
日本HPの15.6インチ・ゲーミングノート「OMEN by HP 15-ce000」の外観・デザインの実機レビューです。高画質な画像を多数掲載して、ステルス戦闘機から着想を得たOMEN by HP 15の魅力をお伝えしたいと思います。
15.6インチ・ゲーミングノート『OMEN by HP 15-ce000』の製品特長 |

■15.6インチ・ゲーミングノート『OMEN by HP 15-ce000』の製品特長 ※2017年8月17日より販売開始。 【外観・デザイン】 ・ステルス戦闘機から着想を得た近未来的なデザイン ・キーボード面は、ヘアライン加工が施されたアルミニウムを採用 ・イメージパッドの淵はきらりと輝くダイヤモンドカット加工 【性能面】 ・Windows 10 Home(64bit)/Windows 10 Pro (64bit) ・インテル Core i7-7700HQ プロセッサー(最大3.8GHz、4コア8スレッド、TDP45W) ・DDR4-2400MHz 16GB メモリ ・256GB SSD(PCIe NVMe M.2) + 1TB HDD(7200回転) ・NVIDIA GeForce GTX 1060 with Max-Q Design グラフィックス 【使い勝手・機能性・拡張性】 ・15.6インチワイド・フルHD非光沢・IPSディスプレイ※NVIDIA G-SYNC 対応 ・リフレッシュレート120Hz 対応ディスプレイ ・再設計された冷却機構(2つの大型ファン、ヒートパイプのカバー面積拡大、エアフローの改善) ・WASDキーに見やすいレッドを採用 ・26キーロールオーバーアンチゴースト機能 ・MIMO対応複数アンテナで安定通信 ・豊富なインターフェース ・薄暗い場所でも快適にタイピングできるバックライトキーボード ・Audio by Bang & Olufsenデュアルスピーカー ・バッテリ駆動時間 約5時間 ・サイズ 約 388 × 275 × 24.8(最薄部)-28.5(最厚部)mm ・質量2.63 kg 【価格・モデル】 ※価格は2017年10月28日時点のものです。お得なキャンペーンを実施している場合があるので、最新価格はメーカー製品詳細ページをご確認ください。この機種は2モデル用意されていますが、OSの違いのみでCPUやストレージ、メモリ、グラフィックスの仕様は同じです。 ・パフォーマンスモデル(15-ce015TX)・・・Windows 10 Home(64bit) ・プロフェッショナルモデル(15-ce016TX)・・・Windows 10 Pro(64bit) ■OMEN by HP 15-ce015TX マウスセットキャンペーン(パフォーマンスモデル) ¥161,480(税込)~ ■OMEN by HP 15-ce015TX マウスセットキャンペーン(プロフェッショナルモデル) ¥169,180(税込)~ 【メーカー製品詳細ページ】 ◆OMEN by HP 15-ce000 製品詳細 ◆OMEN by HP 15-ce000(スペックPDF) 【実機レビュー】 ◆OMEN by HP 15-ce000(GTX 1060 with Max-Q Design)の性能・消費電力を検証! | ||||
ステルス戦闘機から着想を得た近未来デザイン |

『OMEN by HP 15-ce000』は日本HPの15.6インチ・ゲーミングノートです。ステルス戦闘機から着想を得た近未来デザイン、「X」の文字で切り替えた表面テクスチャ、アフターバーナー(ジェットエンジンの追加燃焼装置)が動作しそうな後部の排熱口が特徴的です。 【関連項目】▼カーボン調&ヘアライン加工が施されたボディ | ||||

最新の3Dゲームを快適にプレイするために、インテル Core i7-7700HQ プロセッサー、16GB DDR4 メモリ(2400MHz)、256GB SSD(PCIe NVMe M.2) + 1TB HDD(7200回転)、NVIDIA GeForce GTX 1060 with Max-Q Design グラフィックスを搭載。 【関連記事】◆GTX 1060 with Max-Q Designの性能・消費電力を検証! | ||||

ボディの素材は樹脂ですがキーボード面にはアルミニウムを採用。キーボードは「ドラゴンレッド」のバックライト付で、タッチパッドの周囲には光が当たると輝くような加工が施されています。 【関連項目】◆バックライトキーボード(日本語配列) | ||||

FPSやアクション、レースゲームなどを滑らかな動きで楽しめる「リフレッシュレート 120Hz 対応ディスプレイ」を搭載! 【関連項目】▼リフレッシュレート 120Hz 対応ディスプレイ(15.6インチ/フルHD/非光沢/IPS) | ||||

