この記事では、2018年11月29日より販売開始された新モデル「HP Spectre x360 13-ap0000(2018年10月モデル)」の特徴や性能、新旧モデルの違いについて詳しく解説!
最終更新日:2019年12月7日
■目次(ページ内リンク)
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【新モデルの特徴】
◆新モデル HP Spectre x360 13(2018年10月モデル)の特徴
◆「HP Spectre x360 13」のここがポイント!
◆ディスプレイが360度回転できる2in1コンバーチブルPC
◆外観が大きく変わった新モデル:美しく輝く「エメラルドカット」のエッジ
◆カラーはアッシュブラックと新色のポセイドンブルーの2色展開 ※5/27更新
◆最もSpectre らしい精悍な印象の「アッシュブラック」
◆モダンで斬新な印象の「ポセイドンブルー」
◆シャープで「鋭く光り輝く」側面&インターフェース
◆輝度が高くなり美しい色表現が可能なディスプレイ(sRGBカバー率100%)
◆日本語キーボード:新モデルはバックライトが2段階調光に
◆指紋認証センサーの位置は側面からパームレスト部分に変更
◆冷却機能の制御ができる「HP Command Center」
【新旧モデルの違い】
◆新モデル(2018年10月モデル)と旧モデル(2017年11月モデル)のスペック比較
【4モデルの特徴】
◆ベーシック、スタンダード、プロフェッショナル、パフォーマンスモデルの違い
【スペック・性能について】
◆インテル Core i5-8265U / Core i7-8565U プロセッサーの性能について
◆ベンチマークソフト「CINEBENCH R15」でプロセッサーの性能をチェック!
◆SSDの性能をチェック!(CrystalDiskMark6)
◆プロセッサー内蔵グラフィックスの性能をチェック!
◆バッテリー駆動時間をチェック!
【アクティブペン】
◆Spectre アクティブペン(※全モデルに同梱)の仕様・使い心地
【専用化粧箱・付属品など】
◆Spectre x360 13(2018年10月モデル)の付属品
◆65W USB Type-C スリムACアダプター(新旧モデルのアダプター比較)
◆ファストチャージ(急速充電)の使い方
◆Spectre 専用プレミアム化粧箱(アッシュブラック用、ポセイドンブルー用)
【Spectreのお手入れ方法】
◆お手入れはマイクロファイバーの「クリーニングクロス」がおすすめ
【プレミアム壁紙】
◆プレミアム壁紙のダウンロード
【USBリカバリメディアの作成】
◆USBメモリでWindows 10 回復ドライブ(リカバリメディア)を作成する
【HP Spectre x360 13-ap0000 実機レビューまとめ】
◆最高級ブランドにふさわしい「美しさ」と「性能」を備える新モデル
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【新モデルの特徴】
◆新モデル HP Spectre x360 13(2018年10月モデル)の特徴
◆「HP Spectre x360 13」のここがポイント!
◆ディスプレイが360度回転できる2in1コンバーチブルPC
◆外観が大きく変わった新モデル:美しく輝く「エメラルドカット」のエッジ
◆カラーはアッシュブラックと新色のポセイドンブルーの2色展開 ※5/27更新
◆最もSpectre らしい精悍な印象の「アッシュブラック」
◆モダンで斬新な印象の「ポセイドンブルー」
◆シャープで「鋭く光り輝く」側面&インターフェース
◆輝度が高くなり美しい色表現が可能なディスプレイ(sRGBカバー率100%)
◆日本語キーボード:新モデルはバックライトが2段階調光に
◆指紋認証センサーの位置は側面からパームレスト部分に変更
◆冷却機能の制御ができる「HP Command Center」
【新旧モデルの違い】
◆新モデル(2018年10月モデル)と旧モデル(2017年11月モデル)のスペック比較
【4モデルの特徴】
◆ベーシック、スタンダード、プロフェッショナル、パフォーマンスモデルの違い
【スペック・性能について】
◆インテル Core i5-8265U / Core i7-8565U プロセッサーの性能について
◆ベンチマークソフト「CINEBENCH R15」でプロセッサーの性能をチェック!
◆SSDの性能をチェック!(CrystalDiskMark6)
◆プロセッサー内蔵グラフィックスの性能をチェック!
◆バッテリー駆動時間をチェック!
【アクティブペン】
◆Spectre アクティブペン(※全モデルに同梱)の仕様・使い心地
【専用化粧箱・付属品など】
◆Spectre x360 13(2018年10月モデル)の付属品
◆65W USB Type-C スリムACアダプター(新旧モデルのアダプター比較)
◆ファストチャージ(急速充電)の使い方
◆Spectre 専用プレミアム化粧箱(アッシュブラック用、ポセイドンブルー用)
【Spectreのお手入れ方法】
◆お手入れはマイクロファイバーの「クリーニングクロス」がおすすめ
【プレミアム壁紙】
◆プレミアム壁紙のダウンロード
【USBリカバリメディアの作成】
◆USBメモリでWindows 10 回復ドライブ(リカバリメディア)を作成する
【HP Spectre x360 13-ap0000 実機レビューまとめ】
◆最高級ブランドにふさわしい「美しさ」と「性能」を備える新モデル
HP Spectre x360 13(2018年10月モデル)の特徴
HP Spectre x360 13(2018年10月モデル)の特徴
Spectre x360 13 シリーズの2018年10月モデル(モデル名:HP Spectre x360 13-ap0000)は2018年10月26日に発表され、2018年11月29日より販売開始。エッジ部分に「エメラルドカット」を施した斬新なデザインが大きな特徴です。
新モデルはWebカメラをON/OFFできる「プライバシースイッチ」や冷却ファンのコントロール方法が選べる「HP コマンドセンター」などを搭載し使い勝手が向上しています。
※Spectre(スペクトル) = ラテン語の「specto(見る)」が語源。
【外観・デザインの特徴】
・洗練されたフォルム&丹念に磨き上げられた造形美
・ジュエリーのような「エメラルドカット」が施されたエッジ
・カラーは2色展開(アッシュブラック、ポセイドンブルー)
・美しさと強さを両立したアルミニウム削り出しのボディ
・上質で手触りが良い「梨地処理」が施されたボディ表面
・スピーカーグリルにジオメトリックデザインを採用
【主なスペック】
・Windows 10 Home(64bit) / Windows 10 Pro (64bit)
・インテル Core i5-8265U / Core i7-8565Uプロセッサー
・8GB / 16GB メモリ(2400MHz,DDR4 SDRAM)
・256GB / 512GB / 1TB SSD (PCIe NVMe M.2)
・インテル UHD グラフィックス 620 (プロセッサーに内蔵)
・IEEE802.11a/b/g/n/ac (MU-MIMO / ギガビット対応)、 Bluetooth 5.0
・HP Wide Vision フルHD Webcam (約200万画素) / IR カメラ
・サイズ:約 308 × 217 × 14.3(最薄部)- 16.0(最厚部)mm
・質量:約 1.32 kg
・65W USB Type-C スリムACアダプター
【使い勝手・機能性・拡張性】
・360°回転可能なディスプレイ
・利用シーンに応じた使い方ができる4つのモード(ノートブック、テント、スタンド、タブレット)
・バックライトキーボード(日本語配列)※バックライトは2段階調光
・Audio by Bang & Olufsen クアッドスピーカー
・Webカメラを物理的にON/OFFできる「プライバシースイッチ」
・顔認証センサー / 指紋認証センサー搭載
・30分で50%充電できるファストチャージ(急速充電)に対応
・ファンの制御方法が選べる「HP コマンドセンター」
【ウイルス対策ソフト】
・マカフィー リブセーフ(1年版)
【メーカー製品詳細ページ】
◆HP Spectre x360 13-ap0000 (2018年10月モデル) 製品詳細
【外観・デザインの特徴】
・洗練されたフォルム&丹念に磨き上げられた造形美
・ジュエリーのような「エメラルドカット」が施されたエッジ
・カラーは2色展開(アッシュブラック、ポセイドンブルー)
・美しさと強さを両立したアルミニウム削り出しのボディ
・上質で手触りが良い「梨地処理」が施されたボディ表面
・スピーカーグリルにジオメトリックデザインを採用
【主なスペック】
・Windows 10 Home(64bit) / Windows 10 Pro (64bit)
・インテル Core i5-8265U / Core i7-8565Uプロセッサー
・8GB / 16GB メモリ(2400MHz,DDR4 SDRAM)
・256GB / 512GB / 1TB SSD (PCIe NVMe M.2)
・インテル UHD グラフィックス 620 (プロセッサーに内蔵)
・IEEE802.11a/b/g/n/ac (MU-MIMO / ギガビット対応)、 Bluetooth 5.0
・HP Wide Vision フルHD Webcam (約200万画素) / IR カメラ
・サイズ:約 308 × 217 × 14.3(最薄部)- 16.0(最厚部)mm
・質量:約 1.32 kg
・65W USB Type-C スリムACアダプター
【使い勝手・機能性・拡張性】
・360°回転可能なディスプレイ
・利用シーンに応じた使い方ができる4つのモード(ノートブック、テント、スタンド、タブレット)
・バックライトキーボード(日本語配列)※バックライトは2段階調光
・Audio by Bang & Olufsen クアッドスピーカー
・Webカメラを物理的にON/OFFできる「プライバシースイッチ」
・顔認証センサー / 指紋認証センサー搭載
・30分で50%充電できるファストチャージ(急速充電)に対応
・ファンの制御方法が選べる「HP コマンドセンター」
【ウイルス対策ソフト】
・マカフィー リブセーフ(1年版)
【メーカー製品詳細ページ】
◆HP Spectre x360 13-ap0000 (2018年10月モデル) 製品詳細
「HP Spectre x360 13-ap0000」のここがポイント!
