
日本HPの17.3インチ・ゲーミングノート 『OMEN by HP 17-an000』の性能・消費電力を検証しました!
OMEN by HP 17-an0000は、第7世代インテル Core i7-7700HQ プロセッサー(最大3.8GHz、4コア8スレッド)、16GB DDR4メモリ(2400MHz) 、512GB SSD(PCIe NVMe M.2)+1TB HDD、NVIDIA GeForce GTX 1070(Laptop)グラフィックスを搭載!
ベンチマークで使用するパソコンについて |

この記事では、日本HPの17.3インチ・ゲーミングノート 『OMEN by HP 17-an000』の性能や消費電力を検証します。 OMEN by HP 17-an000は2017年8月中旬より販売開始されたモデルで、ステルス戦闘機から着想を得たデザインが特徴的です。この17.3インチのモデルは15.6インチ(※実機レビュー)よりもボディのサイズが大きくなりますがデザインはほぼ同じです。(※スピーカーの位置が異なります) | ||||

ディスプレイは斜めから見たときの色の変化が少ないIPS方式で、映り込みが少ない「非光沢」パネルです。リフレッシュレートが120HzでG-SYNCにも対応しているので、従来の60Hzよりも滑らかな動きでゲームを楽しむことができます。 | |||

OMEN by HP 17-an000のスペック | |
OS | Windows 10 Pro (64bit) |
プロセッサー | インテル Core i7-i7-7700HQ プロセッサー (2.80GHz-3.80GHz、4コア8スレッド、TDP 45W) |
チップセット | モバイル インテル HM175 Express チップセット |
メモリ | 16GB (8GB×2) DDR4-2400MHz |
ストレージ | 512GB SSD(PCIe NVMe M.2) + 1TB HDD(7200回転) |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 1070 (Laptop) 8GB (GDDR5) ※NVIDIA ドライバー 388.00 |
電源 | 230W ACアダプター |
ベンチマークの設定・使用するソフトついて |

OSの電源プランは「推奨」でテストを行います。

グラフィックスの電源管理モードは、デフォルト設定の「最適電力」です。
ベンチマークで使用するソフト | |
CrystalDiskInfo | HDD/SSDの基本情報を確認できるソフト |
CrystalDiskMark | ストレージの速度を測定するベンチマークソフト |
CPU-Z | CPUの詳細な情報を表示するソフト |
GPU-Z | グラフィックカードの詳細情報を表示するソフト |
HWMonitor | PCパーツの温度を測定するソフト |
HWiNFO64 | PCパーツの温度を測定するソフト |
Fraps | ゲーム中のフレームレートを表示できるソフト |
ワットモニターTAP-TST8 | 消費電力の測定で使用 |
※ノートPCの場合は、ベンチマーク中の消費電力はディスプレイを含む数値になります。 ※ディスプレイの輝度は100%に設定しています。 |

OMEN by HP 17-an000 シリーズは、スタンダード・プロモデル(17-an011TX)、パフォーマンス・プロモデル(17-an012TX)の2モデル用意されていますが、いずれも第7世代のノートPC向けのインテル Core i7-7700HQ プロセッサー(Kaby Lake)を搭載しています。
・インテル Core i7-7700HQ プロセッサー (2.8-3.8GHz / 4コア・8スレッド) | ||||

■プロセッサー性能比較
ベンチマークはPassMarkから抜粋したものです。あくまでも目安としてご覧ください。実機のテストではグラフのようなパフォーマンスが発揮されない場合があります。
■第7世代 Core プロセッサー(Kaby Lake)
改良された14nmプロセスルールで高いクロック周波数での動作が可能になり、第6世代 Core プロセッサー(Skylake)よりも性能が向上しています。
■Core i7-7700HQプロセッサー(※製品仕様)
最大動作周波数3.8GHz、4コア/8スレッド、キャッシュ6MB、TDP45Wのプロセッサー。
型番末尾に「U」が付くノートPC向けのプロセッサー(第7世代以下)はCore i7でも2コア4スレッドですが、Core i7-7700HQは型番末尾に「HQ」が付く高性能タイプなので、デスクトップ向けCore i7と同じ4コア/8スレッドになります。
■Core i7-7700HQと省電力タイプのCore i7-7500Uとの違い Core i7-7700HQは4コア/8スレッドなので、2コア4スレッドのCore i7-7500Uよりもマルチスレッド性能が要求される処理が速くなります。特に動画のエンコードや画像処理などで高い処理能力を発揮します。 ◆日本HPのノートPC・タブレット「プロセッサー性能比較表」 | ||||
CPU-Zで表示されるインテル Core i7-7700HQ プロセッサーの詳細。チップセットは「モバイル インテル HM175 Express チップセット」が搭載されています。
■インテル Core i7-7700HQ プロセッサーのスペック プロセッサー・ベース動作周波数・・・2.8 GHz ターボ・ブースト利用時の最大周波数・・・3.8GHz コアの数・・・4 スレッド数・・・8 L3キャッシュ・・・6MB TDP(CPUの消費電力の目安)・・・45W プロセッサー・ダイで許容できる最大温度・・・100°C ■特長 ・第7世代インテルCoreプロセッサー(Kaby Lake) ・14nmプロセス技術を採用 ◆インテル Core i7-7700HQ プロセッサースペック詳細 | ||||

