with MAX-Q Design)ベンチマーク
 
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 24℃】
※Port Royal テスト時
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、
アイドル時の温度はベンチマーク前の数値を記載しています。
※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。
インテル Core i7-8750H プロセッサー
プロセッサーの温度最大温度88℃
平均温度62℃
アイドル時44℃
NVIDIA GeForce RTX 2070 with Max-Q Design グラフィックス
GPUの温度最大温度69℃
平均温度60℃
アイドル時40℃
GPU コアクロック最大1785.0 MHz
アイドル時300.0 MHz
GPU メモリクロック最大6001.0 MHz
アイドル時405.0 MHz
GPUクーラーのファンスピード最大- RPM
アイドル時- RPM
ビデオメモリ使用量 5547 MB
ベンチマーク中の最大消費電力
PC全体(ディスプレイを含む)最大 151 W
プロセッサーのみ最大 41.9 W
グラフィックスのみ最大 90.9 W
※プロセッサーとグラフィックスの消費電力は最大値のみピックアップしているので、それらを合計した消費電力はPC全体の最大消費電力とは異なります。


 

Time Spy Extreme(DirectX 12 :4K)

 
スクリーンショット_Time spy Extreme

「Time Spy Extreme」は、DirectX 12世代のGPU性能を計測するベンチマークテストです。画面解像度は4K(3840×2160)になります。当サイトではSteamで販売されている有料版(◆Steam:3D MARK)を使用。

 
 
※総合スコアは各スコアの平均になります。
※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
CPU Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。
 
 

 
Time Spy Extreme ベンチマーク
Time Spy Extreme_03GTX1070Max-Q_Time Spy Extreme_01
RTX 2070 with MAX-Q DesignGTX 1070 with MAX-Q Design
 
 スコア:3071
 Graphics Score :3107
 CPU Score :2884
 Graphics test 1:19.91 FPS
 Graphics test 2:18.09 FPS
 
 
 スコア:2245
 Graphics Score :2194
 CPU Score :2593
 Graphics test 1:14.19 FPS
 Graphics test 2:12.67 FPS
 

RTX 2070 MAX-Qのグラフィックススコアは、従来モデル(GTX 1070 MAX-Q搭載)よりも約41%向上しています。4Kの重いテストなのでフレームレートは伸びず、最高で19 FPSくらいがやっとの状態でした。画面の動きは少しカクカクした感じでスムーズさに欠けて見えます。
 
同じプロセッサー(Core i7-8750H)を搭載していのにスコアに差があるのは「メモリの構成」が影響している可能性があります。(※RTX 2070 Max-Q搭載機はデュアルチャネル、GTX 1070 Max-Q搭載機はシングルチャネル)

◆OMEN by HP 15-dc0000(GTX 1070 with MAX-Q Design)ベンチマーク
 
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 24℃】
※Time Spy Extremeテスト時
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、
アイドル時の温度はベンチマーク前の数値を記載しています。
※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。
インテル Core i7-8750H プロセッサー
プロセッサーの温度最大温度98℃
平均温度73℃
アイドル時43℃
NVIDIA GeForce RTX 2070 with Max-Q Design グラフィックス
GPUの温度最大温度71℃
平均温度61℃
アイドル時41℃
GPU コアクロック最大1785.0 MHz
アイドル時300.0 MHz
GPU メモリクロック最大6001.0 MHz
アイドル時405.0 MHz
GPUクーラーのファンスピード最大- RPM
アイドル時- RPM
ビデオメモリ使用量 3005 MB
ベンチマーク中の最大消費電力
PC全体(ディスプレイを含む)最大 177 W
プロセッサーのみ最大 64.3 W
グラフィックスのみ最大 92.9 W
※プロセッサーとグラフィックスの消費電力は最大値のみピックアップしているので、それらを合計した消費電力はPC全体の最大消費電力とは異なります。


 

Time Spy(DirectX 12 :WQHD)

 
Time Spy_t

「Time Spy」は、DirectX 12世代のGPU性能を計測するベンチマークテストです。画面解像度は2560×1440になります。当サイトではSteamで販売されている有料版(◆Steam:3D MARK)を使用。
 

 
※総合スコアは各スコアの平均になります。
※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
CPU Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。
 
 
Time Spy ベンチマーク
Time Spy_03OMEN by HP 15-dc0000_Time Spy_01
RTX 2070 with MAX-Q DesignGTX 1070 with MAX-Q Design
 
 スコア:6632
 Graphics Score :6661
 CPU Score :6478
 Graphics test 1:43.20 FPS
 Graphics test 2:38.36 FPS
 
 
 スコア:5076
 Graphics Score :4973
 CPU Score :5753
 Graphics test 1:32.67 FPS
 Graphics test 2:28.32 FPS
 

RTX 2070 MAX-Qのグラフィックスのスコアは、従来モデル(GTX 1070 MAX-Q搭載)と比較すると約33%向上。フレームレートは43FPSくらいでした。ヌルヌルとした滑らかな動きではありませんがプレイは可能です。
 
同じプロセッサー(Core i7-8750H)を搭載していのにスコアに差があるのは「メモリの構成」が影響している可能性があります。(※RTX 2070 Max-Q搭載機はデュアルチャネル、GTX 1070 Max-Q搭載機はシングルチャネル)

