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日本HPの法人向け2in1モバイルPC「HP EliteBook x360 1030 G2」の外観・デザインのレビューです。製品画像を多数掲載しています。


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■目次(ページ内リンク)
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◆法人向け2in1モバイルPC『HP EliteBook x360 1030 G2』の製品特長
◆HP EliteBook x360 1030 G2の外観・デザイン
◆丈夫さと美しさを兼ね備えたアルミニウム合金のボディ
◆利用シーンに応じた使い方ができる4つのモード
◆13.3インチワイド・フルHD(1,920×1,080)光沢 IPSディスプレイ
◆ビジュアルハッキングを防ぐ「内蔵型プライバシースクリーン」
◆720p HD Webカメラ(92万画素、固定焦点レンズ)
◆バックライトキーボード(日本語配列)
◆クリックパッド (タッチジェスチャー対応)
◆指紋認証機能
◆Bang & Olufsen クアッドスピーカー
◆インターフェース(各部名称)
◆底面/リサイクルマーク
◆サイズ・質量
◆電源ユニット(HP 65WスマートACアダプター)
◆HP アクティブペン(※追加オプション)
◆外観・デザインのレビューまとめ
 



 法人向け2in1モバイルPC『HP EliteBook x360 1030 G2』の製品特長

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■2in1モバイルPC『HP EliteBook x360 1030 G2』の製品特長
※日本HPの法人向けモデル。

【外観・デザイン】
・機能美を追及したデザイン
・ボディには航空機等などにも使われる強さ・硬さを備えたアルミ素材を採用
・随所に施されたダイヤモンドカットのアクセント

【性能面】
・Windows 10 Pro (64bit)
・第7世代インテルプロセッサー( Core i5-7200U / Core i7-7600U)
・オンボードDDR4(4GB / 8GB / 16GB)
・インテル HDグラフィックス 620
・128GB M.2 SSD(SATA3)
・256GB、512GBは超高速なSSD(PCIe NVMe)を採用

【使い勝手・機能性・拡張性】
・米軍調達基準(MIL-STD)、天面加圧試験600kgfをクリアしたタフなボディ
・13.3インチ・フルHDブライトビュー(光沢)・IPSタッチディスプレイ (1920×1080)
・内蔵プライバシースクリーン
・耐久性が抜群のGorilla Glassを採用
・360°回転可能なディスプレイ
・利用シーンに応じた使い方ができる4つのモード
・薄暗い場所でも快適にタイピングできるバックライトキーボード
・Audio by Bang & Olufsenクアッドスピーカー
・薄さ約14.9mm、重量約1.28kg
・HP 65WスマートACアダプター(HP ファストチャージ対応)
・バッテリ駆動時間 最大約16時間30分

【セキュリティ】
・HP WorkWise:スマートフォンアプリを使ってPCを管理
・HP Sure Click:ブラウジングのセキュリティ強化
・HP BIOSphere:MBR/GPTを自動復旧
・HP Sure Start Gen3:業界初のBIOS自己修復機能
・HPマルチファクタ認証(多要素認証)

【価格・モデル】
※価格は2017年10月8日時点のものです。最新価格や納品の目安はメーカー製品詳細ページをご確認ください。

■HP EliteBook x360 1030 G2 ワークスタイル変革キャンペーン
(Core i5 4GB 128GB SSD)
¥153,780(税込)~

■HP EliteBook x360 1030 G2 機能美の神髄・発売記念キャンペーン
(Core i5 8GB 256GB SSD)
¥175,780(税込)~

■HP EliteBook x360 1030 G2 機能美の神髄・発売記念キャンペーン
(Core i7 16GB 512GB SSD)
¥241,780(税込)~

【メーカー製品詳細ページ】

◆HP EliteBook x360 1030 G2 製品詳細icon
◆HP EliteBook x360 1030 G2(スペックRDF)
 



 HP EliteBook x360 1030 G2の外観・デザイン

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HP EliteBook x360 1030 G2は日本HPの法人向け2in1モバイルPCです。ディスプレイが360度回転する個人向け製品のHP Spectre x360(※実機レビュー)と似たような雰囲気ですが、法人向けのEliteBook x360は高い堅牢性(丈夫さ)とセキュリティ機能が売りの製品です。


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美しい造形のボディには、船舶や航空機等などに使われる軽くて丈夫なアルミ素材(Al-Mg-Si系合金のA6063)を採用。表面は「梨地処理」が施されています。カラーバリエーションは「ナチュラルシルバー」の1色のみです。

