
2018年6月8日より、15.6インチの4Kディスプレイを搭載した『HP Spectre 15 x360 (2018年6月モデル)』 が販売開始!この記事では、新モデルの特徴や性能、13.3インチとの違いを比較しています。
【2018年11月29日】
新モデル HP Spectre x360 15-df0000(2018年10月モデル)が販売開始!
◆【新旧モデル比較レビュー】HP Spectre x360 15(2018年10月モデル)の特徴や性能について
【2018年6月24日】
・実機ベンチマークの記事を公開しました。
◆高性能なCore i7-8705Gを搭載した「HP Spectre 15 x360」の性能をチェック!
【2018年6月22日追記】
・Spyder5 ELETEでディスプレイの色域を測定しました!
【2018年6月19日追記】
・FF15(ファイナルファンタジー15)ベンチマーク結果を掲載!
【2018年6月16日追記】
・キーボードの画像を追加!
【2018年6月16日追記】
・SSD (PCIe NVMe M.2)のベンチマーク結果、「プレミアム化粧箱」の画像を掲載!
【2018年6月15日追記】
・グラフィックスのベンチマーク「Fire Strike」、CPUベンチマーク「CINEBENCH R15」で行った実機ベンチマークの結果を追記!
新モデル HP Spectre x360 15-df0000(2018年10月モデル)が販売開始!
◆【新旧モデル比較レビュー】HP Spectre x360 15(2018年10月モデル)の特徴や性能について
【2018年6月24日】
・実機ベンチマークの記事を公開しました。
◆高性能なCore i7-8705Gを搭載した「HP Spectre 15 x360」の性能をチェック!
【2018年6月22日追記】
・Spyder5 ELETEでディスプレイの色域を測定しました!
【2018年6月19日追記】
・FF15(ファイナルファンタジー15)ベンチマーク結果を掲載!
【2018年6月16日追記】
・キーボードの画像を追加!
【2018年6月16日追記】
・SSD (PCIe NVMe M.2)のベンチマーク結果、「プレミアム化粧箱」の画像を掲載!
【2018年6月15日追記】
・グラフィックスのベンチマーク「Fire Strike」、CPUベンチマーク「CINEBENCH R15」で行った実機ベンチマークの結果を追記!
■目次(ページ内リンク)
下記のリンクをクリックすると目的の場所にジャンプします。
※Fire FoxやMicrosoft Edgeは「BackSpace」キーでこの位置に戻ります。
※Google Chomeの場合は「Alt + ←」になります。
【HP Spectre 15 x360の製品特徴】
◆ハイパフォーマンスの15.6インチ「HP Spectre x360 15-ch000」
◆ボディの質感・表面処理・プレミアムロゴ
◆底面・リサイクルマーク
【Spectre x360 シリーズの15.6インチと13.3インチモデルの比較】
◆15.6インチと13.3インチのスペック比較
◆15.6インチと13.3インチの外観やサイズの違い
◆高精細で美しい15.6インチ・4K (3840 x 2160)・IPSタッチディスプレイ
◆Spyder5 ELETEで15.6インチ・4Kディスプレイの色域をチェック!【2018年6月22日追記】
◆インターフェース(15.6インチモデルはHDMI端子を搭載)
◆テンキー付きの日本語バックライトキーボード ※キーボード画像を追加
◆HP Spectre 15 x360のスペック(1TB SSDはカスタマイズで選択可)
【実機ベンチマークテスト】
◆インテル Core i7- 8705G プロセッサー(Kaby Lake G)の性能について
◆CINEBENCH R15で行った実機テストの結果【2018年6月15日追記】
◆Radeon RX Vega M GL グラフィックスの性能について
◆負荷が高い「Fire Strike」や「ファイナルファンタジー」のベンチマーク【2018年6月19日追記】
◆SSD (PCIe NVMe M.2)の性能をチェック!【2018年6月16日追記】
【Spectre アクティブペン2について】
◆Spectre アクティブペン2の仕様・描き心地について
【リカバリメディアの作成】
◆リカバリメディアの作成には32GBのUSBメモリが必要【2018年7月11日追記】
【コストパフォーマンスは?】
◆Surface Book 2とほぼ同スペックでコストパフォーマンスを検証
【壁紙や付属品など】
◆公式サイトのイメージでさらに所有欲をUPするSpectre の「プレミアム壁紙」
◆大容量150WのACアダプター
◆蓋つきの専用スリーブケース【2018年6月26日追記】
◆15.6インチのSpectre x360 にも「プレミアム化粧箱」が付属!【2018年6月16日追記】
【まとめ】
◆4Kディスプレイを搭載したコンテンツ制作向けのハイスペックモデル
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【HP Spectre 15 x360の製品特徴】
◆ハイパフォーマンスの15.6インチ「HP Spectre x360 15-ch000」
◆ボディの質感・表面処理・プレミアムロゴ
◆底面・リサイクルマーク
【Spectre x360 シリーズの15.6インチと13.3インチモデルの比較】
◆15.6インチと13.3インチのスペック比較
◆15.6インチと13.3インチの外観やサイズの違い
◆高精細で美しい15.6インチ・4K (3840 x 2160)・IPSタッチディスプレイ
◆Spyder5 ELETEで15.6インチ・4Kディスプレイの色域をチェック!【2018年6月22日追記】
◆インターフェース(15.6インチモデルはHDMI端子を搭載)
◆テンキー付きの日本語バックライトキーボード ※キーボード画像を追加
◆HP Spectre 15 x360のスペック(1TB SSDはカスタマイズで選択可)
【実機ベンチマークテスト】
◆インテル Core i7- 8705G プロセッサー(Kaby Lake G)の性能について
◆CINEBENCH R15で行った実機テストの結果【2018年6月15日追記】
◆Radeon RX Vega M GL グラフィックスの性能について
◆負荷が高い「Fire Strike」や「ファイナルファンタジー」のベンチマーク【2018年6月19日追記】
◆SSD (PCIe NVMe M.2)の性能をチェック!【2018年6月16日追記】
【Spectre アクティブペン2について】
◆Spectre アクティブペン2の仕様・描き心地について
【リカバリメディアの作成】
◆リカバリメディアの作成には32GBのUSBメモリが必要【2018年7月11日追記】
【コストパフォーマンスは?】
◆Surface Book 2とほぼ同スペックでコストパフォーマンスを検証
【壁紙や付属品など】
◆公式サイトのイメージでさらに所有欲をUPするSpectre の「プレミアム壁紙」
◆大容量150WのACアダプター
◆蓋つきの専用スリーブケース【2018年6月26日追記】
◆15.6インチのSpectre x360 にも「プレミアム化粧箱」が付属!【2018年6月16日追記】
【まとめ】
◆4Kディスプレイを搭載したコンテンツ制作向けのハイスペックモデル
ハイパフォーマンスの15.6インチ「HP Spectre x360 15-ch000」製品特長 |

2018年6月8日より、15.6インチの「HP Spectre 15 x360※」が新登場!
SpectreシリーズはENVYシリーズと同じ「プレミアム」という位置付けですが、その中でも最上位のポジショニングの製品です。「所有する歓び」を満たすことをテーマとして掲げ「洗練されたデザイン、カラーリング、質感」などを徹底的に追及。性能面でも妥協することなく高性能なプロセッサーや最先端のテクノロジーをいち早く取り入れています。
SpectreシリーズはENVYシリーズと同じ「プレミアム」という位置付けですが、その中でも最上位のポジショニングの製品です。「所有する歓び」を満たすことをテーマとして掲げ「洗練されたデザイン、カラーリング、質感」などを徹底的に追及。性能面でも妥協することなく高性能なプロセッサーや最先端のテクノロジーをいち早く取り入れています。

15.6インチモデルの大きな特徴は「クリエイティブな用途」をターゲットとしている点です。13.3インチモデルよりも高性能なプロセッサー&グラフィックス、コンテンツ作成に対応できる大容量の16GBメモリ、次世代接続規格の「NVMe」を採用した大容量のSSD(512GBと1TBが選択可能)を搭載し、デスクトップPC並みの快適な制作環境を実現しています。
※正式なシリーズ名は「HP Spectre x360 15-ch000」になります。
※正式なシリーズ名は「HP Spectre x360 15-ch000」になります。

【外観・デザイン】
・エッジが効いたスタイリッシュなデザイン
・アッシュブラック&ブロンズゴールドのアクセント
カラーリングは精悍で最もSpectreらしい「アッシュブラック&ブロンズゴールドのアクセント」の1色のみです。ボディの周囲にアクセントカラーを使うことで、エッジが効いたデザインがより美しく引き立ちます。
【関連項目】
◆15.6インチと13.3インチの外観やサイズの違い
・エッジが効いたスタイリッシュなデザイン
・アッシュブラック&ブロンズゴールドのアクセント
カラーリングは精悍で最もSpectreらしい「アッシュブラック&ブロンズゴールドのアクセント」の1色のみです。ボディの周囲にアクセントカラーを使うことで、エッジが効いたデザインがより美しく引き立ちます。
【関連項目】
◆15.6インチと13.3インチの外観やサイズの違い