インテルXTU(※関連記事)というツールでプロセッサの電圧やターボブースト時の消費電力などの設定、1~4コア動作時の動作周波数などを確認することができます。Core i7-7700HQはオーバークロック向けではないので動作周波数の変更はできません。
Intel Turbo Boost Technology有効時の動作クロック | ||
Core i7-7700HQ | 最大動作周波数 | |
1コア動作時 | 3.8 GHz | |
2コア動作時 | 3.6 GHz | |
3コア動作時 | 3.5 GHz | |
4コア動作時 | 3.4 GHz |
プロセッサーのベンチマーク(CINEBENCH R15) |

グラフィックカードとCPUの性能テストを行い、コンピュータのパフォーマンスを評価します。
◆MAXON CINEBENCH ダウンロード
![]() | ||
■OpenGL カーチェイスによる複雑な3Dシーンを使って、グラフィックカードのOpenGLモードでの性能を調べます。 ■CPU 3Dレンダリングを行いプロセッサパワーのすべてを使う性能テスト。 ■CPU(Single Core) 1コアのみで行うプロセッサ性能テスト。 | ||
◆OMEN by HP 17-an000 ・Core i7-7700HQ (最大3.8GHz, 4コア8スレッド) ・メモリ16GB(DDR4-2400MHz) ・GeForce GTX 1070 (Laptop) | OpenGL:110.65 fps(199.0%) CPU:734 cb(210.9%) CPU(Single Core):158 cb(101.9%) |
◆Spectre x2 パフォーマンスモデル ・Core i7-7560U (最大3.8GHz, 2コア4スレッド) ・メモリ16GB(LPDDR3 1866MHz) ・インテル Iris Plus グラフィックス 640 | OpenGL:55.58 fps CPU:348 cb CPU(Single Core):155 cb |
OMEN by HP 15-ce000に搭載されているCore i7-7700HQ(4コア8スレッド) と、Spectre x2 パフォーマンスモデル (※実機ベンチマーク)に搭載されているCore i7-7560U(2コア4スレッド)の性能比較をした場合、1コアのテストではほとんど性能差はありませんが、マルチコアのテストでは2コアと4コアの違いが大きく結果に表れています。
■CPUテスト
プロセッサパワーをすべてを使うCPUテスト(マルチコア)では、コアが多いCore i7-7700HQがCore i7-7560Uよりも2.1倍くらい高いスコアが出ています。
■CPU(Single Core)テスト
1コアのみの性能を測定するテストでは、Core i7-7700HQ、Core i7-7560Uともに最大動作周波数が最大3.8GHzなので、ほぼ同じスコアになっています。
■ベンチマーク中の温度
15.6インチ・ゲーミングノートOMEN by HP 15-ce000(※実機ベンチマーク)にもCore i7-7700HQが搭載されていますが、今回テストした17.3インチのOMEN by HP 17-an000の方がボディが大きく内部の空気の流れ(エアフロー)が良いので、ベンチマーク中の平均温度は16℃くらい低い温度で動作していました。
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】 | |||
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 ※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。 | |||
インテル Core i7-7700HQ プロセッサー | |||
プロセッサーの温度 | 【最大温度】 71℃前後 【平均温度】 64℃前後 【アイドル時】 45℃前後 | ||
NVIDIA GeForce GTX 1070(Laptop) | |||
GPUの温度 | 【最大温度】 50℃前後 【平均温度】 48℃前後 【アイドル時】 42℃前後 | ||
GPU コアクロック | 【 最大 】 1556.5 MHz 【アイドル時】 139.0 MHz | ||
GPU メモリクロック | 【 最大 】 2003.4 MHz 【アイドル時】 202.5 MHz | ||
GPUクーラーのファンスピード | 【 最大 】 - RPM 【アイドル時】 - RPM | ||
ビデオメモリ使用量 | 577 MB | ||
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(ディスプレイを含む) | |||
OpenGLテスト・・・最大 約100W、CPUテスト・・・最大 約80W |

OMEN by HP 17-an000は高速なDDR4メモリ(PC4-19200:2400MHz)を搭載。メモリ容量のカスタマイズは用意されていませんが、スタンダード・プロモデル(17-an011TX)、パフォーマンス・プロモデル(17-an012TX)共に、標準で16GBのメモリを搭載しています。
・16GB (8GB×2) DDR4-2400MHz | ||||
■メモリ搭載量について 標準で16GBのメモリを搭載しているので、インターネットや動画の視聴、オフィスソフトなどの用途ではかなり余裕がありますし、バトルフィールド1のような16GBメモリを推奨するゲームもプレイ可能です。 画像処理の場合は使い方次第ですが、複数のアプリケーションを立ち上げたまま作業する場合や、高解像度の画像を取り扱う場合でも対応できる容量になります。 ◆どれくらいパソコンにメモリを搭載すればよいのか? | ||||