【関連項目】▼丈夫さと美しさを兼ね備えたアルミニウム合金のボディ


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ディスプレイは13.3インチで、画面解像度はフルHD(1920×1080)、斜めから見てもきれいに見えるIPS方式を採用。

【関連項目】▼13.3インチ・フルHD(1,920×1,080)光沢 IPSディスプレイ
 

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ディスプレイは360度回転するので、4つのモード(ノートブック、スタンドモード、テントモード、タブレットモード)に変更することができます。

【関連項目】◆利用シーンに応じた使い方ができる4つのモード


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右側面には、最新規格のUSB Type-Cポート (Thunderbolt 3対応)、従来のUSB機器が接続できるUSB3.1ポート、HDMIポート、Micro SDカードスロットなどを備えています。

【関連項目】▼インターフェース(各部名称)


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左側面のUSB3.1ポートはパワーオフUSB充電に対応。

【関連項目】▼インターフェース(各部名称)




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ディスプレイを閉じた状態(正面)。ボディの側面も光沢感が少ない「梨地処理」なので落ち着いた雰囲気に見えます。

【関連項目】◆質感が高いアルミニウムのボディ&細部へのこだわり



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ディスプレイを閉じた状態(背面)。ボディの後部は光沢感がある仕上がりになっています。

【関連記事】◆丈夫さと美しさを兼ね備えたアルミニウム合金のボディ


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ディスプレイを開いた状態(背面)。中央にはプレミアムPC(Spectre シリーズやENVY 13など)に付けられる「スラッシュロゴ」が輝きます。

上部のラインは「アンテナライン」です。Spectre x360にもアンテナラインはありますが、あまり目立たないような処理が施されています。(※参考画像




 丈夫さと美しさを兼ね備えたアルミニウム合金のボディ

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美しい造形のボディはアルミニウム合金の塊をCNC削り出しで加工されています。

アルミニウムには色々な種類がありますが、EliteBook x360 1030 G2はMg(マグネシウム)とSi(シリコン)を添加したAl-Mg-Si系合金のA6063を採用。

船舶、航空機等などにも使われる強くて硬いアルミ素材のボディは、米軍調達基準(MIL-STD)、天面加圧試験600kgfをクリアしています。


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「スラッシュ・ロゴ」は鏡のような表面処理です。ボディ表面にはサラサラとした手触りの「梨地処理」が施されています。


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ディスプレイの下にある「スラッシュ・ロゴ」のカラーは鏡のようなシルバーです。Spectre x360はナチュラルシルバーでも「ブロンズゴールド」のマークが採用されています。(※参考画像:ロゴマーク


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ヒンジ部分もボディと同じ「梨地処理」が施されています。


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「ELITEBOOK」のロゴはキーボード左下に刻まれています。手に触れるキーボード面やパームレスト部分も梨地処理です。


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ボディ側面は前方に向かって絞り込むような形状ですが、Spectre x360の先端 下部(※参考画像)ほど細くなっていないので少しどっしりとした印象に見えます。


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Spectre x360の後部は丸い形状(※参考画像)ですが、EliteBook x360 1030 G2は丸みが少なくエッジが効いたデザインになっています。



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ボディの後部はSpectre x360(※参考画像)とは大きく異なる部分です。

「ELITEBOOK」のロゴが刻まれている部分はヘアライン加工が施され、ステンレスのような光沢感がある仕上がりになっています。HP製品は素材や表面処理のコントラスト(対比)にもこだわりを見せます。


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ヒンジ部分にも美しいヘアライン加工が施されています。


 
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底面には内部を冷却するためのスリットあります。内側の大きなスリットから吸気し、後部のスリットから内部の熱を放出します。

【関連項目】◆底面/リサイクルマーク




 利用シーンに応じた使い方ができる4つのモード

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EliteBook x360 1030 G2は、利用シーンに応じて4つのモードに変更することができるコンバーチブルPCです。ヒンジはなめらかに動作しますが、ディスプレイの角度を保持するために適度な硬さがあります。


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【ノートブックモード】
通常のノートパソコンのように使用するモード。


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【テントモード】
テントのように立てて使用する動画視聴に便利なモード。画面の前にキーボードがないので映像に集中することができます。


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【スタンドモード】
動画の視聴に良さそうですが、キーボード面が下になります。