【PCのタイプ】
・2in1 コンバーチブルPC
・4つのモードで使える(ノートブック、テントモード、スタンドモード、タブレット)
HP Spectre 15 x360はディスプレイが360度回転できるコンバーチブルPCです。ディスプレイを回転させることで4つのモードで使うことができます。(※参考画像:13.3インチモデル)
・2in1 コンバーチブルPC
・4つのモードで使える(ノートブック、テントモード、スタンドモード、タブレット)
HP Spectre 15 x360はディスプレイが360度回転できるコンバーチブルPCです。ディスプレイを回転させることで4つのモードで使うことができます。(※参考画像:13.3インチモデル)

【OS】
・Windows 10 Pro (64bit)
標準でWindows 10 Proがプリインストールされています。HomeとProの違い(※HP公式:機能比較表)は管理機能、データ暗号化による保護機能、リモート操作、仮想化技術などですが、日常でProの便利さ(利点)を感じられるのは「OSのアップデートを延期できること」かもしれません。更新を一時停止することができるので、新しいバージョンのOSの新機能や信頼性などをしばらく様子見することができます。(機能更新プログラムは最大365日、品質更新プログラムは最大30日延長可 ※スクリーンショット)
・Windows 10 Pro (64bit)
標準でWindows 10 Proがプリインストールされています。HomeとProの違い(※HP公式:機能比較表)は管理機能、データ暗号化による保護機能、リモート操作、仮想化技術などですが、日常でProの便利さ(利点)を感じられるのは「OSのアップデートを延期できること」かもしれません。更新を一時停止することができるので、新しいバージョンのOSの新機能や信頼性などをしばらく様子見することができます。(機能更新プログラムは最大365日、品質更新プログラムは最大30日延長可 ※スクリーンショット)

【スペック】
・インテル Core i7- 8705G プロセッサー(Kaby Lake G)
・快適に画像の処理ができる16GB メモリを搭載
・512GB/1TB SSD(PCIe NVMe)
・Radeon RX Vega M GL グラフィックス
・IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth
ターゲットはコンテンツ制作(ビデオ編集、イラスト制作、写真編集、3Dレンダリングなど)や、ゲーム(カジュアルな、比較的軽めの)などをする人です。高性能なプロセッサーやグラフィックス、SSDなどを採用し、クリエイティブな用途でも対応可能な16GBのメモリを搭載しています。
【関連項目】
◆インテル Core i7- 8705G プロセッサーの性能について
◆Radeon RX Vega M GL グラフィックスの性能について
・インテル Core i7- 8705G プロセッサー(Kaby Lake G)
・快適に画像の処理ができる16GB メモリを搭載
・512GB/1TB SSD(PCIe NVMe)
・Radeon RX Vega M GL グラフィックス
・IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth
ターゲットはコンテンツ制作(ビデオ編集、イラスト制作、写真編集、3Dレンダリングなど)や、ゲーム(カジュアルな、比較的軽めの)などをする人です。高性能なプロセッサーやグラフィックス、SSDなどを採用し、クリエイティブな用途でも対応可能な16GBのメモリを搭載しています。
【関連項目】
◆インテル Core i7- 8705G プロセッサーの性能について
◆Radeon RX Vega M GL グラフィックスの性能について

【ディスプレイ】
・15.6 インチ
・4K(画面解像度 3840 x 2160ドット:画素密度 288ppi)
・光沢
・ IPS方式
・耐久性に優れるCorning Gorilla Glass
・ナローベゼル
・10点タッチとペンに対応(※スクリーンショット)
15.6インチのディスプレイの解像度は緻密で高精細な4K (3840 x 2160)で、斜めから見ても色がキレイなIPS方式、耐久性が高いCorning Gorilla Glassを採用。表面処理は光沢ですが「光の反射を抑える液晶保護フィルム」がカスタマイズで選択可能です。タッチにも対応していてSpectre アクティブペンを使用することができます。
【関連項目】
◆高精細で美しい15.6インチ・4K (3840 x 2160)・IPSタッチディスプレイ
◆Spyder5 ELETEでディスプレイの色域をチェック!
・15.6 インチ
・4K(画面解像度 3840 x 2160ドット:画素密度 288ppi)
・光沢
・ IPS方式
・耐久性に優れるCorning Gorilla Glass
・ナローベゼル
・10点タッチとペンに対応(※スクリーンショット)
15.6インチのディスプレイの解像度は緻密で高精細な4K (3840 x 2160)で、斜めから見ても色がキレイなIPS方式、耐久性が高いCorning Gorilla Glassを採用。表面処理は光沢ですが「光の反射を抑える液晶保護フィルム」がカスタマイズで選択可能です。タッチにも対応していてSpectre アクティブペンを使用することができます。
【関連項目】
◆高精細で美しい15.6インチ・4K (3840 x 2160)・IPSタッチディスプレイ
◆Spyder5 ELETEでディスプレイの色域をチェック!


【インターフェース】
・HDMI 2.0 出力端子 × 1
・USB3.0 Gen1 ×1 (電源オフUSBチャージ機能対応)
・USB Type-C 3.0 ×2 (Thunderbolt 3 対応、電源オフUSBチャージ機能対応 )
・ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1
HDMI 2.0 出力端子を備えているので、外部ディスプレイに接続することができます。
【関連項目】
◆インターフェース(15.6インチと13.3インチとの違い)
・HDMI 2.0 出力端子 × 1
・USB3.0 Gen1 ×1 (電源オフUSBチャージ機能対応)
・USB Type-C 3.0 ×2 (Thunderbolt 3 対応、電源オフUSBチャージ機能対応 )
・ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1
HDMI 2.0 出力端子を備えているので、外部ディスプレイに接続することができます。
【関連項目】
◆インターフェース(15.6インチと13.3インチとの違い)

【Webカメラ】
・約200万画素
・IRカメラ(赤外線カメラ)
15.6 インチモデルのディスプレイ上部に搭載されているWebカメラは約200万画素で、13.3インチモデルと同様に「顔認証」でログインすることができます。カメラの左右にある小さい穴は、サウンドを集音したり録音などをするための「内蔵マイク」です。
・約200万画素
・IRカメラ(赤外線カメラ)
15.6 インチモデルのディスプレイ上部に搭載されているWebカメラは約200万画素で、13.3インチモデルと同様に「顔認証」でログインすることができます。カメラの左右にある小さい穴は、サウンドを集音したり録音などをするための「内蔵マイク」です。

【指紋認証機能】
右側面に指紋認証でログインできる「指紋認証リーダー」を搭載。
右側面に指紋認証でログインできる「指紋認証リーダー」を搭載。

Audio by Bang & Olufsen クアッドスピーカー(キーボード上部に2基、底面前部に2基)を搭載。Bang & Olufsenとの共同開発により上質なサウンドを奏でます。
ボディの質感・表面処理・プレミアムロゴ |

【ボディの素材・質感】
・CNCアルミ削り出しボディ
・手で触れる部分は手触りが良い「梨地仕上げ」
・光沢感があるヒンジ部分
ボディは美しさと丈夫さを兼ね備えたアルミニウム素材です。アッシュブラックの部分は少しザラザラとした質感(微細な凹凸がある)の「梨地処理」が施されていますが、ヒンジの部分は光沢感がある仕上がりになっています。
・CNCアルミ削り出しボディ
・手で触れる部分は手触りが良い「梨地仕上げ」
・光沢感があるヒンジ部分
ボディは美しさと丈夫さを兼ね備えたアルミニウム素材です。アッシュブラックの部分は少しザラザラとした質感(微細な凹凸がある)の「梨地処理」が施されていますが、ヒンジの部分は光沢感がある仕上がりになっています。

アクセントカラー「ブロンズゴールド」の色味は光の当たり方によって変わりますが、ゴールドよりも少し赤みがあります。

側面の前方に向かって細く絞り込むようなデザインは、厚さが19 - 21 mmという数値よりも薄く見える効果がありますが、アクセントカラーを使うことでメリハリ感が出てより細くスタイリッシュな印象が強調されます。


ボディ周囲のアクセントカラーの部分にはへアライン加工(細いスジ)が施されています。

ディスプレイの下部のスタイリッシュな「プレミアムロゴ」は光沢感があるシルバーです。

天面中央の「プレミアムロゴ」は側面やヒンジ部分と同じブロンズゴールドで、鏡のような光沢感がある仕上がりです。
底面・リサイクルマーク |

底面には内部を冷やすための大きなエアインテーク(吸気口)があります。ゴム脚は細長い形状で、前後に2つ装着されています。

底面のデザインは13.3インチモデル(※参考画像:底面)とほぼ同じです。ネジの近くにある小さなメッシュは吸気口ではなく、スピーカー用の穴になります。ネジは前方側に2つありますが、海外ユーザーの分解動画を見ると他のネジはゴム脚に隠されているようです。(◆TouTube:海外ユーザーの分解動画)
※前方側のネジは星形の特殊な形状でトルクスレンチのT5が必要になります。
※前方側のネジは星形の特殊な形状でトルクスレンチのT5が必要になります。

