
第7世代インテル Core i7-7500U プロセッサー(Kaby Lake)を搭載した、日本HPの13.3インチ・プレミアムノート『HP Spectre x360 13-ac000 スタンダードモデル』の性能・消費電力を検証しました!
HP Spectre x360 13-ac000 スタンダードモデルのスペック | |
OS | Windows 10 Home (64bit) |
プロセッサー | インテル Core i7-7500U プロセッサー(Kaby Lake) |
チップセット | CPUに統合 |
メモリ | 16GB オンボード (1866MHz,LPDDR3 SDRAM) |
ストレージ | 512GB SSD (PCIe NVMe M.2) |
グラフィック | インテル HD グラフィックス 620(プロセッサー内蔵) |
電源 | 65W ACアダプター |
■目次(ページ内リンク) 下記のリンクをクリックすると目的の場所にジャンプします。 ※[BackSpace]キーでこの位置に戻ります。 ◆ベンチマークについて ◆インテル Core i7-7500U プロセッサー ◆16GB オンボード (1866MHz,LPDDR3 SDRAM) ◆512GB SSD (PCIe NVMe M.2) ◆インテル HD グラフィックス 620 (プロセッサー内蔵) ◆ベンチマーク(3D MARK) ◆ベンチマーク(CINEBENCH R15) ◆ベンチマーク(FF14:蒼天のイシュガルド ベンチマーク) ◆ベンチマーク(ドラゴンクエストX) ◆バッテリー駆動時間(YouTubeのフルHD動画を1時間再生) ◆ベンチマーク中の温度・消費電力 ◆ベンチマークテストのまとめ | ||||
ベンチマークについて |

今回は、ディスプレイが360度回転する2in1モバイルノート『HP Spectre x360 13-ac000 スタンダードモデル』の性能や消費電力を検証します。 スタンダードモデルは、第7世代インテル Core i7-7500U プロセッサー(Kaby Lake)、LPDDR3メモリ16GB 、512GB SSD(PCIe NVMe M.2)、インテル HD グラフィックス 620 (プロセッサー内蔵)を搭載。 ※スタンダードモデル(アッシュブラック)の正式な型番はHP Spectre x360 13-ac006TUになります 【実機レビュー】 ◆HP Spectre x360 (アッシュブラック)の外観・デザイン | ||||
ベンチマークで使用するソフト | |
CrystalDiskInfo | HDD/SSDの基本情報を確認できるソフト。 |
CrystalDiskMark | ストレージの速度を測定するベンチマークソフト。 |
CPU-Z | CPUの詳細な情報を表示するソフト。 |
GPU-Z | グラフィックカードの詳細情報を表示するソフト。 |
HWMonitor | PCパーツの温度を測定するソフト。 |
HWiNFO64 | PCパーツの温度を測定するソフト。 |
Fraps | ゲーム中のフレームレートを表示できるソフト。 |
ワットモニターTAP-TST8 | 消費電力(W)測定で使用。 |
※デスクトップPCの場合は、ベンチマーク中の消費電力はディスプレイを含みません。 ※ノートPCの場合は、ベンチマーク中の消費電力はディスプレイを含む数値になります。 ※ディスプレイの輝度は100%に設定しています。 ※ベンチマーク中の温度や消費電力などの計測は下記のソフトやツールを使用。 |

ベンチマークテストではインテル HD グラフィックス 620 の設定を「最大パフォーマンス」にしています。

HP Spectre x360 13-ac000シリーズは第7世代インテル Core プロセッサー(Kaby Lake)を搭載。ベーシックモデルはCore i5-7200U、スタンダードモデルとパフォーマンスモデルはCore i7-7500Uを搭載しています。
・インテル Core i5-7200U プロセッサー (2.50-3.10GHz / 2コア・4スレッド) ※ベーシックモデル ・インテル Core i7-7500U プロセッサー (2.70-3.50GHz / 2コア・4スレッド) ※スタンダードモデル、パフォーマンスモデル ※この記事ではスタンダードモデル(Core i7-7500U搭載)でテスト。 | ||||
■プロセッサー性能比較
下記のベンチマークはPassMarkから抜粋したものです。あくまでも目安としてご覧ください。

