
第7世代インテル Core i5-7500 プロセッサーを搭載した、日本HPの法人向け23.8インチ・オールインワンPC 『HP EliteOne 800 G3 All-in-One』の性能や消費電力を検証しました!
■目次(ページ内リンク)
下記のリンクをクリックすると目的の場所にジャンプします。
※Fire FoxやMicrosoft Edgeは「BackSpace」キーでこの位置に戻ります。
※Google Chromeの場合は「Alt + ←」になります。
◆ベンチマークで使用するパソコンについて
◆ベンチマークの設定・使用するソフトついて
◆プロセッサーの仕様・性能について(Core i5-7500)
◆プロセッサーのベンチマーク(CINEBENCH R15)
◆メモリの仕様・容量について(8GB PC4-19200 2400MHz)
◆ストレージの仕様・性能について(256GB SSD Opal2準拠 SED)
◆グラフィックスの仕様・性能について(インテル HD グラフィックス 630)
◆グラフィックス・ベンチマーク(3D MARK)
◆ゲームベンチマーク(ファイナルファンタジーXVベンチマーク)
◆ゲームベンチマーク(ドラゴンクエストX)
◆動作中の温度・消費電力(インターネット、動画視聴、ベンチマーク時)
◆ベンチマークテストのまとめ
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◆ベンチマークで使用するパソコンについて
◆ベンチマークの設定・使用するソフトついて
◆プロセッサーの仕様・性能について(Core i5-7500)
◆プロセッサーのベンチマーク(CINEBENCH R15)
◆メモリの仕様・容量について(8GB PC4-19200 2400MHz)
◆ストレージの仕様・性能について(256GB SSD Opal2準拠 SED)
◆グラフィックスの仕様・性能について(インテル HD グラフィックス 630)
◆グラフィックス・ベンチマーク(3D MARK)
◆ゲームベンチマーク(ファイナルファンタジーXVベンチマーク)
◆ゲームベンチマーク(ドラゴンクエストX)
◆動作中の温度・消費電力(インターネット、動画視聴、ベンチマーク時)
◆ベンチマークテストのまとめ
ベンチマークで使用するパソコンについて |

日本HPの法人向けモデル「HP EliteOne 800 G3 All-in-One」は、23.8インチワイド・フルHD・非光沢IPSディスプレイを搭載したオールインワンPCです。
受付、店舗、ショールームのような場所で「見せることを意識した」スタイリッシュなデザインを採用。ディスプレイ上部のWebカメラは収納できる「ポップアップ式」でプライバシーに配慮した設計になっています。「タッチ対応ディスプレイ」はオプションで選択可能です。
【実機レビュー】
◆モダンでスタイリッシュ『HP EliteOne 800 G3 All-in-One』 外観・デザインのレビュー!
受付、店舗、ショールームのような場所で「見せることを意識した」スタイリッシュなデザインを採用。ディスプレイ上部のWebカメラは収納できる「ポップアップ式」でプライバシーに配慮した設計になっています。「タッチ対応ディスプレイ」はオプションで選択可能です。
【実機レビュー】
◆モダンでスタイリッシュ『HP EliteOne 800 G3 All-in-One』 外観・デザインのレビュー!

ダークなカラーを基調としたボディ背面には、プレミアムモデル向けの「スラッシュロゴ」が付けられています。モダンな印象のスタンド部分は高さの調節や左右の回転が可能です。ディスプレイ部分は画面を縦にした状態で使うこともできます。

この記事で使用するモデルは、インテル Core i5-7500 プロセッサー(Kaby Lake)、8GBメモリ、256GB SSD (Opal2準拠 SED)、インテル HD グラフィックス 630を搭載。
HP EliteOne 800 G3 All-in-Oneのスペック | |
OS | Windows 10 Home(64bit) |
プロセッサー | インテル Core i5-7500 プロセッサー (3.4GHz - 3.8GHz、4コア4スレッド、TDP65W) |
チップセット | インテル Q270 チップセット |
メモリ | 8GB(8GB×1) PC4-19200(2400MHz) |
ストレージ | 256GB SSD (Opal2準拠 SED) |
グラフィック | インテル HD グラフィックス 630 |
電源 | 180W 80PLUS認証電源ユニット (電源変換効率90%以上) |
ベンチマークの設定・使用するソフトついて |