◆OMEN by HP 15-dc0000(GTX 1070 with MAX-Q Design)ベンチマーク
 
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 24℃】
※Time Spy テスト時
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、
アイドル時の温度はベンチマーク前の数値を記載しています。
※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。
インテル Core i7-8750H プロセッサー
プロセッサーの温度最大温度99℃
平均温度71℃
アイドル時42℃
NVIDIA GeForce RTX 2070 with Max-Q Design グラフィックス
GPUの温度最大温度71℃
平均温度62℃
アイドル時41℃
GPU コアクロック最大1785.0 MHz
アイドル時300.0 MHz
GPU メモリクロック最大6001.0 MHz
アイドル時405.0 MHz
GPUクーラーのファンスピード最大- RPM
アイドル時- RPM
ビデオメモリ使用量 2828 MB
ベンチマーク中の最大消費電力
PC全体(ディスプレイを含む)最大 171 W
プロセッサーのみ最大 63.1 W
グラフィックスのみ最大 90.1 W
※プロセッサーとグラフィックスの消費電力は最大値のみピックアップしているので、それらを合計した消費電力はPC全体の最大消費電力とは異なります。


 

Fire Strike Ultra(DirectX 11 ベンチマーク:4K)

 
fire strike Ultra_t

「Fire Strike Ultra」は、4K解像度(3840x2160)でDirectX 11のGPU性能を計測するベンチマークです。当サイトではSteamで販売されている有料版でテストしています。
 
 
※総合スコアは各スコアの平均になります。
※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
Physics Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。
Combined Score ・・・CPUとGPUを利用したテスト。
 
 
Fire Strike Ultra ベンチマーク
Fire Strike Ultra_03CINEBENCH R15_fire strike Ultra_180727_03
RTX 2070 with MAX-Q DesignGTX 1070 with MAX-Q Design
 
 スコア:4135
 Graphics Score :4007
 Physics Score :16308
 Combined Score :2202
 Graphics test 1:21.11 FPS
 Graphics test 2:14.83 FPS
 
 
 スコア:3651
 Graphics Score :3561
 Physics Score :16387
 Combined Score :1849
 Graphics test 1:18.77 FPS
 Graphics test 2:13.18 FPS
 

RTX 2070 MAX-Qのグラフィックススコアは、従来モデル(GTX 1070 MAX-Q搭載)と比較すると約12%向上。このテスト(DirectX 11)ではTime Spy(DirectX 12) ほどの大きな差は出ませんでした。フレームレートが20FPSなので、画面の動きはスムーズさに欠けて見えます。
 
 
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 26℃】
※Fire Strike Ultra テスト時
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、
アイドル時の温度はベンチマーク前の数値を記載しています。
※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。
インテル Core i7-8750H プロセッサー
プロセッサーの温度最大温度99℃
平均温度65℃
アイドル時46℃
NVIDIA GeForce RTX 2070 with Max-Q Design グラフィックス
GPUの温度最大温度68℃
平均温度61℃
アイドル時43℃
GPU コアクロック最大1785.0 MHz
アイドル時300.0 MHz
GPU メモリクロック最大6001.0 MHz
アイドル時405.0 MHz
GPUクーラーのファンスピード最大- RPM
アイドル時- RPM
ビデオメモリ使用量 3044 MB
ベンチマーク中の最大消費電力
PC全体(ディスプレイを含む)最大 156 W
プロセッサーのみ最大 67.0 W
グラフィックスのみ最大 93.2 W
※プロセッサーとグラフィックスの消費電力は最大値のみピックアップしているので、それらを合計した消費電力はPC全体の最大消費電力とは異なります。


 

Fire Strike Extreme(DirectX 11 ベンチマーク:WQHD)

 
スクリーンショット_Fire Strike Extreme_02

「Fire Strike Extreme」は、WQHD(2560x1440)でDirectX 11のGPU性能を計測するベンチマークです。当サイトではSteamで販売されている有料版でテストしています。
 
 
※総合スコアは各スコアの平均になります。
※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
Physics Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。
Combined Score ・・・CPUとGPUを利用したテスト。
 
 
Fire Strike Extreme ベンチマーク
Fire Strike Extreme_03GTX1070Max-Q_Fire Strike Extreme_01
RTX 2070 with MAX-Q DesignGTX 1070 with MAX-Q Design
 
 スコア:7789
 Graphics Score :8015
 Physics Score :16232
 Combined Score :3911
 Graphics test 1:41.07 FPS
 Graphics test 2:30.27 FPS
 
 
 スコア:6567
 Graphics Score :6766
 Physics Score :16115
 Combined Score :3115
 Graphics test 1:34.31 FPS
 Graphics test 2:25.75 FPS
 

RTX 2070 MAX-Qのグラフィックススコアは、従来モデル(GTX 1070 MAX-Q搭載)よりも約18%向上。フレームレートは41FPSくらいだったので、それなりにプレイは可能です。
 