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【タブレットモード】
ディスプレイを360度回転するとタブレットモードになります。イラストを描くときに良さそうですが、1.28kgという重さを手で持ち続けるのは厳しいので、机や膝の上などに置いて使うことになると思います。




 13.3インチワイド・フルHD(1,920×1,080)光沢 IPSディスプレイ

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HP EliteBook x360 1030 G2はフルHDディスプレイを搭載しています。主な特徴は下記のとおりです。

・画面サイズは13.3インチワイド
・解像度はフルHD(1920×1080ドット)
・耐久性が高いGorilla Glassを採用
・光沢なので映り込みあり
・IPSパネルなので斜めから見ても色の変化が少ない
・プライバシースクリーン機能を搭載
・タッチに対応
・ペンに対応(※HP Active Penは追加オプション)

【ベゼルの幅】
上側19mm、横側12mm、下側27mm
 


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ディスプレイの解像度はフルHD(1920×1080ドット)ですが、13.3インチのノートPCでビジネス用途なら十分と思えるスペックです。高解像度の4Kは文字の表示がとてもきれいですが、消費電力が少し多くなるのでバッテリー駆動時間が短くなるというデメリットがあります。

感じ方には個人差はあると思いますが、これまでレビューしてきたSpectreシリーズやENVY 13などの液晶パネルよりは少し「ぎらつき感」があるように見えます。

IPS方式を採用しているので画面を斜めから見たときの色の変化が少なく、発色もインターネットや動画を楽しむといった用途では十分なレベルです。


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ディスプレイが360°回転する製品なので、画像のように平面にした状態で使うことが可能です。光沢パネルは環境によっては映り込みが気になることがありますが、つや感があるので画像や映像などはきれいに見えます。




 ビジュアルハッキングを防ぐ「内蔵型プライバシースクリーン」

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EliteBook x360 1030 G2は、ビジュアルハッキング(覗き見によるデータ盗難)を防ぐための内蔵型プライバシースクリーン「HP Sure View」を搭載しています。

プライバシースクリーンをオンにすると画面が青白くなり、斜めから見たときに文字や画像などがハッキリと見えない状態になります。


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プライバシースクリーンは「F2キー」でON・OFFが可能です。

※出荷時はF2キーのみで有効になるよう設定されています。



スクリーンショット_プライバシースクリーン_正面_イメージ
上の画像はプライバシースクリーンをオン・オフにした時のイメージです。画像をクリックすると拡大表示します。

撮影ではプライバシースクリーンの見え方がうまく撮れないので、スクリーンショットを画像処理して自分が実際に見た状態に近づけています。

正面から見た場合は文字や画像の判別はできますが、画面は青っぽくなります。



スクリーンショット_プライバシースクリーン_正面_輝度調整
fn + P を押すとプライバシースクリーンが最も暗い状態になります。輝度の調整はF3(暗くなる)とF4(明るくなる)で行います。

※画像はイメージです。


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斜めから見る角度が大きくなるにつれて画面が青白くなり、文字や画像の判別がより難しくなります。




 720p HD Webカメラ(92万画素、固定焦点レンズ)
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ディスプレイの上部のWebカメラは92万画素です。WindowsのパスワードとPINの設定後、顔認識のセットアップを行えば「顔認証」でサインインすることが可能です。




 バックライトキーボード(日本語配列)

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※画像をクリックすると拡大表示します。

HP EliteBook x360 1030 G2のキーボードは、Spectre x360(※キーボード画像)のような「Enter」キーの右側にキー1列がない標準的な配列を採用していますが、ファンクションキーの割り当て(明るさや音量、バックライトなど)は日本HPの個人向け製品とは異なります。

※画面のスクリーンショットを撮る「プリントスクリーン」は右Shift+fnで行います。



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キーを押したときのフィーリングはSpectreシリーズと同じような打ち心地で、適度な弾力性(クリック感)があります。キーストロークは日本HPの薄型ノートPCでは標準的な1.5-1.7mmです。

最近は、キーとボディを同じ色(シルバーのボディにシルバーのキー)にしている機種がありますが、キーの視認性はブラックに白い文字が見やすくて良いですね。

【キーピッチ】  約18.7×18.7mm
【キーストローク】約1.5-1.7mm
※JIS標準準拠・OADG準拠配列 



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バックライトのON・OFFは明るさ調整ボタン(F9)で切り替え可能です。明るさは2段階あるので、消灯、点灯(暗め)、点灯の順に切り替わります。バックライトは何も操作しないと16秒くらいで消灯しますが、何かキーを押すと再び点灯します。