ディスプレイを閉じた状態の厚み(高さ)は 24.8(最薄部)-28.5(最厚部)mmですが、側面を細く絞り込んでいるので見る角度によってはとても細くシャープに見えます。 【関連項目】▼OMEN by HP 15-ce000 のサイズ・質量 | ||||

左側面には、Mini DisplayPort、HDMI 2.0 出力端子、USB3.1 Gen1(電源オフUSBチャージ機能対応)、USB Type-C 3.1 Gen2 (Thunderbolt 3、電源オフUSBチャージ機能対応)、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート、マイク入力ポートなどを搭載。LAN端子も備えているので、有線でインターネットに接続することができます。 【関連項目】◆インターフェース(各部名称) | ||||

右側面はスッキリとした印象です。SDカードスロット、USB3.1 Gen1 × 2、電源コネクターのみ搭載。 【関連項目】◆インターフェース(各部名称) | ||||

ディスプレイを閉じた状態。(前方から) 「近未来感を強調する「X」のデザイン。 【関連項目】▼カーボン調&ヘアライン加工のボディ | ||||

ディスプレイを閉じた状態。(後方から) 【関連項目】▼ジェット戦闘機のような後部の排熱口 | ||||

天面中央には「OMEN」のロゴマークと「X」を配置。 | ||||
カーボン調&ヘアライン加工が施されたボディ |

OMEN by HP 15-ce000はゲーミングPCらしい配色で、シャドウブラックをにドラゴンレッドのアクセントを採用。素材を生かした表面処理にもこだわりが感じられます。 | ||||

「OMEN」のロゴマークは光沢感がある仕上がりです。「X」の部分はLEDではなくメタリック感があるレッドにカラーリングされています。 | ||||

OMEN by HP 15-ce000のボディは樹脂(キーボード部分のみアルミニウム)ですが、アルミニウムのように見せるためのヘアライン加工やカーボン調の処理が施されています。 カーボン調の部分は立体的な処理で、デスクトップPCの「OMEN by HP Desktop 880 シリーズ(※外観・デザインのレビュー)」でも採用されています。 | ||||

天板後部の「OMEN」のロゴがある部分はスムーズな表面処理。 | ||||

ディスプレイの下には「OMEN」のロゴマーク、キーボードの上側には「OMEN」の文字があります。ディスプレイの周囲(ベゼル)はマット(非光沢)な仕上がりになっています。 | ||||

電源スイッチはキーボードの左上で、電源が入ると中央のLEDが点灯します。吸気口のように見える電源スイッチの上にあるスリットには穴などは無く、より戦闘機の雰囲気を高めるための飾りです。 | ||||

キーボード面にはヘアライン加工が施されているアルミニウムを採用。パームレストやキーボード部分のくぼみなどはステルス機を意識したようなデザインになっています。 | ||||
ジェット戦闘機のような後部の排熱口 |

ジェット戦闘機のようなデザインの後部の排熱口。 | ||||

天板と同じように「X」を利用したデザインの底面。 | ||||

底面のメッシュの部分から吸気。高負荷時は内部の温度が上がるので、後部の排熱口から勢いよく内部の熱を放出します。 | ||||

排熱口の奥には放熱フィンが見えますが、さらにその奥に冷却ファンが搭載されています。 | ||||
リフレッシュレート120Hz 対応ディスプレイ(15.6インチワイド/フルHD/非光沢/IPS) |

15.6インチワイド・ディスプレイはフルHD(1920×1080ドット)で、視野角が広いIPS方式を採用。パネルの表面は「非光沢」です。 OMEN by HP 15-ce000 の売りはディスプレイがリフレッシュレート120Hz(1秒間に120回の描画が可能) に対応している点です。実際にレースゲームをプレイして60Hz(1秒間に60回の描画が可能)のディスプレイと比較してみたのですが、120Hz対応ディスプレイは動きがとても滑らかで、残像感が少なく「くっきりとした感じ」です。 NVIDIA G-SYNCにも対応しているので、ゲームプレイ中のカクつきやティアリング(画面のズレ)などがほとんどなく、とても快適にゲームをプレイすることができました。 画面のサイズは15.6インチワイド(幅344mm、縦195mm)なのでノートPCとしては標準的なサイズですが、より大きな画面で楽しめる17.3インチワイド・ディスプレイ(幅382mm、縦215mm)を搭載したモデル(◆OMEN by HP 17-an000 シリーズ製品詳細ページ ・フレッシュレート120Hzに対応 ・画面解像度はフルHD(1920×1080ドット) ・視野角が広いIPS方式 ・非光沢(ノングレア)パネル ・最大1677万色 ・300nit(※明るさ) ・NVIDIA G-SYNC 対応 ◆NVIDIA G-SYNC - PC ゲーム モニター テクノロジ | ||||