ベンチマークテストは下記のPC環境で行います。
【Windows10のバージョン】
・バージョン 1709
・OS ビルド 16299.371
※1709はWindows 10 Fall Creators Update適用後のバージョンです。
【Windows10の電源プラン】
・バランス ※標準設定
【インテル HD グラフィックス 630】
・標準設定
※設定が異なる場合は当サイトのような結果が出ない可能性があります。
※ベンチマーク中の温度や消費電力などの計測は下記のソフトやツールを使用。
【Windows10のバージョン】
・バージョン 1709
・OS ビルド 16299.371
※1709はWindows 10 Fall Creators Update適用後のバージョンです。
【Windows10の電源プラン】
・バランス ※標準設定
【インテル HD グラフィックス 630】
・標準設定
※設定が異なる場合は当サイトのような結果が出ない可能性があります。
※ベンチマーク中の温度や消費電力などの計測は下記のソフトやツールを使用。
ベンチマークで使用するソフト | |
CrystalDiskInfo | HDD/SSDの基本情報を確認できるソフト |
CrystalDiskMark | ストレージの速度を測定するベンチマークソフト |
CPU-Z | CPUの詳細な情報を表示するソフト |
GPU-Z | グラフィックカードの詳細情報を表示するソフト |
HWMonitor | PCパーツの温度を測定するソフト |
HWiNFO64 | PCパーツの温度を測定するソフト |
Fraps | ゲーム中のフレームレートを表示できるソフト |
ワットモニターTAP-TST8 | 消費電力の測定で使用 |
※デスクトップPCの場合は、ベンチマーク中の消費電力はディスプレイを含みません。 ※ノートPCや液晶一体型PCのベンチマーク中の消費電力はディスプレイを含む数値になります。 ※ディスプレイの輝度は100%に設定しています。 |

HP EliteOne 800 G3 All-in-Oneは第7世代インテル Core i5-7500 プロセッサーを搭載。
・インテル Core i5-7500 プロセッサー

■プロセッサー性能比較
上記のベンチマークはPassMarkから抜粋したものです。あくまでも目安としてご覧ください。
インテル Core i5-7500プロセッサーのマルチスレッド性能は、個人向け液晶一体型PCのHP Pavilion 24-x000jp(※速攻レビュー)やHP Pavilion 27-r000jp(※実機ベンチマーク)などに搭載されているCore i7-7700Tよりも少しスコアになります。
クリエイティブな用途(動画の編集や画像処理)では、より高性能な上位のプロセッサー(Core i7-8700K、Core i7-8700、Core i7-7700など)を搭載したパソコンの方が快適に作業することができますが、インターネットやメール、文書作成、オフィスソフトなどの用途ではCore i5-7500でも十分快適にこなせる性能です。
【関連記事】
◆日本HPのデスクトップPC「プロセッサー性能比較表」
CPU-Zで表示されるインテル Core i5-7500 プロセッサーの詳細。チップセットは「インテル Q270 チップセット」です。
インテル Core i5-7500 プロセッサーのスペック | ||||
プロセッサー | Core i5-7500 | |||
開発コード名 | Kaby Lake(第7世代) | |||
プロセス | 14 nm | |||
コアの数 | 4 | |||
スレッド数 | 4 | |||
ベース動作周波数 | 3.40 GHz | |||
ターボ・ブースト時の最大周波数 | 3.80 GHz | |||
キャッシュ | 6 MB | |||
TDP(CPUの消費電力の目安) | 65 W | |||
プロセッサー・ダイで許容できる最大温度 | 100°C |

インテル XTU(※関連記事)はプロセッサーをオーバークロックするためのアプリケーションですが、オーバークロックができないプロセッサーの場合でも、ターボブースト時の最大動作周波数や電圧、電流などの設定を確認することができます。
■Intel Turbo Boost Technology有効時の動作クロック
1コア動作時・・・・・最大3.8 GHz
2コア動作時・・・・・最大3.7 GHz
3コア動作時・・・・・最大3.7 GHz
4コア動作時・・・・・最大3.6 GHz
1コア動作時・・・・・最大3.8 GHz
2コア動作時・・・・・最大3.7 GHz
3コア動作時・・・・・最大3.7 GHz
4コア動作時・・・・・最大3.6 GHz
プロセッサーのベンチマーク(CINEBENCH R15) |