OMEN by HP 17-an000シリーズ(スタンダード・プロモデル、パフォーマンス・プロモデル)は、超高速の512GB SSD(PCIe NVMe M.2)と画像や動画、ゲームなどを多数保存するための1TB HDD(7200回転)を搭載しています。
・512GB SSD (PCIe NVMe M.2) +1TB HDD(7200回転) | ||||

OMEN by HP 17-an000には512GBのSSDが搭載されていますが、実際に使用できる容量は476GB(※そのうち約41.1GBを使用)になります。1TBのHDDは約918GBの容量が使用可能です。
リカバリーイメージが入っているパーティションのサイズは13.4GBで、そのうち11.8GBが使用されているので、リカバリーディスクを作成する場合は16GBのUSBメモリが必要になります。
■512GB SSD (PCIe NVMe M.2) + 1TB HDD
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CrystalDiskInfoで表示されるストレージの情報。512GB SSDはTOSHIBA製で、型番はTHNSN5512GPUK TOSHIBA 512.1GB、ファームウェアは「5KHA4102」です。ENVY 13 スタンドモデル(※実機ベンチマーク)に搭載されているSSDと同じものです。
1TB HDDはHGST製で、型番はHGST HTS721010A9E630 1000.2GB、ファームウェアは「JB0OA3T0」です。
※ストレージのメーカーは販売時期によって異なる場合があります。
OMEN by HP 17-an000シリーズには従来のSATA3よりもデータ転送速度が非常に速い規格のSSD(PCIe NVMe M.2)が搭載されています。
起動ドライブにはデータの転送速度が非常に速いSSDを採用し、高速な起動や操作時のレスポンスを確保。容量は15.6インチモデルOMEN by HP 15-ce000の2倍の512GBなので、20~30GBが当たり前の最近のゲームをより多くインストールすることができます。
速度はSSDほど速くありませんが、多数の画像や動画などを保存することができる1TB HDDも搭載しています。
■ベンチマーク中の温度(室温25℃) 512GB SSD(PCIe NVMe M.2)) 37℃(ベンチマーク前)→約61℃(ベンチマーク後) 1TB HDD(SATA, 7200回転) 33℃(ベンチマーク前)→約40℃(ベンチマーク後) ■起動時間(デスクトップ画面が表示されるまで) 約11秒 ※Windows 10のログインパスワードを設定しない状態での計測。 ※PCの環境次第で起動時間が長くなる場合があります。 | ||||
512GB SSD(PCIe NVMe M.2)のベンチマークテストをCrystalDiskMarkのバージョン5.2.2で行いました。 ベンチマークテストによって転送速度が違ってきますが、このテストではSeq Q32T1では1788MB/sを記録。SeqはCrystalDiskMark 3.0.4 と同じくらいのスコアが出ています。 | ||||

OMEN by HP 17-an000シリーズのスタンダード・プロモデル(17-an011TX)はNVIDIA GeForce GTX 1060、パフォーマンス・プロモデル(17-an012TX)は GeForce GTX 1070を搭載!
・NVIDIA GeForce GTX 1060 グラフィックス 6GB (GDDR5) ※スタンダード・プロモデル(17-an011TX) ・NVIDIA GeForce GTX 1070 グラフィックス 8GB (GDDR5) ※パフォーマンス・プロモデル(17-an012TX) | ||||

■グラフィックス性能比較
※下記のベンチマークはPassMarkから抜粋したものです。あくまでも目安としてご覧ください。実機のテストではグラフのようなパフォーマンスが発揮されない場合があります。
■NVIDIA GeForce GTX 1070 グラフィックス
パフォーマンス・プロモデル(17-an012TX)に搭載されているGPU。上記のベンチマークではGTX 1060よりも約25%高いスコアが出ています。
■NVIDIA GeForce GTX 1060 グラフィックス
スタンダード・プロモデル(17-an011TX)に搭載されているGPU。最新3DゲームをフルHD・最高画質でプレイするには少し非力ですが、最高画質を少し下げることで快適にプレイできるようになります。
◆関連記事:日本HPのノートPC「グラフィックス性能比較表」
NVIDIA GeForce GTX 1070 グラフィックス のスペック | ||
製品名 | GTX 1070 Laptop | GTX 1070 |
GPUコア | Pascal (GP104) | |
CUDAコア(シェーダ)数 | 2048 | 1920 |
テクスチャユニット(TMUs) | 128 | 120 |
ROPユニット(ROPs) | 64 | 64 |
ベースクロック(MHz) | 1443 MHz | 1595 MHz |
ブーストクロック(MHz) | 1645 MHz | 1785 MHz |
メモリタイプ | GDDR5 | |
メモリクロック | 2002 MHz | |
メモリ容量 | 8GB | |
メモリバス幅 | 256bit | |
メモリ帯域幅(GB/s) | 256.3GB/s | |
DirectX | 12 API with feature level 12_1 | |
最大温度 | 91.0℃ | 92.0℃ |
OMEN by HP 17-an000に搭載されているGTX 1070はノートPC向けなので、デスクトップPC向けのGTX 1070とは仕様が少し異なります。当サイトではノートPC向けのGTX 1070を区別するために、型番末尾に「Laptop」を付けて表記しています。 ノートPC向けGTX 1070は、シェーダ数とテクスチャユニットがデスクトップPC向けよりも約6.6%多いのですが、動作周波数は90~92%に設定されています。デスクトップPC向けの方が少し性能が高いのですが、性能差はそれほど大きくありません。 Fire Strikeのベンチマークで、デスクトップPC向けのGTX 1070と今回テストしたノートPC向けのGTX 1070を比較した場合は約10%の性能差になります。 ■Fire Strike グラフィックススコア(DX11) デスクトップPC向けのGTX 1070・・・18226(※デスクトップPC向けGPU比較) ノートPC向けのGTX 1070・・・・・・・・16579 ※GPU-Zではブーストクロックが1645 MHzとなっていますが、実機のテストでは1898.0 MHzまで上がりました。 ※GPUの情報はGPU-Zに表示されているものを記載しています。 ※デスクトップPC向けのGTX 1070はEVGAのグラフィックスカードを記載。(※参考画像) | ||||
グラフィックス・ベンチマーク(3D MARK) |

