
2017年8月17日より販売開始された日本HPのゲーミングPC「OMEN by HP 880 ハイパフォーマンスモデル」の実機レビューです。外観や内部の写真を多数掲載して新モデルの魅力をお伝えしたいと思います。
ゲーミングPC『OMEN by HP 880 シリーズ』の製品特徴 |

■OMEN X by HP Desktop 880 シリーズの特徴 ※2017年8月17日より販売開始! 【外観・デザイン】 ・西洋式甲冑(かっちゅう)と戦闘機をモチーフにしたアンギュラーフォームの新デザイン ・サイドパネルにシースルードアを採用 ※上位モデルのみ ・ドラゴンレッドにく輝くフロントLED 【性能面】 ・Intel Core i7 -7700、Core i7 -7700Kプロセッサを搭載 ・冷却性能が高い「水冷CPUクーラー」※上位モデルのみ ・NVIDIA GeForce GTX 1070、GTX1080Tiを搭載 ・512GB M.2 SSD+2TB HDDを標準搭載 ・32GBメモリを標準搭載 ・500W、750W ATX電源 【使い勝手・機能性・拡張性】 ・業界標準のコンポーネントを採用。 ・Micro-ATXのマザーボード ・従来モデル(※OMEN by HP 870)よりも51%強化されたエアフロー ・15%大型化されたシャシー ・強化された冷却機能 ・ドライブベイを4基搭載 ・デュアルグラフィックス(SLI)に対応※上位モデルのみ ・自作PCユーザーにも最適な設計と拡張性 【価格・モデル】 ※販売価格は2017年10月18日時点のものです。お得なキャンペーンは予告なく終了する場合があるので、最新価格はメーカー製品詳細ページをご確認ください。 ≪タワー祭りキャンペーン ≫ OMEN by HP 880-000jp パフォーマンスモデル(GTX 1070搭載) ¥203,500(税込)~ ≪タワー祭りキャンペーン ≫ OMEN by HP 880-000jp ハイパフォーマンスモデル(GTX 1080Ti 搭載) ¥264,770(税込)~ 【メーカー製品詳細ページ】 ◆OMEN by HP Desktop 880 製品詳細 ◆OMEN by HP Desktop 880(スペックPDF) ※本製品にはキーボード/マウスは付属していません。 【実機レビュー】 ◆OMEN by HP Desktop 880 (GTX 1080Ti)の性能・消費電力を検証! ◆OMEN コマンドセンターでCore i7-7700Kのオーバークロックに挑戦! | ||||
西洋式甲冑をモチーフにしたアンギュラーフォームの新デザイン |

日本HPの最新ゲーミングPC『OMEN by HP 880 シリーズ』は完全に新設計されたモデルで、従来モデルOMEN by HP 870(※実機 レビュー)から外観や内部の構造が大きく変更されています。 フロントパネル中央に配置されたHPのゲームブランド「OMEN」のエンブレムと前面のエアインテーク部分にはLEDを搭載。黒いボディカラーのアクセントとして「ドラゴンレッド」に輝きます。 ◆関連項目:前面のエアインテークにドラゴンレッドのイルミネーション(LED)を搭載 | ||||

よく使用するヘッドフォン端子、USB端子、メディアカードリーダーなどは天面に搭載。次世代のUSB規格「USB Type-C」コネクタも2つ備えています。 ◆天面のインターフェース・各部名称 | ||||

西洋式甲冑(かっちゅう)をモチーフにした外観には、アンギュラーフォーム(角のある形状)が採用され、とてもアグレッシブな印象です。フロントパネルの表面には「カーボンファイバー調」テクスチャーが施されています。 ◆関連項目:こだわりが感じられるカーボンファイバー調フロントパネル | ||||

ハイパフォーマンスモデルのサイドパネルは内部が見える「シースルードア」を採用。完全な透明ではなくスモーク調になっています。 ◆関連項目:シースルー加工を施したサイドパネル | ||||
前面のエアインテークにドラゴンレッドのイルミネーション(LED)を搭載 |