 
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 24℃】
※Fire Strike Extreme テスト時
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、
アイドル時の温度はベンチマーク前の数値を記載しています。
※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。
インテル Core i7-8750H プロセッサー
プロセッサーの温度最大温度97℃
平均温度65℃
アイドル時43℃
NVIDIA GeForce RTX 2070 with Max-Q Design グラフィックス
GPUの温度最大温度69℃
平均温度60℃
アイドル時40℃
GPU コアクロック最大1815.0 MHz
アイドル時300.0 MHz
GPU メモリクロック最大6001.0 MHz
アイドル時405.0 MHz
GPUクーラーのファンスピード最大- RPM
アイドル時- RPM
ビデオメモリ使用量 2179 MB
ベンチマーク中の最大消費電力
PC全体(ディスプレイを含む)最大 170 W
プロセッサーのみ最大 66.9 W
グラフィックスのみ最大 89.9 W
※プロセッサーとグラフィックスの消費電力は最大値のみピックアップしているので、それらを合計した消費電力はPC全体の最大消費電力とは異なります。


 

Fire Strike (DirectX 11 ベンチマーク:フルHD)

 
fire strike_t

「Fire Strike」はDirectX 11レベルのグラフィックス機能を用いたテストで、解像度はフルHD(1920x1080)になります。当サイトではSteamで販売されている有料版でテストしています。
 
 
※総合スコアは各スコアの平均になります。
※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
Physics Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。
Combined Score ・・・CPUとGPUを利用したテスト。
 
 
Fire Strike ベンチマーク
Fire Strike_02【掲載】OMEN by HP 15-dc0000_Fire Stike_02
RTX 2070 with MAX-Q DesignGTX 1070 with MAX-Q Design
 
 スコア:15267
 Graphics Score :16913
 Physics Score :16417
 Combined Score :8320
 Graphics test 1:79.79 FPS
 Graphics test 2:68.19 FPS
 
 
 スコア:13135
 Graphics Score :14694
 Physics Score :16249
 Combined Score :6307
 Graphics test 1:68.81 FPS
 Graphics test 2:59.63 FPS
 

RTX 2070 MAX-Qのグラフィックススコアは、従来モデル(GTX 1070 MAX-Q搭載)よりも約15%向上。「Fire Strike」はフルHDのテストなので快適にプレイできるフレームレートが出ています。グラフィックステスト1ではフレームレートが約80FPS、やや重いグラフィックステスト2でも約68FPSでした。
 
 
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 24℃】
※Fire Strike テスト時
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、
アイドル時の温度はベンチマーク前の数値を記載しています。
※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。
インテル Core i7-8750H プロセッサー
プロセッサーの温度最大温度99℃
平均温度70℃
アイドル時43℃
NVIDIA GeForce RTX 2070 with Max-Q Design グラフィックス
GPUの温度最大温度71℃
平均温度61℃
アイドル時40℃
GPU コアクロック最大1815.0 MHz
アイドル時300.0 MHz
GPU メモリクロック最大6001.0 MHz
アイドル時405.0 MHz
GPUクーラーのファンスピード最大- RPM
アイドル時- RPM
ビデオメモリ使用量1784 MB
ベンチマーク中の最大消費電力
PC全体(ディスプレイを含む)最大 185 W
プロセッサーのみ最大 65.2 W
グラフィックスのみ最大 90.2 W
※プロセッサーとグラフィックスの消費電力は最大値のみピックアップしているので、それらを合計した消費電力はPC全体の最大消費電力とは異なります。


 

Night Raid (DirectX 12 ベンチマーク:フルHD)

 
スクリーンショット_Night Raid

「Night Raid」はDirectX 12対応のベンチマークです。テスト時の画面解像度はフルHD(1920x1080)。「Time Spy」よりも動作が軽いので、グラフィックス性能が高くないPCでもテストができるようになっています。当サイトではSteamで販売されている有料版でテストしています。
 
 
※総合スコアは各スコアの平均になります。
※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
Physics Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。
 
 
Night Raid ベンチマーク
Night Raid_03GTX1070Max-Q_Night Raid_01
RTX 2070 with MAX-Q DesignGTX 1070 with MAX-Q Design
 
 スコア:36919
 Graphics Score :74819
 CPU Score :9539
 Graphics test 1:324.05 FPS
 Graphics test 2:402.76 FPS
 
 
 スコア:32353
 Graphics Score :59202
 CPU Score :9063
 Graphics test 1:251.02 FPS
 Graphics test 2:327.43 FPS
 

グラフィックスのテストでは、RTX 2070 MAX-Qは従来モデル(GTX 1070 MAX-Q搭載)よりも約26%高いスコアを記録。フレームレートは300FPS以上出ています。

リフレッシュレート144Hz対応(1秒間に144回描画できる)のディスプレイの性能を最大限に活かせる状況なので、画面の動きはとても滑らかに見えます。
 
 
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 24℃】
※Night Raid テスト時
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、
アイドル時の温度はベンチマーク前の数値を記載しています。
※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。
インテル Core i7-8750H プロセッサー
プロセッサーの温度最大温度99℃
平均温度78℃
アイドル時45℃
NVIDIA GeForce RTX 2070 with Max-Q Design グラフィックス
GPUの温度最大温度74℃
平均温度63℃
アイドル時40℃
GPU コアクロック最大1770.0 MHz
アイドル時300.0 MHz
GPU メモリクロック最大6001.0 MHz
アイドル時405.0 MHz
GPUクーラーのファンスピード最大- RPM
アイドル時- RPM
ビデオメモリ使用量1339 MB
ベンチマーク中の最大消費電力
PC全体(ディスプレイを含む)最大 186 W
プロセッサーのみ最大 66.8 W
グラフィックスのみ最大 90.4 W
※プロセッサーとグラフィックスの消費電力は最大値のみピックアップしているので、それらを合計した消費電力はPC全体の最大消費電力とは異なります。


