
第7世代インテル Core i7-7700T プロセッサー(Kaby Lake)、128GB SSD(PCIe NVMe M.2)、AMD Radeon R9 m470 グラフィックスを搭載した日本HPの省スペース型PC 『HP Pavilion Wave 600-a172jp』の性能・消費電力を検証しました!
HP Pavilion Wave 600-a172jpのスペック | |
OS | Windows 10 Home (64bit) |
プロセッサー | インテル Core i7-7700T プロセッサー |
チップセット | インテル H170 チップセット |
メモリ | 8GB(8GB×1) PC4-17000 (2133MHz) |
ストレージ | 128GB M.2 SSD(PCIe Gen3x4 NVMe) + 2TB ハードドライブ (7200回転) |
グラフィック | AMD Radeon R9 m470 グラフィックス |
電源 | 180W ACアダプター |
ベンチマークについて |

今回はコンパクトサイズのデスクトップPC 『HP Pavilion Wave 600-a172jp パフォーマンス(グラフィックス搭載)モデル 』のベンチマークテストを行います。
第7世代インテル Core i7-7700T プロセッサー(Kaby Lake)、DDR4メモリ8GB 、128GB M.2 SSD(PCIe Gen3x4 NVMe) + 2TB HDD(7200回転)、AMD Radeon R9 m470(2GB,GDDR5)を搭載。
◆HP Pavilion Wave 600-100jp シリーズの外観・デザイン
※デスクトップPCのベンチマーク中の消費電力は本体のみの数値です。 ※ノートPCのベンチマーク中の消費電力はディスプレイを含む数値になります。 ※ノートPCのディスプレイの輝度は100%に設定しています。 ※ベンチマーク中の温度や消費電力などの計測は下記のソフトやツールを使用。 | ||||
ベンチマークで使用するソフト | |
CrystalDiskInfo | HDD/SSDの基本情報を確認できるソフト。 |
CrystalDiskMark | ストレージの速度を測定するベンチマークソフト。 |
CPU-Z | CPUの詳細な情報を表示するソフト。 |
GPU-Z | グラフィックカードの詳細情報を表示するソフト。 |
HWMonitor | PCパーツの温度を測定するソフト。 |
HWiNFO64 | PCパーツの温度を測定するソフト。 |
Fraps | ゲーム中のフレームレートを表示できるソフト。 |
ワットモニターTAP-TST8 | 消費電力(W)測定で使用。 |

HP Pavilion Wave 600-a100jp シリーズ は、第7世代インテル Core プロセッサー(Kaby Lake)の省電力タイプを搭載!プロセッサーのカスタマイズは用意されていませんが、エントリー、スタンダード、パフォーマンスにはそれぞれ異なるプロセッサーが搭載されています。
■プロセッサー性能比較
下記のベンチマークはPassMarkから抜粋したものです。あくまでも目安としてご覧ください。
■インテル Core i7-7700T プロセッサー 最大動作周波数3.80GHz, インテルスマート・キャッシュ 8MB, 4コア/8スレッド、TDP35Wのプロセッサー。型番末尾に「T」が付く省電力タイプなので、同じ型番の無印よりは少し性能が低くなりますが、動画のエンコードや画像処理で高い処理能力を発揮します。 ■インテル Core i5-7400T プロセッサー 最大動作周波数3.00GHz, インテルスマート・キャッシュ 6MB, 4コア/4スレッド、TDP35Wのプロセッサー。動作周波数がそれほど高くないので、マルチスレッド性能はCore i7-7700Tの70%くらいになります。 ■インテル Core i3-7100T プロセッサー 最大動作周波数3.40GHz, インテルスマート・キャッシュ 3MB, 2コア/4スレッド、TDP35Wのプロセッサー。インターネットやメール、オフィスソフトなどの用途では十分な性能ですが、2コアなのでマルチスレッド性能が重要な動画のエンコードや画像処理では少し非力さが感じられるかもしれません。 ◆日本HPのデスクトップPC「プロセッサー性能比較表」 | ||||
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CPU-Zで表示されるインテル Core i7-7700T プロセッサーの詳細。
■インテル Core i7-7700T プロセッサーのスペック ・第7世代インテルCoreプロセッサー(Kaby Lake) ・14nmプロセス技術を採用 プロセッサー・ベース動作周波数・・・2.9 GHz ターボ・ブースト利用時の最大周波数・・・3.8GHz コアの数・・・4 スレッド数・・・8 L3キャッシュ・・・8MB TDP(CPUの消費電力の目安)・・・35W プロセッサー・ダイで許容できる最大温度・・・80℃ ◆インテル Core i7-7700T プロセッサースペック詳細 | ||||