DirectX 11、DirectX 9、DirectX 10の機能を使用したベンチマークができるソフト。当サイトではSteamで販売されている有料版でテストしています。
◆3DMark-v1-3-708 ダウンロード
※総合スコアは各スコアの平均になります。 ※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。 ※Physics Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。 ※Combined Score ・・・負荷が高い処理でCPUとGPUの性能を試すテスト。 | ||||
![]() | Time Spy DirectX 12世代のGPU性能を計測。画面解像度は2560×1440。 | |
スコア:5276 | ||
Graphics Score :5498 Physics Score :4298 |
![]() | Fire Strike Ultra 4K解像度(3840x2160)でDirectX 11のGPU性能を計測 | |
スコア:3888 | ||
Graphics Score :3861 Physics Score :10808 Combined Score :2040 |
![]() | Fire Strike Extreme WQHD(2560×1440)でDirectX 11のGPU性能を計測 | |
スコア:7187 | ||
Graphics Score :7731 Physics Score :10740 Combined Score :3553 |
![]() | Fire Strike DirectX 11レベルのグラフィックス機能を用いたテスト。画面解像度は1920x1080。 | |
スコア:13295 | ||
Graphics Score :16579 Physics Score :10817 Combined Score :6208 |
![]() | Sky Diver DirectX 11世代の機能統合型CPU(=APU)向けのテスト。画面解像度は1920x1080。 | |
スコア:28656 | ||
Graphics Score :48757 Physics Score :10070 Combined Score :21656 |
![]() | Cloud Gate DirectX 10レベルのグラフィックス機能を用いたテスト。画面解像度は1280x720。 | |
スコア:25564 | ||
Graphics Score :77601 Physics Score :7638 |
![]() | Ice Storm DirectX 9レベルのグラフィックス機能を用いたテスト。画面解像度は1280x720。 | |
スコア:105348 | ||
Graphics Score :157553 Physics Score :48779 |
![]() | Ice Storm Extreme 解像度を1920x1080にして負荷を高くしたテスト | |
スコア:101687 | ||
Graphics Score :145928 Physics Score :49337 |
【Core i7-7700HQ, GeForce GTX 1070 Laptop のスコア】 Fire Strike(DX11)のテストでは、GTX 1070 LaptopはGeForce GTX 1060 with Max-Q Designよりも約1.7倍高いフレームレートが出ていますが、Cloud Gate(DX10)やIce Storm Extreme(DX9)では差が9%くらいに縮まっています。 ■参考:GeForce GTX 1060 with Max-Q Designのスコア Fire Strike(DX11) スコア:8641 Graphics Score :9859 Physics Score :10778 Combined Score :3886 ◆日本HPのノートPC「グラフィックス性能比較表」 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】 | |||
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 ※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。 | |||
インテル Core i7-7700HQ プロセッサー | |||
プロセッサーの温度 | 【最大温度】 78℃前後 【平均温度】 68℃前後 【アイドル時】 45℃前後 | ||
NVIDIA GeForce GTX 1070(Laptop) | |||
GPUの温度 | 【最大温度】 63℃前後 【平均温度】 57℃前後 【アイドル時】 42℃前後 | ||
GPU コアクロック | 【 最大 】 1898.0 MHz 【アイドル時】 139.0 MHz | ||
GPU メモリクロック | 【 最大 】 2003.4 MHz 【アイドル時】 202.5 MHz | ||
GPUクーラーのファンスピード | 【 最大 】 - RPM 【アイドル時】 - RPM | ||
ビデオメモリ使用量 | 2962MB ※Fire Strike Ultra | ||
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(ディスプレイを含む) | |||
最大 約174W |
ゲームベンチマーク(ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター) |