 

ファイナルファンタジーXV(FF15)

 
FF15ベンチマーク_top

FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION (ファイナルファンタジー15)ベンチマークで、お手持ちのPCがどの程度快適にプレイできるのかを測定することができます。インストーラーのダウンロードや計測スコアとプレイの目安については下記のサイトをご参照ください。

 ◆ファイナルファンタジーXVベンチマーク:ダウンロード
 
平均フレームレートはFraps(※公式サイト)を立ち上げた後、HWiNFO64(※公式サイト)を起動するとフレームレートの項目が表示されるようになります。(※スクリーンショット

上記の方法で計測できるのは最大値と平均値のみです。ロード画面中の最大フレームレート(最大242FPS)が記録されてしまうので、フレームレートの最大値と最小値は目測で確認しています。
 

グラフィック設定:高品質(画面サイズ:1920x1080)フルスクリーン

 
ファイナルファンタジーXVベンチマーク
FF15_1920x1080_高画質_03OMEN by HP 15-dc0000_FF15_1920x1080_高画質_04
RTX 2070 with MAX-Q DesignGTX 1070 with MAX-Q Design
 
 スコア:6967
 評価:快適
 最高フレームレート:108 FPS
 平均フレームレート:70 FPS
 最低フレームレート:43 FPS
 
 
 スコア:5970
 評価:やや快適
 最高フレームレート:90 FPS
 平均フレームレート:62 FPS
 最低フレームレート:40 FPS
 

RTX 2070 MAX-Qは、GTX 1070 MAX-Qよりも約16%高いスコアを記録。平均フレームレートは約12%伸びていますが、最低フレームレートは瞬間的に40FPSくらいまで下がる場合がある(巨大ロボと戦うシーン)ので、60FPS以上をキープするには画質設定を下げる必要があります。
 

グラフィック設定:軽量品質(画面サイズ:1920x1080)フルスクリーン

 
ファイナルファンタジーXVベンチマーク
FF15_1920x1080_軽量画質_03OMEN by HP 15-dc0000_FF15_1920x1080_軽量品質_02
RTX 2070 with MAX-Q DesignGTX 1070 with MAX-Q Design
 
 スコア:11708
 評価:とても快適
 最高フレームレート:159 FPS
 平均フレームレート:113 FPS
 最低フレームレート:73 FPS
 
 
 スコア:9831
 評価:とても快適
 最高フレームレート:134 FPS
 平均フレームレート:99 FPS
 最低フレームレート:69 FPS
 

軽量品質にすると「輪郭のギザギザ感」や「簡略化された影の処理」などが少し目立つようになりますが動作は軽くなります。RTX 2070 MAX-QだけでなくGTX 1070 MAX-Qも最低フレームレートが60FPS以上出ています。

RTX 2070 MAX-Qは、従来モデル(GTX 1070 MAX-Q搭載)よりも約13%高いスコアを記録。最低フレームレートは大きな差はありませんが、最高と平均フレームレートは大きく伸びています。画面の動きも滑らかです。
 
 
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 24℃】
※グラフィックス設定:高品質
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、
アイドル時の温度はベンチマーク前の数値を記載しています。
※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。
インテル Core i7-8750H プロセッサー
プロセッサーの温度最大温度99℃
平均温度84℃
アイドル時45℃
NVIDIA GeForce RTX 2070 with Max-Q Design グラフィックス
GPUの温度最大温度77℃
平均温度71℃
アイドル時42℃
GPU コアクロック最大1815.0 MHz
アイドル時300.0 MHz
GPU メモリクロック最大6001.0 MHz
アイドル時405.0 MHz
GPUクーラーのファンスピード最大- RPM
アイドル時- RPM
ビデオメモリ使用量5576 MB ※高品質
ベンチマーク中の最大消費電力
PC全体(ディスプレイを含む)最大 193 W
プロセッサーのみ最大 69.7 W
グラフィックスのみ最大 89.9 W
※プロセッサーとグラフィックスの消費電力は最大値のみピックアップしているので、それらを合計した消費電力はPC全体の最大消費電力とは異なります。


 

ファイナルファンタジーXIV::紅蓮のリベレーター

 
Pavilion 24-a270jp_リベレーター

この「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター」ベンチマークは、実際のマップとキャラクターを表示してお手持ちのPCで動作させた場合の指標となるスコアを確認することができます。
 

グラフィック設定:最高品質(画面サイズ:1920x1080)フルスクリーン

 
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク
FF14リベレーター_1920x1080_最高画質_03OMEN by HP 15-dc0000_リベレーター_1920x1080_最高_02
RTX 2070 with MAX-Q DesignGTX 1070 with MAX-Q Design
 
 スコア:14544
 平均フレームレート:100.246
 評価:非常に快適
 
 
 
スコア:13222
 平均フレームレート:91.253
 評価:非常に快適
 

RTX 2070 MAX-Qは、従来モデル(GTX 1070 MAX-Q搭載)よりも約10%高いスコアを記録。平均フレームレート100FPSまで伸びています。最高画質でも十分快適ですし、滑らかな動きでゲームを楽しむことができます。
 