Core i7-7700Tはオーバークロック向けではないので動作周波数の変更はできませんが、CPUオーバークロックツールのインテル XTU(※関連記事)を使用することで、プロセッサーの電圧やターボブースト時の動作周波数などを見ることができます。
■Intel Turbo Boost Technology有効時の動作クロック 1コア動作時・・・・・最大3.8 GHz 2コア動作時・・・・・最大3.7 GHz 3コア動作時・・・・・最大3.7 GHz 4コア動作時・・・・・最大3.6 GHz | ||||

HP Pavilion Wave 600-a100jp シリーズはDDR4(2133MHz)メモリを搭載。標準で搭載されるメモリはモデルによって異なりますが、一部のモデルは最大16GBにカスタマイズ可能です。
・4GB(4GB×1) PC4-17000 (2133MHz) ※エントリーモデル ・8GB(8GB×1) PC4-17000 (2133MHz) ※スタンダードモデル(16GBにカスタマイズ可) ※スタンダード(グラフィックス搭載)モデル ※パフォーマンス (グラフィックス搭載)モデル(16GBにカスタマイズ可) ※パフォーマンス(グラフィックス /SSD搭載)モデル(16GBにカスタマイズ可) ※今回は8GBメモリ搭載モデルでテスト。 | ||||
■メモリ搭載量について 4GBのメモリでもインターネットやメール、文書作成、動画の視聴、オフィスソフトなどの用途なら問題ないと思いますが、画像処理の場合は8GB以上搭載することをお勧めします。 A4サイズくらいでシンプルなタッチのイラストやレイヤーをあまり使用しない場合は8GBでも作業可能ですが、高解像度でレイヤーを多数使用する、複数の画像ソフトを立ち上げたまま作業する場合は、メモリを大量に消費するので16GB搭載したほうが快適に作業できると思います。 ◆どれくらいパソコンにメモリを搭載すればよいのか? | ||||

HP Pavilion Wave 600-a100jp シリーズはHDDのみ搭載したモデルと、PCIe接続のM.2 SSD+HDD(7200回転)を搭載したモデルが用意されています。
・1TB HDD (SATA, 7200回転) ※エントリーモデル ※スタンダードモデル ・2TB HDD (SATA, 7200回転) ※パフォーマンス(グラフィックス搭載)モデル ・128GB M.2 SSD(PCIe Gen3x4 NVMe)+ 1TB HDD (7200回転) ※スタンダード(グラフィックス /SSD搭載)モデル ・128GB M.2 SSD(PCIe Gen3x4 NVMe)+ 2TB HDD (7200回転) ※パフォーマンス(グラフィックス /SSD搭載)モデル ※今回はパフォーマンス(グラフィックス /SSD搭載)モデルでテスト。 | ||||

※SSDやHDDの実際に使用できる容量はスペックに表記されている数値よりも1割ほど少なくなります。
128GB SSDの実際に使用できる容量は、システムドライブが約118GB(空き容量約85.5GB)です。リカバリー領域は10.5GB占有します。2TB HDDの空き領域は1.80TBになります。
※Windows10のアップデート実行後の容量です。(2017年4月6日時点)
■128GB SSD (PCIe Gen3x4 NVMe)

