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日本HPのゲーミングPC「OMEN by HP 880-100jp ハイパフォーマンスモデル」の実機レビューです。外観や内部の写真を多数掲載してこのモデルの特徴をご紹介します。


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【製品の特徴】
◆ゲーミングPC『OMEN by HP 880-100jp シリーズ』のスペック
◆西洋式甲冑をモチーフにしたゲーミングPCらしいデザイン

【前面の外観】
◆ドラゴンレッドのイルミネーションが輝く前面のエアインテーク
◆カーボンファイバー調のテクスチャが施されたフロントパネル
◆前面の右側にウルトラスリムのDVDライターを搭載

【天面の外観】
◆外部からストレージを脱着可能なドライブベイ(※ハイパフォーマンスモデルのみ)
◆天面のタワートップ・トレーにキャリングハンドル機能を搭載
◆サイドパネルの「リリースボタン」

【左側面の外観】
◆内部が見える「シースルードア」を採用したサイドパネル

【右側面の外観】
◆OMENのロゴとエンブレムが刻まれた右側面のサイドパネル

【底面の外観】
◆OMENのエンブレムが刻まれた底面
◆リサイクルマーク

【OMEN by HP 880-100jp ハイパフォーマンスモデルの内部】
◆整然とパーツが配置されているハイパフォーマンスモデルの内部
◆きれいにまとまっている裏側の配線
◆ハイパフォーマンスモデルはCore i7-8700K&水冷式CPUクーラーを搭載!
◆標準で32GBのDDR4(PC4-19200、2400MHz)メモリを搭載
◆次世代接続規格「NVMe」の512GB M.2 SSD
◆ドライブベイを4基搭載(上部の2基は外部から脱着可能
◆高性能なグラフィックスカードGeForce GTX 1080Ti
◆750W ATX電源(80PLUS PLATINUM)

【インターフェース・各部名称】
◆天面のインターフェース
◆背面のインターフェース
◆サイズ・重量

【まとめ】
◆「強さ」や「戦闘力の高さ」を感じさせるデザイン&カラーリングのゲーミングPC



 
 ゲーミングPC『OMEN by HP 880-100jp シリーズ』のスペック

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■OMEN X by HP Desktop 880-100jp シリーズの特徴
※2018年2月中旬頃販売開始。

【外観・デザイン】
・西洋式甲冑(かっちゅう)と戦闘機をモチーフにしたアンギュラーフォームのデザイン
・サイドパネルにシースルードアを採用 ※ハイパフォーマンスモデルのみ
・ドラゴンレッドにく輝くフロントLED

【性能面】
・Intel Core i7 -8700、Core i7 -8700Kプロセッサー
・冷却性能が高い「水冷CPUクーラー」を搭載 ※ハイパフォーマンスモデルのみ
・NVIDIA GeForce GTX 1070、GTX1080Tiを搭載
・512GB M.2 SSD+2TB HDDを標準搭載
・32GBメモリを標準搭載
・750W ATX電源

【使い勝手・機能性・拡張性】
・業界標準のコンポーネントを採用。
・ドライブベイを4基搭載
・デュアルグラフィックス(SLI)に対応
・筐体上部からHDDを取り外しできるストレージベイを搭載 ※ハイパフォーマンスモデルのみ
・自作PCユーザーにも最適な設計と拡張性

【販売価格】
・パフォーマンスモデル(Core i7-8700, GTX 1070)¥218,900(税込)~
・ハイパフォーマンスモデル(Core i7-8700K, GTX 1080Ti)¥274,890(税込)~
※キャンペーン価格は2018年9月27日時点のものです。価格は予告なく変更される場合があります。

【メーカー製品詳細ページ】
◆OMEN by HP Desktop 880-100jp 製品詳細icon
◆OMEN by HP Desktop 880-100jp (スペックPDF)
※本製品にはキーボード/マウスは付属していません。

【関連記事】
◆ベンチマーク:OMEN by HP 880-100jp (Core i7-8700K、GTX 1080Ti 搭載)



 西洋式甲冑をモチーフにしたゲーミングPCらしいデザイン

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日本HPのゲーミングPC『OMEN by HP 880 シリーズ』は、西洋式甲冑(かっちゅう)をモチーフにした戦闘的なイメージの外観が特徴的です。

