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インテル Core i7-8700K プロセッサー、NVIDIA GeForce GTX 1080Ti グラフィックスを搭載した日本HPのハイエンド・ゲーミングPC「OMEN by HP 880-100jp ハイパフォーマンスモデル」の性能を検証しました!


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■目次(ページ内リンク)
下記のリンクをクリックすると目的の場所にジャンプします。
※Fire FoxやMicrosoft Edgeは「BackSpace」キーでこの位置に戻ります。
※Google Chomeの場合は「Alt + ←」になります。

【ベンチマークについて】
◆ベンチマークで使用するパソコンについて
◆ベンチマークの設定・使用するソフトついて

【プロセッサー】
◆インテル Core i7-8700K プロセッサー(Coffee Lake)の仕様・性能について
◆最大動作周波数は1コア動作時4.7GHz、6コア動作時は4.3GHz
◆プロセッサーのベンチマーク(CINEBENCH R15)

【メモリ】
◆メモリの仕様・容量について(32GB DDR4-2400)

【ストレージ】
◆ストレージの性能テスト(512GB SSD + 2TB HDD)

【グラフィックス】
◆GPUの仕様・性能について(NVIDIA GeForceGTX1080Ti)

【3D MARK ベンチマーク】
◆Time Spy(DirectX 12 ベンチマーク)
◆Fire Strike Ultra(DirectX 11 ベンチマーク:4K)
◆Fire Strike Extreme(DirectX 11 ベンチマーク:WQHD)
◆Fire Strike (DirectX 11 ベンチマーク:フルHD)

【ゲームベンチマーク】
◆ファイナルファンタジーXV(FF15)
◆ファイナルファンタジーXIV::紅蓮のリベレーター
◆PSO2 キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4
◆F1 2017(Steam版)
◆ドラゴンクエストX

【VRベンチマーク】
◆VR(仮想現実)対応システムのためのベンチマーク

【動作中の温度・消費電力】
◆Webサイト閲覧、動画の視聴、ベンチマーク中の温度・消費電力について

【ベンチマークテストのまとめ】
◆OMEN by HP 15-dc0000 はプロセッサーやグラフィックスの性能が大きく向上!
 
 


 ベンチマークで使用するパソコンについて

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OMEN by HP 880-100jp シリーズは、西洋式甲冑(かっちゅう)と戦闘機をモチーフにしたデザインが特徴的な日本HPのゲーミング・デスクトップPCです。スペックが異なるパフォーマンスモデル(Core i7-8700、GTX 1070)とハイパフォーマンスモデル(Core i7-8700K、GTX 1080Ti)の2モデル用意されています。


OMEN by HP 880-100jp_0G1A6441-2

今回テストで使用する最上位の「ハイパフォーマンスモデル」は、筐体上部のドライブアクセスドアと内部が見えるサイドパネル(内部のレッドイルミネーション)を備えている点が下位モデル(パフォーマンスモデル)との大きな違いです。

OMEN by HP 880-100jp_0G1A5914
前面パネルと上部のカバーの素材は樹脂ですが、表面には高価で高剛性なカーボンファイバーのようなテクスチャが施されていて「高パフォーマンス」を感じさせる仕上がりになっています。

スクリーンショット_OMEN by HP 880-100jp_スペック

OMEN by HP 880-100jp ハイパフォーマンスモデル のスペック
OSWindows 10 home(64bit)
プロセッサーインテル Core i7-8700K プロセッサー
(3.70GHz-4.70GHz、6コア12スレッド、キャッシュ 12MB、TDP95W)
チップセットインテル Z370 チップセット
メモリ32GB(8GB×4) PC4-19200 (2400MHz) (最大32GB)
※4スロット (DIMM)
ストレージ512GB M.2 SSD(PCIe NVMe) + 2TB HDD(SATA, 7200回転)
グラフィックNVIDIA GeForce GTX 1080Ti
※ドライバーのバージョン:387.92
電源750W ATX電源、 Active PFC搭載、
80PLUS PLATINUM (89%電源変換効率)相当



 
 ベンチマークの設定・使用するソフトついて

電源プラン

この記事のベンチマークテスト(3DMARK、CINEBENCH R15、ゲームベンチなど)は下記の設定で行います。

【Windows10のバージョン】
・バージョン 1709
・OS ビルド 16299.192

【Windows10の電源プラン】
・電源モード(接続):HP推奨(※スクリーンショット
初期設定は「高パフォーマンス」でしたが当サイトでは推奨設定でテストを行います。

※設定が異なる場合は当サイトのような結果が出ない可能性があります。
※ベンチマーク中の温度や消費電力などの計測は下記のツールを使用しています。
 
ベンチマークで使用するソフト
 CrystalDiskInfoHDD/SSDの基本情報を確認できるソフト
 CrystalDiskMarkストレージの速度を測定するベンチマークソフト
CPU-ZCPUの詳細な情報を表示するソフト
GPU-Zグラフィックカードの詳細情報を表示するソフト
HWMonitorPCパーツの温度を測定するソフト
HWiNFO64PCパーツの温度を測定するソフト
Frapsゲーム中のフレームレートを表示できるソフト
ワットチェッカー REX-BTWATTCH1 消費電力の測定で使用
 ※デスクトップPCの場合は、ベンチマーク中の消費電力はディスプレイを含みません。
 ※ノートPCの場合は、ベンチマーク中の消費電力はディスプレイを含む数値です。
 ※ノートPCや液晶一体型PCのディスプレイの輝度は100%に設定。
 



525x110_OMEN-by-HP-880-100jp_GTX-1080Ti_プロセッサー_01b

OMEN by HP 880-100jp シリーズは6コア12スレッドの第8世代インテルプロセッサーを搭載。プロセッサーはモデルによって異なりパフォーマンスモデルはCore i7-8700、上位モデルのパフォーマンスモデルはオーバークロック向けのCore i7-8700Kで冷却性能が高い水冷式CPUクーラーを搭載しています。
 
・インテル Core i7-8700 プロセッサー(空冷)
※パフォーマンスモデル

・インテル Core i7-8700Kプロセッサー(水冷CPUクーラー)
※パフォーマンスモデル【今回のテストで使用】


 
Core i7-8700K_CPU-Z_01 Core i7-8700K_CPU-Z_03
 
 
 