CrystalDiskInfoで表示されるSUMSUNG製SSDの情報。型番はMZVPW128HEGM-000H1、ファームウェアは「CXZ73H0Q」です。
※ストレージのメーカーは販売時期によって異なる場合があります。
CrystalDiskMarkを使用したベンチマークでは、シーケンシャルリードが約1800MB/s、シーケンシャルライトが800MB/s前後でした。読み込み速度は従来のSATA3のSSDよりも非常に高速です。
■3回連続でベンチマークをした時の温度(室温23℃) 45℃(アイドル時)→約67℃(ベンチマーク中の最大値) ■起動時間(デスクトップ画面が表示されるまで) 約16秒 ※PCの環境次第で起動時間が長くなる場合があります。 | ||||
■2TB HDD(7200回転)
CrystalDiskInfoで表示されるTOSHIBA製HDDの情報。型番はDT01ACA200、ファームウェアは「MX4OAC60」です。
※ストレージのメーカーは販売時期によって異なる場合があります。
CrystalDiskMarkを使用したベンチマークでは、シーケンシャルリードが190MB/s前後、シーケンシャルライトも190MB/s前後でした。 7200回転のHDDとしては標準的な速さです。
■3回連続でベンチマークをした時の温度(室温23℃) 34℃(アイドル時)→約40℃(ベンチマーク中の最大温度) | ||||

HP Pavilion Wave 600-a100jpシリーズはインテル HD グラフィックス 630(プロセッサー内蔵)と、ライトゲーム向けのAMD Radeon R9 m470(2GB,GDDR5)を搭載したモデルが用意されています。
・インテル HDグラフィックス 630 (プロセッサーに内蔵) ※エントリーモデル ※スタンダードモデル ・AMD Radeon R9 m470(2GB,GDDR5) ※スタンダード(グラフィックス /SSD搭載)モデル ※パフォーマンス(グラフィックス搭載)モデル ※パフォーマンス(グラフィックス /SSD搭載)モデル ※今回はパフォーマンス(グラフィックス /SSD搭載)モデルでテスト。 | ||||
■グラフィックス性能比較
※下記のベンチマークは当サイトで行ったものです。あくまでも目安としてご覧ください。

■AMD Radeon (2GB,GDDR5)グラフィックス ライトゲーム向けのグラフィックスカードなのでバトルフィールドやGTA5のような3Dゲームをプレイするのは厳しい性能ですが、ドラクエのような軽めのゲームは最高画質でも快適にプレイ可能です。当サイトのテストではノート向けグラフィックスのGeForce GTX 950Mより1割ほど高いスコアが出ています。 ■インテル HD グラフィックス 630 第7世代インテルCoreプロセッサーに搭載されているGPUです。第6世代のインテルCoreプロセッサーに搭載されているHD グラフィックス 530よりも、4K動画に関する機能(H.265/HEVC、VP9などコーデック)が強化されています。 本格的な3Dゲーム向けではありませんが、インターネットや動画の視聴などの用途では十分な性能です。プロセッサー内蔵グラフィックスは、専用のビデオメモリを搭載していないのでメインメモリと共有します。 ◆日本HPのデスクトップPC「グラフィックスカード性能比較表」 ◆日本HPのノートPC「グラフィックス性能比較表」 | ||||
GPU-Zで表示されるAMD Radeon R9 m470(2GB,GDDR5) の詳細。メモリ クロックが旧モデルに搭載されていたものよりも300MHz低くなっています。
■AMD Radeon R9 m470(2GB,GDDR5) のスペック 【GPUコア】 Satum 【CUDAコア(シェーダユニット)】 768 【テクスチャユニット】 48基 【ROPユニット】16基 【グラフィックス ベース動作周波数】 1000 MHz 【グラフィックス最大動的周波数】 - GHz 【テクスチャ・フィル速度】 48.0 GigaTexels/s 【メモリ クロック】 1200 MHz 【メモリ容量 】 2048 MB 【メモリ・インターフェース】 128ビット 【メモリのバンド幅】 76.8 GB/秒 ◆AMD Radeon R9 シリーズ・グラフィックス | ||||
■Radion 設定
デスクトップ画面を右クリックした時に表示されるメニューの「Rageonの設定」をクリックするとRadeonの設定画面が立ち上がります。

Radeonの設定画面が表示されたら「Radeon 追加設定」をクリックします。

PSO2やドラクエのような負荷が軽いゲームはプロセッサーに内蔵されている「インテルHDグラフィックス530」が動作してしまうので、Radeon R9 m470を動作させたい場合は「パフォーマンスを最大にする」に設定します。
3D MARK |

