
この記事では、2018年7月12日より販売開始された日本HPゲーミングノートの新モデル「OMEN by HP 15-dc0000」特徴・性能、新旧モデルの違いなどについて解説しています。
【2019年4月4日】メモリを16GBから32GBに増設しました!NEW!
◆OMEN by HP 15-dc0000のメモリ増設方法(16GB→32GB)
【2019年3月28日】新モデルのベンチマーク記事を公開しました!
◆OMEN by HP 15-dc1000(RTX 2070 Max-Q)の性能をチェック!
【2019年3月18日】SSDを「SanDisk Extreme Pro 1TB」に換装しました!
◆OMEN by HP 15-dc0000のSSDを大容量の 1TB に換装!
【2019年3月16日】OMEN by HP 15-dc0000の分解に挑戦!
◆ゲーミングノート「OMEN by HP 15-dc0000」底面カバーの取り外し方
◆OMEN by HP 15-dc0000のメモリ増設方法(16GB→32GB)
【2019年3月28日】新モデルのベンチマーク記事を公開しました!
◆OMEN by HP 15-dc1000(RTX 2070 Max-Q)の性能をチェック!
【2019年3月18日】SSDを「SanDisk Extreme Pro 1TB」に換装しました!
◆OMEN by HP 15-dc0000のSSDを大容量の 1TB に換装!
【2019年3月16日】OMEN by HP 15-dc0000の分解に挑戦!
◆ゲーミングノート「OMEN by HP 15-dc0000」底面カバーの取り外し方
■目次(ページ内リンク)
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◆新しくなった15.6インチ・ゲーミングノート「OMEN by HP 15-dc0000」の製品特徴
◆キーボードは日本語配列で26キーロールオーバー・アンチゴースト機能を搭載!
◆リフレッシュレート144Hzの15.6インチワイド・フルHD非光沢・IPSディスプレイ
◆ディスプレイの色域はsRGBカバー率97%
◆再設計された冷却機構。ファンに回転時の摩擦を軽減する流体動圧軸受を採用!
◆冷却ファンは「通常モード」と冷却重視の「パフォーマンスモード」に設定可能
◆6コア12スレッドのインテル Core i7-8750H プロセッサーを搭載!
◆CINEBENCH R15ベンチマークでCore i7-7820HKを上回るスコアを記録!
◆GeForce GTX 1070 with Max-Q Design グラフィックスの性能について
◆Fire Strike ベンチマークのグラフィックススコア
◆FINAL FANTASY XV (ファイナルファンタジー15) ベンチマーク
◆PSO2キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4ベンチマーク
◆2モデルのスペックの違いはグラフィックスの性能のみ
◆超高速な256GB SSD(PCIe NVMe M.2)+ 2TB HDDのベンチマーク 7/23追記
◆大容量の16GBメモリ(DDR4-2666MHz)を搭載!
◆最新規格のBluetooth 5.0について
◆新旧モデルのスペックやサイズなどを比較
◆【まとめ】新モデルはコンパクトサイズでプロセッサーとグラフィックスの性能が大きく向上!
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◆新しくなった15.6インチ・ゲーミングノート「OMEN by HP 15-dc0000」の製品特徴
◆キーボードは日本語配列で26キーロールオーバー・アンチゴースト機能を搭載!
◆リフレッシュレート144Hzの15.6インチワイド・フルHD非光沢・IPSディスプレイ
◆ディスプレイの色域はsRGBカバー率97%
◆再設計された冷却機構。ファンに回転時の摩擦を軽減する流体動圧軸受を採用!
◆冷却ファンは「通常モード」と冷却重視の「パフォーマンスモード」に設定可能
◆6コア12スレッドのインテル Core i7-8750H プロセッサーを搭載!
◆CINEBENCH R15ベンチマークでCore i7-7820HKを上回るスコアを記録!
◆GeForce GTX 1070 with Max-Q Design グラフィックスの性能について
◆Fire Strike ベンチマークのグラフィックススコア
◆FINAL FANTASY XV (ファイナルファンタジー15) ベンチマーク
◆PSO2キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4ベンチマーク
◆2モデルのスペックの違いはグラフィックスの性能のみ
◆超高速な256GB SSD(PCIe NVMe M.2)+ 2TB HDDのベンチマーク 7/23追記
◆大容量の16GBメモリ(DDR4-2666MHz)を搭載!
◆最新規格のBluetooth 5.0について
◆新旧モデルのスペックやサイズなどを比較
◆【まとめ】新モデルはコンパクトサイズでプロセッサーとグラフィックスの性能が大きく向上!
新しくなった15.6インチ・ゲーミングノート「OMEN by HP 15-dc0000」の製品特徴 |