CPU-Zで表示されるインテル Core i7-8700K プロセッサーの詳細。チップセットは「インテル Z370 チップセット」です。



OMEN by HP 880-100jp_プロセッサー性能比較
上のベンチマークはPassMarkから抜粋したものです。あくまでも目安としてご覧ください。

■インテル Core i7-8700K プロセッサーについて
Core i7-8700K(※製品の仕様情報)は14 nmプロセスルールを採用した第8世代のプロセッサーで、第7世代(Kaby Lake)よりもコアやスレッド数が多い(6コア12スレッドになった)ことが大きな特徴です。キャッシュの容量も大きくなり、ターボ・ブースト時の最大周波数も高くなっています。型番末尾に「K」が付くプロセッサーはオーバークロック向けなので動作周波数を変更することが可能です。

第8世代のCore i7-8700、Core i7-8700Kは「6コア12スレッド」のプロセッサーなので、第7世代(4コア8スレッド)よりもマルチスレッド性能が高くなっています。アプリケーションがマルチスレッドに最適化されていることが前提ですが、コアが多いプロセッサーは動画のエンコードや画像処理などで高い性能を発揮します。

インターネットや動画の視聴のような用途では第8世代と第7世代の違いは体感できないと思いますが、ゲームをしながら配信するような負荷が高い使い方をした場合はコアが多い第8世代の方が有利です。


Core i7-8700KCore i7-8700Core i7-7700K
開発コード名Coffee Lake
(第8世代)
Kaby Lake
(第8世代)
Kaby Lake
(第7世代)
プロセス14 nm14 nm14 nm
コアの数664
スレッド数12128
ベース動作周波数3.70 GHz3.20 GHz4.20 GHz
ターボ・ブースト時の
最大周波数
4.70 GHz4.60 GHz4.50 GHz
キャッシュ12 MB12 MB8 MB
TDP95W
65W91 W
 





■最大動作周波数は1コア動作時4.7GHz、6コア動作時は4.3GHz

オーバークロック_ターボブースト

インテル Core i7-8700K プロセッサーは標準でインストールされている「OMEN コマンドセンター」で動作周波数を変更することができます。(※オーバークロックは自己責任でお願いいたします。起因による故障は保証対象外となります。

ターボブースト時の最大動作周波数の初期設定は下記のようになります。1コア動作時は最大4.7 GHzで、6コア動作時は最大4.3 GHzになります。

■Intel Turbo Boost Technology有効時の動作クロック
1コア動作時・・・4.7 GHz
2コア動作時・・・4.6 GHz
3コア動作時・・・4.5 GHz
4コア動作時・・・4.4 GHz
5コア動作時・・・4.4 GHz
6コア動作時・・・4.3 GHz
少し古めのプロセッサーはコアが多いと1コアの動作周波数が低めで「エンコードは速いけど1コアの処理能力は今一つ」のような仕様でしたが、第8世代のプロセッサーはそのようなことはなく1~2コア動作時でも動作周波数が高くなっています。

【関連記事】
◆OMEN by HP 880-100jp(Core i7-8700K搭載)のオーバークロックに挑戦!




 プロセッサーのベンチマーク(CINEBENCH R15)

スクリーンショット 2017-03-07t

グラフィックカードとCPUの性能テストを行い、コンピュータのパフォーマンスを評価します。

◆MAXON CINEBENCH ダウンロード



Core i7-8700K_CINEBENCH R15_02s 
 ■OpenGL
カーチェイスによる複雑な3Dシーンを使って、グラフィックカードのOpenGLモードでの性能を調べます。

■CPU
3Dレンダリングを行いプロセッサパワーのすべてを使う性能テスト。

■CPU(Single Core)
1コアのみで行うプロセッサ性能テスト。
 
  
CINEBENCH R15 プロセッサー性能比較
※()内はCore i7-7700K(定格)との比較
プロセッサーCPU
(マルチコア)
CPU
(シングルコア)
CPU パッケージ
の最大消費電力
Core i7-8700K
(最大4.7GHz, 6コア12スレッド)

※定格
1404 cb
(約147%)
202 cb
104%)
約101.2W
125%)
Core i7-7700K
(最大4.8GHz, 4コア8スレッド)

※オーバークロック
1031 cb202 cb約93.0W
Core i7-7700K
(最大4.5GHz, 4コア8スレッド)

※定格
954 cb
(100%)
193 cb
(100%)
約80.5W
(100%)

■Core i7-8700K(定格)は4.8GHzのCore i7-7700Kを上回るスコアを記録!
6コア12スレッドの Core i7-8700K は、マルチコアのテストで4.8GHzまでオーバークロックしたCore i7-7700Kのスコアを軽々と上回りました。定格のCore i7-7700Kと比較した場合は約1.5倍くらいの違いになります。

1~4コアくらいまでの処理能力はCore i7-7700Kと大きな差はありませんが、6コアに対応したアプリケーションで処理を行った場合はかなりの性能アップを体感できそうです。

■テスト中の動作周波数や温度
Core i7-8700K搭載モデルは冷却性能が高い「水冷式CPUクーラー」を搭載しているので、負荷が高いテストでも発熱によるパワーダウンを抑えて安定した性能を発揮することができます。テスト開始から終了まで4.3GHz(6コア動作時の最大動作周波数)を維持していました。
 
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 26℃】
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、
アイドル時の温度はベンチマーク前の数値を記載しています。
※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。
インテル Core i7-8700K プロセッサー
プロセッサーの温度 【最大温度】 72℃前後
 【平均温度】 64℃前後
 【アイドル時】 35℃前後
NVIDIA GeForce GTX 1080Ti グラフィックス
GPUの温度 【最大温度】 53℃前後
 【平均温度】 46℃前後
 【アイドル時】 35℃前後
GPU コアクロック 【 最大 】 1480.5 MHz
 【アイドル時】 139.0 MHz
GPU メモリクロック 【 最大 】 1377.0 MHz
 【アイドル時】101.3 MHz
GPUクーラーのファンスピード 【 最大 】  1331 RPM
 【アイドル時】 926 RPM
ビデオメモリ使用量691 MB ※OpenGL時
ベンチマーク中の最大消費電力(ディスプレイを含まない)
OpenGLテスト最大 151 W ※PC全体
(GPUのみ 約79W)
CPUテスト(マルチコアテスト時)最大 160W  ※PC全体
(プロセッサーのみ 約101.7W)
CPUテスト(1コアテスト時)最大 85W ※PC全体
(プロセッサーのみ 約30.9W)