■第7世代 Core プロセッサー(Kaby Lake) 改良された14nmプロセスルールで高いクロック周波数での動作が可能になり、第6世代 Core プロセッサー(Skylake)よりも性能が向上しています。 末尾に「U」が付くノートPC向けの超低電圧モデルは発熱や消費電力などは低くなりますが、デスクトップPC向けプロセッサーとは仕様が異なりCore i5やCore i7という名称でもCore i3のようなスペック(2コア4スレッド)になります。 ■Core i7-7500U プロセッサー 最大動作周波数3.5GHz、2コア/4スレッド、キャッシュ4MB、TDP15Wのプロセッサー。 ■Core i5-7200U プロセッサー 最大動作周波数3.1GHz、2コア/4スレッド、キャッシュ3MB、TDP15Wのプロセッサー。 ■Core i5-7200UとCore i7-7500Uの差 コアやスレッド数は同じ(2コア4スレッド)で動作周波数が10%くらい違いますが、インターネットやオフィスソフトの使用などでは性能差は感じられません。 いずれもインターネットやオフィスソフト、年賀状ソフト、軽めの画像処理のような用途では十分だと思える性能ですが、マルチスレッド性能が要求される動画のエンコードや、フォトショップのような画像処理ソフトで大きいサイズのデータを処理をする場合は少し非力さが感じられることがあります。 ◆日本HPのノートPC・タブレット「プロセッサー性能比較表」 | ||||
CPU-Zで表示されるインテル Core i7-7500U プロセッサーの詳細。 ■インテル Core i7-7500U プロセッサーのスペック プロセッサー・ベース動作周波数・・・2.7 GHz ターボ・ブースト利用時の最大周波数・・・3.5GHz コアの数・・・2 スレッド数・・・4 L3キャッシュ・・・4MB TDP(CPUの消費電力の目安)・・・15W プロセッサー・ダイで許容できる最大温度・・・100°C ■特長 ・第7世代インテルCoreプロセッサー(Kaby Lake) ・14nmプロセス技術を採用 ◆インテル Core i7-7500U プロセッサースペック詳細 | ||||
チップセットはインテル Core i5-7500U プロセッサーに内蔵されています。

HP Spectre x360 13-ac000シリーズは LPDDR3 SDRAM(1866MHz)を搭載。メモリのカスタマイズは用意されていませんが、ベーシックモデルは8GB、スタンダードモデル、パフォーマンスモデルは16GBのメモリが搭載されています。
・8GB オンボード (1866MHz,LPDDR3 SDRAM) ※ベーシックモデル ・16GB オンボード (1866MHz,LPDDR3 SDRAM) ※スタンダードモデル、パフォーマンスモデル ※この記事では16GB搭載機でテスト。 | ||||
搭載されているLPDDR3メモリの詳細。レイテンシ(メモリのデータを転送する時の待ち時間)はCL-14です。デュアルチャネルで動作しています。
■メモリ搭載量について インターネットやメール、文書作成、オフィスソフト、動画の視聴などの用途なら8GBで十分ですが、画像処理の場合は使い方次第になります。はがきサイズ(年賀状)くらいの画像を取り扱う場合は8GBでも余裕を持って作業できますし、レイヤーを多用しなければA4サイズ程度のCGイラストや画像処理なども可能な容量です。 ■メモリが16GB必要な場合 下記のようなメモリを大量に消費する使い方をする場合は16GB搭載モデルをお勧めします。 ・画像処理ソフトを複数立ち上げたまま作業する場合。 ・メモリを大量に消費する使い方をする(解像度が大きいデータ、多数のレイヤーを使う)場合。 ◆どれくらいパソコンにメモリを搭載すればよいのか? | ||||

HP Spectre x360 13-ac000シリーズはPCIe接続の超高速SSDを搭載! 容量は256GB(ベーシックモデル)、512GB(スタンダードモデル)、1TBのSSD(パフォーマンスモデル)を搭載した3モデルが用意されています。
・256GB SSD (PCIe NVMe M.2) ※ベーシックモデル ・512GB SSD (PCIe NVMe M.2) ※スタンダードモデル ・1TB SSD (PCIe NVMe M.2) ※パフォーマンスモデル ※この記事では512GB SSD搭載機でテスト。 | ||||
■512GB SSD (PCIe NVMe M.2)