今回レビューするOMEN by HP 880-100jpは第2世代の製品になりますが、外観や内部の構造は初代と同じで大きな変更点はありませんが、プロセッサーが第7世代(4コア8スレッド)から第8世代(6コア12スレッド)になりマルチスレッド性能が大きく向上しています。グラフィックスはパフォーマンスモデルがNVIDIA GeForce GTX 1070、ハイパフォーマンスモデルはGTX 1080Tiを引き続き採用しています。

【関連記事】
◆OMEN by HP 880 シリーズの特徴や性能、2モデルの違いについ

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ハイパフォーマンスモデルは左側面パネルに内部のパーツが見える「シースルードア」を採用。完全な透明ではなくスモーク調なので少し暗めの雰囲気に見えます。

◆関連項目:シースルー加工を施したサイドパネル

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前面や天面パネル(素材は樹脂)にはカーボンファイバーのようなテクスチャが施されています。使用頻度が高いUSB端子やメディアカードリーダーなどは天面の前方に搭載されています。右側面のパネルには「OMEN」のロゴとマークが刻まれています。

【関連項目】
◆こだわりが感じられるカーボンファイバー調フロントパネル
◆天面のインターフェース・各部名称



 ドラゴンレッドのイルミネーションが輝く前面のエアインテーク

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西洋式甲冑(かっちゅう)をモチーフにしたフロントパネル。角ばった形状(アンギュラーフォーム)で戦闘的なイメージの外観です。中央に配置されたHPのゲームブランド「OMEN」のエンブレムとエアインテーク(吸気口)にはドラゴンレッドのLEDが搭載され、PC動作時は「ドラゴンレッド」に輝きます。

※旧モデル(800-000jp)も同様ですが、LEDの色変更や消灯状態に設定する機能は備えていません。

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エアインテーク部分の右側の小さい文字は「DESIGNED AND ENGINEERED BY HP INC.」と表記されています。

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LEDが消灯している(PCの電源が入っていない)状態はこのようになります。赤く光っていた部分は半透明ではなく、他の部分と同じブラックになっています。LEDの光をボディ表面に照らすことで光っているように見える仕組みです。

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エアインテークは2段になっていて、内側に見える白い部分がLEDです。エアインテークは前面の端の方にあるスリットの部分や、フロントカバーの底面にもあります。



 前面の右側にウルトラスリムのDVDライターを搭載

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前面の右側にウルトラスリムのDVDライターを搭載。

【書込】
DVD±R(2層式) ・ DVD-RW 最大6倍速、 DVD±R・ DVD+RW 最大8倍速、 CD-RW 最大10倍速、 CD-R 最大24倍速

【読込】
DVD-ROM・ DVD±R(1 層式/2層式) ・ DVD±RW 最大8倍速、 CD-ROM・ CD-R・ CD-RW 最大24倍速

※メディアによっては、正常な再生ができない場合があります。すべてのソフトの再生を保証するものではありません。
※本製品にはスピーカーは内蔵されていません。



 外部からストレージを脱着可能なドライブベイ(※ハイパフォーマンスモデルのみ)

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ハイパフォーマンスモデルは外部からストレージを脱着できるドライブベイを備えています。

■ホットプラグ(ホットスワップ)の対応について
HP公式サイトでは電源を入れたままストレージの脱着ができるホットプラグ(ホットスワップ)の対応に関しては明記されていませんが、下記の動画や取扱説明書(◆アップグレードガイドPDF)では、電源をオフにしてからドライブベイを取り外すように指示されています。

【YouTube動画】
◆Removing and Replacing the External Hard Drives on the HP OMEN 880 Gaming PC

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ドライブアクセスドアを開くと脱着可能なストレージベイにアクセスすることができます。


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ドライブベイを取り外す場合は、スイッチを下にスライドする(赤いラベルが見える)状態にして、OMENのロゴがある赤いストラップを上に引っ張りながらドライブベイを持ち上げます。

OMEN by HP 880-100jp_0G1A6130
ドライブベイの奥にはSATA端子と電源端子が見えます。内部のケーブルは配線済みなので、自分でケーブル類を用意する必要はありません。

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ドライブベイは3.5インチのストレージに対応。HDDを取り付けるためのネジ8個が(※参考画像)付属しています。

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赤いストラップを内側にしまい込むと、ストレージをロック(外から取り外しできないようにする)することができます。

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ドライブベイをロックすると上の画像のようなイメージになります。
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ドライブベイをロック(ストラップを内側に収納した状態)した場合は、ストラップの替わりに付属しているツールでドライブベイを引き抜きます。



