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日本の15.6インチ・ゲーミングノート「OMEN by HP 15-dc0000」の外観・デザインのレビューです。新モデルの特徴や旧モデルとの違いなどを解説しています。



【2019年3月18日】SSDを「SanDisk Extreme Pro 1TB」に換装しました!
◆OMEN by HP 15-dc0000のSSDを大容量の 1TB に換装!

【2019年3月16日】OMEN by HP 15-dc0000の分解に挑戦!
◆ゲーミングノート「OMEN by HP 15-dc0000」底面カバーの取り外し方





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◆15.6インチ・ゲーミングノート『OMEN by HP 15-dc0000』の製品特長
◆ステルス戦闘機から着想を得たゲーミングノートらしい近未来デザイン
◆カーボン調&ヘアライン加工のテクスチャが施されたボディ
◆ジェット戦闘機を彷彿とさせる後部の排気ダクト

◆リフレッシュレート 144Hz 対応ディスプレイ(15.6インチワイド/フルHD/非光沢/IPS)
◆ディスプレイの色域はsRGBカバー率97%(Spyder5 ELETEで測定)
◆Web カメラ (約92万画素)
◆バックライトキーボード(日本語配列、テンキー付き)
◆タッチパッド(タッチジェスチャー対応)
◆Audio by Bang & Olufsen デュアルスピーカー

◆インターフェース(各部名称)
◆底面はエアインテークが大きな変更点 ※3月18日更新
◆リサイクルマーク
◆サイズ・質量
◆電源ユニット(200W ACアダプター)

◆まとめ:旧モデルよりもコンパクトで軽くなり、冷却機構が見直された新モデル



 15.6インチ・ゲーミングノート『OMEN by HP 15-dc0000』の製品特長
 
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■15.6インチ・ゲーミングノート『OMEN by HP 15-dc0000 シリーズ』の製品特長


2018年7月12日より販売開始。日本HPの「OMEN by HP 15-dc0000」は、ステルス戦闘機から着想を得た近未来デザインを採用した15.6インチ・ゲーミングノートです。この新モデルはプロセッサーやグラフィックスの性能向上、冷却機構の見直しなどが図られています。


【外観・デザインの特徴】
・ステルス戦闘機から着想を得た近未来的なデザイン
・ヘアライン加工が施されたキーボード面
・きらりと輝くダイヤモンドカット加工が施されたイメージパッドの淵

【主なスペック】

・6コア12スレッドのインテルCore i7-8750Hプロセッサー
・高速規格DDR4-2666MHzの大容量16GBメモリ(最大32GBまで拡張可能)
・256GB SSD(超高速 PCIe NVMe) + 2TB HDD
・NVIDIA GeForce GTX1060 / GTX1070 with MAX-Q Designグラフィックス

【ディスプレイ】
・15.6インチワイド・フルHD非光沢・IPSディスプレイ
・リフレッシュレート 144Hz 対応
・画面解像度1920×1080 / 最大1677万色 / 300nit
・NVIDIA G-SYNC 対応

【キーボード】
・26キーのロールオーバーとアンチゴースト機能を搭載
・バックライトは4つのゾーンで色変更が可能。

【販売価格】
※販売価格は下記のメーカー製品詳細ページでご確認ください。

【メーカー製品詳細ページ】
◆OMEN by HP 15-dc0000 製品詳細icon
◆OMEN by HP 15-dc0000(スペックPDF)
※お得なキャンペン実施中!

【関連記事】
◆速攻レビュー:OMEN by HP 15-dc0000の特徴や性能、新旧モデルの違いについて
◆Core i7-8750H、GTX 1070 with Max-Q Designの性能・消費電力を検証!