15.6インチモデルと13.3インチモデルのスペック比較 |

15.6インチモデルと13.3インチモデルのスペックの違いを簡単にまとめてみました。
■15.6インチSpectre x360の特徴
・OSはWindows 10 Pro (64bit)のみ
・カラーはアッシュブラックのみ
・より高性能なプロセッサーやグラフィックスを搭載
・両側面に内部の熱を放出する排熱口がある
・HDMI端子を搭載
・microSDではなくSD Cardスロットを搭載
・サイズ・質量
・ACアダプターの形状・容量
・バッテリー駆動時間
・筆圧感知1024段階、傾き検知にも対応した「アクティブペン2」が同梱
・販売価格
■15.6インチSpectre x360の特徴
・OSはWindows 10 Pro (64bit)のみ
・カラーはアッシュブラックのみ
・より高性能なプロセッサーやグラフィックスを搭載
・両側面に内部の熱を放出する排熱口がある
・HDMI端子を搭載
・microSDではなくSD Cardスロットを搭載
・サイズ・質量
・ACアダプターの形状・容量
・バッテリー駆動時間
・筆圧感知1024段階、傾き検知にも対応した「アクティブペン2」が同梱
・販売価格
スペック比較 | ||
モデル名 | ![]() HP Spectre x360 15-ch000 NEW! | ![]() HP Spectre x360 13-ae000 (2017年11月モデル) ※レビュー |
OS | Windows 10 Pro (64bit) | Windows 10 Home (64bit) Windows 10 Pro (64bit) |
カラー | アッシュブラック | アッシュブラック ナチュラルシルバー ローズゴールド |
プロセッサー | Core i7-8705G ※最大4.1GHz, TDP 65W 4コア8スレッド | Core i7-8550U ※ 最大3.4GHz, TDP 15W 4コア8スレッド Core i7-8250U ※最大4.0GHz, TDP 15W 4コア8スレッド |
グラフィックス | Radeon RX Vega M GL | インテル UHD グラフィックス 620 |
ディスプレイ | 15.6インチ 4K (3840 x 2160) 光沢 IPS タッチディスプレイ (282 ppi) | 13.3インチワイド フルHD(1920×1080) 光沢 IPSタッチディスプレイ (最大1677万色 / 300nit / 166ppi) 13.3インチワイド 4K(3840×2160) 光沢 IPSタッチディスプレイ (最大1677万色 / 340nit/ 331ppi) |
メモリ | 16GB | 8GB / 16GBオンボード (2133MHz,LPDDR3 SDRAM) |
ストレージ | 512GB / 1TB SSD (PCIe NVMe) | 256GB / 512GB / 1TB SSD (PCIe NVMe) |
キーボード | バックライトキーボード (日本語配列、テンキー付き) | バックライトキーボード (日本語配列、テンキーなし) ※ローズゴールドはUS配列 |
ネットワーク | IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth4.2 | IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth4.2 |
セキュリティ | Windows Hello対応 (顔 & 指紋認証) | Windows Hello対応 (顔 & 指紋認証) |
インターフェイス | USB3.1 Gen1 ×1 USB Type-C 3.1 Gen2 ×2 HDMI 2.0 出力端子 ヘッドフォン出力 / マイク入力コンボポート ×1 | USB3.1 Gen1 ×1 USB Type-C 3.1 Gen2 ×2 ヘッドフォン出力 / マイク入力コンボポート ×1 |
メディアカードスロット | SD Card ※参考画像 | microSD |
サイズ (幅 × 奥行き × 高さ) | 359 × 249 × 19 - 21 mm | 307 × 218 × 13.6 - 15.5 mm |
質量 | 約 2.13 kg | 約 1.29 kg |
ACアダプタ | 150W ACアダプター ◆製品仕様 | 65W USB Type-C スマート ACアダプター ◆参考画像 |
バッテリ駆動時間 | 11 時間 | 約16時間45分 ※フルHD搭載モデル 約10時間 ※4K搭載モデル |
付属品 | 専用スリーブケース 速効!HPパソコンナビ特別版 ACアダプター 電源コード 保証書等 | 専用スリーブケース 速効! HPパソコンナビ特別版 ACアダプター 電源コード ダックヘッド(コンセント直付け用) 保証書等 |
アクティブペン | Spectre アクティブペン2 ◆製品仕様 | Spectre アクティブペン ※一部のモデルのみ ◆製品仕様 |
価格 | 241,780円~(税込) ※スタンダードモデル 263,780円~(税込) ※パフォーマンスモデル | ¥144,980(税込)~ ※ベーシック ¥166,980(税込)~ ※スタンダード ¥193,380(税込)~ ※プロフェッショナル ¥201,300(税込)~ ※パフォーマンス(4K) |
15.6インチと13.3インチの外観やサイズの違い |

■15.6インチの特徴・13.3インチとの外観の違い
・ボディ(ディスプレイ)が大きい
・パームレストが広い(※タッチパッドは13.3インチと同じ大きさ)
・内部の熱を放出するための排気口が両側面にある( ※参考 :13.3インチの排気口)
・テンキー付きのバックライトキーボード(日本語)を搭載。
15.6インチの「Spectre 15 x360」は、13.3インチのHP Spectre x360(※2017年11月モデル:実機レビュー)をそのまま大きいサイズにしたような外観で、パッと見た違いは「ボディ(ディスプレイ)が大きい」「パームレストやタッチパッドの周囲が広い」、「内部の熱を放出するための排気口が両側面にある」、「テンキー付きのキーボード」などです。・ボディ(ディスプレイ)が大きい
・パームレストが広い(※タッチパッドは13.3インチと同じ大きさ)
・内部の熱を放出するための排気口が両側面にある( ※参考 :13.3インチの排気口)
・テンキー付きのバックライトキーボード(日本語)を搭載。
ボディの素材は13.3インチのSpectre x360と同じ「美しさと丈夫さを兼ね備えたアルミニウム」で、手で触れる部分には手触りが良い「梨地処理」が施されています。カラーリングは最もSpectreらしい「アッシュブラック&ブロンズゴールドのアクセント」の1色のみとなります。

基本的なデザインは同じですが、15.6インチのヒンジ部分の幅は34mmで少し厚みがあります。13.3インチのヒンジは幅が37mmあるので横長の形状です。

天面前方(ディスプレイが開く側)の盛り上がりは両モデルにありますが、15.6インチの方が盛り上がり方は少し大きくなります。
15.6インチと13.3インチのサイズ比較 | |||
モデル名 | HP Spectre x360 15-ch000 | HP Spectre x360 13-ae000 (2017年11月モデル) | |
ディスプレイ | 15.6インチ | 13.3インチ | |
幅 | 359 mm (+52mm) | 307 mm | |
奥行き | 249 mm (+31mm) | 218 mm | |
高さ (最薄部-最厚部) | 19 - 21 mm (+5.4mm)-(+5.5mm) | 13.6 - 15.5 mm | |
質量 | 約 2.13 kg (+840g) | 約 1.29 kg | |
ACアダプター | 約435g (※電源コード含む) ◆関連項目 |
15.6インチモデルは、13.3インチモデルよりもボディのサイズが3~5センチほど大きくなり、厚み(高さ)は約5.5mm増しています。質量は840g増加し約2.13 kgで、ACアダプター(電源コード含む)が435gなので、PC本体と合わせると2.56kgになります。室内での移動は問題ありませんが、手提げバッグに入れて持ち運ぶのは厳しい重さです。
しっかりとしたバックパックを使用すれば外に持ち運びぶことは可能ですが、外に持ち出すことが多いのなら軽くてコンパクトなサイズの13.3インチモデルの方が適しています。
高精細で美しい15.6インチ・4K (3840 x 2160)・IPSタッチディスプレイ |

15.6インチモデルは高精細で美しい4K(解像度:3840x2160)ディスプレイを搭載。4KとフルHD(1920x1080)との違い(※比較イメージ)は一目瞭然で、4Kは文字の曲線や斜めの線がとても滑らかです。
画像や動画などのコンテンツに関しては、フルHD向けに作成されたものを4Kで表示してもきれいになるわけではありませんが、4K向けの高解像度で作成されたものは高精細でとても綺麗に見えます。(※上の画像の壁紙は当サイトで用意したものです。)

ディスプレイの表面処理は「光沢」なので映り込みはありますが、斜めから見ても色調の変化が少ない(視野角が広い)IPS方式を採用。13.3インチと同様にぎらつき感は少なめです。
ディスプレイの比較 | |||
モデル名 | HP Spectre x360 15-ch000 | HP Spectre x360 13-ae000 (2017年11月モデル) | |
画面のサイズ | 対角 15.6インチ | 対角 13.3インチ ※4Kはパフォーマンスモデルのみ | |
幅345mm、高さ194mm | 幅294mm、高さ166mm | ||
解像度 | 4K (3840x2160) | 4K (3840x2160) | フルHD (1920x1080) |
画素密度 | 282ppi | 331ppi | 166ppi |
駆動方式 | IPS | IPS | IPS |
表面処理 | 光沢 | 光沢 | 光沢 |
輝度 | 340nit | 340nit | 300nit |
タッチ | 〇 | 〇 | 〇 |
ペン | 〇 | 〇 | 〇 |
15.6インチディスプレイのドットの密度は282ppiで、画面が大きくなった分13.3インチ(331ppi)よりも密度が低く(ドットが少し大きく)なっていますが、それでも肉眼でピクセルを認識できる限界の300ppiに近いスペックになります。輝度は340nitで13.3インチの4Kディスプレイと同じです。