フロントパネル中央に配置されたHPのゲームブランド「OMEN」のエンブレムと前面のエアインテーク部分にはLEDを搭載。黒いボディカラーのアクセントとして「ドラゴンレッド」に輝きます。 OMENのロゴマークの右側に小さく書かれている文字は、英語で「DESIGNED AND ENGINEERED BY HP INC.」と表記されています。 | ||||

赤く光っている部分の中に細長く黒く見えるところがエアインテーク(吸気口)になっています。その上に搭載されているのがLEDです。写真ではLEDの光が黄色っぽく映ってしまう場合がありますが、実物は「赤色」になります。 | ||||

意外かもしれませんが、赤く光る部分は半透明ではなくブラックです。LEDの光をボディの表面に照らして光っているように見せています。 | ||||

エアインテークは2段で、上部の開口部は下部よりも大き目になっています。白っぽく見えているところはLEDです。 | ||||
こだわりが感じられるカーボンファイバー調フロントパネル |

OMEN by HP 880 シリーズのボディの一部には「カーボンファイバー調」のテクスチャーが施されています。 ※画像は電源をOFFにした状態です。 | ||||

「カーボンファイバー調」のテクスチャーは天面の一部にも施されています。 | ||||

カーボンファイバー(炭素繊維強化プラスチック)は、レーシングカーや戦闘機などに使用されている「軽くて強い」素材です。 比重は鉄の1/4と非常に軽量であるにも関わらず比強度は鉄の約10倍、比弾性率は鉄の約7倍という非常に優れた特性を持っていますが、製造コストが高い(加工が難しい)ので非常に高価な素材になります。 | ||||

非常に美しい「カーボンファイバー調」のテクスチャー。OMEN by HP 880のボディは樹脂ですが、このような処理を施すことで高級感が感じられる仕上がりになっています。 | ||||

さらに拡大した画像。「カーボンファイバー調」のテクスチャーは印刷ではなく立体的な処理になっています。 | ||||
外部からストレージを脱着できるドライブベイ(※ハイパフォーマンスモデルのみ) |

ハイパフォーマンスモデルは外部からストレージを脱着できるドライブベイを備えています。 ■ホットプラグ(ホットスワップ)の対応について HP公式サイトでは電源を入れたままストレージの脱着ができるホットプラグ(ホットスワップ)の対応に関しては明記されていませんが、サポートセンターに問い合わせたところ「ホットプラグには非対応」という回答をいただきました。このドライブベイを取り外す際は、下記の動画やアップグレードガイド(◆PDF)のように電源をOFFにしてからドライブベイ取り外してください。 【YouTube動画】 ◆Removing and Replacing the External Hard Drives on the HP OMEN 880 Gaming PC | ||||

ドライブアクセスドアを開くと脱着可能なストレージにアクセスすることができます。 | ||||

ドライブベイを取り外す場合は、スイッチを下にスライドする(赤いラベルが見える)状態にして、OMENのロゴがある赤いストラップを上に引っ張りながらドライブベイを持ち上げます。 | ||||

ドライブベイの内部にはSATAと電源端子があります。 | ||||

ドライブベイは3.5インチのストレージに対応。HDDを取り付けるためのネジ(8個)が付属しています。 | ||||

ストラップを内側にしまい込むことで、ストレージを外から取り外しできないようにする(ロック)ことができます。 | ||||

ロックした場合はストラップでドライブベイを持ち上げることができなくなるので、上の画像のようなツールが同梱されています。 | ||||
キャリングハンドル機能を搭載した天面のタワートップ・トレー |

空母の滑走路のようなイメージの天面のトップトレー。ある程度の深さがあるのでPC周辺機器を置くことができます。また、キャリングハンドル機能も備えているので、梱包箱からの取り出しや、本体の移動がしやすくなっています。 | ||||

トップトレー後部に「32L」と「OMEN」の文字が刻まれています。 | ||||

天板の後方にある「リリースボタン」を押すとサイドパネルが画像のように少しだけ開きます。サイドパネルを支える必要がないのでとても便利な機能です。この状態からサイドパネルを上に引き抜くと完全に取り外すことができます。 | ||||

「リリースボタン」は初期の状態では画像のようにネジでロックされています。「リリースボタン」を使用するには、まずネジを外して、スイッチを左にスライドさせます。 【YouTube動画】 ◆Removing and Replacing the Left Side Cover on the HP OMEN 880 Gaming PC | ||||
シースルー加工を施したサイドパネル |