DirectX 11、DirectX 9、DirectX 10の機能を使用したベンチマークができるソフト。当サイトではSteamで販売されている有料版でテストしています。
◆3DMark-v1-3-708 ダウンロード
※総合スコアは各スコアの平均になります。
※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
※Physics Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。
※Combined Score ・・・CPUとGPUを利用したテスト。
Fire Strike |

◆Pavilion Wave 600-a100jp Core i7-7700T メモリ8GB(DDR4-2133MHz) AMD Radeon R9 m470 | スコア:3164(398%) Graphics Score :3358 (399%) Physics Score :10948 (109%) Combined Score :1266 (445%) |
◆Pavilion 510-p171jp Core i7-6700T メモリ8GB(DDR4-2133MHz) インテル HDグラフィックス 530 | スコア:793 Graphics Score :840 Physics Score :9998 Combined Score :284 |
Sky Diver |
◆Pavilion Wave 600-a100jp Core i7-7700T メモリ8GB(DDR4-2133MHz) AMD Radeon R9 m470 | スコア:11217(297%) Graphics Score :11389 (331%) Physics Score :9120 (110%) Combined Score :14613 (422%) |
◆Pavilion 510-p171jp Core i7-6700T メモリ8GB(DDR4-2133MHz) インテル HDグラフィックス 530 | スコア:3769 Graphics Score :3436 Physics Score :8281 Combined Score :3458 |
Cloud Gate |

◆Pavilion Wave 600-a100jp Core i7-7700T メモリ8GB(DDR4-2133MHz) AMD Radeon R9 m470 | スコア:15401(215%) Graphics Score :22050 (304%) Physics Score :7494 (109%) |
◆Pavilion 510-p171jp Core i7-6700T メモリ8GB(DDR4-2133MHz) インテル HDグラフィックス 530 | スコア:7145 Graphics Score :7238 Physics Score :6841 |
Ice Storm |

◆Pavilion Wave 600-a100jp Core i7-7700T メモリ8GB(DDR4-2133MHz) AMD Radeon R9 m470 | スコア:67628(115%) Graphics Score :74881(119%) Physics Score :50507 (106%) |
◆Pavilion 510-p171jp Core i7-6700T メモリ8GB(DDR4-2133MHz) インテル HDグラフィックス 530 | スコア:58478 Graphics Score :62575 Physics Score :47578 |
■Physics Score(プロセッサーのスコア) Core i7-7700Tは旧世代のCore i7-6700Tよりも6~10%高いスコアが出ています。 ■Graphics Score(グラフィックスのスコア) Radeon R9 m470はインテル HDグラフィックス 530(プロセッサーに内蔵)よりもかなり良いスコアが出ています。古い規格のDirectX 9よりも新しめのDirectX 11の方が大きい差になっています。 ◆日本HPのノートPC「グラフィックス性能比較表」 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 23℃】 | |||
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 ※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。 | |||
インテル Core i7-7700T プロセッサー | |||
プロセッサーの温度 | 【最大温度】 82℃前後 【平均温度】 66℃前後 【アイドル時】 43℃前後 | ||
AMD Radeon R9 m470(2GB,GDDR5) | |||
GPUの温度 | 【最大温度】 74℃前後 【平均温度】 65℃前後 【アイドル時】 44℃前後 | ||
GPU コアクロック | 【 最大 】 1000.0 MHz 【アイドル時】 300.0 MHz | ||
GPU メモリクロック | 【 最大 】 1199.0 MHz 【アイドル時】 149.5 MHz | ||
GPUクーラーのファンスピード | 【 最大 】 70% 【アイドル時】 35% | ||
ビデオメモリ使用量 | 1510 MB | ||
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) | |||
最大 約153W |
MAXON CINEBENCH R15 |
グラフィックカードとCPUの性能テストを行い、コンピュータのパフォーマンスを評価します。
◆MAXON CINEBENCH ダウンロード
![]() | ||
■OpenGL カーチェイスによる複雑な3Dシーンを使って、グラフィックカードのOpenGLモードでの性能を調べます。 ■CPU 3Dレンダリングを行いプロセッサパワーのすべてを使う性能テスト。 ■CPU(Single Core) 1コアのみで行うプロセッサ性能テスト。 | ||
◆Pavilion Wave 600-a100jp Core i7-7700T(最大3.8GHz, 4コア8スレッド) メモリ8GB(DDR4-2133MHz) AMD Radeon R9 m470 | OpenGL:94.54 fps (223%) CPU:717 cb (104%) CPU(Single Core):162 cb (105%) |
◆Pavilion 510-p171jp Core i7-6700T(最大3.6GHz, 4コア8スレッド) メモリ8GB(DDR4-2133MHz) インテル HDグラフィックス 530 | OpenGL:42.25 fps CPU:685 cb CPU(Single Core):153cb |
■CPUテスト プロセッサパワーをすべてを使う(マルチコア)テストでは、Core i7-7700TはCore i7-6700Tよりも約4%高いスコアでした。 ■CPU(Single Core)テスト 1コアの性能を測定するテストでも、Core i7-7700TとCore i7-6700Tの差は約5%で、動作周波数の差(5%)と同じくらいの違いになっています。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 23℃】 | |||
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 ※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。 | |||
インテル Core i7-7700T プロセッサー | |||
プロセッサーの温度 | 【最大温度】 77℃前後 【平均温度】 71℃前後 【アイドル時】 43℃前後 | ||
AMD Radeon R9 m470(2GB,GDDR5) | |||
GPUの温度 | 【最大温度】 71℃前後 【平均温度】 59℃前後 【アイドル時】 44℃前後 | ||
GPU コアクロック | 【 最大 】 1000.0 MHz 【アイドル時】 300.0 MHz | ||
GPU メモリクロック | 【 最大 】 1199.0 MHz 【アイドル時】 149.5 MHz | ||
GPUクーラーのファンスピード | 【 最大 】 65% 【アイドル時】 35% | ||
ビデオメモリ使用量 | 408 MB | ||
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) | |||
OpenGLテスト・・・最大 約126W、CPUテスト・・・最大 約80W |
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク |

この「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」ベンチマークは、実際のマップとキャラクターを表示してお手持ちのPCで動作させた場合の指標となるスコアを確認することができます。
◆FF14 蒼天のイシュガルド ベンチマーク ダウンロード
![]() | 画面サイズ:1280x720 グラフィック設定:標準(デスクトップ) ウインドウモード | |
スコア:10166 | ||
平均フレームレート:76.614 評価:非常に快適 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:標準(デスクトップ) フルスクリーンモード | |
スコア:5965 | ||
平均フレームレート:45.532 評価:とても快適 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:最高品質 フルスクリーンモード | |
スコア:2740 | ||
平均フレームレート:20.670 評価:やや快適 |
【Core i7-7700T, Radeon R9 m470 のスコア】
1920x1080(フルHD)・最高品質の場合は、平均フレームレートが20fpsくらいなので少しぎこちない動きに見えます。
1920x1080・標準品質に設定しても60fpsには少し届きませんが、平均フレームレートは45fpsくらいまで上がるので、最高品質よりも明らかに画面の動きが良くなります。
【参考:Core i7-6700T・インテル HDグラフィックス 530のスコア】 1280x720・標準(ノートPC)・ウインドウモード スコア:3093 平均フレームレート:22.887 評価:やや快適 1920x1080・標準(ノートPC)・フルスクリーンモード スコア:1554 平均フレームレート:11.176 評価:設定変更を推奨 1920x1080・最高品質・フルスクリーンモード スコア:833 平均フレームレート:5.458 評価:動作困難 ◆HP Pavilion 510-p171jpの性能・消費電力を検証! | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 23℃】 | |||
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 ※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。 | |||
インテル Core i7-7700T プロセッサー | |||
プロセッサーの温度 | 【最大温度】 79℃前後 【平均温度】 75℃前後 【アイドル時】 43℃前後 | ||
AMD Radeon R9 m470(2GB,GDDR5) | |||
GPUの温度 | 【最大温度】 75℃前後 【平均温度】 71℃前後 【アイドル時】 44℃前後 | ||
GPU コアクロック | 【 最大 】 1000.0 MHz 【アイドル時】 300.0 MHz | ||
GPU メモリクロック | 【 最大 】 1199.0 MHz 【アイドル時】 149.5 MHz | ||
GPUクーラーのファンスピード | 【 最大 】 72% 【アイドル時】 35% | ||
ビデオメモリ使用量 | 1426 MB | ||
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) | |||
最大 約134W |
MHF ベンチマーク 第3弾 【大討伐】 |