 
 ステルス戦闘機から着想を得たゲーミングノートらしい近未来デザイン

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新モデルの「OMEN by HP 15-dc0000」は、旧モデル(◆OMEN by HP 15-ce000 実機レビュー)で採用されたステルス戦闘機から着想を得た近未来感あふれるデザインを引き継いでいます。

天面の「X」の文字で切り替えられている表面テクスチャ、アフターバーナー(ジェットエンジンの再燃焼装置)を搭載しているような雰囲気の後部の排気ダクトなど、非常に戦闘力が高そうな外観を持つ15.6インチ・ゲーミングノートです。


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天面のデザインは旧モデル(※参考画像)とほぼ同じですが、新モデルは後部の排気ダクトやインターフェース、底面のデザイン(エアインテークの拡大)などが変更されています。

【関連項目】▼ジェット戦闘機を彷彿とさせる後部の排気ダクト


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ボディの天面や側面、底面などの素材は樹脂ですが、手で触れることが多いキーボード面&パームレスト部分には、細いスジのようなヘアライン加工が施されたアルミニウムを採用。

キーボードは日本語で26キーのロールオーバーとアンチゴースト機能を搭載し、バックライトは4つのゾーンで色の変更が可能です。タッチパッドはクリックと右クリック用のボタンが付いているタイプで、周囲にはが当たると輝くダイヤモンドカット加工が施されています。

【関連項目】
◆バックライトキーボード(日本語配列)

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リフレッシュレート144Hz 対応ディスプレイは滑らかな描画性能だけでなく、斜めから見ても色調の変化が少ないIPS方式で発色なども良い点が注目ポイントです。

【関連項目】▼リフレッシュレート 144Hz 対応ディスプレイ(15.6インチ/フルHD/非光沢/IPS)


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旧モデルは左側面に多くの端子類が配置(※参考画像)されていましたが、OMEN by HP 15-dc0000はインターフェースの配置が大きく見直され、側面には使用頻度が高い必要最小限の端子のみ搭載。

【関連項目】◆インターフェース(各部名称)


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新モデルは後部にディスプレイ端子やLAN端子、USB端子などを搭載しています。旧モデル(※参考画像)と大きく異なる部分です。

【関連項目】
◆インターフェース(各部名称)



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ディスプレイを閉じた状態。近未来感を強調する「X」のデザインを採用した天面は旧モデル(※参考画像:天面)と大きな違いはありません。


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新モデルは後部に多くの端子(ディスプレイ端子やLAN端子、USB端子など)を搭載しています。旧モデル(※参考画像)と大きく異なる部分です。

【関連項目】▼ジェット戦闘機を彷彿とさせる後部の排気ダクト

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天面の「OMEN」ロゴマークや「X」を配置したデザイン、カーボンファイバーのようなテクスチャなどは旧モデル(※参考画像:天面)と同じです。ロゴマークや「X」の部分は最上位モデルのOMEN X by HP 17-ap000(※参考画像)のようなLEDは搭載していません。

【関連項目】

▼カーボン調&ヘアライン加工のボディ


 
 カーボン調&ヘアライン加工のテクスチャが施されたボディ

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シャドウブラックのボディカラーにドラゴンレッドのアクセントを採用したゲーミングPCらしい配色で、Xで切り替えられた表面処理が特徴的です。

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「OMEN」のロゴマークは鏡面のような光沢感があります。「X」の部分は少しメタリック感があるレッドです。


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ボディの素材は樹脂(キーボード&パームレスト部分のみアルミニウム)ですが、金属っぽく見せるためのヘアライン加工や、カーボン調の処理など、素材を活かすような工夫が見られます。立体的な処理のカーボン調の部分は、デスクトップPCの「OMEN by HP Desktop 880 シリーズ(※参考画像)でも採用されています。

樹脂の表面に所々に細かい点のようなものが見えるのはメタリックのような処理が施されているためですが、かなり控えめな感じなのでそれほど気にはならないと思います。

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旧モデルは天板後部に「OMEN」のロゴ(※参考画像)がありましたが、新モデルはヒンジの形状が変更されたのでロゴは廃止されています。

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ベゼル(ディスプレイの周囲)は梨地処理のような少しザラザラとした表面処理で非光沢な仕上がりになっています。ディスプレイ下部の「OMEN」のロゴマークは光沢感が少ない処理です。キーボードの上側にも「OMEN」の文字がありますがLEDではないので光りません。

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電源スイッチはキーボードの左上に配置。旧モデルと同じような形状で、電源がONになると中央のLEDが点灯します。(※参考画像:旧モデルの電源スイッチ