ハイパフォーマンスモデルのサイドパネルは、内部を眺めることができる「シースルー」になっています。シースルードアは完全に透明ではなくスモーク調になっているので、内部はやや暗めの雰囲気に見えます。 | ||||

シースルードアは「マジックミラー」のようになっており、裏から見ると鏡のように見えます。 | ||||
前面の右側にウルトラスリムのDVDライターを搭載 |

前面の右側にウルトラスリムのDVDライターを搭載。 【書込】 DVD±R(2層式)・ DVD-RW 最大6倍速DVD±R・ DVD+RW 最大8倍速、 CD-RW 最大10倍速、 CD-R 最大24倍速 【読込】 DVD-ROM・ DVD±R(1 層式/2層式)・ DVD±RW 最大8倍速、 CD-ROM・ CD-R・ CD-RW 最大24倍速 ※メディアによっては、正常な再生ができない場合があります。すべてのソフトの再生を保証するものではありません。 本製品にはスピーカーは内蔵されていません。 | ||||
OMEN by HP 880 シリーズの天面/側面/底面 |

天面の前方(斜めの部分)にインターフェース類、上部には電源スイッチやトップトレーなどがあります。 | ||||

左側面のサイドパネルには「シースルードア」、吸気口などがあり、後方には32Lの文字が刻まれています。サイドパネルの取り外し方は下記の動画で見ることができます。 【YouTube動画】 ◆Removing and Replacing the Left Side Cover on the HP OMEN 880 Gaming PC | ||||

右側面には「OMEN」のロゴマークが刻まれています。OMEN by HP 880 シリーズのケースは「裏配線」ができるようになっているので右側面のカバーも取り外すことができます。取り外し方は簡単で、ネジを2本外して、背面側にカバーをスライドさせます。裏配線側のカバーの取り外し方は下記の動画をご覧ください。 【YouTube動画】 ◆Removing and Replacing the Right Side Cover on the HP OMEN 880 Gaming PC | ||||

前方のゴム脚には「OMEN」の文字、中央にはロゴマークが刻まれています。リサイクルマークは底面に貼られていますが、シリアルナンバーは背面の上部にあります。吸気口は前方と電源ユニットがある後部の2ヶ所です。 ▼関連項目:リサイクルマーク | ||||
OMEN by HP 880 ハイパフォーマンスモデルの内部 |

上の画像はOMEN by HP 880 ハイパフォーマンスモデル(GTX 1080Ti)の内部です。旧モデルOMEN by HP 870の内部(※参考画像)よりも15%大型化した32Lのシャシーを採用し、エアフロー効果が最大で51%向上しています。 旧モデルは電源を上部に設置されていましたが、OMEN by HP 880は自作PCで標準的な配置(プロセッサーが上部、電源は下部)になりました。裏配線が可能なシャシーを採用し配線類などがきれいにまとめられています。 【ハイパフォーマンスモデルの特徴】 ・水冷式CPUクーラーを搭載 ・デュアルグラフィックス(SLI)に対応 ・外部から取り外し可能なドライブベイを2基搭載 ・750W ATX電源(Active PFC Platinum) ハイパフォーマンスモデル(GTX 1080Ti)とパフォーマンスモデル(GTX 1070)の違いは、上部のドライブベイ、CPU冷却方式、チップセット、拡張スロット、電源ユニットの容量、内装のカラーなどです。(※パフォーマンスモデルの内部) ハイパフォーマンスモデル(GTX 1080Ti)とパフォーマンスモデル(GTX 1070)の違いは下記の記事で解説しています。 ◆【速攻レビュー】OMEN by HP Desktop 880の製品特徴・性能について 【ハイパフォーマンスモデルのマザーボード仕様】 フォームファクター: uATX: 24.0 x 24.0 cm (9.4 x 9.4インチ) プロセッサソケット: LGA1151 チップセット: Z270 【メモリの仕様】 メモリソケット: 4 x DDR4 デュアル チャネル (チャネルあたり 1 DIMM) メモリー アーキテクチャ DDR4 UDIMM (288ピン) ソケット x 4 PC4-19200 (DRR4-2400) をサポート 64ビットコンピューターは最大 32 GB (アンバッファード) をサポート 【拡張スロット】 ※デュアルグラフィックス(SLI)に対応 PCI Express x16 (Gen 3.0)スロット x2 M.2ソケット1、キー A x1 M.2ソケット3、キー M x1 ◆Tampa マザーボードの仕様 | ||||