525x110_OMEN-by-HP-880-100jp_GTX-1080Ti_aメモリ_01b
 
OMEN by HP 880-100jp シリーズのメモリの規格はDDR4-2400(PC4-19200)です。パフォーマンスモデルとハイパフォーマンスモデル共に、ゲームだけでなくクリエイティブな用途でも快適に作業可能な32GBを標準で搭載しています。
 
・32GB(8GB×4) PC4-19200 (2400MHz) (最大32GB)


 
Core i7-8700K_CPU-Z_04 
 搭載されているメモリはDDR4-2400 (PC4-19200)で、レイテンシ(メモリのデータを転送する時の待ち時間)はCL-17です。メモリスロットは4つで8GBx4の構成なのでデュアルチャネルで動作します。
 
 

■メモリ搭載量について

OMEN by HP 880-100jp シリーズは標準で32GBメモリを搭載しています。インターネットやメール、文書作成、オフィスソフトなどの用途では使い切れないくらいの大容量です。16GB推奨のゲームもプレイ可能でまだまだ余裕がありますし、大量にメモリを使う(高解像度でレイヤーを多数使う)ような画像処理や写真編集などの用途でも対応可能です。

◆どれくらいパソコンにメモリを搭載すればよいのか?




525x110_OMEN-by-HP-880-100jp_GTX-1080Ti_ストレージ_01b

ストレージはパフォーマンスモデルとハイパフォーマンスモデル共に同じ構成で、最新規格の512GB SSD(PCIe NVMe M.2)と2TB HDDを搭載しています。

3.5インチのストレージベイを4つ搭載していますが、2TB HDDで1つ使用済みなので空きは3つになります。ストレージの搭載方法はモデルによって異なり、最上位モデルのハイパフォーマンスモデルのみ外部からストレージが交換可能(※参考画像 )になっています。
 
・512GB SSD (PCIe NVMe M.2) + 2TB HDD (SATA, 7200回転)

ストレージ_01t



512GB SSDの実際に使用できる容量は476GB(そのうち40.6GBを使用)、2TB HDDは約1.80TBになります。※Windowsアップデートの内容によって使用容量は変わります。

リカバリーイメージが入っているパーティションのサイズは14.8GBで、そのうち13.0GBが使用されています。



リカバリーメディアの作成
 
HP リカバリ マネージャーの画面では「USBフラッシュドライブが最小で14GB必要です」と表示されます。16GBのUSBメモリ(実際に使用できる容量は約14.6GB)が使える容量になりますが、ギリギリな感じなので新たにUSBメモリを購入するのなら少し多めの32GBにしたほうが無難かもしれません。




512GB SSD (PCIe NVMe M.2)

CrystalDiskInfo_512GB SSD_01b

CrystalDiskInfoで表示されるSAMSUNG製SSDの型番は「MZVLW512HMJP-000H1」、ファームウェアは「CXY73H1Q」です。※ストレージのメーカーは販売時期によって異なる場合があります。




■ストレージのベンチマーク
CrystalDiskMark でストレージの性能を測定することができます。
 

 
CrystalDiskMark 6_512GB SSD_02 


SSDはデータの転送速度やランダムアクセス性能がHDDよりも高速です。ベンチマークでは、Seq Q32T1の連続読み込みで3300MB/s、連続書き込みでは1212MB/sを記録。

NVMeの規格を採用したSSDはSATA3のSSDよりも転送速度が非常に速いのですが、動作温度は少し高めになります。
 
 
 

■CrystalDiskMark 6.0.0 x64 ベンチマーク(https://crystalmark.info/)
* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes

    Sequential Read (Q= 32,T= 1) :  3288.789 MB/s
  Sequential Write (Q= 32,T= 1) :  1567.005 MB/s
  Random Read 4KiB (Q=  8,T= 8) :  1062.523 MB/s [ 259405.0 IOPS]
 Random Write 4KiB (Q=  8,T= 8) :  1177.535 MB/s [ 287484.1 IOPS]
  Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) :   593.687 MB/s [ 144943.1 IOPS]
 Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) :   481.871 MB/s [ 117644.3 IOPS]
  Random Read 4KiB (Q=  1,T= 1) :    39.542 MB/s [   9653.8 IOPS]
 Random Write 4KiB (Q=  1,T= 1) :   149.428 MB/s [  36481.4 IOPS]

■ベンチマークをした時の温度(室温26℃)

40℃(ベンチマーク前)→最大温度 約96℃(平均温度81℃)

■起動時間(電源スイッチを押してからデスクトップ画面が表示されるまで)
約13~14秒
※PCの環境次第で起動時間が長くなる場合があります。
 



2TB ハードドライブ (SATA, 7200回転)

CrystalDiskInfo_2TB HDD_01
 
CrystalDiskInfoで表示されるTOSHIBA製HDDの情報。型番は「ST2000DM001-1ER164」、ファームウェアは「HP52」です。※ストレージのメーカーは販売時期によって異なる場合があります。




■ストレージのベンチマーク
CrystalDiskMark でストレージの性能を測定することができます。
 

 
CrystalDiskMark 6_2TB HDD_03 


7200回転のHDDとしては標準的な速度で、Seq Q32T1の連続読み込みと連続書き込みは190MB/s台です。その他の項目もSSDとは大きな速度差がありますが、HDDは容量単価が安いので多数のデータを保存する用途に適しています。
 
 
 

■CrystalDiskMark 6.0.0 x64 ベンチマーク(https://crystalmark.info/)
* MB/s = 1,000,000 bytes/s [SATA/600 = 600,000,000 bytes/s]
* KB = 1000 bytes, KiB = 1024 bytes

   Sequential Read (Q= 32,T= 1) :   196.417 MB/s
  Sequential Write (Q= 32,T= 1) :   190.431 MB/s
  Random Read 4KiB (Q=  8,T= 8) :     1.422 MB/s [    347.2 IOPS]
 Random Write 4KiB (Q=  8,T= 8) :     1.309 MB/s [    319.6 IOPS]
  Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) :     1.445 MB/s [    352.8 IOPS]
 Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) :     1.235 MB/s [    301.5 IOPS]
  Random Read 4KiB (Q=  1,T= 1) :     0.589 MB/s [    143.8 IOPS]
 Random Write 4KiB (Q=  1,T= 1) :     1.236 MB/s [    301.8 IOPS]

■ベンチマークをした時の温度(室温26℃)

35℃(ベンチマーク前)→約36℃(最大温度)
 


 
525x110_OMEN-by-HP-880-100jp_GTX-1080Ti_グラフィックス_01a

グラフィックスはパフォーマンスモデルが「GeForce GTX 1070」、ハイパフォーマンスモデルはハイエンドGPUの「GeForce GTX 1080Ti」グラフィックスを搭載!
 