旧モデルは電源スイッチの上に吸気口のように見えるスリットがありましたが、新モデルはシンプルな形状に変更されています。

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キーボード&パームレスト部分には質感が高いヘアライン加工が施されているアルミニウムを採用。旧モデルは矢印キーが下の方に飛び出した配置(※参考画像:旧モデルのキーボード&パームレスト部分)でしたが、新モデルはスッキリとした通常のレイアウトになっています。



 ジェット戦闘機を彷彿とさせる後部の排気ダクト

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後部の排気ダクトはOMEN by HP 15-dc0000 シリーズの大きな特徴の一つです。(※参考画像:旧モデルの排気ダクト

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底面も天板と同じように「X」を利用したデザインを採用。新モデルはエアインテーク(吸気口)の形状が変更されています。(※参考画像:旧モデルの底面

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排気ダクトは旧モデルよりもシンプルな形状になり、排気の効率が良くなっています。(※参考画像:旧モデルの排気ダクト



 リフレッシュレート144Hz 対応ディスプレイ

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OMEN by HP 15-dc0000 シリーズの外観は最近流行りの狭縁ベゼル(ディスプレイの周囲が細い)を採用し、旧モデルよりもスタイリッシュな印象になっています。(◆参考画像:旧モデルのディスプレイ

【ディスプレイの特徴】

・リフレッシュレート144Hzに対応
・画面解像度はフルHD(1920×1080ドット)
・画面の大きさ:幅345mm、縦195mm
・視野角が広いIPS方式
・非光沢(ノングレア)パネル
・最大1677万色
・300nit(※明るさ)
・NVIDIA G-SYNC 対応

15.6インチワイド・ディスプレイの解像度はフルHD(1920×1080ドット)で、視野角が広いIPS方式を採用。パネルの表面は光の反射が少ない「非光沢」です。

リフレッシュレート144Hz(1秒間に144回の描画が可能) に対応し、旧モデルのディスプレイ(リフレッシュレート 120Hz)よりも高速な描画が可能になりました。120Hzでも十分高速ですがより滑らかな動きでゲームを楽しむことができます。

最大限に144Hzのリフレッシュレートを活用するにはフレームレートが144FPS以上出るような画質設定にする必要がありますが、画質とフレームレートのバランスを考慮した80~100FPSくらい出るような設定でも、60Hzのディスプレイよりは滑らかな動きでゲームを楽しむことができます。残像感が少ないので速い動きがくっきりとした感じに見えます。

NVIDIA G-SYNCにも対応しているので、ゲームプレイ中のカクつきやティアリング(画面のズレ)などが少なく快適にプレイすることができます。

◆NVIDIA G-SYNC - PC ゲーム モニター テクノロジ

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IPS方式なので斜めから見ても色の変化が少なく発色もキレイです。きれいな色味でWebサイトの閲覧や動画の視聴、ゲームなどを楽しむことができます。

光の反射や映り込みが少ない「非光沢パネル」なので、ゲームプレイに集中することができますし、長時間の作業でも目の負担が軽減されます。


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ディスプレイの最大角度は、当サイトの実測値で約135度でした。旧モデルの130度(※参考画像:旧モデル)でも床に座ってパソコンを使う場合は十分な角度ですが、それよりも少し可動範囲が広くなっています。



 ディスプレイの色域はsRGBカバー率97%(Spyder5 ELETEで測定)

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カラーマネージメントツール「Spyder5 ELETE」でディスプレイの色域を測定しました。

ディスプレイのsRGBカバー率は97%

【赤い三角形】このノートPCに搭載されているディスプレイの色域
【緑の三角形】sRGBの色域(Web作業のグラフィックの標準)
OMEN by HP 15-dc0000に搭載されているディスプレイのsRGBカバー率は97%でした。ディスプレイの色域(赤い三角形)はsRGBの色域(緑の三角形)にかなり近くなっています。実際に画面を見た印象でも発色が良く、きれいな色味でインターネット、動画視聴、ゲームなどを楽しむことができます。



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広い色域を扱うことができる画像処理や写真などを扱う人向けのAdobeRGBカバー率は73%です。インターネットやゲームをプレイされる方にとってはsRGBの色域の方が重要なので、AdobeRGBカバー率はあまり気にする必要はありません。




 Web カメラ (約92万画素)
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ディスプレイの上部に約92万画素のWebカメラを搭載。旧モデル(※参考画像)よりもベゼルが細くなっているので、カメラが上側に寄っています。