内部のイルミネーションはプロセッサーの上とグラフィックスカードの右側の2カ所に設置されています。電源をオンにすると内部のLEDが光り、プロセッサーやグラフィックスカードの周囲をレッドに照らします。 | ||||

右側面のカバーを外した状態。裏配線はこのようになっています。 | ||||

※アップグレードガイドにメモリやストレージの取り付け方法が記載されていますが、自分でPCパーツの換装や増設をした場合は保証対象外となります。予めご了承ください。 ※サイドパネルをロックするためのネジや、裏配線側のカバーを固定するネジはプラスドライバーのみ使用可能です。ネジの頭を潰してしまうと取り外しが困難になりますので、必ずネジ頭に合ったドライバーをお使いください。 ◆アップグレードガイド(PDF) | ||||
プロセッサー&ハイパフォーマンスモデルの水冷CPUクーラー |
OMEN by HP 880 シリーズは高性能なインテル Core i7 プロセッサーを搭載! ■OMEN by HP 880 パフォーマンスモデル(GTX 1070 搭載) インテル Core i7-7700 プロセッサー(3.6GHz~4.2GHz, 4コア8スレッド, TDP65W) ■OMEN by HP 880 ハイパフォーマンスモデル(GTX 1080 Ti 搭載) インテル Core i7-7700K プロセッサー(4.2GHz~4.5GHz, 4コア8スレッド, TDP91W) パフォーマンスモデルは「空冷式」のクーラーですが、ハイパフォーマンスモデルは従来モデル(※OMEN by HP 870)よりも33%大型化した「水冷式CPUクーラー」が搭載されています。ピアノブラックにOMENのロゴマークがある水冷ヘッド(ポンプ)部分と赤いチューブが特徴的。メンテナンスフリーの簡易水冷なので冷却水を補充する必要はありません。 【関連記事】 ◆OMEN by HP Desktop 880 (GTX 1080Ti)の性能・消費電力を検証! | ||||

ハイパフォーマンスモデルはオーバークロック向けのCore i7-7700Kが搭載されているので、標準でインストールされている「OMEN コマンドセンター」というユーティリティーソフトを使用すると簡単に動作周波数の変更を行うことができます。 ※型番末尾に「K」が付くプロセッサーはオーバークロック向けの製品ですが、動作周波数の設定変更による故障は保証の対象外となりますのでご注意ください。オーバークロックは自己責任でお願いいたします。 【関連記事】 ◆OMEN コマンドセンターでCore i7-7700Kのオーバークロックに挑戦! | ||||
標準で32GBのDDR4(PC4-19200、2400MHz)メモリを搭載 |
OMEN by HP 880 シリーズはパフォーマンスモデル、ハイパフォーマンスモデル共に標準で32GBのDDR4メモリを搭載しています。 メモリスロットは4つありますが8GBのメモリを4枚搭載しているので、スロットは全て使用されている状態になります。デュアルチャネルに対応しているので、メーカー・規格・容量が同じメモリを2枚差すとメモリの転送速度が向上します。 【メモリのの仕様】 メモリソケット: 4 x DDR4 デュアル チャネル (チャネルあたり 1 DIMM) メモリー アーキテクチャ DDR4 UDIMM (288ピン) ソケット x 4 PC4-19200 (DRR4-2400) をサポート 64ビットコンピューターは最大 32 GB (アンバッファード) をサポート ◆どれくらいパソコンにメモリを搭載すればよいのか? | ||||
次世代接続規格「NVMe」を採用した512GB M.2 SSD |

512GB M.2 SSD(PCIe NVMe)はメモリの右側に搭載されています。次世代SSDの接続規格「NVMe」を採用したSSDなので、従来のSATA接続のSSDよりも転送速度が非常に高速です。 【関連記事】 ◆OMEN by HP Desktop 880 (GTX 1080Ti)の性能・消費電力を検証! | ||||
ドライブベイにはストレージを4台搭載可能(上部2台、下部2台) |