■15.6インチ・ゲーミングノート「OMEN by HP 15-dc0000」の製品特徴
日本HPのゲーミングブランドはカジュアルなゲームを気軽に楽しみたい方向けの「PAVILION GAMENG」がありますが、この「OMEN by HP シリーズ」は本格的にゲームを楽しむ方や、最近耳にすることが多くなった本格的なゲームの大会「e-sports」に参加する方などが満足できるような性能を重視した仕様になっています。
2018年7月12日より販売開始された新モデル「OMEN by HP 15-dc0000」は、ステルス戦闘機をモチーフにしたデザインが特徴的な製品です。快適なゲームをプレイするために、滑らかな動きを表示できるリフレッシュレート144Hz対応ディスプレイや高性能なプロセッサーやグラフィックスを搭載し、インターフェースの配置や冷却性能(エアフロー)などの見直しが図られています。
【新製品の特徴】
・6コア12スレッドの第8世代インテルCore i7-8750Hプロセッサー(ヘキサコア)
・NVIDIA GeForce GTX1060 / GTX1070 with MAX-Q Designグラフィックス
・高速規格DDR4-2666MHzの大容量16GBメモリ(最大32GBまで拡張可能)
・256GB SSD(超高速 PCIe NVMe) + 2TB HDD
・再設計された冷却機構
・冷却ファンの回転を制御するための「3段階駆動モーター」、回転時の摩擦を軽減する「流体動圧軸受けベアリング」を採用
【外観・デザイン】
・ステルス戦闘機から着想を得た近未来的なデザイン
・ヘアライン加工が施されたキーボード面
・イメージパッドの淵にはきらりと輝くダイヤモンドカット加工
【キーボード】
・26キーのロールオーバーとアンチゴースト機能を搭載
・バックライトは4つのゾーンで色変更が可能。
【メーカー製品詳細ページ】
◆OMEN by HP 15-dc0000 製品詳細
◆OMEN by HP 15-dc0000(スペックPDF)
日本HPのゲーミングブランドはカジュアルなゲームを気軽に楽しみたい方向けの「PAVILION GAMENG」がありますが、この「OMEN by HP シリーズ」は本格的にゲームを楽しむ方や、最近耳にすることが多くなった本格的なゲームの大会「e-sports」に参加する方などが満足できるような性能を重視した仕様になっています。
2018年7月12日より販売開始された新モデル「OMEN by HP 15-dc0000」は、ステルス戦闘機をモチーフにしたデザインが特徴的な製品です。快適なゲームをプレイするために、滑らかな動きを表示できるリフレッシュレート144Hz対応ディスプレイや高性能なプロセッサーやグラフィックスを搭載し、インターフェースの配置や冷却性能(エアフロー)などの見直しが図られています。
【新製品の特徴】
・6コア12スレッドの第8世代インテルCore i7-8750Hプロセッサー(ヘキサコア)
・NVIDIA GeForce GTX1060 / GTX1070 with MAX-Q Designグラフィックス
・高速規格DDR4-2666MHzの大容量16GBメモリ(最大32GBまで拡張可能)
・256GB SSD(超高速 PCIe NVMe) + 2TB HDD
・再設計された冷却機構
・冷却ファンの回転を制御するための「3段階駆動モーター」、回転時の摩擦を軽減する「流体動圧軸受けベアリング」を採用
【外観・デザイン】
・ステルス戦闘機から着想を得た近未来的なデザイン
・ヘアライン加工が施されたキーボード面
・イメージパッドの淵にはきらりと輝くダイヤモンドカット加工
【キーボード】
・26キーのロールオーバーとアンチゴースト機能を搭載
・バックライトは4つのゾーンで色変更が可能。
【メーカー製品詳細ページ】
◆OMEN by HP 15-dc0000 製品詳細
◆OMEN by HP 15-dc0000(スペックPDF)
キーボードは日本語配列で26キーロールオーバー・アンチゴースト機能を搭載 |

キーボードは日本語配列でテンキーを備えています。ゲーム向けの機能としては「26キーのロールオーバー」と「アンチゴースト」を搭載しているので、正確なキー入力が可能です。

※上の画像をクリックすると拡大表示します
■キーボードレイアウト
キーピッチ : 約18.6 × 18.6 mm、キーストローク : 約 1.8 mm、JIS標準準拠[105キー]
■26キーのロールオーバー
ロールオーバーとは複数のキーを同時に押した場合、その全てのキー入力が認識される機能です。このモデルの場合は「26キーを同時押し可能」ということになります。
■アンチゴースト
複数のキーを同時に押したこきの「誤入力を防ぐ」機能です。
■キーボードレイアウト
キーピッチ : 約18.6 × 18.6 mm、キーストローク : 約 1.8 mm、JIS標準準拠[105キー]
■26キーのロールオーバー
ロールオーバーとは複数のキーを同時に押した場合、その全てのキー入力が認識される機能です。このモデルの場合は「26キーを同時押し可能」ということになります。
■アンチゴースト
複数のキーを同時に押したこきの「誤入力を防ぐ」機能です。

バックライトのLEDは4つのゾーン(キャラクターの移動時に使用するWASDと3つのゾーン)に分かれています。それぞれのゾーンの色(色相や明るさ)は、インストールされている「OMEN コマンドセンター」で変更することができます。
リフレッシュレート144Hzの15.6インチワイド・フルHD非光沢・IPSディスプレイ |

OMEN by HP 15-dc0000に搭載されているディスプレイは「リフレッシュレート144Hz」に対応している点が大きな特徴です。画面サイズは15.6インチワイドで、解像度はフルHD (1920x1080)、斜めから見ても色調や輝度の変化が少ないIPS方式、表面処理は光の反射や映り込みや少ない「非光沢」パネルを採用しています。
■リフレッシュレート144Hzに対応
1秒間に最大144枚の画面を描画することができるので、FPSやアクションゲーム、レースゲームなどをとても滑らかな動きで楽しむことができます。
144Hzのリフレッシュレートを最大限に生かすには、ゲームプレイ中のフレームレートが144FPS以上出るような画質設定にする必要がありますが、例えば100FPSくらい出るような設定でも60Hzのディスプレイ(60FPSまでしか表示できない)よりも滑らかな動きになります。
※動きの滑らかさにこだわらないのなら、画質重視で40FPSしか出ないような設定でもプレイは可能です。
1秒間に最大144枚の画面を描画することができるので、FPSやアクションゲーム、レースゲームなどをとても滑らかな動きで楽しむことができます。
144Hzのリフレッシュレートを最大限に生かすには、ゲームプレイ中のフレームレートが144FPS以上出るような画質設定にする必要がありますが、例えば100FPSくらい出るような設定でも60Hzのディスプレイ(60FPSまでしか表示できない)よりも滑らかな動きになります。
※動きの滑らかさにこだわらないのなら、画質重視で40FPSしか出ないような設定でもプレイは可能です。