 
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 24℃】
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、
アイドル時の温度はベンチマーク前の数値を記載しています。
※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。
インテル Core i7-8750H プロセッサー
プロセッサーの温度最大温度97℃
平均温度81℃
アイドル時42℃
NVIDIA GeForce RTX 2070 with Max-Q Design グラフィックス
GPUの温度最大温度76℃
平均温度71℃
アイドル時39℃
GPU コアクロック最大1815.0 MHz
アイドル時300.0 MHz
GPU メモリクロック最大6001.0 MHz
アイドル時405.0 MHz
GPUクーラーのファンスピード最大
アイドル時
ビデオメモリ使用量 1786 MB
ベンチマーク中の最大消費電力
PC全体(ディスプレイを含む)最大 190 W
プロセッサーのみ最大 49.4 W
グラフィックスのみ最大 91.7 W
※プロセッサーとグラフィックスの消費電力は最大値のみピックアップしているので、それらを合計した消費電力はPC全体の最大消費電力とは異なります。


 

PSO2 キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4

 
PSO ep4_ベンチマーク

『ファンタシースターオンライン2』がどのくらい快適にプレイできるかを点数で評価してくれるベンチマーク機能です。
 
◆ベンチマーク ダウンロード
※フレームレートはFrapsで計測(目視で確認)しています。

グラフィック設定:簡易描画設定6(画面サイズ:1920x1080)フルスクリーン 

 
PSO2 ベンチマーク
PSO2 ep4_簡易設定6_フルHD_01OMEN by HP 15-dc0000_PSO2 ep4_1920x1080_簡易設定6_01
RTX 2070 with MAX-Q DesignGTX 1070 with MAX-Q Design
 
 スコア:58809
 フレームレート:169~273fps
 評価:非常に快適
 
 
 
スコア:47055
 フレームレート:138~250fps
 評価:非常に快適
 

RTX 2070 MAX-Qは、従来モデル(GTX 1070 MAX-Q搭載)よりも約25%高いスコアを記録。「PSO2」は軽めのベンチマークなので、いずれのGPUでも余裕で100FPS以上のフレームレートが出ました。リフレッシュレート144Hz対応ディスプレイの高速描画性能を活かせるので「画面はとても滑らかな動き」に見えます。
 
  
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 24℃】
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、
アイドル時の温度はベンチマーク前の数値を記載しています。
※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。
インテル Core i7-8750H プロセッサー
プロセッサーの温度最大温度93℃
平均温度80℃
アイドル時43℃
NVIDIA GeForce RTX 2070 with Max-Q Design グラフィックス
GPUの温度最大温度75℃
平均温度68℃
アイドル時40℃
GPU コアクロック最大1815.0 MHz
アイドル時300.0 MHz
GPU メモリクロック最大6001.0 MHz
アイドル時405.0 MHz
GPUクーラーのファンスピード最大- RPM
アイドル時- RPM
ビデオメモリ使用量 785 MB
ベンチマーク中の最大消費電力
PC全体(ディスプレイを含む)最大 182 W
プロセッサーのみ最大 44.3 W
グラフィックスのみ最大 91.5 W
※プロセッサーとグラフィックスの消費電力は最大値のみピックアップしているので、それらを合計した消費電力はPC全体の最大消費電力とは異なります。




F1 2018(Steam版)

 
20180825133549_1.jpg

2018年8月24日にSteamで販売が開始された「F1 2018」でベンチマークテストを行いました。スタートしてから1周のフレームレートを計測します。

2018年のF1グランプリは21箇所のサーキットで行われますが、今回のテストでは高いフレームレートが出やすいサーキット(アブダビGP)とフレームレートが伸びないサーキット(モナコGP、イタリアGP)をピックアップしています。
 

■F1 2018 ベンチマークの設定
解像度:1920x1080
表示モード:フルスクリーン
Vsync:オフ
アンチエイリアス:TAA
異方性フィルタリング:16x
グラフィック設定プリセット:超高
 
 
 
20180906085933_1.jpg

F1 2018 ベンチマーク
モデル名RTX 2070 with MAX-Q DesignGTX 1070 with MAX-Q Design
天候晴天豪雨晴天豪雨
モナコGP 最高:114
 平均:91
 最低:72
 最高:109
 平均:93
 最低:80
 最高:93
 平均:75
 最低:58
 最高:76
 平均:75
 最低:63
イタリアGP 最高:103
 平均:89
 最低:79
 最高:96
 平均:90
 最低:77
 最高:86
 平均:73
 最低:62
 最高:82
 平均:72
 最低:61
アブダビGP 最高:140
 平均:119
 最低:97
 最高:110
 平均:96
 最低:83
 最高:113
 平均:95
 最低:78
 最高:87
 平均:76
 最低:65

RTX 2070 MAX-Qは従来モデル(GTX 1070 MAX-Q搭載)よりも大体において20~30FPSくらい高いフレームレートが出ています。平均で90FPSくらい、最低でも70FPS以上出ているので画面の動きはとても滑らかに見えます。
  