CrystalDiskInfoで表示されるSUMSUNG製SSDの情報。型番はMZVLW512HMJP-000H1、ファームウェアは「CXB70H1Q」です。
※ストレージのメーカーは販売時期によって異なる場合があります
HP Spectre x360に搭載されているSSDは、従来のSATA3のSSDよりも非常に高速な規格(PCIe NVMe)が採用されています。
512GB SSD(PCIe NVMe)は、シーケンシャルリードが1800MB/s前後、シーケンシャルライトは1560MB/s前後で、512Kは読み込みが860MB/s前後、書き込みが1200MB/s前後です。容量の大きいSSDの方が書き込みが速くなっています。
4Kのような小さいファイルの読み書きも高速です。こちらは容量による速度の差は少なく、ほぼ同じくらいのスコアが出ています。
■3回連続でベンチマークをした時の温度(室温26℃) 35℃(ベンチマーク前)→約48℃(ベンチマーク後) ■起動時間(デスクトップ画面が表示されるまで) 約8~9秒 ※PCの環境次第で起動時間が長くなる場合があります。 | ||||

HP Spectre x360 13-ac000シリーズのグラフィックスは、第7世代インテルプロセッサーに内蔵されている「インテル HD グラフィックス 620」です。
・インテル HDグラフィックス 620 (プロセッサーに内蔵) | ||||
■グラフィックス性能比較
※下記のベンチマークは当サイトで行ったものです。あくまでも目安としてご覧ください。
■インテル HD グラフィックス 620(プロセッサー内蔵グラフィックス) 第7世代インテル Core プロセッサーに内蔵されているGPUです。改良されたビデオエンジンを搭載しているので、第6世代よりも動画を処理する機能が向上しています。 普通にパソコンを使用(インターネットや動画の視聴などを)するには十分な性能です。本格的な3Dゲーム向けではありませんが、軽めのドラクエのようなゲームならとりあえずにプレイ可能です。 プロセッサー内蔵グラフィックスは専用のビデオメモリを搭載していないのでメインメモリと共有します。ベンチマークのスコアはパソコンに搭載されているメモリの種類(DDR4やDDR3など)によって少し差が出る場合があります。 ◆日本HPのノートPC「グラフィックス性能比較表」 | ||||
GPU-Zで表示される インテル HD グラフィックス 620 の詳細。 ■インテル HD グラフィックス 620 のスペック 【GPUコア】 Kaby Lake GT2 【CUDAコア(シェーダユニット)】 24 【テクスチャユニット】 16基 【ROPユニット】8基 【グラフィックス ベース動作周波数】 300 MHz 【グラフィックス最大動的周波数】 - GHz 【テクスチャ・フィル速度】 4.8 GigaTexels/s 【メモリ クロック】 933 MHz 【メモリ容量 】 メインメモリと共有 【メモリ・インターフェース】 128ビット 【メモリのバンド幅】 29.9 GB/秒 ◆インテル Core i7-7500U プロセッサースペック詳細 | ||||
3D MARK |

DirectX 11、DirectX 9、DirectX 10の機能を使用したベンチマークができるソフト。当サイトではSteamで販売されている有料版でテストしています。
◆3DMark-v1-3-708 ダウンロード
※総合スコアは各スコアの平均になります。
※Graphics Score・・・グラフィック性能を測定するテスト。
※Physics Score ・・・CPUの性能測定に特化したテスト。
※Combined Score ・・・CPUとGPUを利用したテスト。
Fire Strike |

◆Spectre x360 13-ac006TU ・Core i7-7500U ・メモリ16GB(LPDDR3 1866MHz) ・インテル HDグラフィックス 620 | スコア:981(103%) Graphics Score :1069 (103%) Physics Score :5842 (112%) Combined Score :343 (103%) |
◆Spectre x360 13-ac005TU ・Core i5-7200U ・メモリ8GB(LPDDR3 1866MHz) ・インテル HDグラフィックス 620 | スコア:948 Graphics Score :1034 Physics Score :5197 Combined Score :333 |
Sky Diver |

◆Spectre x360 13-ac006TU ・Core i7-7500U ・メモリ16GB(LPDDR3 1866MHz) ・インテル HDグラフィックス 620 | スコア:4101(103%) Graphics Score :3934 (103%) Physics Score :5409 (107%) Combined Score :3930 (103%) |
◆Spectre x360 13-ac005TU ・Core i5-7200U ・メモリ8GB(LPDDR3 1866MHz) ・インテル HDグラフィックス 620 | スコア:3949 Graphics Score :3800 Physics Score :5055 Combined Score :3822 |
Cloud Gate |