HP Spectre x360 13-ap0000には目新しいところが多数ありますが、特に注目される部分をピックアップしました。
ポイント1:美しくスタイリッシュなデザイン
![]() | 2018年10月モデルは「エメラルドカット」されているエッジ部分が大きな特徴。 |
◆美しく輝く「エメラルドカット」のエッジ |
ポイント2:定番「アッシュブラック」と新色「ポセイドンブルー」
![]() | Spectreらしい「アッシュブラック」と神秘的な「ポセイドンブルー」の2色展開になりました。 |
◆アッシュブラックと新色ポセイドンブルーの2色展開 |
ポイント3:美しい色味のIPSディスプレイ
![]() | 美しい色味で映像を楽しむことができる広視野角のIPSディスプレイを搭載!(sRGBカバー率100%) |
◆美しい色表現が可能なディスプレイ |
ポイント4:第8世代のインテル Core プロセッサー
![]() | 第8世代のインテルCore i5-8265U / Core i7-8565U プロセッサー(Whiskey Lake)を搭載! |
◆プロセッサーの性能をチェック! |
ポイント5:全モデルに「Spectre アクティブペン」が同梱
![]() | 全モデルに同梱されている「Spectre アクティブペン」の使用感をチェック! |
◆Spectre アクティブペンの仕様・使い心地 |
ディスプレイが360度回転できる2in1コンバーチブルPC
状況に応じて使い分けることができる4つのモード
Spectre x360 シリーズは「ディスプレイが360度回転する」ことが大きな特徴です。普通のノートPCのように使えるノートブックモード、映像に集中できるテントモード、スタンドモード、スケッチをするときに最適なタブレットモードなどを状況に応じて使い分けることができます。
ノートブックモードで使う場合でもディスプレイの角度を自由自在に調整できる(画面を見る角度に合わせやすい)ので、ディスプレイの開く角度が限られる通常のノートPCよりも便利です。
外観が大きく変わった新モデル:美しく輝く「エメラルドカット」のエッジ
斬新なデザインを採用したHP Spectre x360 13(2018年10月モデル)
2018年11月29日より販売開始された、HP Spectre x360 13(2018年10月モデル)は13.3インチのディスプレイを搭載した2in1コンバーチブルPCの最新モデルです。
旧モデルのSpectre x360 13-ae000( ※実機レビュー)から大きくデザインが変更されました。特に「エメラルドカット」が施されたエッジや、アクセントカラーの使い方などが大きく異なっています。
外観は同じ時期に販売開始された15.6インチモデル「HP Spectre x360 15-df0000」(※ 速攻レビュー)とかなり似ていますが、インタフェース部分の形状や冷却機構(吸気口や排熱口)、タッチパッドの位置などが異なっています。
2018年10月モデルは後部の角の「エメラルドカット」が施されていることが大きな特徴です。宝石のような形状になっていて、光が当たる部分と陰になる部分のコントラストやグラデーションがとても美しく輝きます。
こちらはアッシュブラック&ブロンズゴールドのイメージ。エメラルドカットの部分にUSB Type-Cポートを備えます。(※反対側は電源スイッチを搭載)
カラーはアッシュブラックと新色のポセイドンブルーの2色展開

アッシュブラックと新色のポセイドンブルーの2色展開でシルバーは廃止
新モデルのカラーはSpectreシリーズの定番となった「アッシュブラック」と、新色の「ポセイドンブルー」の2色展開になりました。ダークな色味なので手で触った跡などは目立ちやすいのですが、いずれもSpectreシリーズにふさわしい高級感があるカラーです。(※色味は光の当たり方で印象が変わります。)
以前に販売されていた2017年2月モデル(※レビュー)、2018年11月モデル(※レビュー)などは「シルバー」も用意されていましたが、下記のような理由で廃止されています。
・良くも悪くも特徴がないカラー
・法人向け製品と同じような印象
シルバーは「Spectre らしさ」や特別感がないカラーですが、「一目を気にする方」や「仕事でも使用する方」にとって使いやすく、アッシュブラックやポセイドンブルーのようなダークな色味よりも「汚れが目立ちにくい」という利点がありました。
・良くも悪くも特徴がないカラー
・法人向け製品と同じような印象
シルバーは「Spectre らしさ」や特別感がないカラーですが、「一目を気にする方」や「仕事でも使用する方」にとって使いやすく、アッシュブラックやポセイドンブルーのようなダークな色味よりも「汚れが目立ちにくい」という利点がありました。
旧モデルはアクセントカラーが3側面(前方、左側面、右側面)とヒンジ部分のみでしたが、新モデルは後部もアクセントカラーが採用されていることが大きな変更点です。ヒンジ部分には「SPECTRE」のロゴが刻まれています。
ヒンジ部分の素材はボディと同じ「アルミニウム」になり旧モデルよりも高級感が増しました。表面には「アルマイト加工」や「ヘアライン加工」などが施されています。
※アルマイト加工(陽極酸化処理)はメッキとは全く異なる処理で、耐摩耗性や耐腐食性の向上を目的としています。
※アルマイト加工(陽極酸化処理)はメッキとは全く異なる処理で、耐摩耗性や耐腐食性の向上を目的としています。
最もSpectreらしい精悍な印象の「アッシュブラック」
定番のアッシュブラックは「最もSpectre らしい」カラー
ベースカラーの「アッシュブラック」とアクセントカラーの「ブロンズゴールド」は初代のリミテッドエディション(※実機レビュー)から採用されている定番カラーで、最も「Spectre らしさが感じられる」カラーです。
アッシュブラックは「アッシュ=灰色がかった」色味なので、光が当たると黒色よりも少し薄い感じに見えます。無彩色(白、黒、グレー)ではないので、照明によっては少し「ブラウンがかっている」ように見える場合もあります。アクセントカラー部分の「ブロンズゴールド」はゴールドよりも少し赤みがある色味です。
◆外観・デザイン徹底レビュー:精悍な印象の「アッシュブラック」
◆外観・デザイン徹底レビュー:精悍な印象の「アッシュブラック」
天面のスラッシュロゴの色はアクセントカラーの「ブロンズゴールド」ですが、ディスプレイ下部は「シルバー」が採用されています。
モダンで斬新な印象の「ポセイドンブルー」
新色「ポセイドンブルー」はモダンな雰囲気でカッコいい色味
ボディは光の当たり方によって色味が変わるので画面上で正確な色をお伝えするのは難しいのですが、新色の「ポセイドンブルー」は深い青緑のようなカラーです。
ぱっと見た印象は「モダンでカッコいい配色」だと思いました。これまでのSpectreシリーズにはなかったカラーなのでとても魅力的に映ります。
ポセイドンブルーアクセントカラー部分は派手さを抑えた感じの「ペイルゴールド」になります。光が強く当たるとシルバーに近い感じに見えますが、薄っすらとゴールドが入っているように見えます。派手な印象はなく上品な色味です。
◆外観・デザイン徹底レビュー:斬新でモダンな印象の「ポセイドンブルー」
◆外観・デザイン徹底レビュー:斬新でモダンな印象の「ポセイドンブルー」
ポセイドンブルーのスラッシュロゴ(天面)の色はアクセントカラーの「ペイルゴールド」です。ディスプレイ下部はアッシュブラックと同じで「シルバー」が採用されています。
ディスプレイ下部のスラッシュロゴは2世代目までは「ブロンズゴールド」(※参考画像)でしたが、3色展開(アッシュブラック、シルバー、ローズゴールド)の3世代目からどのカラーでも合わせやすい「シルバー」が採用されています。
シャープで「鋭く光り輝く」側面&インターフェース
側面は△のような形状なので光が当たる部分が細く見えます。平坦な旧モデルよりもシャープな印象です。機能面では「指の引っかかりが良く」なりディスプレイを開きやすくなっています。
左側面のインターフェースは電源ボタンとUSB 3.1 Type-Aのみ。電源ボタン側面にあると「どこにあるのか探ってしまう」ことがあるのですが、新モデルの場合は位置が把握しやすい角に配置されているので迷うことなくボタンを押すことができます。
【左側面のインターフェース】
・電源ボタン
・USB 3.1 Type-A(電源オフチャージ対応)
※こちら側のUSB端子は従来の規格。変換アダプターを使用しなくても従来のUSB周辺機器を接続できるので使い勝手が良い。
・電源ボタン
・USB 3.1 Type-A(電源オフチャージ対応)
※こちら側のUSB端子は従来の規格。変換アダプターを使用しなくても従来のUSB周辺機器を接続できるので使い勝手が良い。
右側面にはUSB 3.1 Type-CやmicroSDカードスロットなどを搭載し、新機能の「プライバシースイッチ」が追加されています。このスイッチはWebカメラを隠すのではなく内部の回路を遮断することで物理的に「カメラの機能をオフ」にすることができます。
【右側面のインターフェース】
・microSDカードスロット
・プライバシースイッチ
・USB 3.1 Type-C Gen2×2(Thunderbolt 3、電源オフチャージ対応)
・ヘッドフォン出力 / マイク入力コンボポート
・microSDカードスロット
・プライバシースイッチ
・USB 3.1 Type-C Gen2×2(Thunderbolt 3、電源オフチャージ対応)
・ヘッドフォン出力 / マイク入力コンボポート