・NVIDIA GeForce GTX 1070 グラフィックス(8GB GDDR5)
※パフォーマンスモデル

・NVIDIA GTX 1080Ti グラフィックス(11GB GDDR5X)
※ハイパフォーマンスモデル
 

 
GTX 1080Ti_GPU-Z_01 
 
 
左の画像はGPU-Zのスクリーンショットです。スペックの詳細(GPUコアや動作周波数、メモリバス幅など)を見ることができます。
 
NVIDIA GeForce GTX 1080Ti のスペック
製品名 GTX 1080Ti
GPUコアPascal (GP102)
CUDAコア(シェーダ)数3584
テクスチャユニット(TMUs)224
ROPユニット(ROPs)88
ベースクロック(MHz)1481 MHz
ブーストクロック(MHz)1582 MHz
メモリタイプGDDR5X
メモリクロック2002 MHz
メモリ容量11GB
(11264 MB)
メモリバス幅352bit
メモリ帯域幅(GB/s)484.4GB/s
DirectX12 API with
feature level 12_1
最大温度90.0℃
※スクリーンショット
 
ブーストクロックは1582 MHzとなっていますが、当サイトの実機テストでは最大で1898.0 MHzまで伸びていました。
 

GTX 1080Ti_グラフィックス性能比較

■グラフィックス性能比較
上記の表は「PassMark」ベンチマークから抜粋したものです。数値が高いほど高性能になります。あくまでも目安としてご覧ください。
 

■GeForce GTX 1080TiとGTX 1070  グラフィックスの性能について

GTX 1080TiはGEFORCE GTX 10 シリーズの最上位のGPUで、最高の画質&滑らかな動き(高フレームレート)でゲームを楽しみたい人向けになります。GTX 1070はそれよりも少し性能は低くなりますが、最新3Dゲームを十分にプレイできる性能を備えています。

◆日本HPデスクトップPC「グラフィックス性能比較表」


 
 
 ベンチマーク(3D MARK:Time Spy)

Time Spy_t

DirectX 12世代のGPU性能を計測するベンチマークテストです。画面解像度は2560×1440になります。当サイトではSteamで販売されている有料版を使用。

◆3DMark-v1-3-708 ダウンロード

 
 
※総合スコアは各スコアの平均になります。
※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
Physics Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。
Combined Score ・・・CPUとGPUを利用したテスト。
 
 

 
GTX 1080Ti_Time Spy_01 Time Spy
 スコア:8667
  Graphics Score8862
 CPU Score
7708
 
画面解像度は2560×1440で行われますが、いずれのテストでも50FPS以上出ています。

グラフィックステスト1・・・57.49 FPS
グラフィックステスト2・・・51.02 FPS
 
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 26℃】
※Time Spy テスト時
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、
アイドル時の温度はベンチマーク前の数値を記載しています。
※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。
インテル Core i7-8700K プロセッサー
プロセッサーの温度 【最大温度】 77℃前後
 【平均温度】 55℃前後
 【アイドル時】 38℃前後
NVIDIA GeForce GTX 1080Ti グラフィックス
GPUの温度 【最大温度】 85℃前後
 【平均温度】 72℃前後
 【アイドル時】 38℃前後
GPU コアクロック 【 最大 】  1873.0 MHz
 【アイドル時】 139.0 MHz
GPU メモリクロック 【 最大 】  1377.0 MHz
 【アイドル時】 101.3 MHz
GPUクーラーのファンスピード 【 最大 】  2277 RPM
 【アイドル時】 1122 RPM
ビデオメモリ使用量 2736 MB
ベンチマーク中の最大消費電力
※Time Spy テスト時
PC全体(ディスプレイを含まない)最大 353 W
プロセッサーのみ最大 88.9 W
グラフィックスのみ最大 272.3 W
※プロセッサーとグラフィックスの消費電力は最大値のみピックアップしているので、それらを合計した消費電力はPC全体の最大消費電力とは異なります。


 
 
 ベンチマーク(3D MARK:Fire Strike Ultra)

fire strike Ultra_t

Fire Strike Ultraは、4K解像度(3840x2160)でDirectX 11のGPU性能を計測するベンチマークです。当サイトではSteamで販売されている有料版でテストしています。

◆3DMark-v1-3-708 ダウンロード

 
 
※総合スコアは各スコアの平均になります。
※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
Physics Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。
Combined Score ・・・CPUとGPUを利用したテスト。
 
 

 
GTX 1080Ti_Fire Strike Ultra_01 Fire Strike Ultra
 スコア:6608
  Graphics Score6503
 Physics Score 19209
 Combined Score3549
 
4K解像度の非常に重いテストです。テスト1ではフレームレートが30以上出ていますが、テスト2では20台前半くらいがやっとです。GTX 1080Tiでも4Kで快適なゲームプレイは望めないようです。

グラフィックステスト1・・・35.94 FPS
グラフィックステスト2・・・23.31 FPS
 
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 26℃】
※Fire Strike Ultra テスト時
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、
アイドル時の温度はベンチマーク前の数値を記載しています。
※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。
インテル Core i7-8700K プロセッサー
プロセッサーの温度 【最大温度】 72℃前後
 【平均温度】 48℃前後
 【アイドル時】 38℃前後
NVIDIA GeForce GTX 1080Ti グラフィックス
GPUの温度 【最大温度】 86℃前後
 【平均温度】 72℃前後
 【アイドル時】 38℃前後
GPU コアクロック 【 最大 】  1860.0 MHz
 【アイドル時】 139.0 MHz
GPU メモリクロック 【 最大 】  1377.0 MHz
 【アイドル時】 101.3 MHz
GPUクーラーのファンスピード 【 最大 】  2711 RPM
 【アイドル時】 1128 RPM
ビデオメモリ使用量 2957 MB
ベンチマーク中の最大消費電力
※Fire Strike Ultra テスト時
PC全体(ディスプレイを含まない)最大 341 W
プロセッサーのみ最大 80.4W
グラフィックスのみ最大 287.1 W
※プロセッサーとグラフィックスの消費電力は最大値のみピックアップしているので、それらを合計した消費電力はPC全体の最大消費電力とは異なります。


 
 
 Fire Strike Extreme(DirectX 11 ベンチマーク:WQHD)

