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日本HPの15.6インチ・ゲーミングノート「OMEN by HP 15-dc0000」で、PC版「F1 2018」の日本(鈴鹿)タイムトライアルに挑戦! 目標は26秒台です。リフレッシュレート144Hz対応ディスプレイの使用感もチェックします。


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◆「F1 2018」のタイムトライアルで使用する15.6インチ・ゲーミングノートについて
◆144Hzディスプレイの性能を活かすためグラフィックスの設定を「ハイ」に設定
◆ゲームパッドは「Xbox Elite ワイヤレス コントローラー」を使用
◆まずは標準のセットアップでどれくらいのタイムが出せるかをチェック
◆セッティングの変更で27秒台フラットまでタイムを伸ばすも26秒台には届かず

◆まとめ:タイムトライアルでは目標タイムには僅かに及びませんでしたが、144Hzディスプレイの描画の滑らかさを実感



 タイムトライアルで使用する15.6インチ・ゲーミングノートについて

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 日本HPの『OMEN by HP 15-dc0000』は、eスポーツ(esports)向けの15.6インチ・ゲーミングノートです。

6コア12スレッドのインテル Core i7-8750H プロセッサー、超高速な256GB SSD(PCIe NVMe M.2)、大容量の16GBメモリ、GeForce GTX 1070 with Max-Q Designを搭載し、最新3Dゲームを快適にプレイできる性能を備えています。

ディスプレイは最大144Hzのリフレッシュレート(1秒間に144コマの描画が可能)に対応していることが大きな特徴で、画面解像度はフルHD(1920×1080)、視野角が広いIPS方式で、表面処理は「非光沢」、sRGBカバー率は97%(※スクリーンショット)です。

■OMEN by HP 15-dc0000のスペック
・Windows 10  Pro(64bit)
・インテル Core i7-8750H プロセッサー(6コア12スレッド)
・モバイル インテル HM370 チップセット
・16GB DDR4-2666MHz
・256GB SSD(PCIe NVMe M.2)+ 2TB HDD
・GeForce GTX 1070 with Max-Q Design (8GB GDDR5)
・電源200W ACアダプター

【関連記事】
◆徹底レビュー:近未来デザイン「OMEN by HP 15-dc0000」の外観・デザイン
◆ベンチマーク:OMEN by HP 15-dc0000(Core i7-8750H、GTX 1070 with MAX-Q)の性能を検証!



 144Hzディスプレイの性能を活かすためグラフィックスの設定を「ハイ」に設定

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ディスプレイは最大144Hzのリフレッシュレートに対応していますが、ゲームの設定画面では143Hzと表示されています。カクツキやティアリング(画面のズレ)などを抑えるVsyncにも対応しているので「オン」に設定。


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GeForce GTX 1070 with Max-Q Design グラフィックスを搭載したOMEN by HP 15-dc0000は「F1 2018」のベンチマーク(フルHD・超高・日本GP)で、平均フレームレート80FPS(最高97FPS、最低66FPS)くらい出せる性能がありますが、今回のタイムトライアルではリフレッシュレート144Hzの性能を活かすため、画質設定を超高よりも一つ下の「ハイ」にして、フレームレートが120~144FPSくらい出るような設定にしています。

◆PC版「F1 2018」推奨スペック&実機ベンチマーク




 ゲームパッドは「Xbox Elite ワイヤレス コントローラー」を使用

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ゲームパッドは「Xbox Elite ワイヤレス コントローラー」を使用しています。コントローラーの裏側に「パドル」でシフトチェンジを行うことができるので、ハンドルコントローラーほどではありませんがレーシングカーのハンドルを操作しているような気分になれます。

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◆Xbox Elite ワイヤレス コントローラーでレースゲームの没入感がUP!