ハイパフォーマンスモデル上部に搭載されている3.5インチ用ドライブベイを内部から見た画像です。このドライブベイには内部からSATAや電源ケーブルが接続されているので、増設時にケーブル類を用意する必要はありません。 ◆関連項目:外部からストレージを脱着できるドライブベイ | ||||

下部のドライブベイ(パフォーマンスモデル、ハイパフォーマンスモデル共通)には2台のストレージが搭載可能(※準の状態で2TBのHDDが1台搭載)です。ドライブベイの右側にはHDDを冷却するためのファンを備えています。 電源ケーブルはストレージ2台分用意されていますが、SATAケーブルは標準で搭載されているHDD用の1本のみなので、このドライブベイにSSDやHDDを増設する場合は、SATAケーブルを用意して配線する必要があります。 | ||||

ドライブホルダーは2.5インチ/3.5インチのストレージに対応しています。3.5インチのHDDを取り付ける場合はネジを用意する必要はありませんが、2.5インチのSSDを固定する場合はネジ4本が必要になります。ストレージの取り付け方は下記の動画を見るとわかりやすいと思います。 【YouTube動画】 ◆Removing and Replacing the Internal Hard Drives on the HP OMEN 880 Gaming PC | ||||
高性能なグラフィックスカードGeForce GTX 1080Ti(※ハイパフォーマンスモデル) |
OMEN by HP 880 シリーズは、「Pascal」を採用した GeForce GTX 10 シリーズのグラフィックスカードGTX 1070、GTX 1080Tiを搭載!グラフィックスカードの外観は、OMEN by HP 880 シリーズのイメージに合わせたデザイン(ブラックのボディにレッドのライン)を採用。 【関連記事】 ◆OMEN by HP Desktop 880 (GTX 1080Ti)の性能・消費電力を検証! ■NVIDIA GeForce GTX 1080 Ti(ハイパフォーマンスモデル) GPUクロック(ベース)1480 MHz メモリ11GB(GDDR5X) メモリインターフェース 352bit 消費電力 250W 最小限必要な電力 600 W 電気接続 6-Pin, 8-Pin ■NVIDIA GeForce GTX 1070(パフォーマンスモデル) GPUクロック(ベース)1506 MHz メモリ8GB(GDDR5) メモリインターフェース 256bit 消費電力 150W 最小限必要な電力 500 W 電気接続 8-Pin 【関連記事】 ◆日本HPのデスクトップPC「グラフィックスカード性能比較表 | ||||

HPのデスクトップPCは大きなグラフィックスカードを搭載した場合に、輸送時の振動や長期間使用による基盤のたわみなどを防止するための「グラフィックス・サポートバー」(※関連記事)を装着していましたが、新設計されたOMEN by HP 880 シリーズでも引き続き採用。サポートバーのデザインは大きく変更されていますが、振動からグラフィックスカードをしっかりと守ります。 | ||||
750W ATX電源(80PLUS PLATINUM)※ハイパフォーマンスモデル |

OMEN by HP 880 ハイパフォーマンスモデル(GTX 1080Ti 搭載)の電源ユニットは、750W ATX電源、Active PFC搭載、80PLUS PLATINUM (89%電源変換効率)相当です。 ■電源の仕様 +5.08V=25A +3.3V=15A ※TOTAL 130W MAX. +12V1=45A +12V2=45A -12V=0.3A +5.08Vsd=3A ※MAX POWER 750W | ||||
天面のインターフェース・各部名称 |

【天面のインターフェース】 ・マイク入力ポート ×1 ・ヘッドフォン出力 /マイク入力コンボポート ×1 ・USB 3.0 ×2 ・USB Type-C 3.0 ×2 ・メディアカードリーダー×1 ※メディアカードリーダーで対応可能なメディアは、SDカード、 SDHCカード、 SDXCカードなどですが、全てのメディアの動作を保証するものではありません。 | ||||
背面のインターフェース・各部名称 |