◆Spectre x360 13-ac006TU ・Core i7-7500U ・メモリ16GB(LPDDR3 1866MHz) ・インテル HDグラフィックス 620 | スコア:6975(105%) Graphics Score :8801 (102%) Physics Score :4034 (110%) |
◆Spectre x360 13-ac005TU ・Core i5-7200U ・メモリ8GB(LPDDR3 1866MHz) ・インテル HDグラフィックス 620 | スコア:6629 Graphics Score :8633 Physics Score :3658 |
Ice Storm |

◆Spectre x360 13-ac006TU ・Core i7-7500U ・メモリ16GB(LPDDR3 1866MHz) ・インテル HDグラフィックス 620 | スコア:67901(105%) Graphics Score :79281(102%) Physics Score :45197 (112%) |
◆Spectre x360 13-ac005TU ・Core i5-7200U ・メモリ8GB(LPDDR3 1866MHz) ・インテル HDグラフィックス 620 | スコア:64303 Graphics Score :77572 Physics Score :40224 |
■Physics Score (プロセッサーのスコア) Core i7-7500UのスコアはCore i5-7200Uと比較した場合7~12%向上しています。動作クロック比が112%なので、大体それに近い値になります。 ■Graphics Score(グラフィックスのスコア) Core i7-7500UとCore i5-7200Uは同じ「インテル HD グラフィックス 620」を搭載しているのですが、グラフィックス最大動的周波数は少し異なります。今回のテストでは、Core i7-7500Uの方が2~3%安定して高いスコアが出ています。 ・Core i7-7500Uのグラフィックス最大動的周波数・・・1.05GHz ・Core i7-7200Uのグラフィックス最大動的周波数・・・1.00GHz ◆日本HPのノートPC「グラフィックス性能比較表」 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 23℃】 | |||
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 ※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。 | |||
インテル Core i7-7500U プロセッサー | |||
プロセッサーの温度 | 【最大温度】 85℃前後 【平均温度】 71℃前後 【アイドル時】 33℃前後 | ||
インテル HD グラフィックス 620 | |||
GPUの温度 | 【最大温度】 81℃前後 【平均温度】 67℃前後 【アイドル時】 33℃前後 | ||
GPU コアクロック | 【 最大 】 1048.7 MHz 【アイドル時】 300.0 MHz | ||
GPU メモリクロック | 【 最大 】 932.2 MHz 【アイドル時】 - MHz | ||
GPUクーラーのファンスピード | 【 最大 】 - RPM 【アイドル時】 - RPM | ||
ビデオメモリ使用量 | 1725 MB | ||
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む) | |||
最大 約34.8W |
MAXON CINEBENCH R15 |

グラフィックカードとCPUの性能テストを行い、コンピュータのパフォーマンスを評価します。
◆MAXON CINEBENCH ダウンロード
![]() | ||
■OpenGL カーチェイスによる複雑な3Dシーンを使って、グラフィックカードのOpenGLモードでの性能を調べます。 ■CPU 3Dレンダリングを行いプロセッサパワーのすべてを使う性能テスト。 ■CPU(Single Core) 1コアのみで行うプロセッサ性能テスト。 | ||
◆Spectre x360 13-ac006TU ・Core i7-7500U (最大3.5GHz, 2コア4スレッド) ・メモリ16GB(LPDDR3 1866MHz) ・インテル HDグラフィックス 620 | OpenGL:48.19 fps(104%) CPU:354 cb(108%) CPU(Single Core):145 cb(113%) |
◆Spectre x360 13-ac005TU ・Core i5-7200U (最大3.1GHz, 2コア4スレッド) ・メモリ8GB(LPDDR3 1866MHz) ・インテル HDグラフィックス 620 | OpenGL:45.91 fps CPU:326 cb CPU(Single Core):128 cb |
■CPUテスト プロセッサパワーをすべてを使うCPUテスト(マルチコア)では、Core i7-7500UとCore i5-7200Uの差は約8%でした。 ■CPU(Single Core)テスト このテストは1コアのみの性能を測定します。Core i7-7500UとCore i5-7200Uの差は13%で、動作クロック比(12%)に近いスコアが出ています。 動作中の発熱は動作クロックが高いCore i7-7500Uの方が高くなるのですが、スコアを見る限り発熱によるパフォーマンスダウンは少ないように見えます。 | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 23℃】 | |||
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 ※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。 | |||
インテル Core i7-7500U プロセッサー | |||
プロセッサーの温度 | 【最大温度】 92℃前後 【平均温度】 82℃前後 【アイドル時】 33℃前後 | ||
インテル HD グラフィックス 620 | |||
GPUの温度 | 【最大温度】 79℃前後 【平均温度】 70℃前後 【アイドル時】 33℃前後 | ||
GPU コアクロック | 【 最大 】 1048.0 MHz 【アイドル時】 300.0 MHz | ||
GPU メモリクロック | 【 最大 】 931.5 MHz 【アイドル時】 - MHz | ||
GPUクーラーのファンスピード | 【 最大 】 - RPM 【アイドル時】 - RPM | ||
ビデオメモリ使用量 | 624 MB | ||
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む) | |||
OpenGLテスト・・・最大 約34.4W、CPUテスト・・・最大 約34.8W |
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク |

この「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」ベンチマークは、実際のマップとキャラクターを表示してお手持ちのPCで動作させた場合の指標となるスコアを確認することができます。
◆FF14 蒼天のイシュガルド ベンチマーク ダウンロード
![]() | 画面サイズ:1280x720 グラフィック設定:標準(ノートPC) ウインドウモード | |
スコア:3500 | ||
平均フレームレート:26.276 評価:快適 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:標準(ノートPC) フルスクリーンモード | |
スコア:1987 | ||
平均フレームレート:14.551 評価:設定変更が必要 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:最高品質 フルスクリーンモード | |
スコア:1025 | ||
平均フレームレート:6.933 評価:設定変更が必要 |
【Core i7-7500U・インテル HD グラフィックス 620】
フルHD(1920x1080)では標準品質でも平均フレームレートが14fps台なので画面の動きがカクカクした状態になりますが、1280x720・標準(ノートPC)・ウインドウモードの場合は平均で26fpsくらいになるので、とりあえず動くようにはなります。
Core i5-7200Uのインテル HD グラフィックス 620と比較した場合は、ほぼ同じスコアが出ています。
【参考:Core i5-7200U・インテル HD グラフィックス 620のスコア】 1280x720・標準(ノートPC)・ウインドウモード スコア:3483 平均フレームレート:26.073 評価:やや快適 1920x1080・標準(ノートPC)・フルスクリーンモード スコア:2012 平均フレームレート:14.767 評価:普通 1920x1080・最高品質・フルスクリーンモード スコア:1006 平均フレームレート:6.786 評価:設定変更が必要 ◆HP Spectre x360(Core i5-7200U)の性能・消費電力を検証! | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 23℃】 | |||
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 ※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。 | |||
インテル Core i7-7500U プロセッサー | |||
プロセッサーの温度 | 【最大温度】 82℃前後 【平均温度】 74℃前後 【アイドル時】 33℃前後 | ||
インテル HD グラフィックス 620 | |||
GPUの温度 | 【最大温度】 80℃前後 【平均温度】 74℃前後 【アイドル時】 33℃前後 | ||
GPU コアクロック | 【 最大 】 1048.2 MHz 【アイドル時】 300.0 MHz | ||
GPU メモリクロック | 【 最大 】 931.7 MHz 【アイドル時】 - MHz | ||
GPUクーラーのファンスピード | 【 最大 】 - RPM 【アイドル時】 - RPM | ||
ビデオメモリ使用量 | 1422 MB | ||
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む) | |||
最大 約37.6W |
ドラゴンクエストX ベンチマーク |