カスタマイズで光の反射を防ぐ液晶保護フィルムを選択可能です。
Spyder5 ELETEで15.6インチ・4Kディスプレイの色域をチェック! |

Spyder5 ELETEでディスプレイの色域をチェックします。赤いラインがHP Spectre 15 x360に搭載されている4Kディスプレイの色域で、緑のラインがsRGBの色域になります。
Spectre 15 x360に搭載されている4KディスプレイのsRGBカバー率は95%
Spectre 15 x360の4Kディスプレイの色域はsRGBより黄緑やオレンジの領域が広めです。緑の部分が少し一致していないところがありますが、上の図ではsRGBの色域をほぼカバーできています。
色域が広いAdobeRGBのカバー率は74%となっています。AdobeRGBは写真編集や印刷など専門的な用途で使われる色域なので、一般的な用途では(インターネットで画像や動画を見る場合はsRGBが最適なので)気にする必要はありません。
インターフェース(15.6インチと13.3インチとの違い) |

■左側面のインターフェース
・電源コネクター
・USB3.1 Gen1 ×1(電源オフUSBチャージ機能対応)
・電源ボタン
・排熱口
・ヘッドフォン出力 /マイク入力コンボポート
・SDカードスロット
15.6インチモデルの両側面に、内部の熱を放出する排熱口が設置されている点が13.3インチモデルと大きく部分です。左側面のUSB端子は従来のUSB機器を接続することが可能です。
13.3インチには電源専用コネクターがなくUSB Type-Cで充電していましたが、15.6インチは大容量150WのACアダプターに対応した専用の電源コネクターを備えています。
※13.3インチ、15.6インチともに「30分で50% 充電できるファストチャージ(急速充電)」に対応しています。
【参考画像】
◆13.3インチの左側面インターフェース
・電源コネクター
・USB3.1 Gen1 ×1(電源オフUSBチャージ機能対応)
・電源ボタン
・排熱口
・ヘッドフォン出力 /マイク入力コンボポート
・SDカードスロット
15.6インチモデルの両側面に、内部の熱を放出する排熱口が設置されている点が13.3インチモデルと大きく部分です。左側面のUSB端子は従来のUSB機器を接続することが可能です。
13.3インチには電源専用コネクターがなくUSB Type-Cで充電していましたが、15.6インチは大容量150WのACアダプターに対応した専用の電源コネクターを備えています。
※13.3インチ、15.6インチともに「30分で50% 充電できるファストチャージ(急速充電)」に対応しています。
【参考画像】
◆13.3インチの左側面インターフェース

■右側面のインターフェース
・音量ボタン
・指紋認証センサー
・排熱口
・USB Type-C 3.1 Gen2(Thunderbolt 3 対応、電源オフUSBチャージ機能対応)
・HDMI 2.0 出力端子
右側面には端子の向きを気にしなくても良く使い勝手が良い最新規格のUSB Type-C(2基)や指紋認証リーダー、HDMI 2.0 出力端子を搭載。HDMI端子を搭載したディスプレイに変換アダプターなしで接続することができます。外部ディスプレイには最大3840×2160 / 最大1677万色の表示が可能です。
【参考画像】
◆13.3インチの右側面インターフェース
・音量ボタン
・指紋認証センサー
・排熱口
・USB Type-C 3.1 Gen2(Thunderbolt 3 対応、電源オフUSBチャージ機能対応)
・HDMI 2.0 出力端子
右側面には端子の向きを気にしなくても良く使い勝手が良い最新規格のUSB Type-C(2基)や指紋認証リーダー、HDMI 2.0 出力端子を搭載。HDMI端子を搭載したディスプレイに変換アダプターなしで接続することができます。外部ディスプレイには最大3840×2160 / 最大1677万色の表示が可能です。
【参考画像】
◆13.3インチの右側面インターフェース

15.6インチと13.3インチのインターフェース比較 | |||
モデル名 | HP Spectre x360 15-ch000 | HP Spectre x360 13-ae000 (2017年11月モデル) | |
ディスプレイのサイズ | 15.6インチ | 13.3インチ | |
HDMI端子 | HDMI 2.0 出力端子 × 1 | なし | |
従来のUSB端子 | USB3.1 Gen1 ×1 電源オフUSBチャージ機能対応 | USB3.1 Gen1 ×1 電源オフ USBチャージ機能対応 | |
USB Type-C | USB Type-C 3.1 Gen2 ×2 Thunderbolt 3 対応 電源オフUSBチャージ機能対応 | USB Type-C 3.1 Gen2 ×2 Thunderbolt 3 対応 電源オフ USBチャージ機能対応 | |
ヘッドフォン端子 | ヘッドフォン出力/ マイク入力コンボポート×1 | ヘッドフォン出力 / マイク入力コンボポート ×1 | |
メディアカードスロット | SDカードスロット | microSDカードスロット | |
電源コネクター | あり (※左側面に搭載) | なし (※USB Type-Cを使用) | |
電源スイッチ | 左側面 | 左側面 |
15.6インチのメディアカードスロットはデジカメや一眼レフカメラなどで良く使われている「SDカードスロット」で、13.3インチはmicroSDカードスロットになります。
■オプティカルドライブを搭載しない理由
15.6インチと13.3インチ共通の特徴になりますが、オプティカルドライブ(DVDやブルーレイなど)は搭載していません。最近は映画やドラマなどをストリーミング配信(Netflix、hulu、Amazonプライムビデオ)などで視聴する方が増えてオプティカルドライブを使用しない方が増えていること、ドライブを搭載すると「Spectre らしい」スタイリッシュなデザインにすることが難しくなるという理由でオプティカルドライブは非搭載となっています。
■USBの転送速度について
USB3.1 Gen1=USB3.0(転送速度5Gbps)
USB3.1 Gen2以降(転送速度:10Gbps)
※USB Type-Cの規格に関しては、スペックPDFの記載が正しければ13.3インチモデルの方が転送速度が速い規格になります。
※初期の15.5インチのスペックPDFはUSB3.0 Gen1、USB Type-C 3.0と記載されていましたが、2018年7月1日に最新のスペックPDFを確認したところ、それぞれUSB3.1 Gen1、USB Type-C 3.1 Gen2に修正されていました。15.5インチと13.3インチのUSBは同じ規格のものが搭載されていることになります。
15.6インチと13.3インチ共通の特徴になりますが、オプティカルドライブ(DVDやブルーレイなど)は搭載していません。最近は映画やドラマなどをストリーミング配信(Netflix、hulu、Amazonプライムビデオ)などで視聴する方が増えてオプティカルドライブを使用しない方が増えていること、ドライブを搭載すると「Spectre らしい」スタイリッシュなデザインにすることが難しくなるという理由でオプティカルドライブは非搭載となっています。
■USBの転送速度について
USB3.1 Gen1=USB3.0(転送速度5Gbps)
USB3.1 Gen2以降(転送速度:10Gbps)
※初期の15.5インチのスペックPDFはUSB3.0 Gen1、USB Type-C 3.0と記載されていましたが、2018年7月1日に最新のスペックPDFを確認したところ、それぞれUSB3.1 Gen1、USB Type-C 3.1 Gen2に修正されていました。15.5インチと13.3インチのUSBは同じ規格のものが搭載されていることになります。
テンキー付きの日本語バックライトキーボード |

※画像をクリックすると拡大表示します。
最近は、英語キーボードを搭載したモデル(※関連記事)が販売されていますが、この15.6インチのSpectre 15 x360には日本語キーボードが採用されています。
15.6インチと13.3インチの大きな違いは「テンキー」の有無です。テンキーがあると数値を効率よく入力することができます。
15.6インチと13.3インチのキーボード比較 | |||
モデル名 | HP spectre 15 x360 | HP Spectre x360 13-ae000 (2017年11月モデル) | |
ディスプレイのサイズ | 15.6インチ | 13.3インチ | |
キーピッチ | 約18.7×18.4mm | 18.7×18.7mm | |
キーストローク | 約1.55mm | 約1.3mm | |
キー配列 | JIS標準準拠 [106キー] ※テンキー付き ◆キーボード画像 | JIS標準準拠 [89キー] ※テンキーなし ◆キーボード画像 | |
イメージパッド (タッチジェスチャー対応) | 約120×60mm | 約120×60mm |

キーピッチは13.3インチの方が0.3mm長く、キーストロークは15.6インチの方が少し深め(0.25mm)になりますが、違いは僅かなので体感ではわからないかもしれません。キーを押した時の「クリック感がある打ち心地」は13.3インチと同じなので、心地よくタイピングできると思います。

バックライトON/OFF(明るさは1段階のみ)の切り替えは「F5」キーで行います。スペースキーは点灯しませんが、それ以外の文字が刻まれているキーは全て点灯します。

15.6インチと13.3インチのイメージパッドのサイズは同じですが、15.6インチは中央ではなく少し左寄りの配置になっています。
※左下のタッチパッド ボタン・・・外付けマウスの左ボタンと同様に機能します。
※右下のタッチパッド ボタン・・・外付けマウスの右ボタンと同様に機能します。
※「右クリック」は2本指タップでも可能です。
※右下のタッチパッド ボタン・・・外付けマウスの右ボタンと同様に機能します。
※「右クリック」は2本指タップでも可能です。
HP Spectre 15 x360のスペック(1TB SSDはカスタマイズで選択可) |