「モンスターハンター フロンティア オンライン」の ベンチマークです。
◆MHF ベンチマーク ダウンロード
※ベンチマークスコアの評価は公表されていないようです。
![]() | 画面サイズ:1280x720 ウインドウモード | |
スコア:10818 | ||
フレームレート:60~144fps |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 フルスクリーンモード | |
スコア:6315 | ||
フレームレート:32~82fps |
【Core i7-7700T, Radeon R9 m470 のスコア】
画面サイズ1920x1080・フルスクリーンのテストでは瞬間的に32fpsまで下がりましたが、ほとんどのシーンで45fps以上出ていました。画面の動きはスムーズに見えます。
1280x720・ウインドウモードにすると負荷が軽くなり最大144fpsまで伸びました。最低値でも60fpsくらいなので画面の動きはスムーズです。
※フレームレートはFrapsで計測(目視)しています。
【参考:Core i7-6700T・インテル HDグラフィックス 530のスコア】 画面サイズ:1280x720・ウインドウモード スコア:4455 フレームレート:26~68fps 画面サイズ:1920x1080・フルスクリーンモード スコア:1923 フレームレート:11~25fps ◆HP Pavilion 510-p171jpの性能・消費電力を検証! | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 23℃】 | |||
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 ※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。 | |||
インテル Core i7-7700T プロセッサー | |||
プロセッサーの温度 | 【最大温度】 75℃前後 【平均温度】 60℃前後 【アイドル時】 43℃前後 | ||
AMD Radeon R9 m470(2GB,GDDR5) | |||
GPUの温度 | 【最大温度】 78℃前後 【平均温度】 73℃前後 【アイドル時】 44℃前後 | ||
GPU コアクロック | 【 最大 】 1000.0 MHz 【アイドル時】 300.0 MHz | ||
GPU メモリクロック | 【 最大 】 1199.0 MHz 【アイドル時】 149.5 MHz | ||
GPUクーラーのファンスピード | 【 最大 】 77% 【アイドル時】 35% | ||
ビデオメモリ使用量 | 340 MB | ||
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) | |||
最大 約119W |
ベンチマーク(PSO2 キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4) |

『ファンタシースターオンライン2』がどのくらい快適にプレイできるかを点数で評価してくれるベンチマーク機能です。
◆ベンチマーク ダウンロード
![]() | 画面サイズ:1280x720 簡易描画設定・・・3 ウインドウ表示 | |
スコア:30092 | ||
フレームレート86~201fps 評価:快適 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 簡易描画設定・・・3 フルスクリーン表示 | |
スコア:19002 | ||
フレームレート:54~161fps 評価:快適 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 簡易描画設定・・・6(最高画質) フルスクリーン表示 | |
スコア:3075 | ||
フレームレート:32~63fps 評価:標準的な動作 |
【Core i7-7700T, Radeon R9 m470 のスコア】
1920x1080(フルHD)・簡易描画設定6でも30fps以上出ているのでそれなりにプレイできそうですが、簡易描画設定を3くらいまで下げた方がスムーズな動きでプレイを楽しむことができます。
※フレームレートはFrapsで計測(目視)しています。
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 23℃】 | |||
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 ※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。 | |||
インテル Core i7-7700T プロセッサー | |||
プロセッサーの温度 | 【最大温度】 78℃前後 【平均温度】 71℃前後 【アイドル時】 43℃前後 | ||
AMD Radeon R9 m470(2GB,GDDR5) | |||
GPUの温度 | 【最大温度】 74℃前後 【平均温度】 69℃前後 【アイドル時】 44℃前後 | ||
GPU コアクロック | 【 最大 】 1000.0 MHz 【アイドル時】 300.0 MHz | ||
GPU メモリクロック | 【 最大 】 1199.0 MHz 【アイドル時】 149.5 MHz | ||
GPUクーラーのファンスピード | 【 最大 】 70% 【アイドル時】 35% | ||
ビデオメモリ使用量 | 386 MB | ||
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) | |||
最大 約142W |
ドラゴンクエストX ベンチマーク |

