
東京ゲームショウ2018の日本HPブースに、スマホサイズのミニフォトプリンター「HP Sprocket Printer」が参考出展されていました。

参考出品されていたミニフォトプリンター「HP Sprocket Printer」は、女性受けしそうなデザイン&カラーで、hpロゴやラインにはアクセントとして「ピンクゴールド」が採用されています。
印刷方式は「ZINK(ジンク)」というテクノロジーで、与える温度の高さで発色する色が変わる特殊な用紙(感熱紙の一種)を使って印刷します。インクジェットプリンターのようにインクは必要ありません。米国ではすでに販売されている製品ですが、日本での販売時期や価格などは未定です。

ボタンは1つのみのシンプルな設計で、ミニフォトプリンターの下部から印刷された用紙が出力されます。

受電用の端子は特殊な形状ではなく「Micro USB」です。同じ端子のスマートフォンを持っている場合は、USBケーブルをそのまま流用することができます。この端子は充電専用なので、USBケーブルでスマホと接続した状態で印刷することはできないようです。

カバーは横にスライドさせるだけで簡単に開けることができます。用紙は10枚程度入り、バッテリー容量も10枚程度印刷できるくらいだという説明でした。

ミニフォトプリンターとスマートフォンは「Bluetooth」で接続し、専用アプリで画像を選んで印刷します。
実際にこのプリンターで印刷したものを見てみると、明るい場所で撮影したデータはそれなりにきれいな色で印刷されていました。緑っぽく見えるのはブースの照明の影響だと思われるので、元のデータの色が良くない場合そのまま印刷結果に表れます。用紙のサイズは50x77mmで、一般的な名刺サイズ(55x91mm)よりも少し小さめです。
専用アプリには色の調整機能(明るさ、彩度、コントラストなど)がありますが、少し暗めの写真を自動できれいな色に補正してくれるような機能があると、より簡単に楽しめるような製品になるかもしれません。
近年はデジタル化が進んでとても便利になってきていますが、このような紙に印刷して思い出を残すというアナログ的な要素の方が、多少不便さはあっても味わいがあって良いと思うことがあります。今のところ日本での販売は未定ですが、発売されたらレビューしてみたい製品です。

2018年11月下旬より、スマホ専用ミニフォトプリンター「HP Sprocket」が日本でも販売開始。カラーはDirectplus限定モデルのピンク(Blush)とグレー(Luna)の2種類です。展示されていたものとは外観が大きく変わりオシャレな感じになっています。
【メーカー製品詳細ページ】
◆スマホ専用ミニフォトプリンター HP Sprocket 製品詳細

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