グラフィックカードとCPUの性能テストを行い、コンピュータのパフォーマンスを評価します。
◆MAXON CINEBENCH ダウンロード
![]() | ||
■OpenGL カーチェイスによる複雑な3Dシーンを使って、グラフィックカードのOpenGLモードでの性能を調べます。 ■CPU 3Dレンダリングを行いプロセッサパワーのすべてを使う性能テスト。 ■CPU(Single Core) 1コアのみで行うプロセッサ性能テスト。 | ||
CINEBENCH R15 プロセッサー性能比較 | |||
プロセッサー | CPU (マルチコア) | CPU (シングルコア) | CPU パッケージ の最大消費電力 |
OMEN by HP 880-088jp Core i7-7700K (最大4.5GHz, 4コア8スレッド) | 954 cb | 193 cb | 約80.5W |
HP Pavilion 27-r079jp Core i7-7700T (最大3.8GHz, 4コア8スレッド) | 740 cb | 161 cb | 約41.9W |
HP Elite Slice Core i7-6700T (最大3.6GHz, 4コア8スレッド) | 730 cb | 154 cb | 約37.2W |
HP EliteOne 800 G3 All-in-One Core i5-7500 (最大3.8GHz, 4コア4スレッド) | 590 cb | 162 cb | 約35.6W |
HP Spectre x360 13-ae019TU Core i7-8550U (最大4.0GHz, 4コア8スレッド) | 544 cb | 157 cb | 約29.9W |
■CPU(マルチコア)テスト
プロセッサパワーをすべてを使うCPUテスト(マルチコアのテスト)では、コアやスレッド数が多いCore i7(4コア8スレッド)の方が有利です。Core i5-7500は4コア4スレッドなので、同じくらいの動作周波数のCore i7-6700TやCore i7-7700Tなどに少し差を付けられています。
■CPU(シングルコア)テスト
1コアのみの性能を測定するテストでは、Core i5-7500はCore i7-7700Tと同じくらいのスコアで、マルチコアテストのような性能差は出ませんでした。
■ベンチマーク中の温度・消費電力
動作中の温度や消費電力やコアやスレッド数が多いCore i7よりも少し控えめになります。負荷が高いマルチコアテスト時でも最大で60℃台後半で、1コアのみのテスト時ではそれよりも数度くらい低い温度で動作していました。
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】 | |||
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 ※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。 | |||
インテル Core i5-7500 プロセッサー | |||
プロセッサーの温度(マルチコアのテスト時) | 【最大温度】 67℃前後 【平均温度】 60℃前後 【アイドル時】 38℃前後 | ||
プロセッサーの温度(1コアのテスト時) | 【最大温度】 59℃前後 【平均温度】 56℃前後 【アイドル時】 38℃前後 | ||
インテル HD グラフィックス 630 | |||
GPUの温度(OpenGLテスト時) | 【最大温度】 55℃前後 【平均温度】 50℃前後 【アイドル時】 37℃前後 | ||
GPU コアクロック | 【 最大 】 1098.4 MHz 【アイドル時】 350.0 MHz | ||
GPU メモリクロック | 【 最大 】 1198.2 MHz 【アイドル時】 - MHz | ||
GPUクーラーのファンスピード | 【 最大 】 - RPM 【アイドル時】 - RPM | ||
ビデオメモリ使用量 | 662 MB | ||
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む) | |||
CPUテスト(マルチコア) | 最大 約67.2W(PC全体) ※プロセッサーのみ35.6W | ||
CPUテスト(1コア) | 最大 約44.8W(PC全体) ※プロセッサーのみ16.1W | ||
OpenGLテスト | 最大 約58.8W(PC全体) |