スクリーンショット_Fire Strike Fire Strike Extreme

DirectX 11レベルのグラフィックス機能を用いたテストで、解像度はWQHD(2560x1440)になります。当サイトではSteamで販売されている有料版でテストしています。

◆3DMark-v1-3-708 ダウンロード

 
 
※総合スコアは各スコアの平均になります。
※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
Physics Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。
Combined Score ・・・CPUとGPUを利用したテスト。
 
 

 
GTX 1080Ti_Fire Strike Extreme_01 Fire Strike Fire Strike Extreme
 スコア:12245
  Graphics Score12870
 Physics Score 19115
 Combined Score6434
 
このテストの解像度はWQHD(2560x1440)です。フルHD(1920x1080)よりもやや重く、4K(3840x2160)よりは軽くなります。重めのテスト2では50FPSを切っていますが、テスト1では60FPS以上出ています。WQHDでのゲームプレイは可能なレベルですが、ゲームによっては滑らかな動きでプレイするために画質の調整が必要になるかもしれません。

グラフィックステスト1・・・67.55 FPS
グラフィックステスト2・・・47.76 FPS
 
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 26℃】
※Fire Strike Extreme テスト時
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、
アイドル時の温度はベンチマーク前の数値を記載しています。
※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。
インテル Core i7-8700K プロセッサー
プロセッサーの温度 【最大温度】 73℃前後
 【平均温度】 54℃前後
 【アイドル時】 39℃前後
NVIDIA GeForce GTX 1080Ti グラフィックス
GPUの温度 【最大温度】 86℃前後
 【平均温度】 73℃前後
 【アイドル時】 38℃前後
GPU コアクロック 【 最大 】  1898.0 MHz
 【アイドル時】 139.0 MHz
GPU メモリクロック 【 最大 】  1377.0 MHz
 【アイドル時】 101.3 MHz
GPUクーラーのファンスピード 【 最大 】  2653 RPM
 【アイドル時】 1099 RPM
ビデオメモリ使用量 2079 MB
ベンチマーク中の最大消費電力
※Fire Strike テスト時
PC全体(ディスプレイを含まない)最大 357 W
プロセッサーのみ最大 81.4 W
グラフィックスのみ最大 281.5 W
※プロセッサーとグラフィックスの消費電力は最大値のみピックアップしているので、それらを合計した消費電力はPC全体の最大消費電力とは異なります。


 
 
 ベンチマーク(3D MARK:Fire Strike)

fire strike_t

DirectX 11レベルのグラフィックス機能を用いたテストで、解像度はフルHD(1920x1080)になります。当サイトではSteamで販売されている有料版でテストしています。

◆3DMark-v1-3-708 ダウンロード

 
 
※総合スコアは各スコアの平均になります。
※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
Physics Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。
Combined Score ・・・CPUとGPUを利用したテスト。
 
 

 
GTX 1080Ti_Fire Strike_01 Fire Strike
 スコア:20986
  Graphics Score25558
 Physics Score 19189
 Combined Score9536
 
ゲーミングPC向けの負荷が高いベンチマークですが、やや重いグラフィックステスト2でも100FPSくらい出ています。

グラフィックステスト1・・・126.49 FPS
グラフィックステスト2・・・100.22 FPS
 
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 26℃】
※Fire Strike テスト時
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、
アイドル時の温度はベンチマーク前の数値を記載しています。
※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。
インテル Core i7-8700K プロセッサー
プロセッサーの温度 【最大温度】 74℃前後
 【平均温度】 55℃前後
 【アイドル時】 40℃前後
NVIDIA GeForce GTX 1080Ti グラフィックス
GPUの温度 【最大温度】 86℃前後
 【平均温度】 72℃前後
 【アイドル時】 39℃前後
GPU コアクロック 【 最大 】  1885.5 MHz
 【アイドル時】 139.0 MHz
GPU メモリクロック 【 最大 】  1377.0 MHz
 【アイドル時】 101.3 MHz
GPUクーラーのファンスピード 【 最大 】  2304 RPM
 【アイドル時】 1175 RPM
ビデオメモリ使用量 1691 MB
ベンチマーク中の最大消費電力
※Fire Strike テスト時
PC全体(ディスプレイを含まない)最大 362 W
プロセッサーのみ最大 81.3 W
グラフィックスのみ最大 258.8 W
※プロセッサーとグラフィックスの消費電力は最大値のみピックアップしているので、それらを合計した消費電力はPC全体の最大消費電力とは異なります。


 
 
 FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク

FF15ベンチマーク_top

FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION (ファイナルファンタジー15)ベンチマークで、お手持ちのPCがどの程度快適にプレイできるのかを測定することができます。インストーラーのダウンロードや計測スコアとプレイの目安については下記のサイトをご参照ください。

 ◆ファイナルファンタジーXVベンチマーク:ダウンロード
 
平均フレームレートはFraps(※公式サイト)を立ち上げた後、HWiNFO64(※公式サイト)を起動するとフレームレートの項目が表示されるようになります。(※スクリーンショット

上記の方法で計測できるのは最大値と平均値のみです。ロード画面中の最大フレームレート(最大242FPS)が記録されてしまうので、フレームレートの最大値と最小値は目測で確認しています。
 


GTX 1080Ti_FF15_1920x1080_高品質_01 画面サイズ:1920x1080
グラフィック設定:高品質
フルスクリーンモード
 スコア:9655
 評価:とても快適

高品質でも平均フレームレートが97FPSなので快適にプレイすることができます。車で移動するシーンは84~100FPSの間で推移しますが、チョコボに乗っているシーンや巨大なロボットと戦うシーンなどで瞬間的に70FPSを切る(60台後半になる)ことがありました。

最高フレームレート:149 FPS
平均フレームレート:97 FPS
最低フレームレート:67 FPS

ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 26℃】
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、
アイドル時の温度はベンチマーク前の数値を記載しています。
※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。
インテル Core i7-8700K プロセッサー
プロセッサーの温度 【最大温度】 73℃前後
 【平均温度】 59℃前後
 【アイドル時】 40℃前後
NVIDIA GeForce GTX 1080Ti グラフィックス
GPUの温度 【最大温度】 84℃前後
 【平均温度】 80℃前後
 【アイドル時】 41℃前後
GPU コアクロック 【 最大 】  1898.0 MHz
 【アイドル時】 139.0 MHz
GPU メモリクロック 【 最大 】  1377.0 MHz
 【アイドル時】101.3 MHz
GPUクーラーのファンスピード 【 最大 】  2296 RPM
 【アイドル時】 1295 RPM
ビデオメモリ使用量 5481 MB ※高品質
ベンチマーク中の最大消費電力
PC全体(ディスプレイを含まない)最大 375 W
プロセッサーのみ最大 76.1 W
グラフィックスのみ最大 240.3 W
※プロセッサーとグラフィックスの消費電力は最大値のみピックアップしているので、それらを合計した消費電力はPC全体の最大消費電力とは異なります。