ディスプレイの比較 | |||
モデル名 | OMEN by HP 15-dc0000 NEW! | OMEN by HP 15-ce000 | |
画面のサイズ | 対角 15.6インチ | 対角 15.6インチ ※参考画像 | |
※実機を入手次第掲載 | 幅294mm、高さ166mm | ||
解像度 | フルHD(1920x1080) | フルHD(1920x1080) | |
リフレッシュレート | 144Hz | 120Hz | |
駆動方式 | IPS | IPS | |
表面処理 | 非光沢(ノングレア) | 非光沢(ノングレア) | |
輝度(明るさ) | 300nit | 300nit | |
表示色 | 最大1677万色 | 最大1677万色 | |
NVIDIA G-SYNC | 対応 | 対応 |
新旧モデルの違いは「リフレッシュレート」です。新モデルは144Hzのディスプレイが採用されていますが、旧モデル(◆OMEN by HP 15-ce000 実機レビュー)の120Hzでも十分滑らかな表示が可能です。
画面のサイズは15.6インチで、リフレッシュレート以外のスペックに新旧モデルの違いはありませんが、新モデルはベゼル(画面の周囲)が細くなっている「狭縁ベゼル」なのでスタイリッシュな印象に見えます。
■NVIDIA G-SYNCに対応
画面のカクつき(スタッタリング)や画面のズレ(ティアリング)などを抑える同期技術を搭載し、快適なゲームプレイを実現します。
画面のカクつき(スタッタリング)や画面のズレ(ティアリング)などを抑える同期技術を搭載し、快適なゲームプレイを実現します。
ディスプレイの色域はsRGBカバー率97% |

Spyder5 ELETEでディスプレイの色域を測定しました。
【赤い三角形】OMEN by HP 15-dc0000に搭載されているディスプレイの色域
【緑の三角形】sRGBの色域
このモデルのディスプレイの色域は赤い三角形で、ほんの少しズレがありますがsRGBの色域(緑の三角形)にかなり近い形をしています。sRGBカバー率は97%と表示されているので、インターネットやゲームなどの用途では十分な色域です。実際に画面を見た印象でもきれいな色味に見えます。【緑の三角形】sRGBの色域
再設計された冷却機構。ファンに回転時の摩擦を軽減する流体動圧軸受を採用! |
※動画は海外仕様になります。
OMEN by HP 15-dc0000は冷却機構(吸気口の大型化や後部の排熱口の形状など)が見直され、旧モデル(◆OMEN by HP 15-ce000実機レビュー)よりも冷却性能が強化されています。
目新しいのは冷却ファン回転部分に「流体動圧軸受(fluid dynamic bearing)」を採用したことです。ベアリングの軸受けよりも回転時の摩擦を大幅に減らすことができます。
他には、「3段階駆動モーター」なども採用され、冷却ファンの回転をより細かく制御することが可能になっています。

OMEN by HP 15-dc0000の底面のデザインは旧モデル(※参考画像:旧モデルの底面)と似ていますが、エアインテーク(吸気口)が大きくなり空気を取り入れやすくなるように改良されました。
■取り外しができる底面パネル
パーツの換装は保証対象外となりますが、OMEN by HP 15-dc0000は将来的にメモリの増設やストレージの換装ができるように設計されています。
底面のパネルのネジは精密プラスドライバーで簡単に取り外すことができますが、「ハメ込み式」になっているのでヘラのようなものでこじ開ける必要があるので、初めてカバーを開けるときは少し苦労するかもしれません。当サイトではメモリの増設やSSDを交換した記事を公開しています。
OMEN by HP 15-dc0000の分解に挑戦!
◆ゲーミングノート「OMEN by HP 15-dc0000」底面カバーの取り外し方
メモリを16GBから32GBに増設しました!
◆OMEN by HP 15-dc0000のメモリ増設方法(16GB→32GB)
SSDを「SanDisk Extreme Pro 1TB」に換装しました!
◆OMEN by HP 15-dc0000のSSDを大容量の 1TB に換装!
下記は海外のユーザーがOMEN by HP 15の分解をしている動画です。ネジは簡単に外すことができますが、底面パネルは「ハメ込み式」になっているので、ヘラのようなものを隙間に差し込んで取り外しています。ヘラの素材はボディをなるべく傷つけないようなものが良さそうです。
【Youtube動画】
◆HP OMEN Teardown Thin Bezel, i7 8750h and GTX 1060!
パーツの換装は保証対象外となりますが、OMEN by HP 15-dc0000は将来的にメモリの増設やストレージの換装ができるように設計されています。
底面のパネルのネジは精密プラスドライバーで簡単に取り外すことができますが、「ハメ込み式」になっているのでヘラのようなものでこじ開ける必要があるので、初めてカバーを開けるときは少し苦労するかもしれません。当サイトではメモリの増設やSSDを交換した記事を公開しています。
OMEN by HP 15-dc0000の分解に挑戦!
◆ゲーミングノート「OMEN by HP 15-dc0000」底面カバーの取り外し方
メモリを16GBから32GBに増設しました!
◆OMEN by HP 15-dc0000のメモリ増設方法(16GB→32GB)
SSDを「SanDisk Extreme Pro 1TB」に換装しました!
◆OMEN by HP 15-dc0000のSSDを大容量の 1TB に換装!
下記は海外のユーザーがOMEN by HP 15の分解をしている動画です。ネジは簡単に外すことができますが、底面パネルは「ハメ込み式」になっているので、ヘラのようなものを隙間に差し込んで取り外しています。ヘラの素材はボディをなるべく傷つけないようなものが良さそうです。
【Youtube動画】
◆HP OMEN Teardown Thin Bezel, i7 8750h and GTX 1060!
冷却ファンは「通常モード」と冷却重視の「パフォーマンスモード」に設定可能 |

標準でインストールされている「OMEN コマンドセンター」で、CPUやGPUの温度のモニタリング、ネットワークの最適化、LEDの色や明るさの設定、冷却ファンの動作モードの選択が可能です。
冷却ファンは「通常モード」と「パフォーマンスモード」に設定することができます。プロセッサーやグラフィックスの温度が高くなる状況(ゲームや負荷が高い処理など)に適した冷却重視の「パフォーマンスモード」は、ファンが高回転で動作するので通常よりもファンの音が大きくなりますが冷却性能は向上します。

「OMEN コマンドセンター」はスタートメニューから立ち上げることができますが、テンキーの上にあるOMENキーでも起動することができます。こちらの方が簡単で便利です。
6コア12スレッドのインテル Core i7-8750H プロセッサーを搭載! |