この新モデルはストレージ容量が異なる2モデルが用意されていますが、これまでのようにスタンダードモデル、パフォーマンスモデルなどのように2種類のモデルを用意するのではなく、512GB SSDを搭載したモデルが標準で、1TB SSDはカスタマイズで選択する形式になっています。いずれもNVMeという規格を採用したSSDなので、SATA3接続のSSDよりも転送速度がかなり高速です。

搭載されるSSDのメーカーは販売時期によって変わる場合がありますが、2018年6月の時点では512GB SSD(※参考画像)、1TB SSDともにTOSHIBA製で、512GB SSDの型番は「KXG50ZNV512G TOSHIBA」、1TB SSDの型番は「KXG50ZNV1T02 TOSHIBA」になります。
ストレージ容量以外の、プロセッサーやメモリの容量、グラフィックスなどは共通です。512GBと1TB SSDの販売価格は2万円の差になります。

HP Spectre 15 x360 シリーズ のスペック比較 | ||
モデル名 | 15-ch011TX | 15-ch012TX |
OS | Windows 10 Pro (64bit) | |
カラー | アッシュブラック | |
プロセッサー | Core i7-8705G(Kaby Lake G) | |
グラフィックス | Radeon RX Vega M GL | |
ディスプレイ | 15.6”4K (3,840 x 2,160) IPS タッチディスプレイ (282 ppi) | |
メモリ | 16GB (8GB×2) DDR4-2400MHz (最大16GB) | |
ストレージ ※カスタマイズで選択 | 512GB SSD (PCIe NVMe) | 1TB SSD(PCIe NVMe) |
キーボード | 日本語キーボード(バックライト付) | |
ネットワーク | IEEE802.11a/b/g/n/ac 、 Bluetooth4.2 | |
セキュリティ | Windows Hello対応(顔 & 指紋認証) | |
インターフェイス | HDMI 2.0 出力端子 × 1 USB3.0 Gen1 ×1 (電源オフUSBチャージ機能対応) USB Type-C 3.0 ×2 (Thunderbolt 3 対応、電源オフUSBチャージ機能対応 ) ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 | |
メディアカードスロット | SD Card スロット | |
サイズ | 359 x 249 x 19 - 21 mm | |
質量 | 2.13 kg | |
ACアダプタ | 150W | |
バッテリ駆動時間 | 11 時間 | |
アクティブペン | Spectre アクティブペン2 (アッシュブラック) ※USB Type-C(充電専用)が同梱 | |
付属品 | 専用スリーブケース、速効!HPパソコンナビ特別版、 ACアダプター、電源コード、保証書等 | |
価格 | 241,780円~(税込) | 263,780円~(税込) |
インテル Core i7- 8705G プロセッサー(Kaby Lake G)の性能について |

上の表はPassMarkのCPU Benchmarksから抜粋したものです。あくまでも目安としてご覧下さい。
HP Spectre 15 x360にはノートPC向けの高性能なプロセッサーが搭載されています。型番は「Core i7- 8705G(※インテル:製品仕様)」で、スペックはベース動作周波数3.1GHz、最大動作周波数4.1GHz、8MBキャッシュ、TDP 65W(※グラフィックスも含む)、4コア8スレッドとなっています。
Core i7- 8705Gのマルチスレッドのスコアは、同じ4コア8スレッドのCore i7-8550U(※実機ベンチマーク)よりも約25%高いスコアが出ています。
第7世代のCore i7-7500U、Core i7-7200Uはコアが少ない2コア4スレッドのプロセッサーなので、マルチスレッドのスコアは4コア8スレッドのCore i7- 8705G、Core i7-8550U、Core i7-8250Uなどと比較すると大きな差になっています。
マルチスレッド性能が高い4コア8スレッドのプロセッサーは画像処理や動画のエンコードなどの処理能力が高いことが大きな特徴ですが、コアの多いプロセッサーは普通にパソコンを使用している場合でもメリットが感じられる場面があります。
例えば、インターネットをしながらバックグラウンドでダウンロードやウイルススキャンなどが行われた場合に、2コア4スレッドのプロセッサーは動作が重くなることがありますが、4コア8スレッドのプロセッサーはそれよりも余裕をもって処理することができます。
【参考:デスクトップ向けプロセッサーのスコア】
Core i7-8700K(マルチスレッド:16068、シングルスレッド:2712)
Core i7-8700(マルチスレッド:15255、シングルスレッド:2628)
Core i7-7700K(マルチスレッド:12069、シングルスレッド:2584)
Core i7-7700(マルチスレッド:10780、シングルスレッド:2349)
表には記載していませんが、Core i7- 8705Gはデスクトップ向けのCore i7-7700とほぼ同じくらいのスコアです。最新のCore i7-8700K(6コア12スレッド)はマルチスレッド性能がCore i7-7700よりもさらに1.5倍くらい高くなるので少し大きな差になりますが、私が制作で使用しているCore i7-7700Kとはそれほど大きな開きではありません。
さすがに動画のエンコードは6コア12スレッドのプロセッサーには敵いませんが、Core i7- 8705Gでも画像処理や写真編集などは快適に作業できる性能があると言えそうです。
Core i7-8700K(マルチスレッド:16068、シングルスレッド:2712)
Core i7-8700(マルチスレッド:15255、シングルスレッド:2628)
Core i7-7700K(マルチスレッド:12069、シングルスレッド:2584)
Core i7-7700(マルチスレッド:10780、シングルスレッド:2349)
表には記載していませんが、Core i7- 8705Gはデスクトップ向けのCore i7-7700とほぼ同じくらいのスコアです。最新のCore i7-8700K(6コア12スレッド)はマルチスレッド性能がCore i7-7700よりもさらに1.5倍くらい高くなるので少し大きな差になりますが、私が制作で使用しているCore i7-7700Kとはそれほど大きな開きではありません。
さすがに動画のエンコードは6コア12スレッドのプロセッサーには敵いませんが、Core i7- 8705Gでも画像処理や写真編集などは快適に作業できる性能があると言えそうです。
【2018年6月15日追記】CINEBENCH R15で行った実機テスト結果

CINEBENCH R15 プロセッサー性能比較 ※()内はCore i5-7200Uとの比較 | |||
プロセッサー | CPU (マルチコア) | CPU (シングルコア) | CPU パッケージ の最大消費電力 |
Core i7-8705G (最大4.1GHz, 4コア8スレッド) ※4コア動作時 3.7GHz | 798 cb (244%) | 168 cb (131%) | 約50.0W (334%) |
Core i7-7820HK (最大3.9GHz, 4コア8スレッド) ※定格:4コア動作時 3.5GHz | 764 cb (234%) | 152 cb (118%) | 約40.5W (271%) |
Core i7-8550U (最大4.0GHz, 4コア8スレッド) ※2017年11月モデル(13.3インチ) | 544 cb (166%) | 157 cb (122%) | 約29.9W (200%) |
Core i5-8250U (最大3.4GHz, 4コア8スレッド) ※2017年11月モデル(13.3インチ) | 542 cb (166%) | 141 cb (110%) | 約29.9W (200%) |
Core i7-7500U (最大3.5GHz, 2コア4スレッド) ※2017年2月モデル(13.3インチ) | 354 cb (108%) | 145 cb (113%) | 約18.6W (124%) |
Core i5-7200U (最大3.1GHz, 2コア4スレッド) ※2017年2月モデル(13.3インチ) | 326 cb | 128 cb | 約14.9W |
PassMarkのマルチスレッドテストでは、Core i7-8550UとCore i7-8250Uのスコアに少し開きがありましたが、CINEBENCH R15のベンチマークではほぼ同じくらいになっています。
Core i7-8705Gは実機テストを行い次第、上の表に結果を記載する予定(6月の中旬ごろ)です。実際にどれくらいの性能が出せるのか楽しみにしています。
PassMarkのベンチマークや消費電力の目安(TDP)が65W(※グラフィックスも含む)になっていることで、少なくともマルチスレッド性能ではCore i7-8550U(TDP 15W)を上回りそうです。
Spectre 15 x360の冷却性能次第ですが、ゲーミングノート(※OMEN X by HP 17 実機ベンチマーク)に搭載されているCore i7-7820HKに近いくらいのスコアが出るのではないかと予想しています。
■実機でのベンチマークは予想以上の結果 ※2018年6月15日追記
Core i7-8550U搭載した Spectre 15 x360で行ったCINEBENCH R15のテストでは予想以上の結果が出ました。
Core i7-7820HKと比較した場合はマルチスレッドのテストで約4.4%、4コア動作時の動作周波数が少し高い分スコアも上がっています。シングルスレッドのテストでは約10%上回りました。
マルチスレッドのテスト時(高負荷時)の温度は、最大89℃、平均では76℃でしたが、負荷をかけ続けると90℃を超える場合があります。デスクトップPC並みの高性能なプロセッサーを搭載した薄型15.6インチ・ノートPCであることを考慮するとこれくらいの温度になることは珍しいことではありません。
Core i7-8550U搭載した Spectre 15 x360で行ったCINEBENCH R15のテストでは予想以上の結果が出ました。
Core i7-7820HKと比較した場合はマルチスレッドのテストで約4.4%、4コア動作時の動作周波数が少し高い分スコアも上がっています。シングルスレッドのテストでは約10%上回りました。
マルチスレッドのテスト時(高負荷時)の温度は、最大89℃、平均では76℃でしたが、負荷をかけ続けると90℃を超える場合があります。デスクトップPC並みの高性能なプロセッサーを搭載した薄型15.6インチ・ノートPCであることを考慮するとこれくらいの温度になることは珍しいことではありません。