輝度が高くなり美しい色表現が可能なディスプレイ(sRGBカバー率100%)

美しさはそのままに「輝度が高くなった」新モデルのディスプレイ
新旧モデル共に13.3インチワイドのフルHD(1920x1080)のディスプレイを搭載していますが、パフォーマンスモデルのみ4K(3840x2160)解像度になります。いずれのディスプレイもタッチやSpectre アクティブペンに対応しているので直感的な操作が可能です。
ディスプレイ面には、一般的なソーダライムガラスの8~10倍も耐久性が高くひっかき傷にも強い『Gorilla Glass NBT』が採用されています。
旧モデルの輝度(明るさ)は300nit(フルHD)、340nit(4K)で普通に使うには十分な明るさですが、新モデルは輝度が400nitになっています。「少し明るくなった」程度ですが、しばらく画面を見続けると光の刺激が少し強くなったように感じられました。長時間画面を見続けた場合は輝度を少し下げた方が目に優しいかもしれません。
4Kはドットが緻密で文字がくっきりとキレイに表示されることがフルHDとの大きな違い(※比較イメージ)です。画素密度が高いのでフルHD搭載機よりもバッテリー駆動時間が少し短くなりますが、最新モデルに関してはバッテリーの持ちが良くなっているのでデメリットというほどではなくなっています。
◆パフォーマンスモデル(4K)のバッテリー駆動時間をチェック!
◆パフォーマンスモデル(4K)のバッテリー駆動時間をチェック!

「光沢」なので映り込みがありますが、IPS方式なので斜めから見てもキレイ
視野角が広いIPS方式は「斜めから見た時の色味の変化が少ない」ので、誰かと一緒に画面を見る場合や、画像の色味を調整するような用途(画像処理や写真編集など)に適しています。
ディスプレイの表面処理が「光沢」なので環境によっては映り込みや光の反射などが気になる場合がありますが、画像や映像などは「つや感」があるので美しい感じに見えます。(※オプションで映り込みを抑える低反射タイプの液晶保護フィルムが用意されています。※スクリーンショット)
sRGBカバー率の測定結果は下記のページでご覧になれますが、フルHDディスプレイ(ベーシックモデル、プライバシースクリーンなし)と4Kディスプレイ(パフォーマンスモデル)のsRGBカバー率はいずれも100%でした。測定機による結果だけでなく実際に見た印象も「発色が鮮やかで色味もきれい」です。
【関連記事】
◆sRGBカバー率100%、Spectre x360 13-ap0000のフルHD&4Kディスプレイ
※測定結果はディスプレイの個体差や、環境などの違いで少し異なる結果が出るかもしれません。
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◆sRGBカバー率100%、Spectre x360 13-ap0000のフルHD&4Kディスプレイ
※測定結果はディスプレイの個体差や、環境などの違いで少し異なる結果が出るかもしれません。

ディスプレイの比較 | ||||
モデル名 | HP Spectre x360 13-ap0000 (2018年10月モデル)NEW! | HP Spectre x360 13-ae000 (2017年11月モデル) | ||
画面のサイズ | 対角 13.3インチワイド ※幅294mm、高さ165mm | 対角 13.3インチワイド ※幅294mm、高さ165mm | ||
解像度 | フルHD (1920x1080) | 4K (3840x2160) | フルHD (1920x1080) | 4K (3840x2160) |
画素密度 | 166ppi | 332ppi | 166ppi | 331ppi |
プライバシー スクリーン | 〇※ | - | 〇※ | - |
駆動方式 | IPS | IPS | ||
表面処理 | 光沢 | 光沢 | ||
輝度 | 400nit | 400nit | 300nit | 340nit |
表示色 | 最大1677万色 | 最大1677万色 | ||
ぎらつき感 | 少なめ | 少なめ | ||
タッチ | 〇 ※タッチ対応 | 〇 ※タッチ対応 | ||
ペン | 〇 ※全てのモデルに同梱 | 〇 ※ペンはプロフェッショナルと パフォーマンスモデルのみ同梱 |
※旧モデルは一部のモデルのみSpectre アクティブペンが同梱されていましたが、新モデルは全てのモデルに同梱されています。
※画面の覗き見を防ぐ「プライバシースクリーン」はフルHDディスプレイを搭載したアッシュブラックのみ選択可能(新旧モデル共通)となっています。
※デスクトップ画面の壁紙は当サイトで用意したものです。
日本語キーボード:新モデルはバックライトが2段階調光に
新モデル(アッシュブラック、ポセイドンブルー)は日本語キーボードを搭載し、2016年2月モデル(※参考記事)から採用された「Enterキーの横に1列キーがある配列」が引き続き採用されています。
変更点はキーピッチが旧モデルよりも0.3mm広い約19.0×19.0mmになったこと、バックライトの明るさを2段階調節できるようになった点です。
ファンクションキー(f1~f12)の動作は、標準では「画面の明るさや音量の調整、キーボードバックライトのON/OFF」などが優先されているので、「F7」を使いたい場合は「Fn」と「F7」キーを押します。このような操作を「逆にしたい」場合は、BIOSでファンクションキーの設定を変更します。
◆BIOS(UEFI)画面の入り方、ファンクションキーの変更方法
◆BIOS(UEFI)画面の入り方、ファンクションキーの変更方法
新旧モデルのキーボード比較 | |||
モデル名 | ![]() | ![]() | |
HP Spectre x360 13-ap0000 (2018年10月モデル)NEW! | HP Spectre x360 13-ae000 (2017年11月モデル) | ||
キーピッチ | 約19.0×19.0mm | 約18.7×18.7mm | |
キーストローク | 約1.3mm | 約1.3mm | |
キー配列 | JIS標準準拠 [89キー] | JIS標準準拠 [89キー] | |
言語 | 日本語 | 日本語 ※ローズゴールドのみ英語 | |
バックライト | 2段階調節が可能 | あり ※明るさは1段階のみ |
※キーボードの色味(色の濃さ)が違っていますが、これは撮影時の「光の当たり方の違い」によるものです。実際の色は大きな違いはありません。
指紋認証センサーの位置は側面からパームレスト部分に変更
新モデルは「指紋認証センサー」が旧モデルの側面(※参考画像)からパームレスト部分に変更されました。側面にセンサーがあると「どこにあるのか探ってしまう」ことがあるのですが、ノートブックモードで使用するときに押しやすい位置になりました。
冷却機能の制御ができる「HP Command Center」
「HP Command Center」は冷却機能の制御ができるアプリケーションで、Spectre x360 13(2018年10月モデル)、Spectre x360 15(2018年10月モデル ※速攻レビュー)にプリインストールされています。動作モードは4つありますが「サイレントモード」は13.3インチモデルのみ利用可能です。
初期のバージョンはモード名が表記されていませんでしたが(※参考画像)、アップデートされたバージョン(1.1.51.0)ではモード名がつけられています。
【HP推奨モード】
通常使用時はこのモードを使用。冷却ファンはパソコンの使用状況、温度などに応じて、最適な回転数にコントロールされます。
【パフォーマンスモード】
CPU使用率が高いソフトウェアに最適なモード。標準よりも冷却ファンの回転数を上げてデバイスを冷却します。このモードは外部電源アダプター接続時のみ有効です。
【快適モード】
熱くなったデバイスをなるべく早く冷却したいときに使用する冷却重視モード。有効にすると、ファンの回転数が上がるとともにCPUのパフォーマンスを下げてデバイスを冷却します。
【静音モード】
静かな環境に最適なモード。発熱を抑えるためCPUのパフォーマンスは下がりますが、ファンが「オフ」、または最低速度で動作します。
通常使用時はこのモードを使用。冷却ファンはパソコンの使用状況、温度などに応じて、最適な回転数にコントロールされます。
【パフォーマンスモード】
CPU使用率が高いソフトウェアに最適なモード。標準よりも冷却ファンの回転数を上げてデバイスを冷却します。このモードは外部電源アダプター接続時のみ有効です。
【快適モード】
熱くなったデバイスをなるべく早く冷却したいときに使用する冷却重視モード。有効にすると、ファンの回転数が上がるとともにCPUのパフォーマンスを下げてデバイスを冷却します。
【静音モード】
静かな環境に最適なモード。発熱を抑えるためCPUのパフォーマンスは下がりますが、ファンが「オフ」、または最低速度で動作します。
新モデル(2018年10月モデル)と旧モデル(2017年11月モデル)のスペック比較
13.3インチHP Spectre_x360_13_ap0000(2018年10月モデル)の特徴・変更点
新モデル(2018年10月モデル)と旧モデル(2017年11月モデル)のスペックの違いを簡単にまとめました。
・最新のプロセッサーを搭載
Core i5-8250U / Core i7-8550U→Core i5-8265U / Core i7-8565Uに変更
・メモリの高速化(2133MHz,LPDDR3→2400MHz,DDR4 SDRAM)