HP EliteOne 800 G3 All-in-Oneは8GB(PC4-19200)のメモリを搭載。
・8GB (8GB×1) PC4-19200 (2400MHz) ※最大32GB
![]() | 【メモリの規格】 DDR4 SDRAM (260ピンDIMM) 【メモリの速度】 2400MHz 【レイテンシ】 CL-17 【ソケット】 SODIMMソケット(1ソケット占有済み) | |
P EliteOne 800 G3 All-in-Oneに搭載されているメモリの規格はDDR4(PC4-19200)で、速度は2400MHz、レイテンシ(メモリのデータを転送する時の待ち時間)はCL-17です。
メモリスロットは2つありますが、標準では8GBのメモリを1枚のみ搭載しています。製品の仕様(◆スペックPDF)ではメモリ最大搭載量は32GBと記載されていますが、メモリの交換や増設などは保証対象外となります。
■メモリ搭載量について 標準で8GBを搭載しているので、インターネットやメール、文書作成、オフィスソフト、動画の視聴のような用途では十分な容量です。 本格的に画像処理や写真編集などを行う場合は16GB以上のメモリが必要になるかもしれませんが、年賀状の作成、写真編集(デジカメで撮った写真のサイズ変更、トリミング、色の修正など)、イラスト作成(A4:350dpi程度のサイズでレイヤーをあまり使わない場合)などでは8GBでも作業可能です。 ◆どれくらいパソコンにメモリを搭載すればよいのか? | ||||

HP EliteOne 800 G3 All-in-Oneのストレージは256GB SSD(自己暗号化ディスクドライブ:Opal2準拠 SED)を搭載。インタフェースはSATA3(SATA 6 Gb/s)になります。
・256GB SSD (Opal2準拠 SED)
■256GB SSD (Opal2準拠 SED)の仕様
![]() | CrystalDiskInfoでストレージの情報を確認することができます。 【型番】MTFDDAK256TBN-1AR15ABHA ※マイクロン製 【ファームウェア】HPC0T12 【インタフェース】SATA3(SATA 6 Gb/s) 【容量】256GB ※ストレージのメーカーは販売時期によって異なる場合があります。 |
■ストレージのベンチマーク
高速なSSD向けベンチマーク「CrystalDiskMark 6.0.0」でストレージの性能を測定しました。
Read (リード)・・・読み込み速度
Write (ライト)・・・書き込み速度
Seq (シーケンシャル)・・・連続したデータの読み書き
![]() | ■256GB SSD (Opal2準拠 SED) Seq Q32T1の読み込み速度は約531MB/s、書き込みは約449MB/sを記録。ベンチマークでは最新規格のSSD(PCIe 3x4 NVMe接続)ほど高いスコアは出ませんが、SATA3としては十分に速い転送速度です。 | |
■ベンチマークをした時の温度(室温25℃)
38℃(ベンチマーク前)→約44℃(最大温度)
■起動時間(電源スイッチを押してからデスクトップ画面が表示されるまで)
約8~9秒
※パスワードは設定しない状態での計測。
※PCの環境次第で起動時間が長くなる場合があります。
38℃(ベンチマーク前)→約44℃(最大温度)
■起動時間(電源スイッチを押してからデスクトップ画面が表示されるまで)
約8~9秒
※パスワードは設定しない状態での計測。
※PCの環境次第で起動時間が長くなる場合があります。

HP EliteOne 800 G3 All-in-Oneのグラフィックスは、インテルプロセッサーに内蔵されている「インテル HD グラフィックス 630」です。
・インテル HD グラフィックス 630