上の画像はオーバークロックツール「インテルXTU(※関連記事)」のスクリーンショットです。1~4コアの動作周波数を確認するためにインストールしたのですが、倍率がロックされていない状態になっていました。
動作周波数を上げることは可能(※オーバークロック起因による故障は動作保証対象外となります)ですが、Spectre x360 15はゲーミングPC(※OMEN X by HP 17)のようにオーバークロックすることを想定していないと思われますし、上記の標準状態でも高負荷時にはそれなりに温度が高い状態になります。
これ以上動作周波数を上げてもサーマルスロットリング(熱によるパフォーマンス低下)が発生してスコアが伸びない可能性が高いのですが、少し弄れる楽しみはあります。
逆に、動作温度の高さが気になるのなら少し動作周波数を下げて使うことも可能です。性能を少し控えめに設定して、電力効率(性能と消費電力のバランス)の良い所を探って見るのも面白いかもしれません。
※オーバークロックツールの使用は自己責任でお願いします。
■Intel Turbo Boost Technology有効時の動作クロック
1コア動作時・・・4.1 GHz
2コア動作時・・・3.9 GHz
3コア動作時・・・3.8 GHz
4コア動作時・・・3.7 GHz
1コア動作時・・・4.1 GHz
2コア動作時・・・3.9 GHz
3コア動作時・・・3.8 GHz
4コア動作時・・・3.7 GHz
Radeon RX Vega M GL グラフィックスの性能について |

上の表はPassMarkのGPU Benchmarksから抜粋したものです。あくまでも目安としてご覧下さい。
「Radeon RX Vega M GL」は第8世代Core「Kaby Lake-G」に搭載されているグラフィックスです。PassMarkではGTX 1050TiとGTX 1050の間くらいのスコアになっています。
ゲーム向けGPUとしてはエントリークラスになりますが、プロセッサー内蔵グラフィックスの Iris Plus 640(※実機ベンチマーク)やUHD Graphics 620(※実機ベンチマーク)、HD Graphics 620(※実機ベンチマーク)などと比較すると4~5倍くらい高いスコアです。
ファイナルファンタジーやGTA5のような重いゲームをプレイする場合は画質を下げる必要がありますが、内蔵グラフィックスでも動作するようなドラクエのような軽いゲームは余裕で動かすことができる性能があります。
負荷が高い「Fire Strike」や「ファイナルファンタジー」のベンチマーク |

グラフィックス | スコア | テスト1 Graphics test 1 | テスト2 Graphics test 2 |
GeForce GTX 1080 Laptop | 19843 | 94.59 FPS | 79.30 FPS |
GeForce GTX 1070 Laptop | 16579 | 79.62 FPS | 65.85 FPS |
GTX 1060 with Max-Q Design | 9859 | 46.32 FPS | 39.90 FPS |
Radeon RX Vega M GL | 7267 | 35.43 FPS | 28.52 FPS |
GeForce GTX 965M | 6038 | 29.24 FPS | 23.82 FPS |
GeForce GTX 960M | 4292 | 20.20 FPS | 17.34 FPS |
GeForce GTX 950M | 3053 | 14.73 FPS | 12.08 FPS |
Intel Iris Plus Graphics 640 | 1118 | 5.37 FPS | 4.45 FPS |
Intel UHD Graphics 620 | 1028 | 4.70 FPS | 4.26 FPS |
上の表は当サイトで行った3D MARK「Fire Strike」のテスト結果(※グラフィックススコア)をまとめたものです。
このテストでは、Radeon RX Vega M GLのスコアはGTX 1080の約36.6%、GTX 1070の約43.8%、GTX 1060 with Max-Qの約73.7%となっていますが、プロセッサー内蔵グラフィックスと比較した場合は6.5~7倍くらい高性能です。ゲーム用GPUとしてはGTX 1050やGTX 1050Tiなどと同じエントリークラスの位置付けになります。
上記の表で30FPS前後くらいは出ているので重い3Dゲームを全くプレイできないことはないのですが、快適にプレイする(画面の動きを良くする)には画質を調整する必要があります。
実際にゲームをプレイした場合にどれくらいの調整が必要なのかはゲーム次第になりますが、GTX 1070がフルHD・最高画質で快適にプレイできるゲームをRadeon RX Vega M GLでプレイするには、「フルHDで標準くらいの設定」が大体の目安になりますが、ゲームによってはさらに画質を低くする必要があります。
![]() 【最高品質】 SCORE:5707 平均フレームレート:38.461 評価:とても快適 | ![]() 【 標準品質(ノートPC)】 SCORE:11486 平均フレームレート:79.057 評価:非常に快適 |
「FF14紅蓮のリベレーター」のベンチマークを行ってみました。フルHD・最高画質では平均フレームレートが38FPSくらいで普通にプレイできそうな感じですが、フルHD・標準画質に設定すると平均フレームレートが79FPSくらいまで伸び、より滑らかな動きでプレイすることが可能です。
■ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク設定
画面サイズ: 1920x1080
スクリーンモード設定: フルスクリーンモード
DirectX バージョン: 11
画面サイズ: 1920x1080
スクリーンモード設定: フルスクリーンモード
DirectX バージョン: 11
![]() 【高品質】 SCORE:2049 平均フレームレート:22 評価:重い | ![]() 【 軽量品質】 SCORE:4329 平均フレームレート:42 評価:普通 |
FF15(ファイナルファンタジー15)のベンチマークはFF14紅蓮のリベレーターよりも重くなっています。高品質では平均フレームレートが22で動作が重いのですが、軽量品質にすると平均フレームレートが42に上がり「普通」という評価になります。
■FF15(ファイナルファンタジー15) ベンチマーク設定
画面サイズ: 1920x1080
スクリーンモード設定: フルスクリーンモード
DirectX バージョン: 11
※フレームレートはFrapsで計測。平均フレームレートはFraps(※公式サイト)を立ち上げた後、HWiNFO64(※公式サイト)を起動するとフレームレートの項目が表示されるようになります。(※スクリーンショット )
画面サイズ: 1920x1080
スクリーンモード設定: フルスクリーンモード
DirectX バージョン: 11
※フレームレートはFrapsで計測。平均フレームレートはFraps(※公式サイト)を立ち上げた後、HWiNFO64(※公式サイト)を起動するとフレームレートの項目が表示されるようになります。(※スクリーンショット )
SSD (PCIe NVMe M.2)の性能をチェック! |
![]() 512GB SSD(PCIe NVMe M.2) | ![]() 1TB SSD(PCIe NVMe M.2) | ||||
※画像をクリックすると拡大表示します | |||||
SSDはランダムアクセスが非常に速いので、HDDよりも操作時のレスポンスが良いことが大きな特徴です。起動時間も速く、電源スイッチを入れてからあっという間にパソコンが使える状態になります。実機のテストでは512GB SSDの起動時間が11秒前後、1TB SSDは10秒前後でした。
CrystalDiskMark6 のテストでは、シーケンシャル・リード(先頭から順番に読出す)で512GB SSDが3109MB/s、1TB SSDも同じくらいの結果が出ています。
シーケンシャル・ライト(連続書き込み)少し異なる結果で、512GB SSDが526MB/s、1TB SSDは2倍くらい速い946MB/sでした。
SSDは容量が多い方が転送速度が速くなる傾向があるので、上記ベンチマークの2段目の項目(ランダム・リード 4KiB)でも1TB SSDの方が転送速度が速くなっていますが、512GB SSDの速度でも十分速いので普段使い(インターネットやメール、文書作成、動画の視聴など)では速度違いは体感できないと思います。
Spectre アクティブペン2の仕様・描き心地について |

Spectre アクティブペン2はMicrosoft Penプロトコル(N-Trig)で、筆圧検知は1024段階。指や手の側面などよりもペン先を優先するパームリジェクションにも対応しています。カラーはアッシュブラックのみとなっています。
【Spectre アクティブペン2の仕様】◆製品詳細ページ
・Microsoft Penプロトコル(N-Trig)
・筆圧検知1024段階
・傾き検知機能あり
・側面のボタンは1つ(※Spectre アクティブペンは2つ)
・パームリジェクションに対応(指や手の側面などよりもペン先を優先)
・テールスイッチ(ペンの上部のボタン:消しゴム機能)
・充電式(※連続利用可能時間は約10時間:利用条件により異なります)
・カラー:アッシュブラック
・質量:14g
※充電中はペンとして利用できません
※充電用ケーブル(約60cm)、ペン先(替え芯)x2(※参考画像)、セットアップガイドなどが同梱
【Spectre アクティブペン2の仕様】◆製品詳細ページ
・Microsoft Penプロトコル(N-Trig)
・筆圧検知1024段階
・傾き検知機能あり
・側面のボタンは1つ(※Spectre アクティブペンは2つ)
・パームリジェクションに対応(指や手の側面などよりもペン先を優先)
・テールスイッチ(ペンの上部のボタン:消しゴム機能)
・充電式(※連続利用可能時間は約10時間:利用条件により異なります)
・カラー:アッシュブラック
・質量:14g
※充電中はペンとして利用できません
※充電用ケーブル(約60cm)、ペン先(替え芯)x2(※参考画像)、セットアップガイドなどが同梱