 
 
 ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター

Pavilion 24-a270jp_リベレーター

この「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター」ベンチマークは、実際のマップとキャラクターを表示してお手持ちのPCで動作させた場合の指標となるスコアを確認することができます。

◆ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク ダウンロード
 

GTX 1080Ti_リベレーター_1920x1080_最高品質_02 画面サイズ:1920x1080
グラフィック設定:最高品質
フルスクリーンモード
 スコア:17820
 平均フレームレート:127.939
評価:非常に快適
 
平均フレームレートが127FPSで「非常に快適」という評価です。Fire Strikeのグラフィックステスト1と同じくらいのフレームレートになります。

ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 26℃】
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、
アイドル時の温度はベンチマーク前の数値を記載しています。
※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。
インテル Core i7-8700K プロセッサー
プロセッサーの温度 【最大温度】 61℃前後
 【平均温度】 55℃前後
 【アイドル時】 39℃前後
NVIDIA GeForce GTX 1080Ti グラフィックス
GPUの温度 【最大温度】 84℃前後
 【平均温度】 78℃前後
 【アイドル時】 41℃前後
GPU コアクロック 【 最大 】  1898.0 MHz
 【アイドル時】 139.0 MHz
GPU メモリクロック 【 最大 】 1377.0 MHz
 【アイドル時】101.3 MHz
GPUクーラーのファンスピード 【 最大 】  2275 RPM
 【アイドル時】 1291 RPM
ビデオメモリ使用量 1722 MB
ベンチマーク中の最大消費電力
PC全体(ディスプレイを含まない)最大 357W
プロセッサーのみ最大 49.9W
グラフィックスのみ最大 257.2 W
※プロセッサーとグラフィックスの消費電力は最大値のみピックアップしているので、それらを合計した消費電力はPC全体の最大消費電力とは異なります。


 
 
 ゲームベンチマーク(PSO2 キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4)

PSO ep4_ベンチマーク

『ファンタシースターオンライン2』がどのくらい快適にプレイできるかを点数で評価してくれるベンチマーク機能です。

◆ベンチマーク ダウンロード
※フレームレートはFrapsで計測(目視で確認)しています。
 

 
GTX 1080Ti_PSO2 ep4_1920x1080_簡易設定6_02 画面サイズ:1920x1080
簡易描画設定・・・6(最高画質)
フルスクリーン表示
 スコア:81107
 フレームレート:195~336 fps
評価:快適
 
フレームレートは最低でも195FPS以上出ているので、とても滑らかな動きでプレイすることができます。
 
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 26℃】
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、
アイドル時の温度はベンチマーク前の数値を記載しています。
※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。
インテル Core i7-8700K プロセッサー
プロセッサーの温度 【最大温度】 64℃前後
 【平均温度】 57℃前後
 【アイドル時】 35℃前後
NVIDIA GeForce GTX 1080Ti グラフィックス
GPUの温度 【最大温度】 82℃前後
 【平均温度】 70℃前後
 【アイドル時】 36℃前後
GPU コアクロック 【 最大 】  1898.0 MHz
 【アイドル時】 139.0 MHz
GPU メモリクロック 【 最大 】  1377.0 MHz
 【アイドル時】 101.3MHz
GPUクーラーのファンスピード 【 最大 】  2191 RPM
 【アイドル時】 973 RPM
ビデオメモリ使用量 727 MB
ベンチマーク中の消費電力
PC全体(ディスプレイを含まない)最大 311 W
プロセッサーのみ最大 51.4 W
グラフィックスのみ最大 225.1 W
※プロセッサーとグラフィックスの消費電力は最大値のみピックアップしているので、それらを合計した消費電力はPC全体の最大消費電力とは異なります。




 ゲームベンチマーク(F1 2017)

20170826131119_1.jpg

フォーミュラワン ワールドチャンピオンシップ公式ゲームシリーズの「F1 2017」でベンチマークテストを行いました。

2017年のF1グランプリは20のサーキットで行われましたが、今回のテストでは高いフレームレート出る傾向のイギリスやオーストラリア、標準的なモナコ、アゼルバイジャン、ベルギー、少し重めのシンガポールをピックアップしています。

◆PC版「F1 2017」の推奨スペック&実機ベンチマーク


■F1 2017 ベンチマークは下記の設定で行っています。
解像度:1920x1080
表示モード:フルスクリーン
Vsync:オフ
アンチエイリアス:TAA
異方性フィルタリング:16x
グラフィック設定プリセット:超高
 
 

20180812193934_1.jpg
晴天時のフレームレート
※赤字・・・最高値 青字・・・最低値
グランプリ名最低FPS平均FPS最高FPS
オーストラリア125155190
モナコ120145186
アゼルバイジャン107148173
イギリス120167200
ベルギー110151184
シンガポール115143169
日本(鈴鹿)128154178

フルHD・最高設定でフレームレートが最低でも100FPS以上、平均では140FPS出ているので十分快適にプレイ可能です。



20180812193559_1.jpg
豪雨時のフレームレート
※赤字・・・最高値 青字・・・最低値
グランプリ名最低FPS平均FPS最高FPS
オーストラリア108125145
モナコ100119143
アゼルバイジャン97120138
イギリス105128147
ベルギー96121138
シンガポール86111130
日本(鈴鹿)107125142

水しぶきが上がる「豪雨」は晴天よりもフレームレートが下がります。シンガポールの特殊な状況(豪雨&最終ラップの花火)で最低フレームレートの86FPSを記録しましたが、いずれのサーキットでも平均で110FPS以上出ているので十分快適にプレイ可能です。


ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 26℃】
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、
アイドル時の温度はベンチマーク前の数値を記載しています。
※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。
インテル Core i7-8700K プロセッサー
プロセッサーの温度 【最大温度】 67℃前後
 【平均温度】 52℃前後
 【アイドル時】 35℃前後
NVIDIA GeForce GTX 1080Ti グラフィックス
GPUの温度 【最大温度】 84℃前後
 【平均温度】 67℃前後
 【アイドル時】 39℃前後
GPU コアクロック 【 最大 】  1898.0MHz
 【アイドル時】 139.0 MHz
GPU メモリクロック 【 最大 】  1377.0 MHz
 【アイドル時】 101.3 MHz
GPUクーラーのファンスピード 【 最大 】  2264 RPM
 【アイドル時】 982 RPM
ビデオメモリ使用量 3123 MB
ベンチマーク中の最大消費電力
PC全体(ディスプレイを含まない)最大 375 W
プロセッサーのみ最大 62.1 W
グラフィックスのみ最大 247.9W
※プロセッサーとグラフィックスの消費電力は最大値のみピックアップしているので、それらを合計した消費電力はPC全体の最大消費電力とは異なります。




 ドラゴンクエストX ベンチマーク

DQXベンチマーク

ドラゴンクエストX ベンチマークは、お使いのパソコンで「Windows版ドラゴンクエストⅩ」をプレイすることができるか性能をチェックするためのソフトです。

◆ベンチマーク ダウンロード
 
※このベンチマークはキャラクターがたくさん出てくるシーンでフレームレートが下がります。画質設定を軽くすると最高フレームレートは向上するのですが、最低フレームレートはあまり向上しません。
 


GTX 1080Ti_ドラクエ_1920x1080_最高品質_01 画面サイズ:1920x1080
グラフィック設定:最高品質
フルスクリーン表示
 スコア:22285
 フレームレート:66~240fps
評価:すごく快適

最高画質で十分快適にプレイ可能です。前半から中盤までは最高フレームレートは240FPS(ベンチマークの限界値)まで伸びますが、キャラクターが多数登場するシーンでは66FPSまで下がることがあります。

※フレームレートはFrapsで計測(目視)しています。
 
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 26℃】
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、
アイドル時の温度はベンチマーク前の数値を記載しています。
※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。
インテル Core i7-8700K プロセッサー
プロセッサーの温度 【最大温度】 62℃前後
 【平均温度】 50℃前後
 【アイドル時】 37℃前後
NVIDIA GeForce GTX 1080Ti グラフィックス
GPUの温度 【最大温度】 63℃前後
 【平均温度】 55℃前後
 【アイドル時】 40℃前後
GPU コアクロック 【 最大 】  1873.0 MHz
 【アイドル時】 139.0 MHz
GPU メモリクロック 【 最大 】  1377.0 MHz
 【アイドル時】 101.3 MHz
GPUクーラーのファンスピード 【 最大 】  1623 RPM
 【アイドル時】 1243 RPM
ビデオメモリ使用量 424 MB
ベンチマーク中の最大消費電力
PC全体(ディスプレイを含まない)最大 162W
プロセッサーのみ最大 34.9 W
グラフィックスのみ最大 120.8 W
 ※プロセッサーとグラフィックスの消費電力は最大値のみピックアップしているので、それらを合計した消費電力はPC全体の最大消費電力とは異なります。



 
 VRMark:VR(仮想現実)対応システムのためのベンチマーク

VRmark.png

「VRMark」はVirtual Reality(仮想現実)対応システムのためのベンチマークです。このテストはVRヘッドセットがなくてもVR Ready判定テストを行うことができます。Orange Roomは現在のVR環境を想定した標準的なテストですが、Blue Roomは将来登場すると思われる負荷が高い環境を想定したテストになっています。
 
 

 
GTX 1080Ti_VR Mark_orange_01 ■Orange Room
現在の標準的な負荷でVR性能を調べるテスト。
 スコア:11713
 平均フレームレート:255.35 FPS
目標フレームレート:109.00 FPS
 
目標フレームレートの約234%のスコアが出ました。現在のVR環境では十分快適にプレイできる性能です。

【VR ベンチマーク】
◆VRベンチマーク「VRMark」でゲーミングPCのVR性能をチェック!


 
GTX 1080Ti_VR Mark_cyan_01 ■Cyan Room
DirectX 12を利用したアプリケーションがどれくらい快適に動くかをテスト。
 スコア:8083
 平均フレームレート:176.22 FPS
目標フレームレート:88.90 FPS
 
「Cyan Room」はOrange Roomよりも重いテストですが、目標の約2倍のフレームレート(目標の197%)が出ています。


 
GTX 1080Ti_VR Mark_blue_01 ■Blue Room
将来のより高負荷なVR環境を想定したテスト。
 スコア:2944
 平均フレームレート:64.17 FPS
目標フレームレート:109.00 FPS
 
将来のより高負荷な環境を想定しているので他のテストよりかなり重いのですが60FPS以上出ています。

ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 26℃】
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、
アイドル時の温度はベンチマーク前の数値を記載しています。
※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。
インテル Core i7-8700K プロセッサー
プロセッサーの温度 【最大温度】 67℃前後
 【平均温度】 54℃前後
 【アイドル時】36℃前後
NVIDIA GeForce GTX 1080Ti グラフィックス
GPUの温度 【最大温度】 78℃前後
 【平均温度】 56℃前後
 【アイドル時】 38℃前後
GPU コアクロック 【 最大 】  1898.0 MHz
 【アイドル時】 139.0 MHz
GPU メモリクロック 【 最大 】   1377.0 MHz
 【アイドル時】 101.3 MHz
GPUクーラーのファンスピード 【 最大 】  2057 RPM
 【アイドル時】 1049 RPM
ビデオメモリ使用量 1872 MB
ベンチマーク中の最大消費電力
PC全体(ディスプレイを含まない)最大 346 W
プロセッサーのみ最大 60.7 W
グラフィックスのみ最大 258.6 W
※プロセッサーとグラフィックスの消費電力は最大値のみピックアップしているので、それらを合計した消費電力はPC全体の最大消費電力とは異なります。




525x110_OMEN-by-HP-880-100jp_GTX-1080Ti_消費電力_01b

パフォーマンスモデルとハイパフォーマンスモデルは、いずれもActive PFC搭載、 80PLUS PLATINUM(89%電源変換効率)相当の「750W ATX電源」を搭載。


インターネット閲覧中の消費電力・温度(室温26℃)
プロセッサーの温度35~58℃
※ベンチマーク前 35℃
グラフィックスの温度35~38℃
※ベンチマーク前 35℃
消費電力42~88 W前後