この「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター」ベンチマークは、実際のマップとキャラクターを表示してお手持ちのPCで動作させた場合の指標となるスコアを確認することができます。
◆ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク ダウンロード
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:標準品質 フルスクリーンモード | |
スコア:15004 | ||
平均フレームレート:113.019 評価:非常に快適 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:最高品質 フルスクリーンモード | |
スコア:12800 | ||
平均フレームレート:90.130 評価:非常に快適 |
【Core i7-7700HQ, GeForce GTX 1070 Laptop のスコア】 フルHD・最高品質のテストでは「非常に快適(平均フレームレートが約90fps)」という評価です。このままでも十分快適にプレイすることはできますが、少し画質を下げてフレームレートが伸びる設定にしたほうがリフレッシュレートが120Hz(1秒間に120回の描画が可能)のディスプレイの特性を生かすことができます。 GeForce GTX 1060 with Max-Q Designを搭載したOMEN by HP 15-ce000(※実機ベンチマーク)と比較した場合は約28%高いスコアになります。 【参考:Core i7-7700HQ, GeForce GTX 1060 with Max-Q Designのスコア】 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:最高品質 フルスクリーンモード スコア:9950 平均フレームレート:67.008 評価:非常に快適 ◆OMEN by HP 15(GTX 1060 with Max-Q)の性能・消費電力を検証! | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】 | |||
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 ※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。 | |||
インテル Core i7-7700HQ プロセッサー | |||
プロセッサーの温度 | 【最大温度】 78℃前後 【平均温度】 70℃前後 【アイドル時】 46℃前後 | ||
NVIDIA GeForce GTX 1070(Laptop) | |||
GPUの温度 | 【最大温度】 65℃前後 【平均温度】 61℃前後 【アイドル時】 42℃前後 | ||
GPU コアクロック | 【 最大 】 1898.0 MHz 【アイドル時】 139.0 MHz | ||
GPU メモリクロック | 【 最大 】 2003.4 MHz 【アイドル時】 202.5 MHz | ||
GPUクーラーのファンスピード | 【 最大 】 - RPM 【アイドル時】 - RPM | ||
ビデオメモリ使用量 | 1810 MB | ||
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(ディスプレイを含む) | |||
最大 約186W |
ゲームベンチマーク(PSO2 キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4) |

『ファンタシースターオンライン2』がどのくらい快適にプレイできるかを点数で評価してくれるベンチマーク機能です。
◆ベンチマーク ダウンロード
![]() | 画面サイズ:1920x1080 簡易描画設定・・・3 フルスクリーン表示 | |
スコア:47942 | ||
フレームレート:139~256fps 評価:快適 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 簡易描画設定・・・6(最高画質) フルスクリーン表示 | |
スコア:27801 | ||
フレームレート:104~227fps 評価:快適 |
【Core i7-7700HQ, GeForce GTX 1070 Laptop のスコア】 フルHD・簡易設定6(最高品質)でも快適にプレイできるフレームレートが出ているので設定を下げなくても快適にプレイ可能です。 簡易設定を3にすると最高フレームレートが250FPまで上がり、最低で140FPSくらいをキープできるようになるので、リフレッシュレート120Hzのディスプレイの性能(動きの滑らかさ)を十分に生かすことができます。 Fire Strike(DX11)では、GeForce GTX 1060 with Max-Q Designを搭載したOMEN by HP 15-ce000(※実機ベンチマーク)との差が1.7倍くらいありましたが、このベンチマークでは約10%くらいしか違いが出ませんでした。 ※フレームレートはFrapsで計測(ビデオ撮影をして確認)しています。 【参考:Core i7-7700HQ, GeForce GTX 1060 with Max-Q Designのスコア】 画面サイズ:1920x1080 簡易描画設定・・・6(最高画質) フルスクリーン表示 スコア:25124 フレームレート:98~180fps 評価:快適 ◆OMEN by HP 15(GTX 1060 with Max-Q)の性能・消費電力を検証! | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】 | |||
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 ※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。 | |||
インテル Core i7-7700HQ プロセッサー | |||
プロセッサーの温度 | 【最大温度】 76℃前後 【平均温度】 69℃前後 【アイドル時】 45℃前後 | ||
NVIDIA GeForce GTX 1070(Laptop) | |||
GPUの温度 | 【最大温度】 65℃前後 【平均温度】 61℃前後 【アイドル時】 42℃前後 | ||
GPU コアクロック | 【 最大 】 1898.0 MHz 【アイドル時】 139.0 MHz | ||
GPU メモリクロック | 【 最大 】 2003.4 MHz 【アイドル時】 202.5 MHz | ||
GPUクーラーのファンスピード | 【 最大 】 - RPM 【アイドル時】 - RPM | ||
ビデオメモリ使用量 | 776 MB | ||
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(ディスプレイを含む) | |||
最大 約178W |
ドラゴンクエストX ベンチマーク |