【初代Spectre アクティブペンとの違い】
・充電式になった
・傾き検知に対応
・テールスイッチ(ペンの上部のボタン:消しゴム機能)が付いている
・側面のボタンは2つから1つに減っている
充電式になったことが初代Spectre アクティブペン(◆製品仕様)との大きな違いです。連続利用可能時間は約10時間(※利用条件により異なります)と記載されていますが、ある程度使ったら充電しておく必要があります。
・充電式になった
・傾き検知に対応
・テールスイッチ(ペンの上部のボタン:消しゴム機能)が付いている
・側面のボタンは2つから1つに減っている
充電式になったことが初代Spectre アクティブペン(◆製品仕様)との大きな違いです。連続利用可能時間は約10時間(※利用条件により異なります)と記載されていますが、ある程度使ったら充電しておく必要があります。

【タブレットモードよりもテントモードの方が描きやすい】
初めはタブレットモードで描いていましたが、首を下に向けた姿勢で長時間描くと首や肩がこります。このような状態で長時間作業はできないので何か良い方法はないかといろいろ考えていたら「テントモード」にすることを思いつきました。
首や肩の疲労を軽減できそうな良い角度になりましたが、このような状態で使うには表面が滑りにくいマットのようなものが必要です。
【アクティブペン2の描き味について】
このSpectre15 x360とアクティブペン2で「イラスト作成できるかどうか」はもう少し使いこんでから評価したいと思いますが、ディスプレイの表面がスベスベしていて紙に描くような感触とは大きく異なるので、きれいな線を引くには慣れが必要です。
・ペン先の感触はSurfaceよりもやや硬め(※初代アクティブペンよりも少し柔らかい)
・ペン描き味(反応)も硬め
・ペンのグリップの太さは一般的なボールペンくらい
・ペンを持つ部分がラバーではないので手で持った時に少し滑りやすい
アクティブペン2の描き味は硬めです。画面に触れるかどうかくらいの非常に弱い筆圧での反応が今一つに感じることがありますが、ペイントソフト(Painter、CLIP STUDIO PAINTなど)で筆圧の調整を行う(初期の反応を良くする)ことで、そのようなフィーリングをある程度は解消することができます。
私の場合は既にイラスト制作環境(※Intuos Pro PTH-651/S1を使用:参考画像)が整っているので、Spectre15 x360に関しては細かい部分にはあまりこだわらない(ラフやアイディアスケッチなどができればよい)のですが、本格的にイラスト作成に取り組む場合や、紙に描くときに近い描き味や細かい部分(ペンの精度や持った時のグリップ感)にこだわりたいのならWACOM系のツールやペンの方が良いと考えています。
初めはタブレットモードで描いていましたが、首を下に向けた姿勢で長時間描くと首や肩がこります。このような状態で長時間作業はできないので何か良い方法はないかといろいろ考えていたら「テントモード」にすることを思いつきました。
首や肩の疲労を軽減できそうな良い角度になりましたが、このような状態で使うには表面が滑りにくいマットのようなものが必要です。
【アクティブペン2の描き味について】
このSpectre15 x360とアクティブペン2で「イラスト作成できるかどうか」はもう少し使いこんでから評価したいと思いますが、ディスプレイの表面がスベスベしていて紙に描くような感触とは大きく異なるので、きれいな線を引くには慣れが必要です。
・ペン先の感触はSurfaceよりもやや硬め(※初代アクティブペンよりも少し柔らかい)
・ペン描き味(反応)も硬め
・ペンのグリップの太さは一般的なボールペンくらい
・ペンを持つ部分がラバーではないので手で持った時に少し滑りやすい
アクティブペン2の描き味は硬めです。画面に触れるかどうかくらいの非常に弱い筆圧での反応が今一つに感じることがありますが、ペイントソフト(Painter、CLIP STUDIO PAINTなど)で筆圧の調整を行う(初期の反応を良くする)ことで、そのようなフィーリングをある程度は解消することができます。
私の場合は既にイラスト制作環境(※Intuos Pro PTH-651/S1を使用:参考画像)が整っているので、Spectre15 x360に関しては細かい部分にはあまりこだわらない(ラフやアイディアスケッチなどができればよい)のですが、本格的にイラスト作成に取り組む場合や、紙に描くときに近い描き味や細かい部分(ペンの精度や持った時のグリップ感)にこだわりたいのならWACOM系のツールやペンの方が良いと考えています。
リカバリメディアの作成には32GBのUSBメモリが必要 |

■リカバリメディアについて
リカバリメディアはパソコンを初期化する(工場出荷状態に戻す)ときに必要になるものです。
リカバリメディア(DVD)はカスタマイズページで購入(+¥5,500 税込)することができますが、標準でインストールされているHP Recovery Manager(HPリカバリ マネージャー)というアプリケーションを使用して、自分でリカバリメディアを作成することも可能です。
リカバリメディアの作成に必要なUSBメモリの容量は機種によって異なります。大抵の場合は16GBのUSBメモリで十分なことが多いのですが、Spectre 15 x360の場合は32GBのUSBメモリを用意する必要があります。
■リカバリメディアの作成手順
バッテリー駆動時はメディアを作成することができないので、まず初めにパソコンをACアダプターに接続する必要があります。
HPリカバリ マネージャーを立ち上げた後の手順は簡単です。難しい設定や選択などをする必要はなく、基本的にはメッセージが出てきたら「OK」をクリックして進めることになります。メディアの作成完了までには少し時間がかかります。
・パソコンをACアダプターに接続する。
・USBメモリ(※今回は容量が32GBのもの)をパソコンに接続する。
・スタートメニューからHPリカバリ マネージャー(※スクリーンショット)を立ち上げる
・ユーザーアカウント制御の画面が表示されたら「はい」をクリック。
・HPリカバリマネージャーで「リカバリメディアの作成」をクリックする。(※スクリーンショット)
・メディアは1セットしか作成できません。同意にチェックを入れて続行します。(※スクリーンショット)
・注意のメッセージが出たら「OK」をクリックして進める。(※スクリーンショット)
・メディアの作成が始まったら終わるまで待つ。※1時間くらいかかります
・メディアの作成完了(※スクリーンショット)
※リカバリメディア (DVD)はカスタマイズで選択可能(+¥5,500 税込) です。
※Spectre 15 x360はオプティカルドライブ(DVDやブルーレイ)を搭載していないので、別途外付けDVDドライブが必要になります。
バッテリー駆動時はメディアを作成することができないので、まず初めにパソコンをACアダプターに接続する必要があります。
HPリカバリ マネージャーを立ち上げた後の手順は簡単です。難しい設定や選択などをする必要はなく、基本的にはメッセージが出てきたら「OK」をクリックして進めることになります。メディアの作成完了までには少し時間がかかります。
・パソコンをACアダプターに接続する。
・USBメモリ(※今回は容量が32GBのもの)をパソコンに接続する。
・スタートメニューからHPリカバリ マネージャー(※スクリーンショット)を立ち上げる
・ユーザーアカウント制御の画面が表示されたら「はい」をクリック。
・HPリカバリマネージャーで「リカバリメディアの作成」をクリックする。(※スクリーンショット)
・メディアは1セットしか作成できません。同意にチェックを入れて続行します。(※スクリーンショット)
・注意のメッセージが出たら「OK」をクリックして進める。(※スクリーンショット)
・メディアの作成が始まったら終わるまで待つ。※1時間くらいかかります
・メディアの作成完了(※スクリーンショット)
※リカバリメディア (DVD)はカスタマイズで選択可能(+¥5,500 税込) です。
※Spectre 15 x360はオプティカルドライブ(DVDやブルーレイ)を搭載していないので、別途外付けDVDドライブが必要になります。
Surface Book 2とほぼ同スペックでコストパフォーマンスを検証 |