上記の表はPassMarkのCPUベンチマークから抜粋したもので、スコアが高いほど高性能です。あくまでも目安としてご覧ください。
■新モデルのプロセッサーはマルチスレッド性能が大きく向上!
OMEN by HP 15-dc0000に搭載されているインテル Core i7-8750H プロセッサーは、6コア12スレッドなのでマルチスレッド性能が高いことが大きな特徴です。アプリケーションがマルチコアに最適化されていることが前提となりますが、動画のエンコードや画像処理などで高い処理能力を発揮します。
Core i7-8750Hのシングルスレッド(1コアのみの)性能は他と比較して大きな性能差はありませんが、コアが多い方が有利なマルチスレッドテストでは4コア12スレッドのCore i7-7820HK(◆OMEN X by HP 17-ap000ベンチマーク)よりも約2割くらい高いスコアが出ています。
旧モデルに搭載されているCore i7-7700HQ(◆OMEN by HP 15-ce000 ベンチマーク)と比較した場合は、マルチスレッドは約1.4倍、シングルスレッドは約1.18倍くらい良いスコアです。
OMEN by HP 15-dc0000に搭載されているインテル Core i7-8750H プロセッサーは、6コア12スレッドなのでマルチスレッド性能が高いことが大きな特徴です。アプリケーションがマルチコアに最適化されていることが前提となりますが、動画のエンコードや画像処理などで高い処理能力を発揮します。
Core i7-8750Hのシングルスレッド(1コアのみの)性能は他と比較して大きな性能差はありませんが、コアが多い方が有利なマルチスレッドテストでは4コア12スレッドのCore i7-7820HK(◆OMEN X by HP 17-ap000ベンチマーク)よりも約2割くらい高いスコアが出ています。
旧モデルに搭載されているCore i7-7700HQ(◆OMEN by HP 15-ce000 ベンチマーク)と比較した場合は、マルチスレッドは約1.4倍、シングルスレッドは約1.18倍くらい良いスコアです。
CINEBENCH R15ベンチマークでCore i7-7820HKを上回るスコアを記録! |
![]() | CINEBENCH R15 ベンチマーク ■OpenGL:124.99 fps ※GPUのOpenGL性能をチェック ■CPU:1205 cb ※マルチスレッドのテスト ■CPU(Single Core):171 cb ※シングルスレッド(1コア)のテスト |
6コア12スレッドのインテル Core i7-8750H プロセッサーは、CINEBENCH R15のテストで驚異的なスコアを記録しました!
HP公式サイトで公開されているベンチマークでは、Core i7-8750HのマルチスレッドがCore i7-6700HQの174%、シングルスレッドがCore i7-6700HQの120%となっていますが、OMEN by HP 15-dc0000の実機テストでもそれと同じくらいの結果が出ています。
4.4GHzまでオーバークロックしたCore i7-7820HKと比較した場合、シングルスレッドでは動作クロックに準じた結果で92%くらいのスコアでしたが、マルチスレッドは130%のスコアを記録しています。
マルチスレッドテスト時の動作温度(室温26℃)は最大で80℃後半~90℃くらい、平均で70℃後半くらいで、サーマルスロットリングは発生しませんでした。40秒くらいで完了するこのテストでは冷却の問題はなさそうです。
プロセッサー | CINEBENCH R15 ベンチマーク | ||
マルチスレッド (4コア動作時) | シングルスレッド (1コア動作時) | 最大消費電力 (消費電力の目安) | |
Core i7-8750H NEW! 6コア12スレッド | 1205 cb (3.9GHz) ※6コア動作時 | 171 cb (4.1GHz) | 約70.8W (TDP 45W) |
Core i7-7820HK 4コア8スレッド ◆OMEN X by HP 17-ap000 | 921 cb (4.4GHz) ※オーバークロック | 184 cb (4.4GHz) ※オーバークロック | 約68.7W (TDP 45W) |
Core i7-8705G 4コア8スレッド ◆Spectre x360 15-ch000 | 798 cb (3.7GHz) | 168 cb (4.1GHz) | 約50.0W (TDP 65W※) |
Core i7-7820HK 4コア8スレッド ◆OMEN X by HP 17-ap000 | 764 cb (3.5GHz) | 152 cb (3.9GHz) | 約40.5W (TDP 45W) |
Core i7-7700HQ 4コア8スレッド ◆OMEN by HP 15-ce000 | 731 cb (3.4GHz) | 157 cb (3.8GHz) | 約46.5W (TDP 45W) |
Core i7-6700HQ 4コア8スレッド ◆OMEN by HP 17-w105TX | 680 cb (3.1GHz) | 147 cb (3.5GHz) | 約46.4W (TDP 45W) |
Core i7-8550U 4コア8スレッド ◆Spectre x360 13-ae000 | 544 cb (3.7GHz) | 157 cb (4.0GHz) | 約29.9W (TDP 15W) |
HP Spectre x360 15-ch000に搭載されているCore i7-8705G(◆実機ベンチマーク)はプロセッサーとRadeon RX Vega M GL グラフィックスが1つのパッケージになっているのでTDP(消費電力の目安)が少し高めになっています。
Core i7-8550UはモバイルPC向けの省電力プロセッサーで消費電力を抑えた設計で、プロセッサーが搭載されているSpectre x360も薄型で冷却性能に限りがあるので、ベンチマークスコアが伸びない傾向があります。4コア動作時の最大動作周波数は3.7GHzまで上がる仕様ですが、負荷が高くプロセッサーの温度が高くなるマルチコアテストでは開始時から20秒くらいは3.0GHz前半で動作しますが、それ以降からテスト終了まで2.2GHzくらいで動作します。
■TDPについて
TDPはThermal Design Powerの略で、プロセッサーの消費電力を表す指標になりますが、実際の消費電力とは異なります。
TDPはThermal Design Powerの略で、プロセッサーの消費電力を表す指標になりますが、実際の消費電力とは異なります。
GeForce GTX 1070 with Max-Q Design グラフィックスの性能について |