ドラゴンクエストX ベンチマークは、お使いのパソコンで「Windows版ドラゴンクエストⅩ」をプレイすることができるか性能をチェックするためのソフトです。
◆ベンチマーク ダウンロード
※このベンチマークはキャラクターがたくさん出てくるシーンでフレームレートが下がります。画質設定を軽くすると最高フレームレートは向上するのですが、最低フレームレートはあまり向上しません。フレームレートは240FPSが最高値になります。![]() | ||||
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:標準品質 フルスクリーン表示 | |
スコア:18315 | ||
フレームレート:47~240fps 評価:すごく快適 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:最高品質 フルスクリーン表示 | |
スコア:18136 | ||
フレームレート:46~240fps 評価:すごく快適 |
【Core i7-7700HQ, GeForce GTX 1070 Laptop のスコア】 フルHD(1920x1080)の最高品質で「すごく快適」という評価になります。GTX 1070 Laptop はGeForce GTX 1060 with Max-Q Designよりも高性能ですが、フレームレートの限界値が240FPSなのでスコアは頭打ちになります。 ※フレームレートはFrapsで計測(ビデオ撮影をして確認)しています。 【参考:Core i7-7700HQ, GeForce GTX 1060 with Max-Q Designのスコア】 画面サイズ:1920x1080 フルスクリーン表示 グラフィック設定:最高品質 スコア:17849 フレームレート:44~240fps 評価:すごく快適 ◆OMEN by HP 15(GTX 1060 with Max-Q)の性能・消費電力を検証! | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】 | |||
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 ※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。 | |||
インテル Core i7-7700HQ プロセッサー | |||
プロセッサーの温度 | 【最大温度】 74℃前後 【平均温度】 64℃前後 【アイドル時】 45℃前後 | ||
NVIDIA GeForce GTX 1070(Laptop) | |||
GPUの温度 | 【最大温度】 60℃前後 【平均温度】 54℃前後 【アイドル時】 42℃前後 | ||
GPU コアクロック | 【 最大 】 1885.5 MHz 【アイドル時】 139.0 MHz | ||
GPU メモリクロック | 【 最大 】 2003.4 MHz 【アイドル時】 202.5 MHz | ||
GPUクーラーのファンスピード | 【 最大 】 - RPM 【アイドル時】 - RPM | ||
ビデオメモリ使用量 | 439 MB | ||
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(ディスプレイを含む) | |||
最大 約146W |
ゲームベンチマーク(F1 2017) |

フォーミュラワン ワールドチャンピオンシップ公式ゲームシリーズの最新作「F1 2017」でベンチマークテストを行いました。ベンチマークテストは下記の設定で行っています。
■F1 2017 ベンチマークの設定 解像度:1920x1080 表示モード:フルスクリーン Vsync:オフ アンチエイリアス:TAA 異方性フィルタリング:16x グラフィック設定プリセット:超高 | ||||
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【Core i7-7700HQ, GeForce GTX 1070 Laptop のスコア】 F1 2017に収録されている全てのサーキットの中から高いフレームレートが出やすいオーストリア、やや伸びない傾向のモナコやシンガポールなどの市街地をピックアップしました。 大まかな傾向としてはどのサーキットでも「晴天」の方がフレームレートが高く、水しぶきが上がる「豪雨」ではフレームレートが下がります。 シンガポールの特定の状況(豪雨&最終ラップの花火)では60FPSを切る場合がありますが、平均FPSは78以上出ているので、フルHD・超高(ウルトラ)でも快適にプレイ可能ですが、少し画質設定を調整してフレームレートが伸びる設定にした方がリフレッシュレート120Hz対応ディスプレイの動きの滑らかさを体感することができます。 ◆PC版「F1 2017」の推奨スペック&実機ベンチマーク | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】 | |||
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 ※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。 | |||
インテル Core i7-7700HQ プロセッサー | |||
プロセッサーの温度 | 【最大温度】 82℃前後 【平均温度】 74℃前後 【アイドル時】 45℃前後 | ||
NVIDIA GeForce GTX 1070(Laptop) | |||
GPUの温度 | 【最大温度】 67℃前後 【平均温度】 62℃前後 【アイドル時】 42℃前後 | ||
GPU コアクロック | 【 最大 】 1733.5 MHz 【アイドル時】 139.0 MHz | ||
GPU メモリクロック | 【 最大 】 2003.4MHz 【アイドル時】 202.5 MHz | ||
GPUクーラーのファンスピード | 【 最大 】 - RPM 【アイドル時】 - RPM | ||
ビデオメモリ使用量 | 3164 MB | ||
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(ディスプレイを含む) | |||
最大 約196W |
VRMark:VR(仮想現実)対応システムのためのベンチマーク |