斜めから見ても色の変化が少ないIPS方式を採用し、画面の色味や発色なども良いので、きれいな画質でWebサイトの閲覧や動画の視聴、ゲームプレイなどを楽しむことができます。 非光沢パネルを採用しているので、画面への光の反射や映り込みが少ない点も良いところです。映像やゲームプレイに集中できます。 | ||||

ディスプレイの最大角度は、当サイトの実測値で約130度です。机に置いて使う場合はここまで開くことはないと思いますが、床に座ってパソコンを使う場合にちょうど良いくらいの角度になります。 | ||||
Web カメラ (約92万画素) |

ディスプレイの上部に約92万画素のWebカメラを搭載しています。 ※Windows Hellow を利用できないので、顔認証によるログインはできません。 | ||||
バックライトキーボード(日本語配列、テンキー付き) |

※画像をクリックすると拡大表示します。 OMEN by HP 15-ce000のキーボードは、バックライト、テンキー付きで、表面はヘアライン加工されたアルミニウムが採用されています。 | ||||

ゲームで移動するときに使用される「WASDキー」が視認性の良いレッドになっているので、キーボードから一旦手を離しても素早く「WASDキー」に手を置くことができます。 キーストロークやキーを押した感触はプレミアムノートPCのSpectre x360(※実機レビュー)やSpectre x2(※実機レビュー)などと同じような押し心地で、適度な弾力性(クリック感)があります。 【キーピッチ】 約18.7×18.7mm 【キーストローク】約1.5mm JIS標準準拠[105キー] ※キーピッチは主要キーの中心から隣のキーの中心までの長さ。 | ||||

矢印キーは他のキーよりも少し下に配置されています。 | ||||


バックライトは「Fn+F4」でオン・オフの切り替えが可能です。 バックライトを点灯させることで暗い場所でもキーの文字を見ることができますが、この機種のキーは黒に赤というコントラストが低い組み合わせで視認性が良くないので、明るい場所でもバックライトを常時点灯した方が見やすいと思います。 | ||||

バックライトはWASDキーのみ点灯させることも可能です。「Fn+F4」を押すと、オフ→全て点灯→WASDキーのみ点灯の順に切り替わります。 | ||||
タッチパッド (タッチジェスチャー対応) |

タッチパッドはボタンが独立しているので、確実にクリックや右クリックを行うことができます。タッチパッドの淵にはアクセントとして、光が当たると輝く「ダイヤモンドカット加工」が施されています。 【タッチパッド部分のサイズ】 約102mm(横幅)× 57mm(縦) 【タッチパッド全体(ボタンを含む)のサイズ】 約102mm(横幅)× 69mm(縦) ※左下のタッチパッド ボタン・・・外付けマウスの左ボタンと同様に機能します。 ※右下のタッチパッド ボタン・・・外付けマウスの右ボタンと同様に機能します。 ※マウスの「右クリック」は2本指タップでも可能です。 | ||||
Audio by Bang & Olufsen デュアルスピーカー |

OMEN by HP 15-ce000は Audio by Bang & Olufsenのデュアルスピーカーを搭載。 | ||||

スピーカーは底面の前方左右(スリットがある部分)に搭載。 【関連項目】◆OMEN by HP 15-ce000の底面 | ||||

スリットの内側はアクセントとして「ドラゴンレッド」にカラーリングされています。 | ||||
インターフェース(各部名称) |

【左側面のインターフェース】 ・セキュリティロックケーブル用スロット ・Mini DisplayPort ・HDMI 2.0 出力端子 ・ネットワークポート(RJ45) ・USB3.1 Gen1(電源オフUSBチャージ機能対応) ・USB Type-C 3.1 Gen2 × 1 (Thunderbolt 3、電源オフUSBチャージ機能対応) ・ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート ・マイク入力ポート | ||||

【右側面のインターフェース】 ・SDカードスロット ・USB3.1 Gen1 × 2 ・電源コネクター ■SDカードスロットについて ※SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカードを一つのスロットで利用可能。 ※SD I/Oカードは利用不可。 ※SDHC・SDXCメモリカードの高速転送規格「UHS-I」には非対応。 ※「SDメモリーカード」の著作権保護機能には非対応。 ※miniSDカード、microSDカード等のメモリカードにアダプターを装着して使用することはできません。 | ||||
底面&リサイクルマークの位置 |

底面の前方左右にスピーカー(赤いスリットがある部分)を搭載。内部を冷やす空気を取り入れるための吸気口が2ヶ所あります。ゴム脚は4か所設置されています。 | ||||