※Windows Hellow を利用できないので、顔認証によるログインはできません。

 
 
 バックライトキーボード(日本語配列、テンキー付き)
 
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※画像をクリックすると拡大表示します。

OMEN by HP 15-dc0000 のキーボードは日本語配列でテンキー付きです。旧モデル(※参考画像:キーボード)との違いは、矢印キーが標準的な配置(下の方に飛び出していない)になり、バックライトのカラーが4つのゾーンで変更できるようになったことです。

【キーピッチ】 約18.6×18.6mm
【キーストローク】約1.8mm
JIS標準準拠[105キー]

※キーピッチは主要キーの中心から隣のキーの中心までの長さ。


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キーストロークやキーを押した感触は、プレミアムノートPCのSpectre 15 x360(※実機レビュー)のような適度なクリック感があります。
 
ゲームを快適にプレイするために26キーのロールオーバーとアンチゴースト機能を搭載しています。

■26キーのロールオーバー
ロールオーバーとは複数のキーを同時に押した場合、その全てのキー入力が認識される機能です。このモデルの場合は「26キーを同時押し可能」になります。

■アンチゴースト
複数のキーを同時に押したときの「誤入力を防ぐ」機能。

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「OMEN」キーを押すとOMEN コマンドセンターが起動します。コマンドセンターで利用できる機能は機種によって異なりますが、OMEN by HP 15-dc0000の場合は下記の4項目になります。
 
・システムモニター(CPUやGPUの使用率や温度、メモリの使用量)
・ネットワーク(通信の最適化)
・LEDコントロール
・パフォーマンスコントロール(冷却ファンの設定)

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バックライトのオン・オフは「Fn+F4」で切り替えることができます。



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標準でインストールされている「OMEN コマンドセンター」で、LEDの設定が可能です。4つのゾーン(ゲームで移動するときに使われるWASDキ」、左側、中央、右側)で色変更や明るさを調整することができます。




 タッチパッド (タッチジェスチャー対応)

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タッチパッドはクリックと右クリックを行う2ボタンが独立したタイプを採用。サイズやタッチパッドの周囲に光が当たると輝く「ダイヤモンドカット加工」が施されている点なども旧モデルと同じです。(※参考画像:旧モデルのタッチパッド

【タッチパッド部分のサイズ】
約102mm(横幅)× 57mm(縦)

タッチパッド全体(ボタンを含む)のサイズ】 
約102mm(横幅)× 71mm(縦)

※左下のタッチパッド ボタン・・・外付けマウスの左ボタンと同様に機能します。
※右下のタッチパッド ボタン・・・外付けマウスの右ボタンと同様に機能します。
※マウスの「右クリック」は2本指タップでも可能です。

 
 
 Audio by Bang & Olufsen デュアルスピーカー
 
OMEN by HP 15-dc0000_0G1A5233t_b
サウンドに定評があるAudio by Bang & Olufsenのデュアルスピーカーを搭載。

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スピーカーは底面の前方側(スリットがある部分)に搭載。スリットの内側はアクセントカラーの「ドラゴンレッド」になっています。

【関連項目】
◆OMEN by HP 15-dc0000の底面



 インターフェース(各部名称)

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左側面のインターフェース
・USB 3.1 Gen1
・ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート
・マイク入力ポート
・SDカードスロット

※参考画像:旧モデルの左側面インターフェース

OMEN by HP 15-dc0000_0G1A5471b_インターフェース右側面
右側面のインターフェース
・USB 3.1 Gen1
・電源コネクタ

※参考画像:旧モデルの右側面インターフェース


OMEN-by-HP-15-dc0000_0G1A5439_背面インターフェース
背面のインターフェース
・ネットワークポート (LAN端子)
・USB3.1 Gen1 (電源オフUSBチャージ機能対応)
・HDMI 2.0 出力端子
・Mini DisplayPort
・USB Type-C 3.1 Gen2×1(Thunderbolt 3、電源オフUSBチャージ機能対応)
・セキュリティロックケーブル用スロット

 
 