・キーボードのバックライトが2段階調光になった
・インテル Wireless-AC 9560を搭載しギガビットWiFiに対応(MU-MIMOにも対応)
・Bluetoothが4.2から5.0にバージョンアップ
・ACアダプターやダックヘッドの変更(◆関連項目)
・質量が僅かに増加。約 1.29 kg→約 1.32 kg(+30g)
・バッテリー駆動時間が長くなった。
フルHD:約16時間45分→最大22時間30分
4K:約10時間→最大12時間45分
・Webカメラの切り替えスイッチ「プライバシースイッチ」を搭載
Core i5-8250U / Core i7-8550U→Core i5-8265U / Core i7-8565Uに変更
・メモリの高速化(2133MHz,LPDDR3→2400MHz,DDR4 SDRAM)
・キーボードのバックライトが2段階調光になった
・インテル Wireless-AC 9560を搭載しギガビットWiFiに対応(MU-MIMOにも対応)
・Bluetoothが4.2から5.0にバージョンアップ
・ACアダプターやダックヘッドの変更(◆関連項目)
・質量が僅かに増加。約 1.29 kg→約 1.32 kg(+30g)
・バッテリー駆動時間が長くなった。
フルHD:約16時間45分→最大22時間30分
4K:約10時間→最大12時間45分
・Webカメラの切り替えスイッチ「プライバシースイッチ」を搭載
新旧モデルスペック比較 | ||
モデル名 | ![]() HP Spectre x360 13-ap0000 (2018年10月モデル)NEW! | ![]() HP Spectre x360 13-ae000 (2017年11月モデル) |
OS | Windows 10 Home(64bit) Windows 10 Pro (64bit) | Windows 10 Home(64bit) Windows 10 Pro (64bit) |
カラー | アッシュブラック ポセイドンブルー | アッシュブラック シルバー ローズゴールド |
プロセッサー | Core i5-8265U Core i7-8565U | Core i5-8250U Core i7-8550U |
グラフィックス | インテル UHD グラフィックス 620 (プロセッサーに内蔵) | インテル UHD グラフィックス 620 (プロセッサーに内蔵) |
ディスプレイ | 13.3インチワイド フルHD・IPS タッチディスプレイ (1920×1080 / 最大1677万色 / 400nit / 166ppi) | 13.3インチワイド フルHD・IPS タッチディスプレイ (1920×1080 / 最大1677万色 / 300nit / 166ppi) |
13.3インチワイド UHD(4K)・IPS タッチディスプレイ (3840×2160 /最大1677万色 / 400nit /332ppi) | 13.3インチワイド UHD(4K)・IPS タッチディスプレイ (3840×2160 / 最大1677万色 / 340nit/ 331ppi) | |
メモリ | 8GB / 16GB オンボード (2400MHz,DDR4 SDRAM) | 8GB / 16GB オンボード (2133MHz,LPDDR3 SDRAM) |
ストレージ | 256 GB / 512GB / 1TB SSD (PCIe NVMe M.2) | 256 GB / 512GB / 1TB SSD (PCIe NVMe M.2) |
キーボード | バックライトキーボード (日本語配列) ※バックライトは2段階調光 | バックライトキーボード (日本語配列) ※ローズゴールドは英語配列 |
ネットワーク | IEEE802.11a/b/g/n/ac (MU-MIMO / ギガビット対応) Bluetooth 5.0 | IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth 4.2 |
Webカメラ | HP Wide VisionフルHD Webcam(約200万画素) / IR カメラ ※切り替えスイッチを搭載 | HP Wide VisionフルHD Webcam(約200万画素) / IR カメラ |
セキュリティ | Windows Hello対応 (顔 & 指紋認証) | Windows Hello対応 (顔 & 指紋認証) |
インターフェイス | USB3.1 Gen2 ×1 USB Type-C 3.1 Gen2 ×2 ヘッドフォン出力/ マイク入力コンボポート×1 | USB3.1 Gen1 ×1 USB Type-C 3.1 Gen2 ×2 ヘッドフォン出力/ マイク入力コンボポート×1 |
メディアカードスロット | microSD | microSD |
サイズ (幅 × 奥行き × 高さ) | 約 308 × 217 × 14.3- 16.0mm | 307 × 218 × 13.6- 15.5mm |
質量 | 約 1.32 kg | 約 1.29 kg |
ACアダプタ | 65W USB Type-C スリムACアダプター | 65W USB Type-C スマートACアダプター ※参考画像 |
バッテリ駆動時間 | 最大 22時間30分(フルHD) 最大 12時間45分(4K) | 約16時間45分(フルHD) 約10時間(4K) |
付属品 | 専用スリーブケース 速効!HPパソコンナビ特別版 ACアダプター 電源コード ダックヘッド (コンセント直付け用)※ 保証書等 | 専用スリーブケース 速効!HPパソコンナビ特別版 ACアダプター 電源コード ダックヘッド (コンセント直付け用) 保証書等 |
アクティブペン | Spectre アクティブペン (アッシュブラック) ※すべてのモデルに同梱 | Spectre アクティブペン (アッシュブラック) ※一部のモデルのみ同梱 |
標準価格 | ベーシックモデル ¥153,780(税込)~ スタンダードモデル ¥175,780(税込)~ プロフェッショナルモデル ¥195,580(税込)~ パフォーマンスモデル(4K) ¥208,780(税込)~ | ベーシックモデル ¥126,500(税込)~ スタンダードモデル ¥156,200(税込)~ プロフェッショナルモデル ¥183,700(税込)~ パフォーマンスモデル(4K) ¥206,140(税込)~ |
ベーシック、スタンダード、プロフェッショナル、パフォーマンスモデルの違い
4モデルの特徴・違いについて
HP Spectre x360 13-ap0000 シリーズの4モデル(ベーシックモデル、スタンダードモデル、プロフェッショナルモデル、パフォーマンスモデル)の特徴・違いについて簡単にまとめました。
HP Spectre x360 13-ap0000 シリーズ | |||
ベーシック | スタンダード | プロフェッショナル | パフォーマンス |
Windows 10 Home (64bit) | Windows 10 Pro (64bit) | ||
Core i5-8265U | Core i7-8565U | ||
8GB メモリ | 16GB メモリ | ||
256GB SSD (PCIe NVMe M.2) | 512GB SSD (PCIe NVMe M.2) | 1TB SSD (PCIe NVMe M.2) | |
インテル UHD グラフィックス 620 (プロセッサーに内蔵) | |||
13.3インチワイド・フルHD・光沢・IPSタッチディスプレイ | UHD(4K)・光沢 IPSタッチディスプレイ | ||
プライバシースクリーンはアッシュブラックのみ選択可 | プライバシースクリーン 非対応 | ||
バッテリー駆動時間:最大 22時間30分 | 最大 12時間45分 | ||
¥153,780(税込)~ | ¥175,780(税込)~ | ¥195,580(税込)~ | ¥208,780(税込)~ |
主な用途がインターネットや動画の視聴、オフィスソフトならベーシックモデルで十分ですが、写真編集や画像処理などをするのならメモリやSSDの容量が多いスタンダードモデル、プロフェッショナルの方が快適に作業できると思います。
4Kディスプレイを搭載したパフォーマンスモデルは「美しい文字や映像」を堪能することができますが、フルHDよりもバッテリー駆動時間が少し短いので、自宅で使うことが多い方や、外に持ち運んでも「バッテリー駆動で長い時間使う必要がない」方向けです。
【Windows 10 Home とWindows 10 Proの違い】
Windows 10 Proは「OSのアップデートを様子見できること」がHomeとの大きな違いです。最大35日すべての更新を一時停止することができます。セキュリティー関連のアップデートのみ行い、新機能のアップデートの更新を停止(最大365日)することも可能です。
【 プロセッサーの違い】
インテル Core i5-8265U プロセッサーは、上位モデルに搭載されているCore i7-8565Uよりも少し動作周波数が低いのですが、インターネットやオフィスソフトなどを使用していて性能差が感じられるほどの違いはありません。
【メモリの容量】
8GBのメモリはインターネットやオフィスソフト、簡単な画像処理などは余裕でこなせる容量ですが、写真編集や画像処理、動画の編集などをされる方は「16GBのメモリを搭載したモデル」の方が快適に作業することができます。(◆関連記事:パソコンにどれくらいメモリを搭載すればよいのか?)