上記の表は日本HP公式サイトの「Fire Strike」ベンチマークから抜粋したものです。スコアはIntel UHD Graphics 620を100%とした場合の相対値で、スコアが高いほど高性能になりますあくまでも目安としてご覧ください。
■2モデルのグラフィックスの性能差は?
ハイパフォーマンスモデルにはGTX 1070 with Max-Q Design、パフォーマンスモデルにはGTX 1060が搭載されていますが、上記のベンチマークでは約10%くらいの差となっています。
旧モデルのOMEN by HP 15-ce000に搭載されているGTX 1060 with Max-Q(◆ベンチマーク)と比較した場合は、GTX 1070 with Max-Q Designが約1.25倍、GTX 1060が1.13倍くらい良いスコアです。
■GeForce GTX 1060にはデスクトップ向けとノートPC向けの2種類あり
メーカーが公表しているスペック表では明記されていませんが、GTX 1060はデスクトップ向けとノートPC向けの2種類あります。ノートPC向けは発熱や消費電力を抑えるため性能も少し低めです。GTX 1070の場合は当サイトのテストで10%くらいの差があったので、GTX 1060もそれくらいの性能差があるかもしれません。
ハイパフォーマンスモデルにはGTX 1070 with Max-Q Design、パフォーマンスモデルにはGTX 1060が搭載されていますが、上記のベンチマークでは約10%くらいの差となっています。
旧モデルのOMEN by HP 15-ce000に搭載されているGTX 1060 with Max-Q(◆ベンチマーク)と比較した場合は、GTX 1070 with Max-Q Designが約1.25倍、GTX 1060が1.13倍くらい良いスコアです。
■GeForce GTX 1060にはデスクトップ向けとノートPC向けの2種類あり
メーカーが公表しているスペック表では明記されていませんが、GTX 1060はデスクトップ向けとノートPC向けの2種類あります。ノートPC向けは発熱や消費電力を抑えるため性能も少し低めです。GTX 1070の場合は当サイトのテストで10%くらいの差があったので、GTX 1060もそれくらいの性能差があるかもしれません。
■Fire Strike ベンチマークのグラフィックススコア

「Fire Strike」は、DirectX 11レベルのグラフィックス機能を用いたテストで画面解像度はフルHDになります。
新モデルに搭載されているGTX 1060とGTX 1070 with Max-Q Designに関しては、日本HPが公開しているテスト結果を参考にして予想したスコアになります。実機テストでは少し異なる結果になる可能性がありますが、当サイトと日本HPのテスト結果はほぼ同じなので大体の目安にはなると思います。
実機で行ったFire Strikeのテストでは、GeForce GTX 1070 with Max-Q Designのグラフィックススコアは14694でした。予想される結果よりも良い結果です。GTX 1070 Laptopと比較すると約88%のスコアになります。
モデル名 | Fire Strikeの グラフィックススコア |
OMEN X by HP 17-ap000 (GeForce GTX 1080 Laptop) ◆ベンチマーク | 19843(1930%) |
OMEN by HP 17-an000 (GeForce GTX 1070 Laptop) ◆ベンチマーク | 16579(1612%) |
OMEN by HP 15-dc0000 NEW! (GeForce GTX 1070 with Max-Q) | 実機のスコア 14694 (予想スコア:☆の1259%?) |
OMEN by HP 15-dc0000 NEW! (GeForce GTX 1060) | 予想スコア:☆の1138%? |
OMEN by HP 15-ce000 (GeForce GTX 1060 with Max-Q) ◆ベンチマーク | 9859(959%) |
HP Spectre x360 15-ch000 (Radeon RX Vega M GL) ◆ベンチマーク | 7267(706%) |
HP Spectre x360 13-ae000 (Intel UHD Graphics 620) ◆ベンチマーク | ☆1028(100%) |
上記の表は当サイトで行った実機テストの結果をまとめたものです。
GTX 1060とGTX 1070 with Max-Q Designはゲーム向けGPUの中では「アッパーミドル」クラスで、本格的な3Dゲームをプレイできる性能を備えています。
最高画質で快適に(60FPS以上で)プレイすることができるゲームはありますが、少し重めのゲームでは高画質と高フレームレートの両立はできないので、「最高画質にこだわらずそれなりに良い画質や動きでプレイできれば良い」という方向けになります。
より高画質&高フレームレートでプレイができるゲーミングPCを求めるのなら、少し価格が高くなりますが17.3インチのOMEN by HP 17シリーズ(GTX 1070)や、OMEN X by HP 17-ap000(GTX 1080)の方が適しています。
■GeForce GTX 1070 with Max-Q Designについて
NVIDIAが提唱する薄型ゲーミングノート向けの仕様です。無印のGTX 1070 グラフィックス(MAX-Q Designと表記されていない)と比較すると少しパフォーマンスは低くなりますが、パフォーマンスよりも電力効率を重視するので高負荷時の発熱や消費電力を抑えることができます。
NVIDIAが提唱する薄型ゲーミングノート向けの仕様です。無印のGTX 1070 グラフィックス(MAX-Q Designと表記されていない)と比較すると少しパフォーマンスは低くなりますが、パフォーマンスよりも電力効率を重視するので高負荷時の発熱や消費電力を抑えることができます。
■FINAL FANTASY XV (ファイナルファンタジー15) ベンチマーク

GTX 1070 with Max-Q Design グラフィックス搭載機のスコアは、高画質・1920x1080の設定で5970:やや快適という評価になりました。
【高画質・1920x1080でテストした場合のフレームレート】
当サイトの計測では平均フレームレートが62FPS、最高値は90FPS、最低値は40FPSくらいになります。
当サイトの計測では平均フレームレートが62FPS、最高値は90FPS、最低値は40FPSくらいになります。

標準画質・1920x1080の設定にすると7811:快適という評価になりました。高画質よりもフレームレートが高くなるので画面の動きが良くなります。
【標準画質・1920x1080でテストした場合のフレームレート】
当サイトの計測では平均フレームレートが80FPS、最高値は99FPS、最低値は59FPSくらいになります。
当サイトの計測では平均フレームレートが80FPS、最高値は99FPS、最低値は59FPSくらいになります。
PSO2キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4ベンチマーク |

PSO2キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4ベンチマークの簡易描画設定6(最も高画質)で「47056」を記録!快適にプレイできるという評価です。
【簡易描画設定6・1920x1080でテストした場合のフレームレート】
当サイトの計測では最高値は250FPS、最低値は138FPSくらいになります。快適で滑らかな動きでプレイ可能です。
当サイトの計測では最高値は250FPS、最低値は138FPSくらいになります。快適で滑らかな動きでプレイ可能です。
2モデルのスペックの違いはグラフィックスの性能のみ |