「VRMark」はVirtual Reality(仮想現実)対応システムのためのベンチマークです。このテストはVRヘッドセットがなくてもVR Ready判定テストを行うことができます。テストは2種類用意されており、Orange Roomは現在のVR環境を想定した標準的なテストですが、Blue Roomは将来登場すると思われる負荷が高い環境を想定したテストになっています。
![]() | ■Orange Room 現在の標準的な負荷でVR性能を調べるテスト。 | |
スコア:8026 | ||
平均フレームレート:174.98fps 目標フレームレート:109.00fps |
![]() | ■Blue Room 将来のより高負荷なVR環境を想定したテスト。 | |
スコア:1651 | ||
平均フレームレート:36.00fps 目標フレームレート:109.00fps |
【Core i7-7700HQ, GeForce GTX 1070 Laptop のスコア】 現時点では十分にVRを楽しめる性能があります。Blue Roomは将来の環境を想定しているテストなので目標フレームレートを下回っていますが、現在のVR環境でどれくらいの性能かをテストするOrange Roomでは、目標値よりも約60%高いスコアが出ています。 【VR ベンチマーク】 ◆VRベンチマーク「VRMark」でゲーミングPCのVR性能をチェック! 【参考:Core i7-7700HQ, GeForce GTX 1060 with Max-Q Design のスコア】 ■Orange Room スコア:5576 平均フレームレート:121.55fps 目標フレームレート:109.00fps ■Blue Room 将来のより高負荷なVR環境を想定したテスト。 スコア:961 平均フレームレート:20.95fps 目標フレームレート:109.00fps ◆OMEN by HP 15(GTX 1060 with Max-Q)の性能・消費電力を検証! | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 25℃】 | |||
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 ※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。 | |||
インテル Core i7-7700HQ プロセッサー | |||
プロセッサーの温度 | 【最大温度】 75℃前後 【平均温度】 66℃前後 【アイドル時】 45℃前後 | ||
NVIDIA GeForce GTX 1070(Laptop) | |||
GPUの温度 | 【最大温度】 67℃前後 【平均温度】 62℃前後 【アイドル時】 42℃前後 | ||
GPU コアクロック | 【 最大 】 1771.5 MHz 【アイドル時】 139.0 MHz | ||
GPU メモリクロック | 【 最大 】 2003.4 MHz 【アイドル時】 202.5 MHz | ||
GPUクーラーのファンスピード | 【 最大 】 - RPM 【アイドル時】 - RPM | ||
ビデオメモリ使用量 | 1936 MB | ||
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(ディスプレイを含む) | |||
最大 約178W |

OMEN by HP 17-an000シリーズ(スタンダード・プロモデル、パフォーマンス・プロモデル)の電源は230WのACアダプターです。
インターネット閲覧中の消費電力・温度(室温25℃) | |
プロセッサーの温度 | 45~61℃ |
GPUの温度 | 44~46℃ |
消費電力 | 28~82W前後 |
プロセッサーの温度は、サイトにアクセスしたりページを移動したときに瞬間的に60℃を超えることがありましたが、ページを見ているだけの状態ではアイドル時に近い45℃前後で推移していました。
消費電力もページにアクセスしたときに瞬間的に50Wを超えることがありますが、ページを見ているだけの状態ではアイドル時に近い28~35Wくらいの間で推移。動画コンテンツが埋め込んであるページに移動したときに、瞬間的に82Wまで上がることがありました。
※消費電力や温度は、Microsoft Edge でHP公式サイトを閲覧した時の数値。 ※閲覧するWebサイトによっては計測した数値と異なる場合があります。 ※電源オプションは「バランス(HP推奨)」に設定。 | ||||
YouTubeの動画を約30分視聴したときの消費電力・温度(室温25℃) | |
プロセッサーの温度 | 45~57℃ 【平均47℃】 |
GPUの温度 | 42~46℃ 【平均43℃】 |
消費電力 | 35~72 W前後 |
動画視聴中のプロセッサーの温度は、瞬間的に50℃を超えることがありましたが平均では47℃くらいになります。GPUの温度はロセッサーよりも変動が少なく低めで動作していました。
消費電力は瞬間的に70Wを超えることがありましたが、大体において37~45Wの間で推移していました。
※消費電力や温度は、Microsoft Edge でYouTubeの動画を視聴した時の数値です。 ※音量は10に設定。 ※YouTubeのフルHD動画を30分再生 ※動画はフルスクリーンで表示 ※電源オプションは「バランス(HP推奨)」に設定。 | ||||

【高負荷時に温度が高くなる場所】 ・キーボードの中央付近 ・キーボードの上側 ・排熱口付近 ・ボディの底面など 高負荷時に温度が高くなる場所は、キーボードの中央付近から上側(プロセッサーやグラフィックスなどが搭載されている位置)になります。 【負荷が軽い作業時(インターネットや文書作成など)や動画視聴時】 キーボードの中央付近が少し暖かくなりますが、最も温度が高いところでも少し暖かさが感じられる32~34℃くらいです。 【キーボード部分の温度】 ゲームやベンチマークなどを行うとCPUやGPUの温度が高くなるので、キーボード部分はそれなりに熱さが感じられるようになります。 ファイナルファンタジーのベンチマーク終了時で、キーボード中央付近が39℃(少しぬるめのお風呂くらいの温度)になりましたが、ゲームでキャラクターを動かすときに使用されるWASDキー付近は少し低めで36℃くらい、矢印キー付近は32℃くらいになります。 | ||||