【ストレージの容量】
256GBのSSDでも小さいテキストやWeb用の画像を保存するには十分な容量ですが、デジカメで撮った多数の写真データや動画ファイルなどを保存するのなら容量が大きい512GB や1TB のSSDを搭載したモデルの方が良いと思います。保証対象外となりますがSSDの換装は可能です。(◆関連記事:HP Spectre x360 13-ap0000のSSDを換装する手順)
【グラフィックス】
プロセッサーに内蔵されているGPUは、インターネットや動画の視聴は十分な性能を備えていますが3Dゲームは不向きです。
【ディスプレイ】
フルHDでも十分キレイですが、4Kはさらに「高精細で美しい映像」が楽しめます。ただし、4KはフルHDよりもバッテリー駆動時間が少し短くなります。(※パフォーマンスモデルのみ4Kディスプレイを搭載)
【プライバシースクリーン】
スイッチをONにすると「斜めから見たときにディスプレイが白っぽく濁った状態」になり覗き見を防止します。人がいる場所で使うことが多い方にとっては便利な機能です。(※フルHDディスプレイを搭載したアッシュブラックのみ選択可能。)
【バッテリー駆動時間】
フルHDディスプレイ搭載モデルは「4Kよりもバッテリー駆動時間が長い」ことが大きな利点です。外に持ち運ぶことが多いのならバッテリーの持ちが良いフルHD搭載モデルの方が適しています。
Windows 10 Proは「OSのアップデートを様子見できること」がHomeとの大きな違いです。最大35日すべての更新を一時停止することができます。セキュリティー関連のアップデートのみ行い、新機能のアップデートの更新を停止(最大365日)することも可能です。
【 プロセッサーの違い】
インテル Core i5-8265U プロセッサーは、上位モデルに搭載されているCore i7-8565Uよりも少し動作周波数が低いのですが、インターネットやオフィスソフトなどを使用していて性能差が感じられるほどの違いはありません。
【メモリの容量】
8GBのメモリはインターネットやオフィスソフト、簡単な画像処理などは余裕でこなせる容量ですが、写真編集や画像処理、動画の編集などをされる方は「16GBのメモリを搭載したモデル」の方が快適に作業することができます。(◆関連記事:パソコンにどれくらいメモリを搭載すればよいのか?)
【ストレージの容量】
256GBのSSDでも小さいテキストやWeb用の画像を保存するには十分な容量ですが、デジカメで撮った多数の写真データや動画ファイルなどを保存するのなら容量が大きい512GB や1TB のSSDを搭載したモデルの方が良いと思います。保証対象外となりますがSSDの換装は可能です。(◆関連記事:HP Spectre x360 13-ap0000のSSDを換装する手順)
【グラフィックス】
プロセッサーに内蔵されているGPUは、インターネットや動画の視聴は十分な性能を備えていますが3Dゲームは不向きです。
【ディスプレイ】
フルHDでも十分キレイですが、4Kはさらに「高精細で美しい映像」が楽しめます。ただし、4KはフルHDよりもバッテリー駆動時間が少し短くなります。(※パフォーマンスモデルのみ4Kディスプレイを搭載)
【プライバシースクリーン】
スイッチをONにすると「斜めから見たときにディスプレイが白っぽく濁った状態」になり覗き見を防止します。人がいる場所で使うことが多い方にとっては便利な機能です。(※フルHDディスプレイを搭載したアッシュブラックのみ選択可能。)
【バッテリー駆動時間】
フルHDディスプレイ搭載モデルは「4Kよりもバッテリー駆動時間が長い」ことが大きな利点です。外に持ち運ぶことが多いのならバッテリーの持ちが良いフルHD搭載モデルの方が適しています。
インテル Core i5-8265U / Core i7-8565U プロセッサーの性能について
新モデルにはインテル Core i5-8265U / Core i7-8565U プロセッサーが搭載されています。旧モデルのCore i5-8250U / Core i7-8550Uと比較すると少し性能が良いのですが、数%程度の差なので体感では性能の違いはわからないと思います。いずれのプロセッサーでもインターネットや動画の視聴、オフィスソフトなどを快適に行える性能です。
インテル Core i5-8265U プロセッサー
(1.60GHz-3.90GHz, キャッシュ 6MB, 4コア8スレッド, TDP15W)
インテル Core i7-8565U プロセッサー
(1.80GHz-4.60GHz, キャッシュ 8MB, 4コア8スレッド, TDP15W)
※ベンチマークはあくまでも目安としてご覧ください。(1.60GHz-3.90GHz, キャッシュ 6MB, 4コア8スレッド, TDP15W)
インテル Core i7-8565U プロセッサー
(1.80GHz-4.60GHz, キャッシュ 8MB, 4コア8スレッド, TDP15W)
ベンチマークソフト「CINEBENCH R15」でプロセッサーの性能をチェック!