 カーボンファイバー調のテクスチャが施されたフロントパネル

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前面と天面のカバーには「カーボンファイバー調のテクスチャ」が施されています。中央に付けられている「OMEN」のエンブレムは消灯の状態ではシルバーになります。
 

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カーボン調のテクスチャは光が当たると美しい織り目が際立ちます。このPCの最も気に入っている部分です。

カーボンファイバーは強度および弾性率に優れている素材(価格も高い)で、レーシングカーの部品やスポーツ用品(ゴルフシャフトやテニスラケット)などで使用されています。

このPCのカバーの素材は樹脂ですが、カーボン調の処理を施すことでとても高級感があるように見えますし、「最前線で戦う」イメージを感じさせる仕上がりになっています。

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カーボン調のテクスチャを拡大した画像。立体的な造形で織り込んでいるように見えます。



 天面のタワートップ・トレーにキャリングハンドル機能を搭載

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天面の一部にもフロントパネルと同じようなカーボン調のテクスチャが施されています。トップトレーは前方に向かって深くなっているので、PC周辺機器やゲームパッドなどを置くことができます。

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トレーには戦艦の滑走路をイメージさせるラインが刻まれています。

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ひし形のような形状の電源スイッチ。スリープ時はLEDがゆっくりと点滅します。

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トレーの前方側に「キャリングハンドル機能」を備えています。本体を持ち上げやすいので梱包箱から楽に取り出すことができますし、本体を移動するときも便利です。



 サイドパネルの「リリースボタン」

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トップトレー後部側に筐体の容量を示す「32L」の文字と「OMEN」のロゴが刻まれています。最後部の多数の突起がある部分はサイドパネルの「リリースボタン」です。


OMEN by HP 880_IMG_9453_サイドパネルのリリースボタン_B
「リリースボタン」を押すとサイドパネルが画像のように少しだけ開きます。サイドパネルを手で支える必要がないのでとても便利です。この状態からサイドパネルを上に引き抜くと完全に取り外すことができます。

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「リリースボタン」は初期の状態では画像のようにネジで固定されているので、まずはネジを外す必要があります。ネジを外した状態でスイッチを左にスライドさせると「ロックを解除」することができます。

【YouTube動画】
◆Removing and Replacing the Left Side Cover on the HP OMEN 880 Gaming PC



 内部が見える「シースルードア」を採用したサイドパネル

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左側面の外観はモデルによって異なります。ハイパフォーマンスモデル(GTX 1080Ti 搭載)のサイドパネルは、内部を見ることができる「シースルードア」が採用されています。

この「シースルードア」は透明ではなくスモーク調になっているので、内部は少し暗めの雰囲気になりレッドに照らされる水冷式CPUクーラーやグラフィックスカードを眺めることができます。サイドパネルの取り外し方は下記の動画をご覧ください。

【YouTube動画】
◆Removing and Replacing the Left Side Cover on the HP OMEN 880 Gaming PC
 
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サイドパネルの下部には筐体の容量を示す「32L」の文字が刻まれています。前方側にあるメッシュは吸気口です。

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シースルードアは「マジックミラー」のようになっています。外側からは内部が見えますが、内側は鏡のような表面処理で物が映り込みます。



 OMENのロゴとエンブレムが刻まれた右側面のサイドパネル

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OMEN by HP 880 シリーズは「裏配線」ができる筐体を採用しています。左側のサイドパネルのようにワンタッチで取り外すことはできませんが、背面側の2本のネジを外すことで右側面のサイドパネルを取り外すことができます。

【関連項目】
◆きれいにまとまっている裏側の配線

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下部には「OMEN」のロゴマークとエンブレムが刻まれています。


 
 OMENのエンブレムが刻まれた底面

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「OMEN」のエンブレムが刻まれている底面には、吸気口が2ヶ所(前方側、電源ユニット用)あります。ゴム脚はボディに合わせた角ばった形状になっています。

▼関連項目:リサイクルマーク

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前方のゴム脚には「OMEN」の文字が刻まれています。



 リサイクルマーク

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リサイクルマークは筐体の底面にありますが、シリアルナンバーは筐体の背面右上に貼られているステッカーに記載されています。

◆家庭系PCのリサイクル(個人のお客様)


 
 整然とパーツが配置されているハイパフォーマンスモデルの内部

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OMEN by HP 880-100jp シリーズは、自作PCで標準的な配置(プロセッサーが上部、電源は下部)を採用。裏配線ができる構造なので配線類はきれいにまとまっています。