【高負荷時の冷却性能】 OMEN by HP 17-an000は底面から吸気して、後部の排熱口(2か所)から内部の熱を放出します。 冷却性能は、15.6インチモデルのOMEN by HP 15-ce000(※実機ベンチマーク)よりもボディが大きいOMEN by HP 17-an000の方が優れているようです。高負荷時のCore i7-7700HQプロセッサーの温度は、最高で82℃、平均では65~75℃くらいで動作していました。 OMEN by HP 15-ce000と比較した場合は、アイドル時の温度は3℃くらい高いのですが、ベンチマーク中の最高温度は12~20℃低く、平均では5~10℃低い温度になります。 グラフィックスのGTX 1070(Laptop)は負荷の高いゲームでも発熱が少なく、最大で67℃しか上がりませんでした。温度的にはかなり余裕がある状態なので、ブーストクロックが1898.0MHzまで伸びました。(※GPU-Zではブーストクロックが1645 MHzと表示) 【消費電力について】 最大消費電力は「F1 2017」ベンチマーク時に196Wを記録しましたが、インターネットや動画視聴時は28~82Wの間で推移していました。 【高負荷時のファンの音】 プロセッサーややグラフィックスの温度が高くなると冷却ファンが高速で回転するので、それなりに音が聞こえるようになります。PC内部の温度がそれほど上がらない負荷が軽い作業(Webサイトの閲覧や動画の視聴時など)では、ファンの音は静かです。 | ||||

ベンチマーク時のPCパーツの最高温度(室温25℃) | |
インテル Core i7-7700HQ プロセッサー | 82℃(アイドル時45℃前後) |
NVIDIA GeForce GTX 1070(Laptop) | 67℃(アイドル時42℃前後) |
ベンチマーク中の消費電力(ディスプレイを含む) | |
電源OFF時 | 0.3W 前後 |
スリープ時 | 0.5W 前後 |
アイドル時 | 28W 前後 |
起動時 | 約80W(瞬間最大) |
ベンチマーク中の最大消費電力 | 約196W (F1 2017) |
※消費電力はPCの使用環境によって違いが出る場合があります。 ※ディスプレイの輝度を100%に設定してテストしています。 ※ACアダプターを接続した状態で計測。 |
ベンチマークテストのまとめ |

■17.3インチ・ゲーミングノートOMEN by HP 17-an000のベンチマークテスト Core i7-7700HQ、16GBメモリ、GTX 1070 (Laptop)グラフィックスを搭載したOMEN by HP 17-an000は、最新3DゲームをフルHDで快適にプレイできる性能を備えています。 この機種は2モデル用意されていますが、違いはグラフィックス(GTX 1060またはGTX 1070)のみです。120Hz対応ディスプレイ(1秒間に120回の描画が可能)の性能を生かすなら、高性能なGTX 1070の方が高いフレームレートで(滑らかな動きで)ゲームをプレイすることができます。(※GTX 1070 Laptopの性能・消費電力を検証!) ◆ノートPC向け 第7世代 インテル Core i7-7700HQ プロセッサー 4コア8スレッドのノートPC向け高性能プロセッサーなので、負荷の高いゲームや動画のエンコード、画像処理などで高い処理能力を発揮します。 ◆16GBメモリ (PC4-19200:2400MHz) 一般的な用途(インターネット、動画視聴、オフィスソフト)ではかなり余裕がありますし、16GBメモリを推奨するゲームもプレイ可能な容量です。 ◆512GB SSD (PCIe NVMe M.2)+1TB HDD SSDは512GBの大容量で、起動やレスポンスが速く快適です。1TB HDDも搭載しているので画像や動画などを多数保存することができます。 ◆NVIDIA GeForce GTX 1070(Laptop)グラフィックス 重いFire Strikeのテストで65FPS以上を記録。フレームレートを120以上出すには画質の調整が必要になりますが、最新レースゲームの「F1 2017」ベンチマークでは、フルHD・最高画質で平均78~105FPSくらい(コースによって変わります)のフレームレートが出ました。 ◆ベンチマーク中の温度・消費電力 今回テストした17.3インチモデルは15.6インチモデル(※実機ベンチマーク)よりも冷却性能が優れています。高負荷時のCore i7-7700HQプロセッサーの温度は、最高82℃、平均では65~75℃くらいで推移していました。グラフィックスのGTX 1070(Laptop)は負荷の高いゲームでも発熱が少なく最高で67℃でした。 最大消費電力は「F1 2017」ベンチマーク時に196Wを記録しましたが、インターネットや動画視聴時は28~82Wくらいで推移していました。 | ||||
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【メーカー製品詳細ページ】
◆OMEN by HP 17-an000 製品詳細
◆OMEN by HP 17-an000(スペックPDF)
【トラブルシューティング・ドライバー・使用方法など】
◆OMEN by HP 17-an000 サポート
◆OMEN by HP 17-an000(ユーザーガイドPDF)
【実機レビュー】
◆ステルス戦闘機から着想を得た「OMEN by HP 17-an000」徹底レビュー
◆OMEN by HP 17-an000(GTX 1070 Laptop)の性能・消費電力を検証!
◆OMEN by HP 17-an000(GTX 1060 Laptop)の性能・消費電力を検証!
【ゲームベンチマーク】
◆PC版「F1 2017」の推奨スペック&実機ベンチマーク
◆PC版「PROJECT CARS 2」の推奨スペック&ベンチマーク
■レビューについて
※商品仕様/価格については2017年11月2日時点のものです。
※PCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※ベンチマークの結果、温度、消費電力などの測定値はPCの使用状況や環境によって異なることがあります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
※PassMarkベンチマークスコアはPassMark - CPU Benchmarks 、Video Card Benchmarks から抜粋しています。あくまでも目安としてご覧ください。
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