 クリックパッド (タッチジェスチャー対応)

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クリックパッドの淵には「ダイヤモンドカット加工」が施されているので光が当たると輝きます。大きさはSpectre x2(121mm×56mm)と比較すると横幅が10mm狭くなり、縦は9mm長くなっています。クリックパッドの表面はスベスベした感触で、左下、右下のタッチパッドボタンはしっかりとしたクリック感があります。

【クリックパッドのサイズ】 約110mm(横幅)× 65mm(縦)

※左下のタッチパッド ボタン・・・外付けマウスの左ボタンと同様に機能します。
※右下のタッチパッド ボタン・・・外付けマウスの右ボタンと同様に機能します。
※マウスの「右クリック」は2本指タップでも可能です。

【NFC(Near Field Communication:近距離無線通信)】
この機種はNFCに対応しています。NFC対応デバイスをクリックパッドにタッチすると、PCと無線で接続してデータをやり取りすることができます。




 指紋認証機能

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右側のパームレストには「指紋認証センサー 」があります。



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WindowsのパスワードとPINの設定後、指紋認証のセットアップを行えば「指紋」でサインインすることができます。




 Bang & Olufsen クアッドスピーカー

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デンマークのオーディオメーカーBang & Olufsenのスピーカーを4基搭載。


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付属している専用ソフトウェアで自分好みのサウンドにチューニングすることができます。




 インターフェース(各部名称)

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左側面のインターフェース
・電源ボタン(LED付き)
・USB3.1ポート(パワーオフUSB充電対応)
・コンボステレオヘッドフォン/マイクジャック
・音量大小ボタン
・スマートカードリーダー



HP EliteBook x360 1030 G2_右側面インターフェース

右側面のインターフェース
・電源コネクター
・USB3.1ポート
・HDMIポート
・セキュリティロックケーブル用スロット
・USB Type-C ポート(Thunderbolt 3、USB Power Delivery対応)
・Micro SDカードスロット(SD/SDHC/SDXC対応)




 HP EliteBook x360 1030 G2 の底面/リサイクルマーク

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底面には、内部を冷却するための空気を取り入れる大きな吸気口が1か所あります。ヒンジ部分の間にある穴は、内部の熱を放出するための排熱口です。スピーカー用の穴(メッシュになっている部分)が2か所あります。

ネジ・・・トルクレンチのT5で回すことができます。


スクリーンショット_リサイクルラベル

法人向けモデルはリサイクルマークが付属していませんが、追加オプションで選択することができます。記事掲載時点では+¥0 (税込)で追加可能になっています。

◆家庭系PCのリサイクル(個人のお客様)




 HP EliteBook x360 1030 G2 のサイズ・質量

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サイズはSpectre x360(※サイズ画像)とほぼ同じですが、EliteBook x360の方が横幅が約9mm 長く、奥行きは1mm 短くなっています。重さはSpectre x360(約 1.31kg)よりも約30g軽量です。

サイズ・質量
幅:316mm
奥行き:218mm
高さ:14.9mm(最厚部)
質量:約1.28kg

※参考:A4サイズは210mm x 297mmです。




 電源ユニット(HP 65WスマートACアダプター)

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HP EliteBook x360 1030 G2には65WのACアダプター(HP ファストチャージ対応)が付属。ACアダプターの形状は、Spectre x360やSpectre x2に付属している正方形型ではなく横長です。ACアダプターにL字型プラグを取り付けた時の重さは約262g
になります。

【ACアダプターのサイズ】
107mm(幅)×47mm(奥行き)×30mm(厚さ)
質量:約221g
※電源コードやプラグ部分を除く。


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電源のコネクタは、USB Type-Cではなく電源専用の端子を使用します。

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室内で活躍しそうな電源コードの重さは約110gです。

【電源コード】
質量:約110g
長さ:88cm ※コード部分のみの長さで、プラグやコネクタ部分などは除きます。


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持ち運び時に便利なコンパクトなL字型プラグも付属。電源コードよりも約70g軽量です。

【L字型プラグ】

質量:約41g




 HP Active Pen(※追加オプション)

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■HP Elite x2 1012 G2用のペンが使用可能
EliteBook x360 1030 G2にはペンが付属していませんが、オプションで用意されているHP Elite x2 1012 G2用のペン「HP Active Pen with App Launch(T4Z24AA#AC3)」を使用することができます。価格は¥8,640(税込)です。