ハイパフォーマンスモデルに搭載されているマザーボードの仕様】
・HP名: Tampa2
・フォームファクター: uATX: 24.0 x 24.0 cm (9.4 x 9.4インチ)
・チップセット: Z370
・プロセッサソケット: LGA1151

【メモリの仕様】
・デュアルチャネル (チャネルあたり 2 DIMM) メモリアーキテクチャ
・4 x DDR4 UDIMM (288ピン) ソケット
・PC4-19200 (DDR4-2400) をサポート
・4GB および 8GB の DDR4 UDIMM をサポート
・64 ビットコンピューターは最大 32 GB (アンバッファード) をサポート

【拡張スロット】
・2 x PCI Express x16 物理スロット (Gen 3.0)、各スロットは x8 バスレーン
・1 x M.2ソケット1、キー A
・1 x M.2ソケット3、キー M

◆Tampa2 マザーボードの仕様
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ハイパフォーマンスモデルとパフォーマンスモデルにはいくつか違いがあります。

■ハイパフォーマンスモデルの特徴
・水冷式CPUクーラーを搭載
・上部のドライブベイ(2基)が配線済みで筐体の外側から脱着可能
・内部にレッドのイルミネーション(LED)2つ搭載
・筐体の内部がブラックで塗装されている

【関連記事】
◆OMEN by HP 880 シリーズの特徴や性能、2モデルの違いについて
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内部のレッド・イルミネーションは2カ所に設置されています。1つはプロセッサーの上側を照らします。

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もう一つはグラフィックスカードの右側から内部を照らします。

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アップグレードガイドにメモリやストレージの取り付け方法が記載されていますが、自分でPCパーツの換装や増設をした場合は保証対象外となります。予めご了承ください。

※サイドパネルをロックするためのネジや、裏配線側のカバーを固定するネジはプラスドライバーのみ使用可能です。ネジの頭を潰してしまうと取り外しが困難になりますので、必ずネジ頭に合ったドライバーをお使いください。

◆アップグレードガイドPDF(PCパーツの増設・換装)


 
 裏側の配線の状態
 
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右側面のカバーを取り外した状態。裏側の配線はきれいにまとまっています。カバーの背面側のネジを2本外して、背面側にスライドさせると取り外すことができます。カバーの取り外し方は下記の動画をご覧ください。

【YouTube動画】
◆Removing and Replacing the Right Side Cover on the HP OMEN 880 Gaming PC


 
 ハイパフォーマンスモデルはCore i7-8700K&水冷式CPUクーラーを搭載
 
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OMEN by HP 880-100jp シリーズは6コア12スレッドの第8世代インテル Core i7 プロセッサーを搭載!パフォーマンスモデルは「空冷式」のクーラーですが、ハイパフォーマンスモデルは冷却性能が高い「水冷式CPUクーラー」が装着されています。メンテナンスフリーの簡易型水冷なので冷却液を補充する必要はありません。
 
■OMEN by HP 880-100jp パフォーマンスモデル(空冷クーラー)
インテル Core i7-8700 プロセッサー(3.2GHz~4.6GHz, 4コア8スレッド, TDP65W)

■OMEN by HP 880-100jp ハイパフォーマンスモデル(水冷式CPUクーラー)
インテル Core i7-8700K プロセッサー(3.7GHz~4.7GHz, 4コア8スレッド, TDP95W)

【関連記事】
◆ベンチマーク:OMEN by HP 880-100jp (Core i7-8700K、GTX 1080Ti 搭載)

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オーバークロック向けのCore i7-8700Kが搭載されていハイパフォーマンスモデルは、標準でインストールされている「OMEN コマンドセンター」で動作周波数の変更が可能です。
 
OMEN by HP 880-100jpシリーズは過度なオーバークロックを防ぐ「セーフティー機能」を搭載していますが、動作周波数の変更は自己責任でお願いいたします。オーバークロック起因による故障は保証の対象外となりますのでご注意ください。

【関連記事】
◆OMEN by HP 880-100jp(Core i7-8700K搭載)のオーバークロックに挑戦!


 
 標準で32GBのDDR4(PC4-19200、2400MHz)メモリを搭載

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OMEN by HP 880-100jp シリーズはパフォーマンスモデル、ハイパフォーマンスモデル共に標準で32GBのDDR4-2400メモリを搭載。

メモリスロットは4つで8GBのメモリを4枚搭載しているので、デュアルチャネル(規格・容量が同じメモリを2枚差すとメモリの転送速度が向上する)で動作します。

◆どれくらいパソコンにメモリを搭載すればよいのか?