OMEN by HP 15-dc0000 シリーズはパフォーマンスモデル(15-dc0076TX)とハイパフォーマンスモデル(15-dc0077TX)が用意されていますが、2モデルの違いはグラフィックスのみでプロセッサーやメモリの容量、ストレージの構成などは同じです。
■グラフィックスの性能差
GTX 1060とGTX 1070with Max-Q Designの性能差は、Fire Strikeのベンチマーク(日本HP調べ)で約10%くらいです。体感では違いはわからないかもしれませんが、ノートPCはデスクトップPCのように後からグラフィックスを換装することができないので、予算に余裕があるのならハイパフォーマンスモデルを選択しても良いかもしれません。
【関連項目】
◆GeForce GTX 1070 with Max-Q Design グラフィックスの性能について
GTX 1060とGTX 1070with Max-Q Designの性能差は、Fire Strikeのベンチマーク(日本HP調べ)で約10%くらいです。体感では違いはわからないかもしれませんが、ノートPCはデスクトップPCのように後からグラフィックスを換装することができないので、予算に余裕があるのならハイパフォーマンスモデルを選択しても良いかもしれません。
【関連項目】
◆GeForce GTX 1070 with Max-Q Design グラフィックスの性能について

OMEN by HP 15-dc0000 シリーズ | ||||
モデル名 | パフォーマンスモデル 15-dc0076TX | ハイパフォーマンスモデル 15-dc0077TX | ||
OS | Windows 10 Pro (64bit) | |||
カラー | シャドウブラック / ドラゴンレッド | |||
プロセッサー | インテル Core i7-8750H プロセッサー (2.20GHz-4.10GHz,6コア12スレッド,キャッシュ9MB,TDP 45W) ※CPU-Z:スクリーンショット | |||
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1060 (6GB) | NVIDIA GeForce GTX 1070 with Max-Q Design(8GB) ※GPU-Z:スクリーンショット | ||
メモリ | 16GB (16GB×1) DDR4-2666MHz (最大32GB) | |||
2スロット (SO-DIMM) | ||||
ストレージ | 256GB SSD(PCIe NVMe M.2)+ 2TB ハードドライブ(5400回転) | |||
ディスプレイ | 15.6インチワイド・フルHD非光沢・IPSディスプレイ (144Hz/1920×1080 / 最大1677万色 / 300nit) ※ NVIDIA G-SYNC 対応 | |||
キーボード | バックライトキーボード (日本語配列、テンキー、4ZONE LEDライティング対応) | |||
内蔵無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 | |||
Windows Hello | 非対応 | |||
インターフェース 左側面 | USB 3.1 Gen1 ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート マイク入力ポート SDカードスロット | |||
インターフェース 右側面 | USB 3.1 Gen1 電源コネクタ | |||
インターフェース 背面 | ネットワークポート(LAN端子) USB3.1 Gen1 (電源オフUSBチャージ機能対応) HDMI 2.0 出力端子 Mini DisplayPort USB Type-C 3.1 Gen2 (Thunderbolt 3、電源オフUSBチャージ機能対応) セキュリティロックケーブル用スロット | |||
オーディオ | Audio by Bang & Olufsen 内蔵デュアルスピーカー Realtek HighDefinition Audio準拠 内蔵デュアルマイク | |||
サイズ (幅x奥行x高さ) | 約 360 × 263 × 25.5(最薄部)-30(最厚部)mm | |||
質量 | 約 2.48 kg | |||
ACアダプタ | 200W ACアダプター | |||
バッテリ駆動時間 | 約6時間 | 約5時間 | ||
主なソフトウェア | OMEN Command Center HP Support Assistant リカバリマネージャ (リカバリメディア作成) など | |||
セキュリティソフト | ||||
付属品 | 速効!HPパソコンナビ特別版、ACアダプター、電源コード、保証書 等 | |||
標準保証 | 1年間 (引き取り修理サービス、パーツ保証) | |||
標準価格 | ¥219,780(税込)~ | ¥241,780(税込)~ |
※上記の表では標準価格を記載していますが、お得なキャンペーンが実施されている場合があります。最新の価格はメーカー製品詳細ページ(◆OMEN by HP 15-dc0000 製品詳細
超高速な256GB SSD(PCIe NVMe M.2)+ 2TB HDDで速度と容量を両立 |
![]() 256GB SSD(PCIe NVMe M.2) | ![]() 2TB HDD(5400回転) |
SSDは超高速な規格(PCIe NVMe)を採用しているので、操作時のレスポンスが高速です。PCは9~10秒くらいで起動します。(※起動時間は電源スイッチを押してからデスクトップ画面が表示されるまでを計測)
容量は256GBなので20~30GBもある大容量のゲームや多数の動画などを保存するには少し物足りない容量ですが、そのような多くのデータを保存するために2TBのHDD(5400回転)も搭載しています。
※記事掲載時点(2018年7月23日)では、SSDはSAMSUNG製、HDDは東芝製でしたが、PCパーツのメーカーは予告なく変更される場合があります。
大容量の16GBメモリ(DDR4-2666MHz)を搭載! |
標準で16GBのメモリを搭載しているのでインターネットや動画の視聴などでは十分な容量です。ゲームの場合は8GBを推奨しているものが多いのでまだまだ余裕がありますし、今後16GBを推奨するゲームが多くなってきたとしてもプレイすることができます。
画像処理の場合は使い方次第ですが、B3やB2のような大きなデータサイズで、レイヤーを多数使って作業するような使い方をしなければ16GBでも作業は可能です。(◆パソコンにどれくらいメモリを搭載すればよいのか?)
最新規格のBluetooth 5.0について |
周辺機器をワイヤレスで接続できるBluetoothの規格は最新の「バージョン5.0」が採用されています。従来のバージョン4.0と比較した場合はデータの転送速度が2倍で通信範囲も4倍に拡大している点が大きな特徴です。
新旧モデルのスペックやサイズなどを比較 |