■グラフィックス性能比較
※上記のベンチマークはPassMarkから抜粋したものです。あくまでも目安としてご覧ください。
インテル HD グラフィックス 630は、ゲーム向けのGeForce GTX 1060、GTX 1070、GTX 1080Ti(※実機ベンチマーク)と比較すると大きな性能差があります。
■インテル HD グラフィックス 630の性能について プロセッサー内蔵グラフィックスは、インターネットや動画の視聴など普通にパソコンを使用するには十分な性能を備えています。 ゲームに関してはドラクエのような軽めのゲームならとりあえずプレイ可能ですが、ファイナルファンタジーのようなゲームを快適にプレイするには厳しい性能です。 そのような重いゲームを快適にプレイするためには、GeForce GTX 1060、GTX 1070(※OMEN by HP 17-an000 ベンチマーク)、GTX 1080Ti(※OMEN by HP Desktop 880 実機ベンチマーク)のような高性能グラフィックスを搭載したパソコン(ゲーミングPC)が必要になります。 ◆日本HPのデスクトップPC「グラフィックス性能比較表」 | ||||
![]() | インテル UHD グラフィックス 630のスペック。GPU-Zでは、一部で正常に表示されない項目(GPU Clock, Boost、など)があります。 | |
インテル HD グラフィックス 630のスペック | ||
グラフィックスの種類 | インテル HD グラフィックス 630 | |
GPUコア | Kaby lake GT2 | |
シェーダユニット | 24 | |
テクスチャユニット | 16 | |
ROPユニット | 8 | |
グラフィックスベース動作周波数 | 350 MHz | |
グラフィックス最大動的周波数 | 1150 MHz | |
メモリ クロック | 1200 MHz | |
メモリ容量 | メインメモリと共有 | |
メモリ・インターフェース | 64ビット |
ベンチマーク(3D MARK) |

DirectX 11、DirectX 9、DirectX 10の機能を使用したベンチマークができるソフト。当サイトではSteamで販売されている有料版でテストしています。
◆3DMark-v1-3-708 ダウンロード
※総合スコアは各スコアの平均になります。 ※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。 ※Physics Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。 ※Combined Score ・・・CPUとGPUを利用したテスト。 | ||||
![]() | Fire Strike DirectX 11レベルのグラフィックス機能を用いたテスト(フルHD) | |
スコア:914 | ||
Graphics Score :977 Physics Score :7545 Combined Score :666 |
ゲーミングPC向けのテスト「Fire Strike」では、フレームレートが4FPS台なので最新の3Dゲームをプレイするのは厳しい性能です。画面の動きはコマ送りのような動きになります。
![]() | Sky Diver DirectX 11世代の機能統合型CPU(=APU)向けのテスト | |
スコア:4135 | ||
Graphics Score :3851 Physics Score :6990 Combined Score :3910 |
Sky Diverは17~18FPSくらいになりFire Strikeよりも少し動きが良くなりますが、30FPSを大きく切っている状態なので画面の動きにはぎこちなさが感じられます。
![]() | Cloud Gate DirectX 10レベルのグラフィックス機能を用いたテスト | |
スコア:7320 | ||
Graphics Score :8173 Physics Score :5362 |
負荷が軽めのCloud Gateではフレームレートが34~36FPS前後まで上がり、60FPSを基準と考えるまだまだ物足りない結果ですが、30FPS以上出ているのでとりあえずプレイできるレベルになります。
![]() | Ice Storm DirectX 9レベルのグラフィックス機能を用いたテスト | |
スコア:64552 | ||
Graphics Score :68636 Physics Score :53427 |
最も軽いIce Stormでは、テスト1が274FPS、テスト2が327FPSくらい出ているので、画面の動きはかなり良くなります。
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】 | |||
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 ※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。 | |||
インテル Core i5-7500 プロセッサー | |||
プロセッサーの温度 | 【最大温度】 68℃前後 【平均温度】 57℃前後 【アイドル時】 38℃前後 | ||
インテル HD グラフィックス 630 | |||
GPUの温度 | 【最大温度】 62℃前後 【平均温度】 55℃前後 【アイドル時】 37℃前後 | ||
GPU コアクロック | 【 最大 】 1198.4 MHz 【アイドル時】 350.0 MHz | ||
GPU メモリクロック | 【 最大 】 1198.2 MHz 【アイドル時】 - MHz | ||
GPUクーラーのファンスピード | 【 最大 】 - RPM 【アイドル時】 - RPM | ||
ビデオメモリ使用量 | 1735MB | ||
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む) | |||
最大 約64.9W ※Sky Diver ベンチマーク時 |
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク |

FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークで、お手持ちのPCがどの程度快適にプレイできるのかを測定することができます。インストーラーのダウンロードや計測スコアとプレイの目安については下記のサイトをご参照ください。
◆ファイナルファンタジーXVベンチマーク:ダウンロード
![]() | 画面サイズ:1280x720 グラフィック設定:軽量品質 ウインドウモード | |
スコア:1049 | ||
評価:動作困難 |
FF15は前作よりもかなり重くなっています。画面解像度を低くした軽めの設定でもフレームレートが3~13でした。大体において8~13くらいの間で推移していることが多かったです。テスト時間は約11分でした。
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:軽量品質 フルスクリーンモード | |
スコア:674 | ||
評価:動作困難 |
スコアは高品質の約2倍になりフレームレートは最大で8FPSくらいになりましたが、画面の動きはコマ送りの状態でスムーズさに欠けます。テスト時間は約18分。
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:高品質 フルスクリーンモード | |
スコア:337 | ||
評価:動作困難 |
負荷が高い「高品質」はかなり動作が重く、フレームレートは4FPS以下になります。画面はコマ送りのような動きです。なかなか先に進まないのでテストが完了するのに約37分かかりました。
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】 | |||
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 ※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。 | |||
インテル Core i5-7500 プロセッサー | |||
プロセッサーの温度 | 【最大温度】 70℃前後 【平均温度】 61℃前後 【アイドル時】 38℃前後 | ||
インテル HD グラフィックス 630 | |||
GPUの温度 | 【最大温度】 66℃前後 【平均温度】 60℃前後 【アイドル時】 37℃前後 | ||
GPU コアクロック | 【 最大 】 1098.7 MHz 【アイドル時】 350.0 MHz | ||
GPU メモリクロック | 【 最大 】 1198.5 MHz 【アイドル時】 - MHz | ||
GPUクーラーのファンスピード | 【 最大 】 - 【アイドル時】 - | ||
ビデオメモリ使用量 | 4030 MB | ||
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) | |||
最大 約75W |
ドラゴンクエストX ベンチマーク |

ドラゴンクエストX ベンチマークは、お使いのパソコンで「Windows版ドラゴンクエストⅩ」をプレイすることができるか性能をチェックするためのソフトです。
◆ベンチマーク ダウンロード
※このベンチマークはキャラクターがたくさん出てくるシーンでフレームレートが下がります。画質設定を軽くすると最高フレームレートは向上するのですが、最低フレームレートはあまり向上しません。(※参考画像) | ||||
![]() | 画面サイズ:1280x720 グラフィック設定:標準品質 ウインドウ表示 | |
スコア:7577 | ||
フレームレート:29~133 fps 評価:とても快適 |
低い解像度(1280x720)に設定すると、描画の負荷が軽くなるのでフルHD(1920x1080)テスト時よりもフレームレートが大きく伸びました。評価も「とても快適」になります。
※フレームレートはFrapsで計測(目視)しています。
※フレームレートはFrapsで計測(目視)しています。
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:標準品質 フルスクリーン表示 | |
スコア:4648 | ||
フレームレート:24~61fps 評価:普通 |
スコアは最高品質よりも高くなりましたが、最高フレームレートは61にとどまり大きく伸びませんでした。
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:最高品質 フルスクリーン表示 | |
スコア:3744 | ||
フレームレート:22~60fps 評価:普通 |
一部のシーンではフレームレートが22くらいまで下がりますが最高フレームレートは60まで上がります。
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】 | |||
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 ※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。 | |||
インテル Core i5-7500 プロセッサー | |||
プロセッサーの温度 | 【最大温度】 69℃前後 【平均温度】 62℃前後 【アイドル時】 38℃前後 | ||
インテル HD グラフィックス 630 | |||
GPUの温度 | 【最大温度】 65℃前後 【平均温度】 61℃前後 【アイドル時】 37℃前後 | ||
GPU コアクロック | 【 最大 】 1098.4MHz 【アイドル時】 350.0 MHz | ||
GPU メモリクロック | 【 最大 】 1198.2 MHz 【アイドル時】 - MHz | ||
GPUクーラーのファンスピード | 【 最大 】 - RPM 【アイドル時】 - RPM | ||
ビデオメモリ使用量 | 303 MB | ||
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む) | |||
最大 約78.4W |