 底面はエアインテークが大きな変更点

OMEN by HP 15-dc0000_0G1A4464

底面には空気を取り入れるためのエアインテーク(吸気口)が2ヶ所、前方の左右にスピーカー(赤いスリットがある部分)を搭載しています。ゴム脚は4か所で、デザインに合わせた形状になっています。(※参考画像:旧モデルの底面

底面のパネルは取り外しが可能な設計になっていますが少し手間がかかります。8カ所ネジ(※一般のプラスドライバーを使用可能)外した後、「ハメ込み式」になっているパネルをヘラのようなものを使用してこじ開ける必要があります。(※関連記事:底面カバーを取り外す方法

メモリを16GBから32GBに増設
◆OMEN by HP 15-dc0000のメモリ増設方法

SSDを「SanDisk Extreme Pro 1TB」に換装しました!
◆OMEN by HP 15-dc0000のSSDを大容量の 1TB に換装!

OMEN by HP 15-dc0000の分解に挑戦!
◆ゲーミングノート「OMEN by HP 15-dc0000」底面カバーの取り外し方

【Youtube動画】
◆HP OMEN Teardown Thin Bezel, i7 8750h and GTX 1060!

OMEN by HP 15-dc0000_0G1A4468-2t
エアインテーク(吸気口)は旧モデルよりも大型化されています。細かいメッシュからは内部の冷却ファンが見えるので吸気の効率はかなり良さそうです。

中央に刻まれているOMENのマークは立体感がある形状ですが、上部のロゴはプリントされているのでマークのような段差はありません。表面は少し光沢感がある仕上がりになっています。
 
OMEN by HP 15-dc0000_0G1A5296-2b
冷却ファンには回転時の摩擦を軽減する「流体動圧軸受けベアリング(fluid dynamic bearing)」や回転を制御するための「3段階駆動モーター」を採用。

OMEN コマンドセンター_パフォーマンス_02
 
「OMEN コマンドセンター」で冷却ファンのモード(標準、パフォーマンスモードの2種類)を選択することができます。(※スクリーンショット

パフォーマンスモードはプロセッサーやグラフィックスの温度が高くなる用途向けのモードです。静穏性よりも冷却を重視するので高負荷時のファンの回転数は高くなりますが、PCの動作温度に応じて回転数を制御するので、動作温度があまり高くならないインターネットや動画視聴時などはファンの回転音は静かです。




 リサイクルマーク

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リサイクルマークは底面に印刷されています。

◆家庭系PCのリサイクル(個人のお客様)



 OMEN by HP 15-dc0000 のサイズ・質量

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※画像をクリックすると拡大表示します。
 
OMEN by HP 15-dc0000 NEW!OMEN by HP 15-ce000
サイズ【幅】360 mm(-28mm)
【奥行】263 mm(-12mm)
【最薄部】25.5 mm(+0.7mm)
【最厚部】30 mm(+1.5mm)
【幅】388 mm
【奥行】275 mm
【最薄部】24.8 mm
【最厚部】28.5 mm
※参考画像:旧モデルのサイズ
質量約 2.48 kg(-150g)約 2.63 kg

新モデルは旧モデルより幅が約2.8cm、奥行きが1.2cmもコンパクトなサイズになりました。見た目でハッキリと分かるくらいの大きな違いです。厚みは0.7~1.5mmほど増していますが、質量は約150g軽くなっています。

本体(約2.48 kg)とACアダプター&電源コード(約641g)を合わせた重さが約3.1kgくらいなので、モバイルPCのように「気軽に」という気持ちで持ち運ぶことはできませんが、しっかりとしたPC用のバックパックなら外に持ち出すことは可能です。


 
 
 電源ユニット(200W ACアダプター)

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ゲーミングノートは通常のノートPCよりも消費電力が高いので電源容量大きい200WのACアダプターが付属しています。PCとの接続は、USB Type-Cではなく電源専用のコネクターを使用します。

新モデルACアダプターは旧モデル(※参考画像)よりも少しコンパクトなサイズで、重さは約305gも軽量です。

【OMEN by HP 15-dc0000のACアダプターのサイズ】NEW!
165mm(幅)×78mm(奥行き)×25mm(厚さ)
質量:約525g ※実測値:電源コードの重さは除きます。