ドラゴンクエストX ベンチマークは、お使いのパソコンで「Windows版ドラゴンクエストⅩ」をプレイすることができるか性能をチェックするためのソフトです。
◆ベンチマーク ダウンロード
※このベンチマークはキャラクターがたくさん出てくるシーンでフレームレートが下がります。画質設定を軽くすると最高フレームレートは向上するのですが、最低フレームレートはあまり向上しません。 | ||||
![]() | 画面サイズ:1280x720 グラフィック設定:標準品質 ウインドウ表示 | |
スコア:7822 | ||
フレームレート:26~160fps 評価:とても快適 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:標準品質 フルスクリーン表示 | |
スコア:5001 | ||
フレームレート:22~91fps 評価:普通 |
![]() | 画面サイズ:1920x1080 グラフィック設定:最高品質 フルスクリーン表示 | |
スコア:3870 | ||
フレームレート:18~69fps 評価:普通 |
【Core i7-7500U・インテル HD グラフィックス 620】
画面サイズ1920x1080・最高品質の場合でも「普通」という評価です。重いシーンではフレームレートが20fpsを切ることがありますが、それ以外のシーンでは30fps以上出ていることが多いので、画面もそれなりには動いてくれます。
1280x720・標準品質に設定しても重いシーンでは26fpsくらいまで下がりますが、他のシーンでは快適にプレイするには十分なフレームレートが出ていますし、画面の動きもスムーズに見えます。
※フレームレートはFrapsで計測(目視)しています。
【参考:Core i5-7200U・インテル HD グラフィックス 620のスコア】 画面サイズ:1280x720・標準品質・ウインドウ表示 スコア:7229 フレームレート:24~151fps 評価:とても快適 画面サイズ:1920x1080・標準品質・フルスクリーン表示 スコア:4972 フレームレート:21~91fps 評価:普通 画面サイズ:1920x1080・最高品質・フルスクリーン表示 スコア:3911 フレームレート:19~70fps 評価:普通 ◆HP Spectre x360(Core i5-7200U)の性能・消費電力を検証! | ||||
ベンチマーク中のPCパーツの温度・消費電力 【室温 23℃】 | |||
温度、クロック周波数、ファンスピードなどはベンチマーク中の最高値、 アイドル時はPCを10分以上使用しない時の最小値を記載しています。 ※ベンチマーク中の計測値はPC構成や環境で変動する場合があります。 | |||
インテル Core i7-7500U プロセッサー | |||
プロセッサーの温度 | 【最大温度】 82℃前後 【平均温度】 72℃前後 【アイドル時】 33℃前後 | ||
インテル HD グラフィックス 620 | |||
GPUの温度 | 【最大温度】 82℃前後 【平均温度】 71℃前後 【アイドル時】 33℃前後 | ||
GPU コアクロック | 【 最大 】 1048.0 MHz 【アイドル時】 300 MHz | ||
GPU メモリクロック | 【 最大 】 931.7 MHz 【アイドル時】 - MHz | ||
GPUクーラーのファンスピード | 【 最大 】 - RPM 【アイドル時】 - RPM | ||
ビデオメモリ使用量 | 276 MB | ||
ベンチマーク中のPC全体の消費電力(モニターを含む) | |||
最大 約35.2W |
バッテリー駆動時間(YouTubeのフルHD動画を1時間再生) |


HP Spectre x360 13-ac000シリーズの電源は65W USB Type-C スマート ACアダプターです。
■インターネット閲覧中の消費電力・温度
※このテストではディスプレイの輝度を100%に設定。
※グラフィックス電源プランは「バランスモード」に設定。
※ACアダプタを接続してテスト
サイトにアクセスしたときやページを移動した瞬間に60℃近くまで上がることがありましたが、ページを見ているだけの状態では40℃前後で推移。冷却ファンの音は静かでした。
インターネット閲覧中の消費電力・温度(室温23℃) | |
プロセッサーの温度 | 38~59℃ 【平均42℃】 |
GPUの温度 | 38~48℃ 【平均41℃】 |
消費電力 | 7~24 W前後 |
■YouTubeの動画を約30分視聴したときの消費電力・温度
※YouTubeのフルHD動画を30分再生
※動画はフルスクリーンで表示
※このテストではディスプレイの輝度を100%に設定。
※グラフィックス電源プランは「バランスモード」に設定。
※ACアダプタを接続してテスト
プロセッサーの温度は瞬間最大で51℃まで上がりましたが、大体40℃前後で推移していました。GPUも同じくらいの温度です。これくらいの温度でファンが全開になることはなく、ファンの音は静か(音声にかき消されてしまう程度)でした。
YouTubeの動画を約30分視聴したときの消費電力・温度(室温24℃) | |
プロセッサーの温度 | 39~51℃ 【平均40℃】 |
GPUの温度 | 39~47℃ 【平均40℃】 |
消費電力 | 9.5~15 W前後 |