リサイクルマークは底面に印刷されています。 ◆家庭系PCのリサイクル(個人のお客様) | ||||
OMEN by HP 15-ce000 のサイズ・質量 |

※画像をクリックすると拡大表示します。 【サイズ・質量】 幅:388mm 奥行き:275mm 高さ:24.8 - 28.5mm(最厚部) 質量:約2.63kg | ||||
電源ユニット(200W ACアダプター) |

OMEN by HP 15-ce000はゲーミングノートなので、薄型ノートPCよりも電源容量大きい200WのACアダプターが付属しています。電源コネクターはUSB Type-Cではなく電源専用のコネクターです。 | ||||

ACアダプターはモバイルノートPCのような持ち運び用ではないので、サイズが大きく重さは約830gになります。ACアダプターに電源コード(約116g)を接続した状態の重さは約946gになります。 【ACアダプターのサイズ】 170mm(幅)×95mm(奥行き)×25mm(厚さ) 質量:約830g ※実測値:電源コードの重さは除きます。 | ||||

取り外し可能な電源コード単体の重さは約116gです。 【電源コード】 質量:約116g ※実測値 | ||||
斬新な近未来デザイン&ボディのテクスチャにこだわったゲーミングノート |
OMEN by HP 15-ce000は、ステルス戦闘機から着想を得た近未来デザインが特徴的な15.6インチ・ゲーミングノートです。 ブラックを基調として「ドラゴンレッド」のアクセントを使用したゲーミングPCらしい配色で、ボディにはアンギュラーフォーム(ゴツゴツした、角ばった)を採用。天板や底面には未知のものに使われることが多い名前の「X」をデザインに利用することで近未来感がさらに増しています。 ボディの素材で使われている樹脂は高価な素材ではありませんが、表面にヘアライン加工されたアルミニウム風のテクスチャと、カーボンファイバー調のテクスチャを施すことで、非常にこだわり感がある仕上がりになっています。 オプティカルドライブ(DVDやブルーレイ)は搭載していませんが、インターフェースは豊富で、最新規格のUSB Type-C、従来のUSB機器が使えるUSB3.1、SDカードスロット、有線でインターネットに接続できるLAN端子などを備えています。 高リフレッシュレートの120Hz対応ディスプレイは、画面の動きが速いFPSやアクションゲーム、レースゲームなどを滑らかな動きで楽しむことができます。くっきりとした画質で発色もきれいです。 インテル Core i7-i7-7700HQ プロセッサー、16GBメモリ(DDR4-2400MHz)、256GB SSD(PCIe NVMe M.2) + 1TB HDD、GeForce GTX 1060 with Max-Q Design グラフィックスを搭載しているので最新3Dゲームをプレイ可能ですが、フルHD(1920x1080)で画質は最高でなくても構わない方向けのゲーミングノートです。(◆実機ベンチマーク) | ||||
【メーカー製品詳細ページ】
◆OMEN by HP 15-ce000 製品詳細
◆OMEN by HP 15-ce000(スペックPDF)
【トラブルシューティング・ドライバー・使用方法など】
◆OMEN by HP 15-ce000 サポートページ
◆OMEN by HP 15-ce000 ユーザーガイド
【実機レビュー】
◆近未来デザイン『OMEN by HP 15-ce000』の外観・デザイン徹底レビュー
◆OMEN by HP 15-ce000(GTX 1060 with Max-Q Design)の性能・消費電力を検証!
【ゲームベンチマーク】
◆PC版「F1 2017」の推奨スペック&実機ベンチマーク
◆GTX 1060 with Max-Q Design 搭載ゲーミングノートでシムズ4をプレイ!
■レビューについて
※商品仕様/価格については2017年10月22日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
- 関連記事
-
-
【実機ベンチマーク】OMEN by HP 15-dh0011TX(Core i7-9750H、RTX 2070 Max-Q) 2020/01/08
-
【速攻レビュー】OMEN by HP 15-dh0000の製品特徴・新旧モデル比較 2019/09/02
-
OMEN by HP 15-dc0000のメモリ増設方法(16GB→32GB) 2019/04/04
-
【実機レビュー】OMEN by HP 15-dc1000(RTX 2070 Max-Q)の性能をチェック! 2019/03/27
-
OMEN by HP 15-dc0000のSSDを大容量の 1TB に換装! 2019/03/18
-
【OMEN by HP 15-dc0000】底面カバーの取り外し方 2019/03/16
-
OMEN by HP 15-dc0000(GTX 1070 MAX-Q)でPUBGプレイ時のフレームレートを計測! 2018/09/28
-
【徹底レビュー】15.6インチ・ゲーミングノート「OMEN by HP 15-dc0000」の外観・デザイン 2018/08/11
-
カテゴリ
タグ