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アクセルはトリガーではなく「右スティック」で行います。シフトアップは「B」やシフトダウンは「A」と表示されていますが、実際には裏側のパドルに割り当てています。パドルは新たに追加されたボタンではなく、従来のボタンの代わりに押せるというものです。



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ステアリングサチュレーションは標準の0でも問題ありませんが、セッティング次第で少し感度が良くなるように調整することもあります。



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アシストはすべて「オフ」にしています。




 まずは標準のセットアップでどれくらいのタイムが出せるかをチェック

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2018年のFIにはドライバーの頭部や首などを保護するための「HANS(ハンス)」と呼ばれるデバイスが取り付けられています。

ゲームに関しては、セットアップを行う際の操作性が改善されました。前作の「F1 2017」はセットアップを行う際にスタッフからタブレット端末を渡されるという少し煩わしいアニメーションがありましたが、新作の「F1 2018」はタイムなどが表示される前方のディスプレイからセットアップの項目にアクセスできるようになっています。



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まずは標準のセットアップ(バランス)で走行して、どれくらいのタイムが出せるのかをチェック。マシンは「フェラーリ    SF71H」を使用します。

セットアップ(バランス
燃料搭載量10KG(※変更不可)
エアロダイナミクス
フロントウィング6 (最小1 - 11最大)
リアウィング6 (最小1 - 11最大)
トランスミッション
デフ:オンスロットル時75%(50 - 100%)
デフ:オフスロットル時75%(50 - 100%)
サスペンションジオメトリー
フロントキャンバー-3.00(最小 -3.50 - 2.50 最大)
リアキャンバー-1.50(最小 -2.00 - 1.00 最大)
フロント・トー0.10(最小 -0.05 - 0.15 最大)
リア・トー0.35(最小 -0.20 - 0.50 最大)
サスペンション
フロントサスペンション6(ソフト 1 - 11 ハード)
リアサスペンション6(ソフト 1 - 11 ハード)
フロント・アンチロールバー6(ソフト 1 - 11 ハード)
リア・アンチロールバー6(ソフト 1 - 11 ハード)
フロント・サスペンション高6(最小 1 - 11 最大)
リア・サスペンション高6(最小 1 - 11 最大)
ブレーキ
ブレーキ圧75%(最小 50% - 100% 最大)
フロントブレーキバイアス60%(最小 50% - 100% 最大)
タイヤ
フロントタイヤ空気23.0 psi (21.0 - 25.0)
リアタイヤ空気圧21.5 psi (21.0 - 25.0)
重量配分
バラスト6(フロント 1 - 11 リア)



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フロントブレーキバイアスやデフの効き具合は走行中に変更可能ですが、最初は一切変更しないでタイムを出します。アシストはすべて「オフ」です。



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プリセットの「バランス」は弱アンダーステア気味ですが安定していて乗りやすいセッティングです。

1~2コーナーやS字、逆バンク(実際はほぼフラット)から大きい左カーブのダンロップまでの挙動は安定していて、それなりに良いタイムで走ることができました。最速タイムは1:27.890ですが、最も速いセクタータイムをつなげるとあとコンマ2秒くらい速く走ることができそうです。

ヘアピンやシケインの立ち上がりで余程乱暴なアクセルワークをしない限りマシンが暴れることはありませんでしたが、しっかりとアクセルを踏めるような加速時の安定性が欲しいところです。




 セッティングの変更で27秒台フラットまでタイムを伸ばすも26秒台には届かず

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標準的な「バランス」ではまずまずのタイムが出ましたが、よりタイムを伸ばすためにはセッティングを変更する必要がありそうです。



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このゲームは他の人のセッティングをダウンロードして試すことができますが「自分に合うもの」が見つからなかったので、自分向けのセットアップは走り込んで見つけるしかなさそうです。

「バランス」をベースに少しづつセットアップを変更していき、最速タイムは1:27.028(※タイムを出した時点で5737人中78位、トップは25秒8くらい)を記録。もう少しで26秒台だったのですが、もう少し走り込んでセットアップを煮詰めていけば26秒台を出せそうなところまできました。

セットアップの傾向は、ダウンフォースはやや少な目、曲がりやすくするためにデフは弱め、キャンバーはコーナリングで踏ん張りがきくようにやや多めに付けて、サスはリヤを柔らかめにしてトラクション性能を良くしています。

自分の場合はブレーキの使い方が甘い(弱めに操作する傾向がある)のでブレーキ圧は強めに。フロントブレーキバイアスやバラストはリア寄りにして曲がりやすくなる方向性にセット。タイヤは空気圧を少し下げた方がグリップ感が良かったです。