Spectre アクティブペンはN-trig系のプロトコルを採用していますが、こちらは「WACOM AES(アクティブ静電結合方式)」になります。


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■ペンでパソコンの使い勝手が向上
ペンには操作性の良さだけでなく便利だと思うことがいくつかあります。

ペンは直接画面に触れて使うので、タッチパッドやマウスなどで操作するよりも直感的で素早い操作が可能です。

変換しにくい文字はどうやって入力するのか戸惑うことがありますが、ペンが使えると直接文字を書いて入力することができます。

・自分がクリックしたい部分に素早く動かせる。
・ささっとメモを取る。
・イラストを描く。ラフやアイディアスケッチなどをする。
・文字を直接書いて入力するなど。


■HP Active Penの描き味
CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)で描き味を試してみたのですが、画面をなぜるような弱い筆圧での反応はSpectre アクティブペン(※関連記事)よりもHP Active Penの方が良い感触です。ペンの追従性もそれなりに良く、パームリジェクションにも対応。筆圧感知はSpectre アクティブペンの2倍の2048段階で、イラストを描くには十分と思えるスペックを備えています。

本格的なイラスト制作では、ペンの感触だけでなくプロセッサーの性能やメモリ搭載量、ディスプレイの色味や色域なども重要になってきますが、サブ機としてラフやアイデアスケッチなどをするには良いと思います。


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プリインストールされている「ワコムペン ラジアルメニュー」で、ペンボタンの割り当て、筆圧感度の調整などが可能です。

【上側のペンボタン】
このボタンはBluetoothでペアリングすることで使用することができるようになります。様々なキーを割り当てることが可能です。(※参考画像

【ペン横のボタン(上側)】
様々なキーを割り当てることができます。例えばキーストロークでCtrl+C(コピー)、Ctrl+V(ペースト)のようなコマンドを登録することが可能です。(※参 考画像

【ペン横のボタン(下側)】
ペン横のボタン(上側)と同様に、様々なキーを割り当てることができます。(※参考画像

【付属品】
単6電池x1、替え芯x3、ペン抜き、ストラップ

【法人向けモデル用アクセサリ】
◆HP Elite x2 1012 G2用アクセサリicon




 外観・デザインのレビューまとめ
 
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日本HPの法人向け2in1モバイルPCの「HP EliteBook x360 1030 G2」は、スタイリッシュでありながらエレガントさも併せもつSpectre x360に似たような雰囲気を持つ製品ですが、細かい部分を見るとかなり違う部分があります。

ヒンジがあるボディ後部の形状がSpectre x360よりも「エッジを効かせた」デザインで、光り輝くアクセントは側面ではなく後部に使われています。他にはキーボード面のデザインやキーの配置や色、アンテナラインがある、ベゼルが狭額というほど細くないことも異なる点です。梱包はSpectreシリーズの専用化粧箱(※参考記事)のようなものではなく通常の箱に入っています。

インターフェースはSpectre x360よりも豊富です。従来のUSB機器が使えるUSB3.1ポートを両側に1つずつ備え、最新規格のUSB Type-Cポートやスマートカードリーダー、HDMIポートなども搭載しています。

ペンは本体に同梱されないので追加オプションとなりますが、WACOM AES(アクティブ静電結合方式)のHP Elite x2 1012 G2用のペンが使用可能です。

法人向けモデルは、米軍調達基準(MIL-STD)や天面加圧試験600kgfをクリアする堅牢性とセキュリティ面が充実していますが、この製品はディスプレイは覗き見を防止するための「内蔵型プライバシースクリーン」機能も搭載していることが大きな特徴となっています。
 
 
【メーカー製品詳細ページ】
◆HP EliteBook x360 1030 G2 製品詳細icon
◆HP EliteBook x360 1030 G2(スペックRDF)


【トラブルシューティング・ドライバー・使用方法など】
◆HP EliteBook x360 1030 G2 サポートicon
◆HP EliteBook x360 1030 G2 (ユーザーガイドPDF)

【実機レビュー】
◆HP EliteBook x360 1030 G2の外観・デザイン徹底レビュー
◆HP EliteBook x360 1030 G2(Core i5-7200U)の性能・消費電力を検証!
 


■レビューについて
※商品仕様/価格については2017年10月8日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。

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