 
 次世代接続規格「NVMe」の512GB M.2 SSD

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メモリの右側には512GB M.2 SSD(PCIe NVMe)が搭載されています。次世代SSDの接続規格「NVMe」を採用した転送速度が非常に速いSSDです。

【関連記事】
◆ベンチマーク:OMEN by HP 880-100jp (Core i7-8700K、GTX 1080Ti 搭載)




 ドライブベイを4基搭載(上部の2基は外部から脱着可能)

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ハイパフォーマンスモデルは外部からドライブベイの取り外しが可能な仕組みを備えています。このベイは3.5インチ専用になります。内部から見るとSATAや電源ケーブルなどが接続済みなので、増設時にケーブル類を用意する必要はありません。

【関連項目】
◆ドライブベイを4基搭載(上部の2基は外部から脱着可能

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下部のドライブベイ(2.5インチ・3.5インチ兼用)には2台のストレージが搭載可能(※工場出荷状態で2TBのHDDを1台搭載済み)です。ドライブベイの右側にはHDDを冷却するためのファンがあります。

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ドライブホルダーを取り外す場合は、両端を内側に押しながら引き抜きます。

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1つ空いているドライブベイにSSDやHDDなどを増設する場合はSATAケーブルを1本用意する必要がありますが、SATAコネクタの向き(コネクタ内の突起が基盤側になっている)にご注意ください。

端子の近くにケーブルがあるのでストレート型よりは片側L字型の方が差しやすいと思います。裏側を通さないでストレージに接続する場合は、ケーブル長さは30~35cmくらいあれば十分です。

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ドライブホルダーは2.5インチ/3.5インチ兼用です。3.5インチのHDDを取り付ける場合はネジではなくドライブホルダーの内側に付いている金属の突起の部分をHDDの穴にハメ込んで固定します。

2.5インチのSSDを固定する場合はネジ(4本)を用意する必要があります。ストレージの取り付け方は下記の動画をご覧ください。

【YouTube動画】
◆Removing and Replacing the Internal Hard Drives on the HP OMEN 880 Gaming PC


 
 高性能なグラフィックスカードGeForce GTX 1080Ti(※ハイパフォーマンスモデル)

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グラフィックスカードの外観はOMEN by HP 880 シリーズのイメージに合わせたカラーリング(ブラックのボディにレッドのライン)で、GPUの熱を筐体の外に放出する「外排気クーラー」が採用されています。

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グラフィックスはモデルによって異なります。ハイパフォーマンスモデルは「Pascal」を採用した GeForce GTX 10 シリーズの中で最も高性能なGTX 1080Tiを搭載。動作時は「GEFORCE GTX」の文字が光ります。

■NVIDIA GeForce GTX 1080 Ti(ハイパフォーマンスモデル)
GPUクロック(ベース)1480 MHz
メモリ11GB(GDDR5X)
メモリインターフェース 352bit
消費電力 250W
最小限必要な電力 600 W
電気接続 6-Pin, 8-Pin

■NVIDIA GeForce GTX 1070(パフォーマンスモデル)
GPUクロック(ベース)1506 MHz
メモリ8GB(GDDR5)
メモリインターフェース 256bit
消費電力 150W
最小限必要な電力 500 W
電気接続 8-Pin

【関連記事】
◆ベンチマーク:OMEN by HP 880-100jp(Core i7-8700K、GTX 1080Ti 搭載)

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グラフィックスカードは、輸送時の振動や長期間使用による基盤のたわみなどを防止する「グラフィックス・サポートバー」でしっかりと固定されています。

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PCI Express x16のスロットを2つ搭載(1つはGTX 1080Tiで使用済)しているので、デュアルグラフィックス(SLI)に対応可能です。(SLIにするにはグラフィックスカードやSLI用ブリッジアダプタなどを用意する必要があります。)

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グラフィックスカード増設時に使用する電源ケーブルは、ナイロンストラップでドライブベイに固定されています。



 750W ATX電源(80PLUS PLATINUM)※ハイパフォーマンスモデル
 
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ハイパフォーマンスモデル(GTX 1080Ti )の電源ユニットは、750W ATX電源、Active PFC搭載、80PLUS PLATINUM (89%電源変換効率)相当です。パフォーマンスモデル(GTX 1070 )も同じ容量の電源を搭載しています。

■電源の仕様
+5.08V=25A
+3.3V=15A
※TOTAL 130W MAX.