お使いのパソコンで「Windows版ドラゴンクエストⅩ」をプレイすることができるか性能をチェックするためのソフトです。
◆ベンチマーク ダウンロード
ドラクエのベンチマークはキャラクターがたくさん出てくるシーンでフレームレートが大きく下がります。画質設定を軽くすると最高フレームレートは向上する のですが、最低フレームレートはあまり向上しません。このベンチマークの最高フレームレートは240fpsが最大値になります。 | ||||
![]() | 画面サイズ:1280x720 グラフィック設定:標準品質 ウインドウ表示 | |
スコア:17409 | ||
フレームレート:41~240fps 評価:すごく快適 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:標準品質 フルスクリーン表示 | |
スコア:12208 | ||
フレームレート:40~194fps 評価:すごく快適 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:最高品質 フルスクリーン表示 | |
スコア:10412 | ||
フレームレート:39~161fps 評価:すごく快適 |
【Core i7-7700T, Radeon R9 m470 のスコア】
ドラクエは画面サイズ1920x1080・最高品質の設定で快適にプレイ可能です。キャラクターが沢山登場する重いシーンではフレームレートが40fpsくらいまで下がりますが、他の場面では60fps以上出ていることが多いので画面の動きはスムーズに見えます。
※フレームレートはFrapsで計測(目視)しています。
【参考:Core i7-6700T・インテル HDグラフィックス 530のスコア】 画面サイズ:1280x720・標準品質・ウインドウ表示 スコア:6881 フレームレート:25~131fps 評価:快適 画面サイズ:1920x1080・標準品質・フルスクリーン表示 スコア:4381 フレームレート:21~81fps 評価:とても快適 画面サイズ:1920x1080・最高品質・フルスクリーン表示 スコア:3417 フレームレート:19~62fps 評価:普通 ◆HP Pavilion 510-p171jpの性能・消費電力を検証! | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 23℃】 | |||
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 ※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。 | |||
インテル Core i7-7700T プロセッサー | |||
プロセッサーの温度 | 【最大温度】 77℃前後 【平均温度】 68℃前後 【アイドル時】 43℃前後 | ||
AMD Radeon R9 m470(2GB,GDDR5) | |||
GPUの温度 | 【最大温度】 74℃前後 【平均温度】 70℃前後 【アイドル時】 44℃前後 | ||
GPU コアクロック | 【 最大 】 1000.0 MHz 【アイドル時】 300.0 MHz | ||
GPU メモリクロック | 【 最大 】 1199.0 MHz 【アイドル時】 149.5 MHz | ||
GPUクーラーのファンスピード | 【 最大 】 70% 【アイドル時】 35% | ||
ビデオメモリ使用量 | 168 MB | ||
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを除く) | |||
最大 約123W |

HP Pavilion Wave 600-a100jp シリーズのグラフィックス搭載モデルには、180W ACアダプターが付属しています。
※グラフィックス非搭載モデルには150W ACアダプターが付属。 ※デスクトップPCのベンチマーク中の消費電力は本体のみの数値になります。 | ||||
■インターネット閲覧中の消費電力・温度
サイトにアクセスしたりページを移動した瞬間に64℃前後まで上がりましたが、ページを見ているだけの状態では50℃前後で推移。
※今回テストしたWave 600はAMD Radeon R9 m470 グラフィックスを搭載していますが、負荷が低い時はインテル HD グラフィックス 530(プロセッサーに内蔵)が動作します。
※消費電力や温度は、Microsoft Edge ブラウザーでHP公式サイトを閲覧した時の数値。閲覧するWebサイトによっては計測した数値と異なる場合があります。
インターネット閲覧中の消費電力・温度(室温23℃) | |
プロセッサーの温度 | 47~64℃ 【平均50℃】 |
GPUの温度 | 47~53℃ 【平均49℃】 |
消費電力 | 20~43 W前後 |
■YouTubeの動画を約30分視聴したときの消費電力・温度
Youtubeの動画をフルスクリーンで約30分視聴したときのプロセッサーの温度は瞬間最大で60℃まで上がりましたが、大体において49℃前後で推移していました。
YouTubeの動画を約30分視聴したときの消費電力・温度(室温23℃) | |
プロセッサーの温度 | 48~60℃ 【平均50℃】 |
GPUの温度 | 47~51℃ 【平均49℃】 |
消費電力 | 22~26 W前後 |