■新モデル「OMEN by HP 15-dc0000」の特徴・旧モデルとの違い
新旧モデルを簡単にまとめてみました。デザインは似ていますが細かい部分で多くの変更点があります。
【外観・デザインの違い】
・ヒンジ部分の形状
・インターフェースの配置
・後部の排熱口の形状
・底面の吸気口の大型化
【キーボードの違い】
・矢印キーの配置(旧モデルは他のキーよりも下に配置 ※参考画像)
・LEDは4つのゾーンで色の変更が可能になった。(旧モデルはレッドのみ)
【サイズの違い】
・サイズがコンパクトになった(幅2.8cm、奥行き1.2cm縮小)
・厚みは0.7~1.5mm増している
・重さが約150g軽くなった
【性能やスペックの違い】
・OSはWindows 10 Pro(64bit)のみ ※更新プログラムを一時停止可能
・マルチスレッド性能が高い6コア12スレッドのプロセッサーを搭載
・グラフィックスの性能は10~20%向上
・より高速なDDR4-2666MHzメモリを採用
・HDDの容量が2倍の2TBになった(旧モデルは1TB)
【ディスプレイの違い】
・ディスプレイのリフレッシュレートが144Hzになった(旧モデルは120Hz)
・ベゼルが細くなった(旧モデルよりも縦が32%、横が68% コンパクト)
【インターフェース】
・側面は必要最小限のインターフェース(使用頻度の高い端子のみ)で、ディスプレイ端子やLAN端子などは後部に搭載。(旧モデルは背面に一切端子がなく左側面に集中して配置:※参考画像)
【Bluetooth】
・Bluetooth 5.0を搭載(4.0よりも転送速度が2倍で通信範囲も4倍に拡大)
新旧モデルを簡単にまとめてみました。デザインは似ていますが細かい部分で多くの変更点があります。
【外観・デザインの違い】
・ヒンジ部分の形状
・インターフェースの配置
・後部の排熱口の形状
・底面の吸気口の大型化
【キーボードの違い】
・矢印キーの配置(旧モデルは他のキーよりも下に配置 ※参考画像)
・LEDは4つのゾーンで色の変更が可能になった。(旧モデルはレッドのみ)
【サイズの違い】
・サイズがコンパクトになった(幅2.8cm、奥行き1.2cm縮小)
・厚みは0.7~1.5mm増している
・重さが約150g軽くなった
【性能やスペックの違い】
・OSはWindows 10 Pro(64bit)のみ ※更新プログラムを一時停止可能
・マルチスレッド性能が高い6コア12スレッドのプロセッサーを搭載
・グラフィックスの性能は10~20%向上
・より高速なDDR4-2666MHzメモリを採用
・HDDの容量が2倍の2TBになった(旧モデルは1TB)
【ディスプレイの違い】
・ディスプレイのリフレッシュレートが144Hzになった(旧モデルは120Hz)
・ベゼルが細くなった(旧モデルよりも縦が32%、横が68% コンパクト)
【インターフェース】
・側面は必要最小限のインターフェース(使用頻度の高い端子のみ)で、ディスプレイ端子やLAN端子などは後部に搭載。(旧モデルは背面に一切端子がなく左側面に集中して配置:※参考画像)
【Bluetooth】
・Bluetooth 5.0を搭載(4.0よりも転送速度が2倍で通信範囲も4倍に拡大)
OMEN by HP 15 シリーズ 新旧モデル比較 | ||||
モデル名 | OMEN by HP 15-dc0000 NEW! ※2018年7月12日より販売開始 | OMEN by HP 15-ce000 ※2017年8月17日より販売開始 ◆実機レビュー | ||
OS | Windows 10 Pro (64bit) | Windows 10 Home(64bit) Windows 10 Pro(64bit) | ||
カラー | シャドウブラック / ドラゴンレッド | シャドウブラック / ドラゴンレッド | ||
プロセッサー | Core i7-8750H (6コア12スレッド) | Core i7-7700HQ (4コア8スレッド) | ||
グラフィックス | GeForce GTX 1060 ※パフォーマンスモデル GeForce GTX 1070 with Max-Q Design ※ハイパフォーマンスモデル | GeForce GTX 1060 with Max-Q Design | ||
メモリ | 16GB (16GB×1) DDR4-2666MHz (最大32GB) | 16GB(8GB×2) DDR4-2400MHz(最大16GB) | ||
メモリスロット | 2スロット (SO-DIMM) | 2スロット (SO-DIMM) | ||
ストレージ | 256GB SSD(PCIe NVMe M.2) + 2TB HDD(5400回転) | 256GB SSD PCIe NVMe M.2) +1TB HDD(7200回転) | ||
ディスプレイ | 15.6インチワイド・フルHD 非光沢 IPSディスプレイ リフレッシュレート144Hz フルHD(1920×1080) 最大1677万色 輝度 300nit ※ NVIDIA G-SYNC 対応 | 15.6インチワイド・フルHD 非光沢 IPSディスプレイ リフレッシュレート120Hz フルHD(1920×1080) 最大1677万色 輝度 300nit ※ NVIDIA G-SYNC 対応 | ||
キーボード | バックライトキーボード (日本語配列、テンキー付き、 4ZONE LEDライティング対応) | バックライトキーボード (日本語配列、テンキー付き) ※参考画像 | ||
内蔵無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth 5.0 | IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth 4.2 | ||
Windows Hello | 非対応 | 非対応 | ||
インターフェース 左側面 | USB 3.1 Gen1 × 1 ヘッドフォン出力/ マイク入力コンボポート マイク入力ポート SDカードスロット ※参考画像 | Mini DisplayPort HDMI 2.0 出力端子 ネットワークポート(LAN端子) USB3.1 Gen1 × 1 USB Type-C 3.1 Gen2 × 1 ヘッドフォン出力/ マイク入力コンボポート マイク入力ポート ※参考画像 | ||
インターフェース 右側面 | USB 3.1 Gen1 × 1 電源コネクター ※参考画像 | SDカードスロット USB3.1 Gen1 × 2 電源コネクター ※参考画像 | ||
インターフェース 背面 | ネットワークポート(LAN端子) USB3.1 Gen1 × 1 HDMI 2.0 出力端子 Mini DisplayPort USB Type-C 3.1 Gen2 × 1 ※参考画像 | なし | ||
オーディオ | Audio by Bang & Olufsen 内蔵デュアルスピーカー Realtek HighDefinition Audio準拠 内蔵デュアルマイク | Audio by Bang & Olufsen 内蔵デュアルスピーカー Realtek HighDefinition Audio準拠 内蔵デュアルマイク | ||
サイズ | 【幅】360 mm(-28mm) 【奥行】263 mm(-12mm) 【最薄部】25.5 mm(+0.7mm) 【最厚部】30 mm(+1.5mm) ※イメージ画像 | 【幅】388 mm 【奥行】275 mm 【最薄部】24.8 mm 【最厚部】28.5 mm ※イメージ画像 | ||
質量 | 約 2.48 kg(-150g) | 約 2.63 kg | ||
ACアダプタ | 200W ACアダプター ※参考画像 | 200W ACアダプター ※参考画像 | ||
バッテリ駆動時間 | 約6時間 ※パフォーマンスモデル 約5時間 ※ハイパフォーマンスモデル | 約 5時間 | ||
主なソフトウェア | OMEN Command Center HP Support Assistant リカバリマネージャなど | OMEN Command Center HP Support Assistant リカバリマネージャなど | ||
セキュリティソフト | マカフィー リブセーフ(1年版) | マカフィー リブセーフ(1年版) | ||
付属品 | 速効!HPパソコンナビ特別版 ACアダプター 電源コード 保証書 等 | 速効!HPパソコンナビ特別版 ACアダプター 電源コード 保証書 等 | ||
標準保証 | 1年間 (引き取り修理、パーツ保証) | 1年間 (引き取り修理、パーツ保証) | ||
キャンペーン価格 2018年7月18時点 | ¥186,670(税込)~ ※GTX 1060 ¥193,490(税込)~ ※GTX 1070 with Max-Q ◆製品詳細 | ¥169,378(税込)~ ※Windows 10 Home搭載 ¥178,178(税込)~ ※Windows 10 Pro搭載 ◆製品詳細 |
■新旧モデルのコストパフォーマンスは?
新モデルの性能の違いは、プロセッサーのマルチスレッド性能が約40%向上(※PassMark)、グラフィックスの性能は構成によりますが10~20%向上(※FireStrike)しています。他にもリフレッシュレートが120から144Hzに向上し、OSのアップデートを延期できるWindows Proが標準でプリインストールされていて、冷却機構の強化やインターフェースなどの配置が見直されている新モデルの方がコストパフォーマンスが良いと思います。
新モデルはコンパクトサイズでプロセッサーとグラフィックスの性能が大きく向上! |