 
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 24℃】
※F1 2018 ベンチマーク
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、
アイドル時の温度はベンチマーク前の数値を記載しています。
※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。
インテル Core i7-8750H プロセッサー
プロセッサーの温度最大温度99℃
平均温度82℃
NVIDIA GeForce RTX 2070 with Max-Q Design グラフィックス
GPUの温度最大温度75℃
平均温度70℃
GPU コアクロック最大1590.0MHz
アイドル時300.0 MHz
GPU メモリクロック最大6001.0 MHz
アイドル時405.0 MHz
GPUクーラーのファンスピード最大- RPM
アイドル時- RPM
ビデオメモリ使用量4436 MB
ベンチマーク中の最大消費電力
PC全体(ディスプレイを含む)最大 188 W
プロセッサーのみ最大 72.7 W
グラフィックスのみ最大 89.3 W
※プロセッサーとグラフィックスの消費電力は最大値のみピックアップしているので、それらを合計した消費電力はPC全体の最大消費電力とは異なります。




VR(仮想現実)対応システムのためのベンチマーク

 
VRmark.png

「VRMark」はVirtual Reality(仮想現実)対応システムのためのベンチマークです。このテストはVRヘッドセットがなくてもVR Ready判定テストを行うことができます。Orange Roomは現在のVR環境を想定した標準的なテストですが、Blue Roomは将来登場すると思われる負荷が高い環境を想定したテストになっています。
 

Orange Room
VRMARK_Orange Room_03OMEN by HP 15-dc0000_VRMARK_Orange_01
RTX 2070 with MAX-Q DesignGTX 1070 with MAX-Q Design
 
 スコア:8575
 平均フレームレート:186.94 FPS
 目標フレームレート:109.00 FPS
 
 
 
スコア:7855
 平均フレームレート:171.25 FPS
 目標フレームレート:109.00 FPS
 

RTX 2070 MAX-Qは、従来モデル(GTX 1070 MAX-Q搭載)よりも約9%高いスコアを記録。目標フレームレートと比較すると約1.7倍のスコアになります。
 


Cyan Room
VRMARK_Cyan Room_03OMEN by HP 15-dc0000_VRMARK_Cyan_01
RTX 2070 with MAX-Q DesignGTX 1070 with MAX-Q Design
 
 スコア:5865
 平均フレームレート:127.85 FPS
 目標フレームレート:88.90 FPS
 
 
 スコア:4457
 平均フレームレート:97.17 FPS
 目標フレームレート:88.90 FPS
 

「Cyan Room」は、DirectX 12を利用したアプリケーションがどれくらい快適に動くかをテストします。RTX 2070 MAX-Qは、従来モデル(GTX 1070 MAX-Q搭載)よりも約31%高いスコアを記録。このDirectX 12を利用したテストでは「Orange Room」よりもスコアの差が広がっています。




Blue Room
VRMARK_Blue Room_02OMEN by HP 15-dc0000_VRMARK_Blue_01
RTX 2070 with MAX-Q DesignGTX 1070 with MAX-Q Design
 
 スコア:2067
 平均フレームレート:45.05 FPS
 目標フレームレート:109.00 FPS
 
 
 スコア:1524
 平均フレームレート:33.22 FPS
 目標フレームレート:109.00 FPS
 

「Blue Room」は、将来のより高負荷なVR環境を想定したテストです。RTX 2070 MAX-Qは、従来モデル(GTX 1070 MAX-Q搭載)よりも約35%高いスコアを記録しました。負荷が高くなるほどGTX 1070 MAX-Qとの差が広がる印象です。
では十分快適にプレイできる性能です。

 
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 24℃】
※Orange Room テスト時
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、
アイドル時の温度はベンチマーク前の数値を記載しています。
※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。
インテル Core i7-8750H プロセッサー
プロセッサーの温度最大温度73℃
平均温度60℃
NVIDIA GeForce RTX 2070 with Max-Q Design グラフィックス
GPUの温度最大温度64℃
平均温度52℃
GPU コアクロック最大17850 MHz
アイドル時300.0 MHz
GPU メモリクロック最大6001.0 MHz
アイドル時405.0 MHz
GPUクーラーのファンスピード最大- RPM
アイドル時- RPM
ビデオメモリ使用量1610 MB
ベンチマーク中の最大消費電力
PC全体(ディスプレイを含む)最大 185W
プロセッサーのみ最大 45.7 W
グラフィックスのみ最大 90.1 W
※プロセッサーとグラフィックスの消費電力は最大値のみピックアップしているので、それらを合計した消費電力はPC全体の最大消費電力とは異なります。




【Battlefield V】映り込みの描写がすごいリアルタイムレイトレーシング

 
Battlefield V Screenshot_DXR有効_02

「Battlefield V」にはベンチマークがないので、リアルタイムレイトレーシング有効時と無効時の画質の違いを比較してみます。
 
■リアルタイムレイトレーシングを有効化する手順

1)ビデオ-詳細設定の「DX12有効」をオンにする
2)すぐ下にある「DXR有効」をオンにする
 
Battlefield V Screenshot_DXR無効時

先ずは「DXR無効時」のスクリーンショットを見てみます。水面には映り込みがなく白っぽい感じで、水の透明感のようなものが全くありません。


 
Battlefield V Screenshot_DXR有効時_画質中

こちらは「DXR有効」で画質設定は「中」くらいのスクリーンショットです。水面に木やオブジェが映り込んでいて「とてもリアル」に見えます。


 
 Battlefield V Screenshot_DXR有効時_最高画質

今度は「DXR有効」で画質設定を「最高」にしてみました。よく見ると映り込みが少し鮮明になったような気がしますが、プレイ時は画質設定「中」とあまり変わらない印象でした。
  