電源ユニットは「180W 80PLUS認証電源(電源変換効率90%以上)」です。ACアダプターではなく本体に内蔵されています。
インターネット閲覧中の消費電力・温度(室温25℃) | |
プロセッサーの温度 | 42~56℃ |
GPUの温度 | 41~44℃ |
消費電力 | 25~55 W前後 |
サイトにアクセスした瞬間や、ページを移動した瞬間にプロセッサーの温度が高くなる場合がありますが、ページを見ているだけで状況ではアイドル時に近い温度や消費電力で動作していました。
※消費電力や温度は、Microsoft Edge でHP公式サイトを閲覧した時の数値。 ※閲覧するWebサイトによっては計測した数値と異なる場合があります。 ※このテストではディスプレイの輝度を100%に設定。 ※グラフィックス電源プランは「バランスモード」に設定。 ※ACアダプタを接続してテスト | ||||
YouTubeの動画を約30分視聴したときの消費電力・温度(室温25℃) | |
プロセッサーの温度 | 【最大温度】 54℃ 【平均温度】 44℃ |
GPUの温度 | 【最大温度】 46℃ 【平均温度】 43℃ |
消費電力 | 28~41 W前後 |
動画視聴中のプロセッサーやGPUの温度はアイドル時よりも少し高めですが、負荷が高いベンチマーク時ほど熱くなりません。消費電力は瞬間的に35W以上を記録することがありましたが、大体において28~30Wの間で推移していました。
※消費電力や温度は、Microsoft Edge でYouTubeの動画を視聴した時の数値です。 ※音量は10に設定。 ※YouTubeのフルHD動画を30分再生 ※動画はフルスクリーンで表示 ※このテストではディスプレイの輝度を100%に設定。 ※グラフィックス電源プランは「バランスモード」に設定。 ※ACアダプタを接続してテスト | ||||

ベンチマーク時のPCパーツの最高温度(室温25℃) | |
インテル Core i5-7500 プロセッサー | 70℃(アイドル時38℃前後) |
インテル HD グラフィックス 630 | 66℃(アイドル時37℃前後) |
ベンチマーク中の消費電力(ACアダプタ接続時、モニターを含む) | |
電源OFF時 | 0.1 W 前後 |
スリープ時 | 0.12 W 前後 |
アイドル時 | 25 W 前後 |
起動時 | 約 61.2 W(瞬間最大) |
ベンチマーク中の最大消費電力 | 約 78.4 W (ドラクエ) |
HP EliteOne 800 G3 All-in-Oneは、内部の中央に大きめの冷却ファンを搭載。内部の空気は下から上に流れるような構造になっていて、ディスプレイ部分の底面から吸気し、天面のスリット(排熱口)から内部の熱を放出します。
ベンチマーク中のプロセッサーの温度は最大で70℃くらいまで上がることがありましたが、平均では50後半~60℃前半くらいで動作していました。(室温25℃)
インテル HD グラフィックス 630の動作温度はプロセッサーよりも低めで、最大で66℃(平均では50中盤~60℃前半くらい)でした。

【動作音について】 音の感じ方には個人差がありますが、冷却ファンの音は高負荷時(ベンチマークやゲームなど)でも気になるような大きさではなく、音量の設定が10くらいの音で少しファンの音が聞こえる程度でした。 HDDのような回転部分がないSSDのみを搭載しているので、インターネットや動画の視聴時の動作音はとても静かです。 | ||||
ベンチマークテストのまとめ |