HP Spectre 15 x360とSurface Book 2をなるべく近い構成にしてコストパフォーマンスを比較してみました。
プロセッサーの性能はPassMark(※CPUベンチマーク)ではHP Spectre 15 x360の方が1割程度上です。グラフィックスはSurface Book 2の方が少し性能が高いものが搭載されていますが、細かい部分ではHP Spectre 15 x360はHDMI端子や指紋認証機能を搭載している、キーボードがテンキー付き、アクティブペンが同梱されている点など優れている部分がいくつもあります。
バッテリー駆動時間はあくまでもメーカー公称値で単純に比較はできない(条件が同じではない)のですが、Surface Book 2の方が長くなっています。
下記の表のような構成で価格を比較すると、HP Spectre 15 x360は248,184円~(税込)、Surface Book 2は401,544 (税込)となります。
実機で比較していないのでディスプレイの品質やその他の細かい部分は考慮していませんが、メーカーが公表しているスペックだけで比較すると圧倒的にHP Spectre 15 x360の方がコストパフォーマンスが良いという結果になりました。40万円はなかなか手が出ない金額ですが、25万円なら「頑張って何とか・・・」と思える価格設定です。
スペック比較 | ||
モデル名 | HP Spectre x360 15-ch000 | Surface Book 2 ◆製品仕様 |
タイプ | コンバーチブル | デタッチャブル |
OS | Windows 10 Pro (64bit) | Windows 10 Pro (64bit) |
カラー | アッシュブラック | シルバー |
プロセッサー | Intel Core i7-8705G ※製品仕様 | Intel Core i7-8650U ※製品仕様 |
グラフィックス | Radeon RX Vega M GL | NVIDIA GeForce GTX 1060 (6GB GDDR5) |
ディスプレイ | 15.6インチ 4K (3840 x 2160) 光沢 IPS方式 タッチディスプレイ 画素密度:282 ppi | 15インチ 4K(3240 x 2160) 光沢 IPS方式 タッチディスプレイ 画素密度:260 ppi |
メモリ | 16GB DDR4-2400MHz | 16GB 1866 Mhz LPDDR3 |
ストレージ | 1TB SSD (PCIe NVMe) | 1TB SSD (PCIe) |
キーボード | 日本語キーボード (テンキーあり) | 日本語キーボード (テンキーなし) |
ネットワーク | IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth 4.2 | IEEE802.11a/b/g/n/ac Bluetooth 4.0 |
セキュリティ | Windows Hello対応 (顔 & 指紋認証) | Windows Hello対応 (顔認証) |
インターフェイス | USB-C x2(Thunderbolt 3) USB-A x1 HDMI SD Card | USB 3.1 Gen1 x1 USB-A x2 SD Card(UHS-II SDXC) |
アクティブペン | 同梱 | 別売り |
サイズ (幅 × 奥行き × 高さ) | 359 × 249 × 19 - 21 mm | 343 x 251 x 15 - 23 mm |
質量 | 約 2.13 kg | 約 1.9 kg |
バッテリ駆動時間 | 11 時間 | ビデオ再生は最長 17 時間可能 |
価格 | 248,184円~(税込) ※パフォーマンスモデル | 401,544 (税込) ※スクリーンショット |
公式サイトのイメージでさらに所有欲をUPするSpectre の「プレミアム壁紙」 |

公式サイトと同じイメージで楽しめるSpectre の「プレミアム壁紙(1種類)」はHP Spectre x360 15 製品詳細ページ>製品写真/各部名称ページからダウンロードすることができます。
【メーカー製品詳細ページ】
◆HP Spectre 15 x360 製品詳細

こちらはインストールされている「テーマ」です。このモデルでは爽やかで近代的なイメージの新しい壁紙が標準で設定されていますが、これまでのSpectre向けのテーマ(3種)も引き続き利用可能です。
大容量150WのACアダプター |

高性能なプロセッサー&グラフィックスを搭載したHP Spectre 15 x360には、大容量150WのACアダプターが付属しています。重さはACアダプター本体は約330g(※実測値)、電源コードは約105gです。合計すると約435gになります。
【ACアダプターのサイズ】
138mm(幅)×66mm(奥行き)×22mm(厚さ)
質量:約330g ※実測値:電源コードの重さは除きます。
【電源コード】
質量:約105g
138mm(幅)×66mm(奥行き)×22mm(厚さ)
質量:約330g ※実測値:電源コードの重さは除きます。
【電源コード】
質量:約105g
蓋つきの専用スリーブケース |

15.6インチモデルにも13.3インチモデルと同じような「専用スリーブケース」が付属しています。マジックテープ式の蓋やペンを収納することができるポケット(※参考画像)も付いています。
15.6インチのSpectre x360 にも「プレミアム化粧箱」が付属! |

Spectre シリーズの他のモデルにはない特別な「プレミアム化粧箱」は15.6インチのSpectre x360 にも付属しています。カラーは本体に準じたアッシュブラック&ブロンズゴールドですが、本体のみが入るような薄型でスリムなサイズになっています。13.3インチモデルの化粧箱(※関連記事)は、本体以外の付属品も一緒に入れるような箱だったのでかなり厚みがありました。
ACアダプター、電源コード、Spectre アクティブペン2(※参考画像:充電ケーブルも付属)などは専用化粧箱とは別の箱(※参考画像)に収められています。他には専用スリーブケース(※参考画像:13.3インチ用)が付属しています。15.6インチ向けなのでサイズは大きくなっていますが、13.3インチ用と同じデザインです。
ACアダプター、電源コード、Spectre アクティブペン2(※参考画像:充電ケーブルも付属)などは専用化粧箱とは別の箱(※参考画像)に収められています。他には専用スリーブケース(※参考画像:13.3インチ用)が付属しています。15.6インチ向けなのでサイズは大きくなっていますが、13.3インチ用と同じデザインです。
【まとめ】4Kディスプレイを搭載したコンテンツ制作向けのハイスペックモデル |

日本ではなかなか販売されなかったHP Spectre x360の15.6インチモデルがついに登場しました!
これまでのSpectreシリーズはENVYシリーズと同じ「プレミアム」でその中の最上位モデルという位置付けでしたが、これからはよりブランドイメージを高めるために『Masterpiece(マスターピース:最高傑作)』というポジショニングで販売されます。
15.6 インチのHP Spectre 15 x360は、「Spectreのデザイン」が気に入っていて、性能重視、高精細な4K(3840×2160)ディスプレイで写真や動画などを楽しみたい、あまり外に持ち出すことがない方向けのモデルです。
・「Spectreのデザイン」が気に入っている
・ほとんど外に持ち運ばない
・発色が良く高精細な4K(3840×2160)ディスプレイで作業したい
・高性能なプロセッサーが欲しい
・軽めのゲームをプレイする(重めのゲームは画質が低めでも良い)
外観は15.6インチになったことでディスプレイやパームレスト部分が大きくなっていますが、基本的なデザインは13.3インチのHP Spectre x360(※2017年11月モデル:実機レビュー)と同じで、スタイリッシュな印象をそのままキープしています。・「Spectreのデザイン」が気に入っている
・ほとんど外に持ち運ばない
・発色が良く高精細な4K(3840×2160)ディスプレイで作業したい
・高性能なプロセッサーが欲しい
・軽めのゲームをプレイする(重めのゲームは画質が低めでも良い)
ディスプレイは15.6 インチで高精細な4K(3840 x 2160) 、IPS方式なので斜めから見ても色の変化が少なくがキレイです。表面には衝撃や引っかき傷などに強い「CORNING GORILLA GLASS」を採用しているので安心してペンを使うことができます。
同梱されている「Spectre アクティブペン2」の筆圧検知は初代のアクティブペンと同じ1024段階ですが、充電式になり傾き検知も可能になっている点が大きな違いです。
重さは約2.13 kgでACアダプターを含めると約2.56kgになります。しっかりしたノートPC用のバックパックを使用すれば外に持ち運ぶことは可能ですが、基本的に室内で使用する方向けの機種です。外で持ち運ぶことが多いのなら軽い13.3インチモデル(※レビュー)の方が適しています。
【2018年6月21日追記】
インテルCore i7-8705G プロセッサーは、当サイトで行ったCINEBENCH R15のテストで、13.3インチに搭載されているCore i7-8550Uよりもマルチスレッド性能が約1.46倍高いスコアを記録。
Radeon RX Vega M GL グラフィックスは、ゲーム向けGPUの中では「エントリークラス」の位置付けです。ゲームやVR(バーチャルリアリティー)が主な目的なら、もっと高性能なグラフィックスを搭載したゲーミングPC(※実機レビュー:OMEN by HP 15、OMEN by HP 17、OMEN X by HP 17)の方が快適にゲームをプレイすることができます。
◆CINEBENCH R15で行ったCPUテストの結果
◆負荷が高い3DMark「Fire Strike」のベンチマークでまずまずのスコアを記録
◆SSD (PCIe NVMe M.2)の性能をチェック!
※最新の価格はメーカー製品詳細ページでご確認ください。
◆負荷が高い3DMark「Fire Strike」のベンチマークでまずまずのスコアを記録
◆SSD (PCIe NVMe M.2)の性能をチェック!
※最新の価格はメーカー製品詳細ページでご確認ください。
【メーカー製品詳細ページ】
◆HP Spectre x360 15-ch000 製品詳細
◆HP Spectre x360 15-ch000(スペックPDF)
【トラブルシューティング・ドライバー・使用方法など】
◆HP Spectre 15-ch000 x360 コンバーチブルPC サポートページ
◆ユーザーガイドPDF(取扱説明書:コンピューターの概要・使い方)
◆スタートガイドPDF(リカバリ メディアおよびバックアップの作成)
【実機レビュー】
◆15.6インチ『HP Spectre 15 x360』 の特徴や性能、13.3インチとの違いについて
◆高性能なCore i7-8705Gを搭載した「HP Spectre 15 x360」の性能をチェック!
◆HP Spectre x360 15-ch000 の専用プレミアム化粧箱&付属品
■レビューについて
※商品仕様/価格については2019年3月14日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
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