【旧モデルのACアダプターのサイズ】
170mm(幅)×95mm(奥行き)×25mm(厚さ)
質量:約830g ※実測値:電源コードの重さは除きます。

※参考画像:旧モデルのACアダプター

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電源コード単体の重さは約116gです。ACアダプターと電源コード(約116g)の合計は約641gになります。

【電源コード】
質量:約116g ※実測値



 斬新な近未来デザインはそのまま引き継ぎ、冷却機構が見直された新モデル
 
OMEN by HP 15-dc0000_0G1A4771c

■ゲーミングPCらしい近未来デザイン&カーボン調のテクスチャ

日本HPの「OMEN by HP 15-dc0000」は、ステルス戦闘機から着想を得た近未来デザインを採用した15.6インチ・ゲーミングノートです。積極的に新技術・新機構を取り入れるマシンを連想させるカーボン調のテクスチャは、普通のパソコンとは違う特別な雰囲気を醸しだしています。

この新モデルはボディサイズが旧モデルよりもコンパクトになったことや、高性能なプロセッサーやグラフィックスの発熱に対応するための冷却機構の見直し、ヒンジ部分やインターフェースの配置変更などが大きな変更点になります。

背面から見ると旧モデル(◆参考画像:OMEN by HP 15-ce000)と同じような印象ですが、狭額ベゼルを採用しているので正面から見た印象はかなり違っています。とてもスタイリッシュでカッコよくなりました。(※比較画像
 
■新モデルの主な特徴・旧モデルとの違い

デザイン以外では「インターフェースの配置」や「冷却性能の強化」、「高性能なプロセッサーやグラフィックスを搭載」したことが旧モデルとの大きな違いです。

・旧モデルよりもコンパクトなサイズ(幅が約2.8cm、奥行きは1.2cm小さい)
・再設計された冷却機構(底面のエアインテークや排気ダクトの形状変更など)
・冷却ファンに「3段階駆動モーター」、「流体動圧軸受けベアリング」を採用
・ヒンジ部分の形状変更
・インターフェースの変更(背面を中心に配置し、側面には必要最小限の端子)
・キーボードの矢印キーの配置(下に飛び出さずスッキリとした通常の配置)
・キーボードのLEDの色を変更可能(4つのゾーン)
・ディスプレイのリフレッシュレートが144Hzに対応(旧モデルは120Hz)
高性能なプロセッサーやグラフィックスを搭載

このモデルに搭載されているプロセッサーやグラフィックスはデスクトップPCに近い性能を備えています。冷却性能はボディが大きいデスクトップPCの方がまだまだ優位ですが、好きな場所でゲームを楽しみたい方にとって、このゲーミングノートは「デスクトップPC並みのスペックを持ち運べる」ことが大きな魅力の一つになると思います。

【関連記事】
◆ベンチマーク:Core i7-8750H、GTX 1070 with Max-Q Designの性能・消費電力を検証!
【メーカー製品詳細ページ】
◆OMEN by HP 15-dc0000 製品詳細icon
◆OMEN by HP 15-dc0000(スペックPDF)

【トラブルシューティング・ドライバー・使用方法など】
◆OMEN by HP 15-dc0000 サポートページicon
◆ユーザーガイドPDF(取扱説明書:コンピューターの概要・使い方)
◆ソフトウェアおよびドライバーのダウンロード
◆メンテナンスガイド(分解方法やパーツの交換方法など)

【実機レビュー】
◆速攻レビュー:OMEN by HP 15-dc0000の製品特徴や性能、新旧モデルの違いについて
◆徹底レビュー:近未来デザイン「OMEN by HP 15-dc0000」の外観・デザイン
◆ベンチマーク:OMEN by HP 15-dc0000(Core i7-8750H、GTX 1070 with MAX-Q)の性能を検証!

【ゲームベンチマーク】
◆PC版「F1 2018」推奨スペック&実機ベンチマーク
◆OMEN by HP 15-dc0000(GTX 1070 with MAX-Q Design)でPUBGをプレイ!

【分解レビュー】
◆ゲーミングノート「OMEN by HP 15-dc0000」底面カバーの取り外し方
◆OMEN by HP 15-dc0000のSSDを大容量の1TBに換装!
◆OMEN by HP 15-dc0000のメモリ増設方法(16GB→32GB)
 


■レビューについて
※商品仕様/価格については2019年5月28日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
 
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