■HP EliteOne 800 G3 All-in-Oneのベンチマークテスト
ビジネス用途を前提としたモデルなのでゲーム向けではありませんが、インターネット、オフィスソフトなどを快適に作業できる性能を備えています。
法人向けモデルは個人向けモデルよりもセキュリティ関連機能が強化(自己回復型BIOSを搭載)されていて、手厚いサポート「3年間 翌営業日オンサイト(訪問修理) + Elite Premium サポート(※内容について
)」が標準で付いている点が大きな特徴です。
◆第7世代 インテル Core i5-7500 プロセッサー(4コア4スレッド)
記事掲載時点(2018年5月)では第8世代が最新なので1世代前のプロセッサーになりますが、インターネットや動画の視聴、オフィスソフトなどの用途では十分な性能です。
◆8GBメモリ (PC4-19200 2400MT/s)
8GBという容量はインターネットや動画の視聴、オフィスソフトなどの用途では余裕があります。画像処理や写真編集なども可能ですが、十分なかどうかは取り扱うデータの大きさや処理内容次第になります。
◆256GB SSD (Opal2準拠 SED)
法人向けモデルなので自己暗号化ディスクドライブのSSDが搭載されています。インタフェースは最新規格ではないSATA3ですが、PCの起動や操作時のレスポンスは十分に速いので快適です。画像や動画のデータを多数保存する場合は、外付けのストレージが必要になると思います。
◆インテル HD グラフィックス 630
インターネットや動画の視聴などでは十分な性能です。ドラクエXのような軽めのゲームはプレイ可能ですが、ファイナルファンタジーのような3Dゲームを快適にプレイするには厳しい結果でした。
◆ベンチマーク中の温度・消費電力(ディスプレイを含む)
Core i5-7500プロセッサーは上位のCore i7-7700Tプロセッサー(※実機ベンチマーク)よりも動作中の発熱や消費電力が少なめです。
【メーカー製品詳細ページ】ビジネス用途を前提としたモデルなのでゲーム向けではありませんが、インターネット、オフィスソフトなどを快適に作業できる性能を備えています。
法人向けモデルは個人向けモデルよりもセキュリティ関連機能が強化(自己回復型BIOSを搭載)されていて、手厚いサポート「3年間 翌営業日オンサイト(訪問修理) + Elite Premium サポート(※内容について
◆第7世代 インテル Core i5-7500 プロセッサー(4コア4スレッド)
記事掲載時点(2018年5月)では第8世代が最新なので1世代前のプロセッサーになりますが、インターネットや動画の視聴、オフィスソフトなどの用途では十分な性能です。
◆8GBメモリ (PC4-19200 2400MT/s)
8GBという容量はインターネットや動画の視聴、オフィスソフトなどの用途では余裕があります。画像処理や写真編集なども可能ですが、十分なかどうかは取り扱うデータの大きさや処理内容次第になります。
◆256GB SSD (Opal2準拠 SED)
法人向けモデルなので自己暗号化ディスクドライブのSSDが搭載されています。インタフェースは最新規格ではないSATA3ですが、PCの起動や操作時のレスポンスは十分に速いので快適です。画像や動画のデータを多数保存する場合は、外付けのストレージが必要になると思います。
◆インテル HD グラフィックス 630
インターネットや動画の視聴などでは十分な性能です。ドラクエXのような軽めのゲームはプレイ可能ですが、ファイナルファンタジーのような3Dゲームを快適にプレイするには厳しい結果でした。
◆ベンチマーク中の温度・消費電力(ディスプレイを含む)
Core i5-7500プロセッサーは上位のCore i7-7700Tプロセッサー(※実機ベンチマーク)よりも動作中の発熱や消費電力が少なめです。
◆HP EliteOne 800 G3 All-in-One 製品詳細
◆HP EliteOne 800 G3 All-in-One(スペックPDF)
※法人向けモデルですが個人の方でも購入可能です。
【トラブルシューティング・ドライバー・使用方法など】
◆HP EliteOne 800 G3 Touch All-in-One (23.8インチ) サポートページ
◆ハードウェア リファレンス ガイド(使い方、スタンドの取り付けなど)
【実機レビュー】
◆モダンでスタイリッシュ『HP EliteOne 800 G3 All-in-One』 外観・デザインのレビュー!
◆HP EliteOne 800 G3 All-in-One(Core i5-7500)の性能をチェック!
■レビューについて
※商品仕様/価格については2018年5月18日時点のものです。
※PCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※ベンチマークの結果、温度、消費電力などの測定値はPCの使用状況や環境によって異なることがあります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
※PassMarkベンチマークスコアはPassMark - CPU Benchmarks 、Video Card Benchmarks から抜粋しています。あくまでも目安としてご覧ください。
■デスクトップやロック画面の背景について
※デスクトップの背景(壁紙)は当サイトで用意したものです。ロック画面の背景はWindows スポットライトで提供されるものを使用しています。
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