CPUのベンチマークソフト「CINEBENCH R15」でプロセッサーの性能を測定しました。
CINEBENCH R15 プロセッサー性能比較 ※()内はCore i5-8250Uとの比較 | |||
プロセッサー | CPU (マルチコア) | CPU (1コア) | CPU パッケージ の最大消費電力 |
HP Spectre x360 13-ap0000 NEW! Core i7-8565U (最大4.6GHz, 4コア8スレッド) | 637 cb (117%) | 181 cb (128%) | 約29.9W (100%) |
HP Spectre x360 13-ap0000 NEW! Core i5-8265U (最大3.9GHz, 4コア8スレッド) | 550 cb (101%) | 162 cb (114%) | 約29.9W (100%) |
Core i7-8550U (最大4.0GHz, 4コア8スレッド) ※2017年11月モデル(13.3インチ) | 544 cb (100.3%) | 157 cb (111%) | 約29.9W (100%) |
Core i5-8250U (最大3.4GHz, 4コア8スレッド) ※2017年11月モデル(13.3インチ) | 542 cb (100%) | 141 cb (100%) | 約29.9W (100%) |
Core i7-8565UとCore i7-8550Uの比較
このテストでは上記のPassMarkベンチマークよりも少し差が大きくなりました。新モデル(Core i7-8565U)は旧モデル(Core i7-8550U)よりも、マルチコアのスコアは約17%、シングルコアは約15%高くなっています。
新モデル(Spectre x360 13-ap0000)は、冷却ファンの制御ができるソフト「HP Command Center」でファンの回転数を上げて冷却性能を上げることができるので、そのような冷却関連の強化もテスト結果に良い影響を与えているかもしれません。
Core i5-8265Uの性能について
マルチスレッド、シングルスレッドともに、僅かな差ですが旧モデルCore i7-8550Uを上回っています。上位のCore i7-8565Uと比較した場合は、マルチスレッドが約86%、シングルスレッドが約89%のスコアになりますが、10数%程度の差しかないのでインターネットやオフィスソフトなどを使用していて性能の違いを感じることはできないと思います。
■ベンチマーク中のCore i7-8565Uの温度について
1分10秒くらいで完了する上記のマルチスレッドのテスト(室温23℃)では最大温度が83℃、平均温度は68℃くらいでしたが、シングルコアのテストは1コア動作時の周波数が高く処理時間も長くなるので、マルチスレッドテストよりも高めの温度(最大温度88℃、平均温度77℃)で推移していました。
さらに長い時間負荷をかけ続ければ90℃を超える場合がありますが、1分程度の短いテストでは熱の問題は発生しませんでした。
1分10秒くらいで完了する上記のマルチスレッドのテスト(室温23℃)では最大温度が83℃、平均温度は68℃くらいでしたが、シングルコアのテストは1コア動作時の周波数が高く処理時間も長くなるので、マルチスレッドテストよりも高めの温度(最大温度88℃、平均温度77℃)で推移していました。
さらに長い時間負荷をかけ続ければ90℃を超える場合がありますが、1分程度の短いテストでは熱の問題は発生しませんでした。
SSDの性能をチェック!(CrystalDiskMark6)
SSDのベンチマークソフト「CrystalDiskMark6」でSSDの性能を測定しました。※SSDのメーカーは販売時期によって異なる場合があります。
SSDの性能比較 | |||
HP Spectre x360 13-ap0000 NEW! 1TB SSD ※パフォーマンスモデル | HP Spectre x360 13-ae000 1TB SSD ※パフォーマンスモデル | ||
1TB SSD(PCIe NVMe M.2) KXG50ZNV1T02 TOSHIBA ※OSのバージョン 1803 | 1TB SSD(PCIe NVMe M.2) THNSN51T02DUK TOSHIBA ※OSのバージョン 1703 | ||
![]() | ![]() | ||
起動時間:12~13秒 ※高速スタートアップ:有効 ※BIOSをF.06→F.08 に更新後 | 起動時間:約9~10秒 ※高速スタートアップ:有効 |
ベンチマークでは項目によって優劣が逆転していますが、どちらかというと新モデルのSSDの方が良い結果が出ています。
起動時間に関してはOSやハードウェアなどが変更されているので単純に比較することはできませんが、新モデルの方が少し遅くなっています。
■新モデルは初期設定で「高速スタートアップが無効」
新モデルは初期の状態で「高速スタートアップ」が無効化されていて起動時間は21~23秒くらいでしたが、有効化すると15~16秒くらいになりました。
■BIOSアップデートで起動時間が改善
新モデルの起動速度はBIOSを新しいバージョンに更新することで少し改善されます。BIOSをF.06→F.08(※スクリーンショット)にアップデートすることで起動時間が少し速く(12~13秒に)なりました。
※下記のサポートページでは最新バージョンが公開されています。
◆サポートページ:ソフトウェアおよびドライバー
新モデルは初期の状態で「高速スタートアップ」が無効化されていて起動時間は21~23秒くらいでしたが、有効化すると15~16秒くらいになりました。
■BIOSアップデートで起動時間が改善
新モデルの起動速度はBIOSを新しいバージョンに更新することで少し改善されます。BIOSをF.06→F.08(※スクリーンショット)にアップデートすることで起動時間が少し速く(12~13秒に)なりました。
※下記のサポートページでは最新バージョンが公開されています。
◆サポートページ:ソフトウェアおよびドライバー
プロセッサー内蔵グラフィックスの性能をチェック!
プロセッサーに内蔵されている「インテル UHD グラフィックス 620」はゲーム向けではないので上記のベンチマークでは低い部類の性能になりますが、インターネットや動画視聴などは十分快適にこなせる性能を備えています。
![]() | Fire Strike DirectX 11 フルHD(1920x1080) | |
スコア:1141 | ||
Graphics Score :1257 CPU Score :7768 |
ゲーム向けGPUの重いテストなので、インテル UHD グラフィックス 620の場合はフレームレートが5FPSくらいしか出ずコマ送りのような動きになります。
![]() | Time Spy DirectX 11世代の機能統合型CPU(=APU)向けのテスト | |
スコア:4153 | ||
Graphics Score :3874 CPU Score :6803 |
Fire Strikeよりも軽めのテストです。フレームレートが17FPS前後まで伸びますが、20FPSを切っているのでゲームベンチマークでは「重い」という評価になると思います。
![]() | ドラゴンクエストX 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:最高品質 | |
スコア:5503 | ||
評価:快適 |
ゲーム向けではない「インテル UHD グラフィックス 620」でも、軽めのドラゴンクエストXではそれなりに動かすことが可能で「快適」という評価になります。
※ベンチマークはあくまでも目安としてご覧ください。バッテリー駆動時間をチェック!
ベーシックモデル(フルHD)とパフォーマンスモデル(4K)のバッテリー駆動時間を測定しました。テスト方法は「ディスプレイの輝度を30に設定しYouTubeのフルHD動画を1時間再生」したときのバッテリー残量を確認します。
※メーカーのテスト方法とは異なりますので、あくまでも参考としてご覧ください。
YouTubeのフルHD動画を1時間再生したときのバッテリーの残量 | |||||
モデル名 | 輝度 | バッテリーの残量 ※は計算上の駆動時間 | バッテリーの容量 | ||
HP Spectre x360 13-ap0000 NEW! ※ベーシックモデル(フルHD) | 30 | 94% ※16時間40分 | 62.093 Wh | ||
HP Spectre x360 13-ap0000 NEW! ※パフォーマンスモデル(4K ) | 30 | 92% ※12時間30分 | 62.093 Wh | ||
HP Spectre x360 13-ae000 ※パフォーマンスモデル(4K) | 30 | 89% ※約9時間 | 62.093 Wh |
新旧モデルのバッテリーの容量は同じですが、新モデル(x360 13-ap0000)の方がバッテリーの持ちが少し良くなっています。
消費電力が高めの4Kディスプレイを搭載したパフォーマンスモデルでもバッテリー残量が92%でした。旧モデルでは90%を超えることがなかったので少し驚きの結果です。ベーシックモデル(フルHD)はさらにバッテリー駆動時間が長くなっています。
動画の視聴は負荷が低めの処理(消費電力が低い)なので結構バッテリーが持ちますが、4コアをフルに使用する(動画のエンコードや画像処理などの)ような処理を行った場合は消費電力が高くなるので、このテスト結果よりもバッテリ-の消費が早くなります。
■バッテリーの駆動時間は下記の条件で行っています。
・YouTubeのフルHD動画を1時間再生
・動画はフルスクリーンで表示
・ディスプレイの明るさ(輝度)を30%に設定
・インターネット接続はWi-Fi経由
・WebブラウザはMicrosoft Edge (マイクロソフト エッジ) を使用
・バッテリー節約機能ON(※最大のバッテリー残量)
・キーボードのバックライトをOFF
・音量は10に設定
・グラフィックス電源プランは「バランスモード」に設定
・YouTubeのフルHD動画を1時間再生
・動画はフルスクリーンで表示
・ディスプレイの明るさ(輝度)を30%に設定
・インターネット接続はWi-Fi経由
・WebブラウザはMicrosoft Edge (マイクロソフト エッジ) を使用
・バッテリー節約機能ON(※最大のバッテリー残量)
・キーボードのバックライトをOFF
・音量は10に設定
・グラフィックス電源プランは「バランスモード」に設定
Spectre アクティブペン(※全モデルに同梱)の仕様・使い心地

Spectre アクティブペンの仕様
Microsoft Penプロトコル(N-Trig)を採用した「Spectre アクティブペン」は全てのモデルに同梱されています。筆圧検知は1024段階で「傾き検知には非対応」です。
コンビニには売っていない特殊な単6電池を使用しますが、使うたびにいちいち充電する必要がないので「充電式のSpectre アクティブペン2」よりは使い勝手が良いと思います。
・Microsoft Penプロトコルに対応
・1024段階の筆圧検知
・サイズ(長さ・直径):138×9.5mm
・質量:16g (電池を含む)
・電池:単6形電池(AAAA)×1同梱
・カラー:ナチュラルシルバー
・保証:1年間
・単6電池、替え芯が2本付属(※スクリーンショット)
・1024段階の筆圧検知
・サイズ(長さ・直径):138×9.5mm
・質量:16g (電池を含む)
・電池:単6形電池(AAAA)×1同梱
・カラー:ナチュラルシルバー
・保証:1年間
・単6電池、替え芯が2本付属(※スクリーンショット)
側面にはボタンが2つ付いていますが、ペンの上部には消しゴム機能を備えたボタンはありません。
インストールされている「HP Pen Control」でキーの割り当てが可能です。「押しにくい位置(ペン先から少し遠い位置)にある」ので、ペンの下側を持つ方はあまり使うことはないかもしれません。逆に間違って押してしまうことがある場合は、ボタンを「無効」に設定して使うこともできます。
アクティブペンの便利なところ
ペンは画面を直接操作することができる便利なツールです。指先でタッチするよりも「細かい操作が可能」で、「文字を直接書いて入力する」ことができます。
変換が難しい漢字、読み方がわからない名前や地名などは「直接書いて入力することができる」ので便利です。
ペンの使い心地・描き心地は?