Wave 600のエアフローは、底面から吸気し上部の天面と筐体の隙間から熱を放出します。ファンの音はインターネットや動画の視聴などでは静かですが、ベンチマークやゲームなどをしたときは高速で回転するのでそれなりに音は大きくなります。 コンパクトなサイズの筐体で内部の空間が狭いので、ミニタワーのデスクトップPCよりは少し動作温度は高くなりますが、 アイドル時の温度は45℃前後、インターネットや動画視聴時は平均50℃くらい、ベンチマーク中の温度は最大でも82℃までに収まっています。 高負荷時の消費電力は最大で約153Wでしたが、インターネットや動画視聴時の消費電力は20~43Wの間で推移していました。 | ||||
ベンチマーク時のPCパーツの最高温度(室温26℃) | |
インテル Core i7-7700T プロセッサー | 82℃(アイドル時43℃前後) |
AMD Radeon R9 m470(2GB,GDDR5) | 78℃(アイドル時44℃前後) |
ベンチマーク中の消費電力(PC全体) | |
電源OFF時 | 0.0~0.5 W 前後 |
スリープ時 | 0.4~1.3 W 前後 |
アイドル時 | 18 W 前後 |
起動時 | 約 62 W(瞬間最大) |
ベンチマーク中の最大消費電力 | 約 153 W (3DMARK) |
※消費電力はPCの使用環境によって違いが出る場合があります。 |
ベンチマークテストのまとめ |

■HP Pavilion Wave 600-a172jpのベンチマークテスト ◆第7世代 インテル Core i7-7700T プロセッサー 型番末尾に「T」が付く省電力タイプです。CINEBENCH R15のCPUテストでは、Core i7-6700Tよりも約5%高いスコアが出ました。 ◆8GBメモリ DDR4-2133MHz インターネットや文書作成、動画の視聴などの用途では8GBでも問題ありませんが、画像処理で大量にメモリを必要とされる方のために16GBのオプションが用意されています。 ◆128GB M.2 SSD(PCIe Gen3x4 NVMe)+ 2TB HDD(7200回転) SSDはPCの起動や操作時のレスポンスが速いので快適です。SSDの容量はそれほど大きくはないので、多数の画像や動画などを保存するための2TB HDDも搭載されています。 ◆AMD Radeon R9 m470 グラフィックス ファイナルファンタジーのベンチマークテストではフルHD・最高画質で快適にプレイするのは少し厳しい結果が出ましたが、標準画質では「とても快適」という評価になりました。PSO2(EPISODE4)は最高画質でもプレイできそうですが、設定を少し下げた方が快適にプレイできると思います。(※ベンチマーク:PSO2 EPISODE4) ◆ベンチマーク中の温度・消費電力(ディスプレイを含まない) 特殊な構造のデスクトップPCなので内部に空間があるミニタワーPCよりは動作中の温度がやや高めですが、ベンチマーク中のプロセッサーやグラフィックスの温度は許容範囲に収まっているので特に問題ありません。高負荷時の最大消費電力は153Wでしたが、インターネットや動画視聴時は20~43Wくらいの間で推移していました。 | ||||
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【メーカー製品詳細ページ】
◆HP Pavilion Wave 600-a100jp 製品詳細
◆HP Pavilion Wave 600-a100jp(スペックPDF)
【HP Pavilion Wave 600-a172jp サポート】
◆トラブルシューティング・ドライバー・使用方法など
【実機レビュー】
◆HP Pavilion Wave 600-a100jp シリーズの外観・デザイン
◆HP Pavilion Wave 600-a172jp(Core i7-7700T、Radeon R9 m470)の性能・消費電力を検証!
◆HP Pavilion Wave 600-a100jp シリーズの製品特徴・性能・新旧モデル比較
■レビューについて
※商品仕様/価格については2017年4月9日時点のものです。
※PCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※ベンチマークの結果、温度、消費電力などの測定値はPCの使用状況や環境によって異なることがあります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
※PassMarkベンチマークスコアはPassMark - CPU Benchmarks 、Video Card Benchmarks から抜粋しています。あくまでも目安としてご覧ください。
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