今回登場した新モデル「OMEN by HP 15-dc0000」は、旧モデル(◆OMEN by HP 15-ce000 実機レビュー)サイズが一回り小さくなり、プロセッサーやグラフィックスの性能が向上してより魅力的なゲーミングノートに仕上がっています。特に下記のような方に最適なモデルです。
・コンパクトなゲーミングノートが欲しい。
・滑らかな動きでゲームをプレイしたい。
・最新3Dゲームをプレイしたい。(※最高画質にはあまりこだわらない)
・クリエイティブな用途(画像処理や動画編集など)でも使いたい。
滑らかな動きを表示できるリフレッシュレート144Hz対応のディスプレイや、冷却性能の強化、インターフェース類はあまり使用しない端子を背面に、仕様頻度が高いものを側面に配置して使い勝手を良くしている点も注目ポイントです。
2019年3月の時点で、レイトレーシングに対応した高性能なGPU「NVIDIA GeForce RTX 2070 with MAX-Q Design グラフィックス(8GB)」を搭載したOMEN by HP 15ハイパフォーマンスプラスモデルが登場。価格は¥252,780(税込)~となっています。
【メーカー製品詳細ページ】・コンパクトなゲーミングノートが欲しい。
・滑らかな動きでゲームをプレイしたい。
・最新3Dゲームをプレイしたい。(※最高画質にはあまりこだわらない)
・クリエイティブな用途(画像処理や動画編集など)でも使いたい。
滑らかな動きを表示できるリフレッシュレート144Hz対応のディスプレイや、冷却性能の強化、インターフェース類はあまり使用しない端子を背面に、仕様頻度が高いものを側面に配置して使い勝手を良くしている点も注目ポイントです。
2019年3月の時点で、レイトレーシングに対応した高性能なGPU「NVIDIA GeForce RTX 2070 with MAX-Q Design グラフィックス(8GB)」を搭載したOMEN by HP 15ハイパフォーマンスプラスモデルが登場。価格は¥252,780(税込)~となっています。
◆OMEN by HP 15-dc0000 製品詳細
◆OMEN by HP 15-dc0000(スペックPDF)
【トラブルシューティング・ドライバー・使用方法など】
◆OMEN by HP 15-dc0000 サポートページ
◆ユーザーガイドPDF(取扱説明書:コンピューターの概要・使い方
◆ソフトウェアおよびドライバーのダウンロード
◆メンテナンスガイド(分解方法やパーツの交換方法など)
【実機レビュー】
◆速攻レビュー:OMEN by HP 15-dc0000の製品特徴や性能、新旧モデルの違いについて
◆徹底レビュー:近未来デザイン「OMEN by HP 15-dc0000」の外観・デザイン
◆ベンチマーク:OMEN by HP 15-dc0000(Core i7-8750H、GTX 1070 with MAX-Q)の性能を検証!
【ゲームベンチマーク】
◆PC版「F1 2018」推奨スペック&実機ベンチマーク
◆OMEN by HP 15-dc0000(GTX 1070 with MAX-Q Design)でPUBGをプレイ!
【分解レビュー】
◆ゲーミングノート「OMEN by HP 15-dc0000」底面カバーの取り外し方
◆OMEN by HP 15-dc0000のSSDを大容量の1TBに換装!
◆OMEN by HP 15-dc0000のメモリ増設方法(16GB→32GB)
■レビューについて
※商品仕様/価格については2018年7月23日時点のものです。
※PCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※ベンチマークの結果、温度、消費電力などの測定値はPCの使用状況や環境によって異なることがあります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
※PassMarkベンチマークスコアはPassMark - CPU Benchmarks 、Video Card Benchmarks から抜粋しています。あくまでも目安としてご覧ください。
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