鈴鹿サーキット:1:27.028
【S1】31.643 【S2】39.022 
【S3】0:16.361
燃料搭載量10KG(※変更不可)
エアロダイナミクス
フロントウィング6 → 4 (最小1 - 11最大)
リアウィング6 → 4(最小1 - 11最大)
トランスミッション
デフ:オンスロットル時75 → 50%(50 - 100%)
デフ:オフスロットル時75 → 56%(50 - 100%)
サスペンションジオメトリー
フロントキャンバー-3.00→-3.20(最小 -3.50 - 2.50 最大)
リアキャンバー-1.50→-1.80(最小 -2.00 - 1.00 最大)
フロント・トー0.10(最小 -0.05 - 0.15 最大)
リア・トー0.35(最小 -0.20 - 0.50 最大)
サスペンション
フロントサスペンション6(ソフト 1 - 11 ハード)
リアサスペンション6 → 3(ソフト 1 - 11 ハード)
フロント・アンチロールバー6(ソフト 1 - 11 ハード)
リア・アンチロールバー6 → 5(ソフト 1 - 11 ハード)
フロント・サスペンション高6 → 3(最小 1 - 11 最大)
リア・サスペンション高6(最小 1 - 11 最大)
ブレーキ
ブレーキ圧75 → 98%(最小 50% - 100% 最大)
フロントブレーキバイアス60 → 55%(最小 50% - 100% 最大)
タイヤ
フロントタイヤ空気圧23.0 → 22.6 psi (21.0 - 25.0)
リアタイヤ空気圧21.5 → 19.9psi psi (21.0 - 25.0)
重量配分
バラスト6→7(フロント 1 - 11 リア)




 目標には僅かに及びませんでしたが、144Hzディスプレイの描画の滑らかさを実感

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■F1 2018のタイムトライアル(鈴鹿)では目標の26秒台に僅かに届かず
「F1 2018」の挙動はレースシムと呼ばれるものに近くなっているので、ハンドルを切ったら曲がるようなゲームよりもかなり難しくなっています。

今回行った日本(鈴鹿)タイムトライアルで記録したタイムは「27秒台フラット」で、目標の26秒台に僅かに届きませんでした。ゲームパッドではニュートラル付近の微妙な操作が難しいので「自分が操作しやすいセッティング」でアタックしましたが、これ以上タイムを伸ばすには「グイっと」曲がって早くアクセルを踏み込めるようなセッティングにする必要があるのかもしれません。時間があるときにもう少し走り込んで26秒台を目指したいと思います。


■OMEN by HP 15-dc0000に搭載されている144Hzディスプレイについて
GeForce GTX 1070 with Max-Q Design グラフィックスで常時120~140FPS出せるような設定でテストを行いました。ゲーム向けではない普通の60Hzのディスプレイで「F1 2018」をプレイした場合は「ブレ感や残像感」があるのですが、144Hzディスプレイの場合は「速い動きがクッキリとした感じで見える」印象で、60Hzと比較したときの「滑らかさ」の違いがはっきりとわかります。また、ブレ感や残像感が少ないので長時間プレイしたときの目の疲労も少なく感じます。

高速描画性能だけでなく発色も良いので、どのような方にもお勧めできるディスプレイですが、特に速い動きのゲームをプレイする方にに適したディスプレイだと思います。
【メーカー製品詳細ページ】
◆OMEN by HP 15-dc0000 製品詳細icon
◆OMEN by HP 15-dc0000(スペックPDF)

【トラブルシューティング・ドライバー・使用方法など】
◆OMEN by HP 15-dc0000 サポートページicon
◆ユーザーガイドPDF(取扱説明書:コンピューターの概要・使い方)
◆ソフトウェアおよびドライバーのダウンロード

【実機レビュー】
◆速攻レビュー:OMEN by HP 15-dc0000の製品特徴や性能、新旧モデルの違いについて
◆徹底レビュー:近未来デザイン「OMEN by HP 15-dc0000」の外観・デザイン
◆ベンチマーク:OMEN by HP 15-dc0000(Core i7-8750H、GTX 1070 with MAX-Q)の性能を検証!
 
【ゲームベンチマーク】
◆PC版「F1 2018」推奨スペック&実機ベンチマーク
◆OMEN by HP 15-dc0000(GTX 1070 with MAX-Q Design)でPUBGをプレイ!



■レビューについて
※商品仕様/価格については2018年10月6日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
 
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