私はWACOMの板タブ(※参考画像:Intuos Pro PTH-651/S1)を使用しているので「ペン描き心地の評価」は厳しかもしれません。
HP Spectre x360とSpectre アクティブペンで、適当にラフ描いたりアイディアスケッチしたりするのは気分転換になりますし楽しいのですが、「本格的にイラストを描く方の細かい要求には応えられないかもしれない」というのが率直な感想です。
■ペン先と画面が触れるときの反応適度な筆圧(※押し付ける必要はない)で描けば問題ありませんが、画面をなぜるような非常に弱いタッチでは反応しない(ササっと素早くペン先を動かすように描くと線が途切れる)ことがあります。
■1024段階の筆圧検知
最新の4096段階や2048段階のペンと比較すると物足りない感じに見えますが、1024段階でもイラスト制作は可能です。
■傾き検知に非対応
私は傾き検知機能を使わないでイラストを描いていますが、筆で書いたような文字やカリグラフィーのような文字を表現するときは「傾き検知できる方が便利」な場合があります。
■ディスプレイがガラスなのでペン先が滑りやすい
ガラス面はペン先が滑りやすいので、当サイトに掲載しているようなイラスト(※参考:クーポンページ)を描くとき(きれいな線や正確な線を描きたい場合)に難しく感じます。
■Spectre アクティブペンのペン先は硬め
ペン先は「硬め」の感触。ガラス面に描く場合は「滑りやすく」なりますが、ペン先の摩耗は少なめです。余程使い込まない限り、ペン先を交換すること必要はないかもしれません。
Spectre x360 13(2018年10月モデル)の付属品
上の画像はSpectre x360 13(2018年10月モデル)の付属品です。専用スリーブケースは旧モデルと同じものですが、ACアダプターやダッグヘッドなどは大きく外観が変わりました。アクティブペンは全モデルに同梱されます。
2018年10月モデルはアッシュブラックとポセイドンブルーの2色展開ですが付属品のカラーは共通です。(※化粧箱はアクセントカラーの部分が異なります)
・速効!HPパソコンナビ特別版(Windows 10対応 改訂版)
・専用スリーブケース
・Spectre アクティブペン (アッシュブラック) ※替え芯2本付き(※参考画像 )
・65W USB Type-C スリムACアダプター
・ダックヘッド(コンセント直付け用)
・電源コード
・セットアップ手順のクイックガイド
・冊子・パンフレット類
◆HP Spectre x360 13-ap0000(2018年10月モデル)の専用化粧箱&付属品
2018年10月モデルはアッシュブラックとポセイドンブルーの2色展開ですが付属品のカラーは共通です。(※化粧箱はアクセントカラーの部分が異なります)
・速効!HPパソコンナビ特別版(Windows 10対応 改訂版)
・専用スリーブケース
・Spectre アクティブペン (アッシュブラック) ※替え芯2本付き(※参考画像 )
・65W USB Type-C スリムACアダプター
・ダックヘッド(コンセント直付け用)
・電源コード
・セットアップ手順のクイックガイド
・冊子・パンフレット類
◆HP Spectre x360 13-ap0000(2018年10月モデル)の専用化粧箱&付属品
65W USB Type-C スリムACアダプター(アダプターの新旧モデル比較)
新モデルはACアダプターやダックヘッド(コンセント直付け用)が変更
新モデルに付属しているACアダプターの重さは旧モデルに付属しているものとほぼ同じですが、少しスリムなサイズになり「ケーブルを巻き付けてまとめやすい」ことが大きな特徴です。30分で50%充電できるファストチャージ(急速充電)にも対応しています。
ダックヘッド(コンセント直付け用)は折りたたみ式ではないものが付属します。ダックヘッドは端子部分が折りたためる旧モデル(※参考画像)の方が持ち運びやすかったと思います。金属の端子部分はキャップをすれば保護できますが、全体的には出っ張りがある形状(※参考画像)になります。
「ダックヘッド」が折りたたみ式ではなくなった点は残念ですが、ACアダプター本体自体はコンパクトなサイズになりケーブルをまとめやすくなっているので、短め(20~30cmくらい)のACアダプタ用ACケーブル(3P)を自分で用意すればそれなりに使い勝手は良くなります。
【関連記事】
◆HP Spectre x360 13-ap0000のちょっと気になるところ
※実際に新幹線やホテルで使用した感想を書いています。
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◆HP Spectre x360 13-ap0000のちょっと気になるところ
※実際に新幹線やホテルで使用した感想を書いています。
ACアダプターの新旧モデル比較 | ||
| HP Spectre x360 13-ap0000 (2018年10月モデル)NEW! | HP Spectre x360 13-ae000 (2017年11月モデル) |
ACアダプター | ![]() | ![]() |
サイズ | 幅:88mm( +14mm) 奥行き:53mm(-21mm) 厚さ:20mm(-8mm) | 幅:74mm 奥行き:74mm 厚さ:28mm |
質量 | 207g(-4g) | 約211g |
電源容量 | 65W | 65W |
ダッグヘッド | ![]() | ![]() |
質量 | 約41g(+24g) ※折りたたみ不可 | 約17g ※折りたたみ可 |
電源コード | ![]() | ![]() |
長さ ※端子部分を含む | 約100cm | 約102cm |
コード部分のみ | 約90cm | 約90cm |
質量 | 約105g | 約105g |
ファストチャージ (急速充電) | 対応 | 対応 |
※2017年11月モデルの「折りたたみ式ダックヘッド」を2018年10月モデルのACアダプターに流用することはできません。(※3ピンソケットの形状が異なるので)
■ファストチャージ(急速充電)の使い方
下記の手順でファストチャージ機能(急速充電)を使用することができます。
1)一度PCをシャットダウンする
2)ACアダプターを接続して充電する
※バッテリ充電残量が0~50%の場合、30~45分以内に全容量の50%まで充電。
下記の手順でファストチャージ機能(急速充電)を使用することができます。
1)一度PCをシャットダウンする
2)ACアダプターを接続して充電する
※バッテリ充電残量が0~50%の場合、30~45分以内に全容量の50%まで充電。
Spectre 専用プレミアム化粧箱
新モデルにもこれまでと同様にSpectre 専用「プレミアム化粧箱」が付属。アッシュブラック用の化粧箱は、アクセントカラーに本体と同じ「ブロンズゴールド」が使われています。
※化粧箱の外観は旧モデル(※2017年11月モデルの専用化粧箱)と同じです。
※化粧箱の外観は旧モデル(※2017年11月モデルの専用化粧箱)と同じです。
こちらはポセイドンブルーの化粧箱。ベースカラーはブラック(アッシュブラック用と同じ)ですが、アクセントカラーの部分はペイル(薄い)ゴールドになっています。
◆HP Spectre x360 13-ap0000(2018年10月モデル)の専用化粧箱&付属品
◆HP Spectre x360 13-ap0000(2018年10月モデル)の専用化粧箱&付属品
Spectre のお手入れは「マイクロファイバーのクリーニングクロス」がおすすめ
Spectreのボディを傷つけないでヨゴレを綺麗にふき取るには、マイクロファイバー(超極細繊維)のクロス(液晶画面やカメラのレンズ、眼鏡などで使用できるもの)をお勧めします。
上の画像のクロスはオプションで用意されている「液晶画面用クリーニングクロス」です。サイズは幅150mm×縦150mmでカラーは表面が水色、裏面が白色になっています。(※パッケージの画像)
※クロスで乾拭きしても指紋のヨゴレが取れにくい場合は、水で湿らせてから拭くと多少は取れやすくなります。
上の画像のクロスはオプションで用意されている「液晶画面用クリーニングクロス」です。サイズは幅150mm×縦150mmでカラーは表面が水色、裏面が白色になっています。(※パッケージの画像)
※クロスで乾拭きしても指紋のヨゴレが取れにくい場合は、水で湿らせてから拭くと多少は取れやすくなります。
「液晶画面用クリーニングクロス」はカスタマイズ(+770円 税込)で選択可能ですが、アクセサリーのページ(※個人向けオプション・周辺機器)から単品で購入することもできます。
◆液晶画面用クリーニングクロス 製品詳細
◆液晶画面用クリーニングクロス 製品詳細
プレミアム壁紙のダウンロード
製品詳細ページの製品写真 / 各部名称の項目から、Spectre向けの「プレミアム壁紙」をダウンロードすることができます。
USBメモリでWindows 10 回復ドライブ(リカバリメディア)を作成する