DXR有効とDXR無効の違いはハッキリとわかりますが、DXR有効時の画質設定「中」と「最高」の違いはわかりにくいかもしれません。画質設定「中」でも水の表現はリアルに見えます。

レイトレーシング有効、画質設定「中」でプレイしたときのフレームレート

 
Battlefield V Screenshot_フレームレート

DX12、DXR、RTX DLSSをすべて有効、画質を「中」に設定して、シングルプレイヤーの「イントロ」部分をプレイしたときのフレームレートは75~110FPSくらいでした。
 
フレームレートはマップによって変わります。「北極光」の序盤をプレイすると、イントロよりもフレームレートが伸びず60前後~80中盤くらいになりました。プレイ状況によっては画質設定を調整する必要があるかもしれません。



Webサイト閲覧、動画の視聴、ベンチマーク中の温度・消費電力について

 
525x110_OMEN-by-HP-15-dc1000_消費電力_190327_02a

OMEN by HP 15-dc0000には「大容量の200W ACアダプター」が付属しています。


インターネット閲覧中の消費電力・温度(室温24℃)
プロセッサーの温度41~67℃
グラフィックスの温度38~42℃
消費電力22~81 W前後

サイトにアクセスした瞬間やページを移動したときに、プロセッサーの温度が瞬間的に高くなることがありますが、Webサイト閲覧中の動作温度や消費電力はベンチマーク時より低くなります。
 
 
※消費電力や温度はMicrosoft Edgeで日本HP公式サイトを閲覧した時の数値。
※閲覧するWebサイトによっては計測した数値と異なる場合があります。
※このテストではディスプレイの輝度を100%に設定。
※グラフィックス電源プランは「バランスモード」に設定。
※ACアダプタを接続してテスト

 
YouTubeの動画を約30分視聴したときの消費電力・温度(室温24℃)
プロセッサーの温度最大67℃ 【平均46℃】
グラフィックスの温度最大42℃ 【平均40℃】
消費電力29~58 W前後

動画の視聴はプロセッサーやグラフィックスのパワーをあまり必要としないので、動作温度や消費電力はシーンによって多少変動しますがベンチマーク時よりも低めで推移します。
 
 
※消費電力や温度は、Microsoft Edge でYouTubeの動画を視聴した時の数値です。
※音量は10に設定。
※YouTubeのフルHD動画を30分再生
※動画はフルスクリーンで表示
※このテストではディスプレイの輝度を100%に設定。
※グラフィックス電源プランは「バランスモード」に設定。
※ACアダプタを接続してテスト
 

 
OMEN by HP 15-dc1000_0G1A5242

ベンチマーク時のPCパーツの最高温度(室温24℃)
インテル Core i7-8750H プロセッサー最大温度99℃前後
※FF15 テスト時
平均温度84℃前後
※FF15 テスト時
アイドル時42℃前後
GeForce RTX 2070
with Max-Q Design グラフィックス
最大温度77℃前後
※FF15 テスト時
平均温度71℃前後
※FF15 テスト時
アイドル時40℃前後
ベンチマーク中の消費電力(ACアダプタ接続時、モニターを含む)
電源OFF時0.11 W 前後
スリープ時0.3 W 前後
アイドル時21 W 前後
起動時約137 W(瞬間最大)
ベンチマーク中の最大消費電力約193 W (FF15)
 ※消費電力はPCの使用環境によって違いが出る場合があります。
 ※ディスプレイの輝度は100%に設定。
 ※ACアダプターを接続した状態で計測。
 

インテル Core i7-8750H プロセッサーの温度

 
冷却機構が強化されているゲーミングノートですが、高負荷時はプロセッサーの温度が瞬間的に高くなる場合があります。サーマルスロットリング(発熱しすぎないようにプロセッサーの温度を制御する)は、負荷をかけ続ける時間が長くなるとすべてのコアで発生します。


GeForce RTX 2070 with Max-Q Design グラフィックスの温度

 
RTX 2070は「Max-Q Design」という発熱や消費電力などを抑えた薄型のゲーミングノート向けの仕様なので、べンチマークではプロセッサーよりも10度くらい低めの温度で推移していました。

 
1080_OMEN by HP 15-dc1000_キーボード_190327_01a

キーボードの温度(室温24℃)

 
ゲームやベンチマークなどを行うと、パソコンの内部だけでなくキーボード面もそれなりに熱さが感じられる温度になります。
(※測定時の室温は24℃くらい)
 
キーボードの中央付近(※6,7,8,9,0付近)
・キーボードの上側 (※OMEN」のロゴがあるところ)
・背面の排熱口付近
・ボディの底面など

FF15ベンチマーク時のキーボードの温度

 
【キーボードの中央付近】
手で触れる部分で最も温度が高くなる場所です。FF15ベンチマーク中(終了間際に計測)は40~41℃くらいまで上がる場合がありました。手で触れると少し熱さが感じられます。