【高負荷時の冷却性能】 ベンチマーク中のCore i7-7500Uの温度は高負荷時(CINEBENCH R15)で最大92℃まで上がりましたが、平均では80℃前後になります。 以前テストしたCore i5-7200U搭載モデル(◆Spectre x360 13-ac005TU)よりも動作温度は高めになりますが、プロセッサー・ダイで許容できる最大温度は100°Cなので、まだ少し余裕があります。 【高負荷時に温度が高くなる場所】 ・冷却ファンがあるキーボードの左側 ・上側(スピーカーがある部分の中央から左) ・底面など インターネットや動画視聴時はプロセッサーの温度があまり上がらないので、キーボード面や底面は少し暖かく感じる程度(25~28℃くらい)になります。 高負荷のベンチマークをしたときは、それなりに熱さが感じられるようになりますが、それでも手で余裕で触れることができる温度(36~41℃くらい)です。キーボード上部のスピーカーがある部分(中央から左)が特に熱くなります。キーボード下部やパームレストなどには発熱する部品がないので、高負荷時でもそれほど温度は高くなりません。 【高負荷時のファンの音】 インターネットや動画の視聴などをしているときは静かですが、プロセッサーの温度が高くなるとファンが高速で回転するのでファンの音が聞こえるようになります。 【急速充電時の消費電力】 Spectre x360には30分で50%の充電が可能な「ファストチャージ機能」が搭載されています。PCを使用していない状態で急速充電を行った場合の消費電力は36後半~38W前後です。充電しながら使用した場合は、ベンチマーク時ほどではありませんがそこそこ熱くなります。 | ||||
ベンチマーク時のPCパーツの最高温度(室温23℃) | |
インテル Core i7-7500U プロセッサー | 92℃(アイドル時33℃前後) |
インテル HDグラフィックス 620 | 81℃(アイドル時33℃前後) |
ベンチマーク中の消費電力(ACアダプタ接続時、モニターを含む) | |
電源OFF時 | 0.4W 前後 |
スリープ時 | 0.6W 前後 |
アイドル時 | 7W 前後 |
起動時 | 約32.6W(瞬間最大) |
ベンチマーク中の最大消費電力 | 約37.6W (FF14ベンチ) |
※消費電力はPCの使用環境によって違いが出る場合があります。 ※ディスプレイの輝度を100%に設定してテストしています。 ※ACアダプターを接続した状態で計測。 |
ベンチマークテストのまとめ |

■HP Spectre x360 13-ac000 スタンダードモデルのベンチマークテスト ◆第7世代 インテル Core i7-7500U プロセッサー Spectre x360 ベーシックモデルに搭載されているCore i5-7200Uと比較した場合、今回のテストでは7~12%高いスコアがでました。インターネットやオフィスソフトのような用途では十分な性能です。 ◆16GBメモリ (1866MHz,LPDDR3 SDRAM) インターネットや文書作成、オフィスソフト、動画の視聴のような用途ではかなり余裕があります。画像処理の場合は使い方次第ですが、、大きなサイズの画像処理や複数のアプリケーションを立ち上げたまま作業することができる容量です。 ◆512GB SSD (PCIe NVMe M.2) 読み書き速度が非常に速い超高速タイプのSSD。起動は8~9秒くらいで、操作時の反応も良くとても快適。 ◆インテルHDグラフィックス620(プロセッサー内蔵) 本格的な3DゲームをフルHD・最高画質でプレイするのは不可ですが、軽めのドラクエXはそれなりにプレイできる性能があります。(※ドラゴンクエストX ベンチマーク) ◆ベンチマーク中の温度・消費電力(ディスプレイを含む) 薄型を追求したノートは内部の空間が狭く冷却が不利な構造になりがちですが、このSpectre x360に関してはテスト結果を見る限り発熱によるパフォーマンスダウンは少ないように見えます。 ベンチマークではCore i7-7500Uの消費電力はCore i5-7200Uよりも少し多かったのですが、YouTubeを1時間視聴した時のバッテリー消費量はほぼ同じくらいでした。 | ||||
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■レビューについて
※商品仕様/価格については2017年3月19日時点のものです。
※PCパーツのメーカーは販売時期により変更になる場合があります。
※ベンチマークの結果、温度、消費電力などの測定値はPCの使用状況や環境によって異なることがあります。
※できるだけ客観的にレビューしようと心がけていますが、実際の商品を見たり使用したときの感じ方には個人差があります。
※PassMarkベンチマークスコアはPassMark - CPU Benchmarks 、Video Card Benchmarks から抜粋しています。あくまでも目安としてご覧ください。
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