インターネットをしているときの動作温度や消費電力は、負荷が高いベンチマーク時よりもかなり低くなります。サイトにアクセスしたりページを移動した瞬間にプロセッサーの温度が瞬間的に上がる場合がありますが、何もしない状態(ページを見ているだけ)ではアイドル時に近い温度になります。
 
 
※消費電力や温度はMicrosoft Edgeで日本HP公式サイトを閲覧した時の数値。
※閲覧するWebサイトによっては計測した数値と異なる場合があります。
※このテストではディスプレイの輝度を100%に設定。
※グラフィックス電源プランは「バランスモード」に設定。
※ACアダプタを接続してテスト

 
YouTubeの動画を約30分視聴したときの消費電力・温度(室温26℃)
プロセッサーの温度最大52℃ 【平均37℃】
※ベンチマーク前 35℃
グラフィックスの温度最大44℃ 【平均37℃】
※ベンチマーク前 36℃
消費電力42~68 W前後

動画視聴時はインターネットをしている時よりも少し温度が高くなりますが、それでも負荷が高いベンチマーク時よりはかなり低い温度になります。
 
 
※消費電力や温度は、Microsoft Edge でYouTubeの動画を視聴した時の数値です。
※音量は10に設定。
※YouTubeのフルHD動画を30分再生
※動画はフルスクリーンで表示
※このテストではディスプレイの輝度を100%に設定。
※グラフィックス電源プランは「バランスモード」に設定。
※ACアダプタを接続してテスト
 


OMEN by HP 880-100jp_0G1A5619
ベンチマーク時のPCパーツの最高温度(室温26℃)
インテル Core i7-8700K プロセッサー最大温度77℃前後
※Time Spy テスト時
平均温度64℃前後
※CINEBENCH R15 テスト時
アイドル時35℃前後
NVIDIA GeForce GTX 1080Ti最大温度86℃前後
※Fire Strike テスト時
平均温度80℃前後
※FF15 テスト時
アイドル時35℃前後
ベンチマーク中の消費電力
電源OFF時0.2W 前後
スリープ時0.8W 前後
アイドル時38W 前後
起動時約202W(瞬間最大)
ベンチマーク中の最大消費電力 ※PC全体約375W (FF15)
 ※消費電力はPCの使用環境によって違いが出る場合があります。
 ※ディスプレイの輝度は100%に設定。
 ※ACアダプターを接続した状態で計測。

■ハイパフォーマンスモデル(Core i7-8700K)は水冷式CPUクーラーを搭載!
オーバークロック向けのCore i7-8700Kを搭載したモデルのみ「水冷式CPUクーラー」を搭載。簡易型なのでメンテナンス(冷却液の補充)は不要です。


■インテル Core i7-8700K プロセッサーの温度
ベンチマーク時の温度は瞬間的には70℃以上になることがありましたが、平均では60℃台中盤くらいで推移していました。冷却性能が高い「水冷式CPUクーラー」を搭載しているのでまだまだ余裕があります。


■GeForce GTX 1080Ti グラフィックスの温度
テストによって動作温度は少し違いますが、大体において高負荷時の最大温度は80~86℃、平均では70~80℃くらいで動作していました。

 


 OMEN by HP 880-100jp ハイパフォーマンスモデル ベンチマークテストのまとめ

OMEN by HP 880-100jp_0G1A6073

■デスクトップPCのメリットは高性能なプロセッサーやグラフィックスが搭載可能で、冷却性能や拡張性が高いこと

最近はノート型のゲーミングPC(※OMEN by HP 15-dc0000 ベンチマーク)が、最新の3Dゲームを十分プレイできるくらいに高性能化していますが、今回テストした「OMEN by HP 880-100jp ハイパフォーマンスモデル」はオーバークロック向けのプロセッサーやハイエンドGPUなどを搭載し、冷却性能が高い「水冷式CPUクーラー」や、拡張性が高いことなど、まだまだデスクトップ型のゲーミングPCに優位性があることを実感しました。


◆第8世代インテル Core i7-8700K プロセッサー(6コア12スレッド)
CINEBENCH R15のマルチスレッドテストでは定格のCore i7-7700K(4コア8スレッド)と比較した場合は約1.5倍くらい良いスコアが出ています。

◆32GBメモリ (DDR4-2400)
インターネットや動画の視聴では有り余る容量で、16GB推奨のゲームも余裕をもってプレイできます。大きなデータを取り扱う画像処理も可能です。

◆512 GB SSD(PCIe NVMe M.2)+2TB HDD
最新規格を採用したSSDはデータの読み書きが超高速です。標準で2TB HDDが搭載されていますが、3.5インチのストレージベイを4つ備えているのでストレージの増設が可能です。特に最上位の「ハイパフォーマンスモデル」は筐体上部のドライブアクセスドア(※参考画像 )から簡単に3.5インチHDDの増設ができるようになっています。

◆NVIDIA GeForce GTX 1080Ti グラフィックス
記事掲載時点でGeForce 10シリーズの最上位GPUになります。まだまだ4Kでは厳しいのですが、フルHDなら最高画質でも高いフレームレートでプレイ可能です。

◆ベンチマーク中の温度・消費電力(ディスプレイを含まない)
水冷CPUクーラーを搭載しているので定格の状態では最大でも70℃台後半くらいに収まっています。ハイエンドのGPUを搭載しているので最大消費電力は375Wくらいになりますが、750WのATX電源を搭載しているのでまだまだ余裕があります。
 
【メーカー製品詳細ページ】
◆OMEN by HP Desktop 880-100jp 製品詳細icon
◆OMEN by HP Desktop 880-100jp (スペックPDF)

【トラブルシューティング・ドライバー・使用方法など】
◆OMEN by HP Desktop PC - 880 サポートページ
◆アップグレードガイドPDF(PCパーツの増設・換装)

【実機レビュー】
◆ベンチマーク:OMEN by HP 880-100jp (Core i7-8700K、GTX 1080Ti 搭載)
◆OMEN by HP 880-100jp(Core i7-8700K搭載)のオーバークロックに挑戦!

【関連記事】
◆OMEN by HP 880 シリーズの特徴や性能、2モデルの違いについて
 

■レビューについて
※商品仕様/価格については2018年8月20日時点のものです。
※PCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※ベンチマークの結果、温度、消費電力などの測定値はPCの使用状況や環境によって異なることがあります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
※PassMarkベンチマークスコアはPassMark - CPU Benchmarks Video Card Benchmarks から抜粋しています。あくまでも目安としてご覧ください。
 
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