+12V1=45A
+12V2=45A
-12V=0.3A
+5.08Vsd=3A
※MAX POWER 750W



 天面のインターフェース・各部名称

OMEN-by-HP-880-100jp_インターフェース_02s
【天面のインターフェース】
・マイク入力ポート ×1
・ヘッドフォン出力 /マイク入力コンボポート ×1
・USB 3.1 ×2
・USB Type-C 3.0 ×2
・メディアカードリーダー×1

※メディアカードリーダーで対応可能なメディアは、SDカード、 SDHCカード、 SDXCカードなどですが、全てのメディアの動作を保証するものではありません。

※USB Type-C 3.0はデータ転送のみ対応します


 
 背面のインターフェース・各部名称

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■背面のインターフェース
※画像はGTX 1080 Ti 搭載時のインターフェースです。

・デジタル音声出力端子(光)×1
・USB 2.0 ×2
・USB 3.0 ×4
・LAN端子
・マイク入力×1[ピンク]
・ライン出力 ×1 [緑]
・ライン入力 ×1 [水色]
・HDMI (2.0) ×1
・DisplayPort (1.2) ×3
・電源コネクター

■最大解像度(GTX 1080Ti)
HDMI (2.0)・・・4096 x 2160ドット (60Hz)
DisplayPort (1.3)・・・5120 x 3200ドット (60Hz)



 サイズ・質量

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【幅】 190mm 【高さ】 457mm 【奥行き】 482mm
【質量】約14kg


 
 「強さ」や「戦闘力の高さ」を感じさせるデザイン&カラーリングのゲーミングPC

OMEN by HP 880-100jp_0G1A6441-2

OMEN by HP 880-100jpシリーズは、戦うイメージを連想させる西洋式甲冑(かっちゅう)をモチーフにしたデザインで、「強さ」や「戦闘力の高さ」を感じさせるような外観になっています。特にこだわりが感じられるカーボンファイバー調のテクスチャは「織り込むような立体的な造形」でとても美しく見えます。

用意されているモデルは、パフォーマンスモデル(Core i7-8700、GTX 1070)とハイパフォーマンスモデル(Core i7-8700K、GTX 1080Ti)の2種類です。いずれも最新3Dゲームを快適にプレイできる性能を備えていますが、ハイパフォーマンスモデルの方が高性能(◆実機ベンチマーク)で下記のような特徴があります。

■ハイパフォーマンスモデルのみ備えている機能や特徴(外観や内部)
・水冷式CPUクーラーを搭載
・筐体の外部から脱着可能なドライブベイ(2基、3.5インチ専用)
・サイドパネルのシースルードア
・筐体内部がブラックで塗装されている

ハイパフォーマンスモデルはオーバークロック向けのCore i7-8700K プロセッサー&冷却性能が高い「簡易水冷式CPUクーラー」を搭載しています。オーバークロックによる故障はは保証対象外となりますが、より高い処理能力を得ることができます。(◆Core i7-8700Kのオーバークロックに挑戦!

とても便利なところは、外側から脱着可能なドライブベイを備えている点です。3.5インチ専用になりますが、内部配線済みでネジ(8本)も付属しているので、ケーブル類を用意することなくHDDの増設を簡単に行うことができます。

他にはサイドパネルの「シースルードア」からレッドに照らされる水冷式CPUクーラーやグラフィックスカードを眺めることができる点など、性能や機能面以外の楽しみがあります。
【メーカー製品詳細ページ】
◆OMEN by HP Desktop 880-100jp 製品詳細icon
◆OMEN by HP Desktop 880-100jp (スペックPDF)
※本製品にはキーボード/マウスは付属していません。

【トラブルシューティング・ドライバー・使用方法など】
◆OMEN by HP Desktop PC - 880 サポートページ
◆アップグレードガイドPDF(PCパーツの増設・換装)

【実機レビュー】
◆徹底レビュー:OMEN by HP 880-100jp ハイパフォーマンスモデルの外観・内部
◆ベンチマーク:OMEN by HP 880-100jp(Core i7-8700K、GTX 1080Ti 搭載)
◆OMEN by HP 880-100jp(Core i7-8700K搭載)のオーバークロックに挑戦!

【関連記事】
◆OMEN by HP 880 シリーズの特徴や性能、2モデルの違いについて
 


■レビューについて
※商品仕様/価格については2018年8月24日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
 
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