これまでのHPパソコンはHP製のアプリ「HP Recovery Maneger」でUSBリカバリメディアを作成(1回のみ)することができましたが、HP Spectre x360 13(2018年10月モデル)は、Windows 10の機能「回復ドライブ作成(回数制限なし)」を使用してリカバリメディアを作成するように仕様が変更されました。メディア作成の回数制限がなくなったので、以前よりも気軽に作成できるようになっています。
同じ時期に発売されたHP Spectre Folio 13(※実機レビュー)やHP Spectre x360 15(※比較レビュー)も同様です。USBリカバリメディア作成方法、使用可能なUSBメモリは下記のレビューをご覧ださい。
◆HP Spectre x360 13-ap0000の「Windows 10 回復ドライブ」を作成する
同じ時期に発売されたHP Spectre Folio 13(※実機レビュー)やHP Spectre x360 15(※比較レビュー)も同様です。USBリカバリメディア作成方法、使用可能なUSBメモリは下記のレビューをご覧ださい。
◆HP Spectre x360 13-ap0000の「Windows 10 回復ドライブ」を作成する
HP Spectre x360 13-ap0000 実機レビューまとめ
【総評】最高級ブランドにふさわしい「美しさ」と「性能」を備える新モデル
新モデル「HP Spectre x360 13(2018年10月モデル)」の外観は、従来モデルよりも「さらに先進的でモダンなデザイン」を採用。美しさに磨きがかかりMasterpiece(最高傑作:マスターピース)ブランドにふさわしい仕上がりになっています。
性能面ではより高性能なプロセッサーやメモリーなどを搭載。無線LANのバージョンアップや冷却ファンのモードを変更できるアプリ「HP コマンドセンター」、Webカメラを物理的にON / OFFできる「プライバシースイッチ」を採用するなど機能面でも大きく進化しています。
■新旧モデルの主な違い(新モデルの特徴)
・エッジ部分に「エメラルドカット」加工が施された先進的なデザイン
・新色の「ポセイドンブルー」が追加
・Webカメラをオフにすることができる「プライバシースイッチ」を搭載
・キーボードのバックライトが2段階調節可能になった
・プロセッサーの性能が少し向上
・冷却ファンのモードを変更できる「HP コマンドセンター」(※冷却重視、静音性重視など)
・ACアダプターはコンパクトでケーブルをまとめやすくなった
・ダックヘッドは折りたためないタイプに変更
・バッテリー駆動時間が長くなった
(※公称値 フルHD:最大 22時間30分、4K:最大 12時間45分)
・アクティブペンが全モデルに同梱
・エッジ部分に「エメラルドカット」加工が施された先進的なデザイン
・新色の「ポセイドンブルー」が追加
・Webカメラをオフにすることができる「プライバシースイッチ」を搭載
・キーボードのバックライトが2段階調節可能になった
・プロセッサーの性能が少し向上
・冷却ファンのモードを変更できる「HP コマンドセンター」(※冷却重視、静音性重視など)
・ACアダプターはコンパクトでケーブルをまとめやすくなった
・ダックヘッドは折りたためないタイプに変更
・バッテリー駆動時間が長くなった
(※公称値 フルHD:最大 22時間30分、4K:最大 12時間45分)
・アクティブペンが全モデルに同梱
・鋭く輝くデザインと新色のポセイドンブルーが斬新
新モデルの最も大きな特徴は宝石のような「エメラルドカット」加工が施されたエッジの部分です。側面はキレッキレのデザインなので光が当たると鋭く輝きます。神秘的な新色のポセイドンブルー(深い青緑)とアクセントカラーのペイルゴールドとの組み合わせはモダンで斬新な印象に見えます。
■ディスプレイ
・輝度400nitの画面は明るく発色もキレイ
フルHDと4Kモデルが用意されていて、タッチやペン(N-trig)に対応しています。当サイトで測定した色域は「sRGBカバー率100%」でした。実際に見た印象でも鮮やかな(くっきりとしていて美しい)発色です。(※個体差があるので必ず当サイトの測定値が出ない場合があります。)
■性能について
・インターネットや動画の視聴、オフィスソフトを快適にこなせる性能
・マルチスレッド性能が高い4コア8スレッドのプロセッサー
インターネットやオフィスソフトなどは十分快適です。画像処理用途ではメインマシンとしてはやや物足りないかもしれませんが2コア4スレッドのプロセッサーよりもパワフルです。(◆パフォーマンスモデルの性能・消費電力をチェック!)
■使い勝手・使いやすさ
・プライバシーに配慮したWebカメラ切り替えスイッチ
・冷却ファンの設定を変更できるアプリが付属
・キーボードは「Enter」の横に1列あるので、初めて使う場合は慣れが必要
・新規格のUSB Type-Cだけでなく、従来のUSBを備えているので使い勝手が良い
・急速充電ができる(30分で50%充電が可能)
「プライバシースイッチ」はWebカメラを物理的にON/OFFすることができます。ハッキングをされていなくても「何か見られているような感じがイヤ」という方にとっては嬉しい機能です。
2018年10月モデルは「冷却ファンの設定を変更できるアプリ」で、ファンの回転数を上げて冷却性能を強化するだけでなく、ファンの回転数を抑える(オフ~低回転に設定する)ことが可能になりました。「静かな場所」や「なるべくファンの音を抑えたい」状況での使い勝手が良くなっています。
■軽さ・持ち運びやすさ
・2in1コンバーチブルPCとしてはそこそこ軽量
重さは約 1.32 kgなので13.3インチとしては最軽量ではありませんが、2in1コンバーチブルPCとしてはそこそこ軽いので持ち運びは十分可能です。ボディの大きさはA4よりも一回り大きいサイズになります。
「もう少し軽ければ・・・」と思われるかもしれませんが、軽さだけを追求すると強度が弱くなってしまう(満員電車の圧力に耐えられない、タイピング時にたわんでしまうなど)ので、HPのプレミアムPCは「安心して使える丈夫さや質感などを確保しながら軽さを追及する」という方向性で開発されてます。(※HPがプレミアム・モバイルPCの軽さよりも「丈夫さ」を重視する理由)
■付属しているペンについて
・アクティブペンがすべてのモデルに同梱
ペンは本格的なイラスト制作には向きませんが、素早く直感的に操作ができる点や文字を直接書いて入力できるなど便利に思えるところがいくつかあります。
■バッテリー駆動時間
・高精細な美しさなら4K、バッテリーの持ちを気にするのならフルHD搭載モデル
4Kディスプレイは「ドットが緻密でとても画面がキレイ」ですが、バッテリー駆動時間はフルHD搭載モデルよりも少し短めです。高精細な美しさを求めるのなら文句なしに4Kですが、バッテリーの持ちを気にするのならフルHD搭載モデルをオススメします。
【メーカー製品詳細ページ】
◆HP Spectre x360 13-ap0000 (2018年10月モデル) 製品詳細
◆HP Spectre x360 13-ap0000 スペックPDF
【トラブルシューティング・ドライバー・使用方法など】
◆HP Spectre 13-ap0000 x360 Convertible PC サポートページ
◆ユーザーガイドPDF(取扱説明書:コンピューターの概要・使い方)
◆HP クラウドリカバリツールの使用(Windows 10、7)
【実機レビュー:アッシュブラック】
◆外観・デザイン徹底レビュー:精悍な印象の「アッシュブラック」
◆パフォーマンスモデル(Core i7-8565U搭載)の性能・消費電力をチェック!
【実機レビュー:ポセイドンブルー】
◆外観・デザイン徹底レビュー:モダンで斬新な印象の「ポセイドンブルー」
◆ベーシックモデル(Core i5-8265U搭載)の性能・消費電力をチェック!
【付属品のレビュー】
◆専用化粧箱&付属品(アッシュブラック、ポセイドンブルー)
【関連記事】
◆HP Spectre x360 13(2018年10月モデル)の製品特徴・新旧モデル比較
◆sRGBカバー率100%、Spectre x360 13(2018年10月モデル) のディスプレイ
◆Spectre シリーズ(2018年10月モデル)の性能・使い勝手を比較
◆HP Spectre x360 13-ap0000のちょっと気になるところ(ACアダプターについて)
【設定に関する記事】
◆Windows10の高速スタートアップを有効(または無効)にする
◆USBメモリで「Windows 10の回復ドライブ」を作成する
◆BIOS(UEFI)画面の入り方、ファンクションキーの変更方法
【本体の分解・SSDの換装】
◆底面カバーの取り外し方&内部のレビュー
◆HP Spectre x360 13-ap0000のSSDを換装する手順
■レビューについて
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
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