【WASDキーの温度】
キャラクターを操作するときに使用する「WASDキー」は中央付近よりも少し低めの33~34℃くらいでした。

【矢印キーの周囲】
「WASDキー」よりも少し高めの35~36℃くらいになります。


通常使用時のキーボードの温度

 
アイドル時の温度
何も操作しない状態(アイドル時)では、起動直後は26℃前後ですが、しばらく放置していると27~28度くらい(ほんの少し暖かさが感じられる温度)になります。

インターネットや動画視聴時
Webサイトの閲覧や動画視聴時は少し暖かくなる程度です。キーボードの中央付近の温度は、Webサイト閲覧のみ行った場合は30~31℃くらい、動画視聴時は35~36℃くらいでした。
 
≪ベンチマークやゲームなどをしていない状態でも温度が高くなる場合≫

バックグラウンドで処理が行われていると、プロセッサーの負荷が高くなり通常よりも少し熱を持つことがあります。

・充電しながら使用する場合
・オンラインストレージでファイルの同期(ファイルのアップロード&ダウンロード)
・OSのアップデート(バックグラウンドでダウンロード&インストール)
・バックグラウンドでファイルをダウンロードしながら使う
・バックグラウンドでウイルススキャンが動作している場合など

高負荷時のファンの音

 
OMEN by HP 15-dc1000_冷却ファン_01a

内部の温度が高くなるベンチマークやゲーム時は内部を冷却する必要があるので、ファンの音(回転音や風切り音など)がそれなりに大きくなりますが、インターネット閲覧中や動画視聴中などはベンチマーク時ほど内部の温度が上がらないので冷却ファンの音は静かです。



まとめ:OMEN by HP 15-dc1000 はグラフィックスの性能が大きく向上!タイトル

 
 OMEN by HP 15-dc1000_0G1A4771

OMEN by HP 15-dc1000(RTX 2070 Max-Q)はグラフィックスの性能が大きく向上!

 
今回は「レイトレーシングに対応していないベンチマーク」での比較になりますが、GeForce RTX 2070 Max-Qを搭載した「OMEN by HP 15-dc1000 ハイパフォーマンスプラスモデル」は、従来モデル※GTX 1070 MAX-Q搭載よりもグラフィックスの性能が大きく向上しています。

【メモリ構成の違い】
今回の性能比較は「プロセッサーやグラフィックスの純粋な比較ではない」点にご注意ください。RTX 2070 Max-Q搭載機はデュアルチャネル、GTX 1070 Max-Q搭載機はシングルチャネルなので、「メモリ構成の違い」が少しスコアに影響しているかもしれません。今回のテストでは、DX11よりもDX12テストでシングルチャネルの従来機よりもスコアの伸び率が高くなっています。
 
【プロセッサーの性能について】
新モデルは従来モデルと同じCore i7-8750H プロセッサーを搭載しています。大体において同じくらいのスコアが出ていますが、メモリ構成の違いにより一部のベンチマーク(◆Time Spy Extreme◆Time Spy ※いずれもDX12)ではデュアルチャネルの方が10%くらい良い結果を出していました。
 
【グラフィックスの性能について】
「どれくらい性能が向上したのか?」はベンチマークによって大きく異なりますが、RTX 2070 Max-Qは10~40%くらいGTX 1070 MAX-Qよりも高いスコアが出ています。DX11のテスト(Fire Strikeは12~18%、FF15は13%、F1 2018は4~17%向上)よりもDX12のテストの方がスコアの伸び率が高い傾向(Time Spyは33~41%、VRMark Cyan Roomは35%向上でした。

 
■各パーツの評価

◆第8世代インテル Core i7-8750H プロセッサー(6コア12スレッド)
マルチスレッド性能が高いのでマルチコアに最適化されたアプリで高い処理能力を発揮します。ゲームだけでなくクリエイティブな用途(画像処理や写真編集、動画の編集など)に適しています。

◆16GBメモリ (DDR4-2666MHz)
インターネットや動画の視聴では十分すぎる容量で、画像処理や16GB推奨ゲームもプレイ可能です。

◆256GB SSD(PCIe NVMe M.2)+2TB HDD
SSDは操作時の反応が良く起動も高速です。多数の画像や動画を保存するための2TB HDDも搭載しています。

◆NVIDIA GeForce RTX 2070 with Max-Q Design グラフィックス
レイトレーシングに対応していることが最大の特徴ですが、従来のベンチマークで旧世代のGPUよりも高い性能を発揮しています。

◆ベンチマーク中の温度・消費電力(ディスプレイを含む)
高負荷時はプロセッサーの温度が瞬間的に高くなることがありますが、GPUは「Max-Q Design」を採用しているので、消費電力は発熱はプロセッサーよりも低めで推移していました。
 
【メーカー製品詳細ページ】
◆OMEN by HP 15 シリーズ 製品詳細icon
◆OMEN by HP 15-dc1000(スペックPDF)

【トラブルシューティング・ドライバー・使用方法など】
◆OMEN by HP 15-dc1000 サポートページicon
◆ユーザーガイドPDF(取扱説明書:コンピューターの概要・使い方)
◆ソフトウェアおよびドライバーのダウンロード



■レビューについて
※商品仕様/価格については2019年4月27日時点のものです。
※PCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※ベンチマークの結果、温度、消費電力などの測定値はPCの使用状況や環境によって異なることがあります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
※PassMarkベンチマークスコアはPassMark - CPU Benchmarks Video Card Benchmarks から抜粋しています。あくまでも目安としてご覧ください。
 
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