■背面のインターフェース ※画像はGTX 1080 Ti 搭載時のインターフェースです。 ・デジタル音声出力端子(光)×1 ・USB 2.0 ×2 ・USB 3.0 ×4 ・LAN端子 ・マイク入力×1[ピンク] ・ライン出力 ×1 [緑] ・ライン入力 ×1 [水色] ・HDMI (2.0) ×1 ・DisplayPort (1.3) ×3 ・電源コネクター ■最大解像度(GTX 1080Ti) HDMI (2.0)・・・4096 x 2160ドット (60Hz) DisplayPort (1.3)・・・5120 x 3200ドット (60Hz) | ||||
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サイズ・重量 |

【幅】 190mm 【高さ】 457mm 【奥行き】 482mm 【質量】約 13.95kg | ||||
リサイクルマーク |

リサイクルマークは筐体の底面にあります。シリアルナンバーが記載されているステッカーは、筐体の背面右上に貼られています。(※関連項目:タワートップ・トレー) ◆家庭系PCのリサイクル(個人のお客様) | ||||
『OMEN by HP 880 シリーズ』外観・デザインのレビューまとめ |

■OMEN by HP 880の外観・デザイン 『OMEN by HP 880 シリーズ』はゲーミングPCとして完全に新設計され、従来モデルOMEN by HP 870(※実機 レビュー)から外観から内部まで大きく変更されています。 外観はセンセーショナルなデザインが印象的です。西洋式甲冑(かっちゅう)をモチーフにしたクセがあるデザインは好みは分かれると思いますが、HPのデザイン力できれいにまとめられていると思います。 とてもこだわりが感じられるのはボディ表面に施されている「カーボンファイバー調」の立体テクスチャーです。光が当たるととても綺麗に見えますし、レーシングカーや戦闘機などで使用されているカーボンファイバーが持つ「強い」イメージが、よりデザインのアグレッシブさを強調しています。 性能に関してはオーバークロック向けのCore i7-7700K、32GBメモリ、512GB M.2 SSD(PCIe NVMe)、GeForceシリーズの最上位モデル GTX 1080Tiを搭載しているので、記事を掲載時点(2017年9月)ではゲーム用PCとしてはかなり高性能な部類になります。(※GTX 1080Ti の性能・消費電力を検証!) ハイパフォーマンスモデル(GTX 1080Ti 搭載)のみとなりますが、外部からストレージを脱着できるドライブベイを2基搭載し、マザーボードはデュアルグラフィックス(SLI)に対応、750Wの電源ユニット、サイドパネルがシースルーになっている点などが、パフォーマンスモデル(GTX 1070 搭載)とは大きく異なっています。(※2モデルの特徴・違いなどについて) デザインが気に入っていて、ハイパフォーマンスなゲーミングPCが欲しい、自作が面倒なので購入した状態ですぐに使えるPCが欲しい方には良い選択肢になるのではないかと思います。 | ||||
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【メーカー製品詳細ページ】
◆OMEN by HP Desktop 880 製品詳細
◆OMEN by HP Desktop 880(スペックPDF)
※本製品にはキーボード/マウスは付属していません。
【トラブルシューティング・ドライバー・使用方法など】
◆OMEN by HP Desktop 880 ハイパフォーマンスモデル(GTX 1080Ti)サポート
◆OMEN by HP Desktop 880 パフォーマンスモデル(GTX 1070) サポート
◆アップグレードガイド(PDF)
【実機レビュー】
◆OMEN by HP Desktop 880(ハイパフォーマンス)の外観・内部の徹底レビュー
◆OMEN by HP Desktop 880 (GTX 1080Ti)の性能・消費電力を検証!
◆OMEN コマンドセンターでCore i7-7700Kのオーバークロックに挑戦!
【関連記事】
◆OMEN by HP Desktop 880の製品特徴・性能・2モデルの違いについて
【ゲームベンチマーク】
◆PC版「F1 2017」の推奨スペック&ベンチマーク
◆OMEN by HP 880 (GTX 1080Ti)でPROJECT CARS 2をプレイ!
■レビューについて
※商品仕様/価格については2017年9月7日時点のものです。
※製品仕様やPCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※温度や消費電力の測定値は目安です。使用状況や環境によって変わります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
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